著者
中島 彩 阿波 邦彦 窓場 勝之 堀江 淳 村田 伸 飯田 康平 井内 敏揮 鈴木 景太 中嶋 大喜 中村 葵 白岩 加代子 安彦 鉄平
出版者
日本ヘルスプロモーション理学療法学会
雑誌
ヘルスプロモーション理学療法研究 (ISSN:21863741)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.133-137, 2016

<p>本研究は健常成人女性14名を対象に,ヒールの高さの違いが歩行パラメータと下肢筋活動に及ぼす影響について検討した。ヒールなしおよびヒール高3cm と7cm 靴を着用した歩行中の歩行パラメータと下肢筋活動を計測した結果,歩行速度および歩幅とストライド長はヒールなし歩行に比べて,ヒール高7cm 歩行で有意に低下した。ヒールなし歩行とヒール高3cm 歩行のそれらの歩行パラメータには,有意差は認められなかった。両脚支持時間は,ヒールなし歩行に比べてヒール高3cm と7cm 歩行で有意に短縮したが,遊脚時間は後者が有意に増大した。下肢筋活動においては,測定した4筋すべてにおいて有意差が認められなかった。以上のことから,ヒール高3cm 以上で歩行中の立脚時間や遊脚時間に影響を与えるが,ヒール高3cm までであれば,歩行速度および歩幅やストライド長には影響が少ないことが示唆された。</p>
著者
早田 聡宏 東 晃子 中村 みゆき 中西 大介 西田 寿美
出版者
一般社団法人 日本児童青年精神医学会
雑誌
児童青年精神医学とその近接領域 (ISSN:02890968)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.808-828, 2016-11-01 (Released:2017-05-17)
参考文献数
25

学習障害(LD)は学力習得の困難以外に, 学校および日常生活における自己評価の低下, 自信喪失を生じ, 不登校や社会不適応へつながる可能性も考えられる。本症例では, 小学1年の初診時, 注意欠如・多動性障害の診断とともにLDの存在が疑われた児が, 交通事故による治療中断期間を経て, 思春期の年齢において学校不適応をきたした。そして, 母子密着もあり不登校が約3年間と長期化したことを契機に当園への入院治療を導入した。本児への18カ月間の入院治療の中で, LD診断確定とともに徐々に社会性を獲得し, 自己評価の向上もみられた。さらに, 長期不登校が改善し高校進学へとつながり, その後も順調に社会生活を送れている。入院当初の本児および両親の不安や葛藤を傾聴しながら関係を構築していくことが重要であり, 信頼関係を築けた結果, 治療の方針も定まったと考えられた。通院や通所による支援では治療が限定されるが, スタッフとの信頼関係の下, あすなろ学園の入院プログラムに沿った学習および生活の両面を把握しながらの多職種の連携によって, より効果的な治療および家族支援ができたと考えられた。

1 0 0 0 OA 絵本太平記

著者
中村頼治 増補
出版者
東京同益出版社
巻号頁・発行日
vol.25,26, 1884
著者
篠原 裕之 石黒 達治 中村 遵介 山崎 俊彦
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

企業において商品を上市する際には、パッケージデザインに関する好意度調査を行い、良好な結果が得られたデザインを採用する事が多い。しかし、十分な消費者パネルを集めた調査には多額の費用が必要である、一度の調査にかけられるパッケージデザインの数に上限があるという課題がある。そこで、未調査のパッケージデザインを好意度調査に供した結果を畳み込みニューラルネットワークを用いて予測する事、その際にパッケージデザインの中で好意度に対して好影響を及ぼすと予測される要素と悪影響を及ぼすと予測される要素をClass Activation Mappingを用いて可視化する事、を目的に研究を行った。その結果、パッケージデザインのプレスクリーニングテストや調査においてデザイン上重要であると予測される要素をデザイナーにフィードバックすることが可能になった。
著者
吉井 公彦 外海 泰秀 津村 ゆかり 中村 優美子 柴田 正
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.184-191_1, 1998
被引用文献数
11

穀類に使用される農薬15種を超臨界流体抽出 (SFE) で抽出後, Extrelut<sup>&reg;</sup>+Sep-Pak<sup>&reg;</sup> C<sub>18</sub>で脱脂し, Sep-Pak<sup>&reg;</sup> フロリジルでクリーアップし, HPLCで測定する一斉分析法を作製し, SFE装置からの抽出物を Extrelut<sup>&reg;</sup> で補集する方法を考案した. また脂肪の抽出率からSFEの有用性を明らかにした. また脂質を多量に含むとうもろこしなどの試料は, ゲル浸透クロマトグラフィーを併用するのが有効であった. クリーンアップに Sep-Pak<sup>&reg;</sup> フロリジルを使用し, 各種農薬を3画分に分けて溶出することにより, 検体からの農薬の検出を容易にした. また, GCでの測定の必要性が生じることも考慮して, 最終溶媒をイソプロパノールで調製した.
著者
中村 麻里奈 櫻井 博理 菊地 憲明 飯野 光喜 五十嵐 一吉
出版者
特定非営利活動法人 日本顎変形症学会
雑誌
日本顎変形症学会雑誌 (ISSN:09167048)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.8-16, 2017-04-15 (Released:2017-05-02)
参考文献数
21
被引用文献数
2

Treatment for cases with midface hypoplasia such as Apert syndrome and Crouzon syndrome should aim to achieve well-harmonized occlusion and maxillofacial morphology. To date, orthodontic treatments using Le Fort Ⅲ osteotomy concomitant with Le Fort Ⅰ or Ⅱ osteotomy have been reported. In this paper, we present a case with Apert syndrome treated by Le Fort Ⅲ distraction osteogenesis (LFⅢDO) followed by open rhinoplasty with iliac bone grafting and Le Fort Ⅰ osteotomy.The patient was a 16-year-old girl with Apert syndrome. She was characterized by severe midface hypoplasia representing skeletal Class Ⅲ occlusion with open bite. After the completion of preoperative orthodontic treatment, 12mm of midface advancement was performed by LF Ⅲ DO by using an internal distraction device. After the DO, although anterior open bite was slightly worse, midface hypoplasia and proptosis were significantly improved. Open rhinoplasty with iliac bone grafting was carried out 2 months after the LF Ⅲ DO. 5 months after the rhinoplasty, Le Fort Ⅰ osteotomy was performed to correct the anterior open bite.As a result, well-harmonized occlusion and maxillofacial morphology were achieved by close cooperation between the orthodontist, oral and maxillofacial surgeons and plastic surgeons.
著者
中村 将宏 中口 拓真
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2016, 2017

<p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>Mirror Neuron Systemの特徴を応用した運動観察治療(Action Observation Therapy:AOT)により脳卒中患者の運動機能向上が報告されている(田津原ら,2016)。</p><p></p><p>通常のAOTはディスプレイ上に映された動画の観察を行うが,脳卒中患者を対象にした場合,注意障害等によりディスプレイに集中出来ない可能性がある他,三人称的な認識になりやすく,イメージする事が困難である場合も想定される。一方,動画を反転させた3D Virtual Reality(VR)では,一人称的な動画であり運動イメージがしやすく,専用ゴーグルを装着する為,視覚的側面では注意障害の影響を受けにくい可能性がある。本研究では,通常のAOT介入よりVR介入で運動機能が向上した症例を報告する。</p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>症例は右中大脳動脈・前大脳動脈領域の心原性脳梗塞と右被殻出血により左片麻痺を呈す回復期病棟に入院中の70代の女性である。発症12週後のTrail Making Test(TMT)はTMT-A456秒,二等分線試験は異常なし,Fugl-Meyer Assessment(FMA)は合計55/226,感覚障害は軽度,著明なROM制限はなし,麻痺側膝伸展筋力はManual Muscle Testing(MMT)1,移乗動作はFIM移乗が3点であった。</p><p></p><p>本研究はABデザインを用い,A:ベースライン(通常PT+AOTを10日間),B:VR介入期(通常PT+VRを10日間)とし,AOTとVRは椅座位から膝関節伸展運動の動画に合わせて自動運動を1日15分行わせた。A期とB期の間に7日間の期間を設け計27日間実施した。評価はA期B期の初日と最終日に実施した。評価項目はMMT,足部心的回転(Mental Rotation:MR)の平均反応時間を計測した。</p><p></p><p>VR動画作成は非麻痺側での膝関節伸展運動を患者自身からの視点で撮影し,その動画を無料iPhoneアプリRotate&FlipVideoを使用して反転させる。反転動画をKeynoteの左右2カ所に張り付け同時再生するようプログラムしたものをiPhone6で連続再生させたまま専用ゴーグル(定価2千円程度)に設置した。専用ゴーグルは2眼レンズの物を使用し,装着したまま運動が出来るよう頭部に固定した。</p><p></p><p>【結果】</p><p></p><p>結果をA期:初期→10日後,B期:①初期→10日後として示す。FMAでは,A期:55→55,B期:55→56,MMTでは膝関節伸展運動がA期:1→1,B期:1→2以上で抗重力位でも関節運動を確認した。MRの平均反応時間は,A期:6.1秒→6.0秒,B期:5.9→5.0秒。移乗動作はFIM移乗が5点となった。</p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p>結果より,B期ではVR期にMMTの向上を認め,FIMで移乗動作に改善を認めた。渕上ら(2015)は運動観察により下肢運動機能が向上すると報告している。運動機能向上には,運動観察のみより運動観察+運動イメージを行った方が良いとされている(Taube, et al., 2015)。本症例は感覚障害が比較的軽度であるがTMT-A456秒と注意障害が強く,MMT1と筋力低下が著明であった。その為,通常AOTでは運動観察のみに留まったことで運動イメージが起こりにくかったのではないかと考えられる。通常VRでの一人称動画は通常AOTよりも運動イメージをしやすい環境にあったのではないかと考える。</p>
著者
中村 健
出版者
日本出版学会
雑誌
出版研究 (ISSN:03853659)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.191-209, 2012-03-20 (Released:2019-03-31)
参考文献数
18

週刊誌の草創にあたっては大衆文学が深く関わり,『サンデー毎日』に1924(大正13)年5月から1925(大正14)年にかけて連載された白井喬二「新撰組」は,巻頭に大きな挿絵の連載小説を載せるという戦前の週刊誌の型を作った.本稿では,作品とメディアの関係性を,字数などの情報量,媒体の性格,作品性などから考察し,当時の編集方針と作品の性格が密接な結びつきがあったことを指摘した.
著者
中村 優一 馬岡 秀陽 上岡 麗子 池田 剛 塚本 佐知子
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.505-510, 2010

We reported the structures and biosynthetic experiments of prenylated indole alkaloids, notoamides, which isolated from a marine-derived fungus Aspergillus sp. Among them, notoamides A and B (1 and 2) and stephacidin A (6) contain a bicyclo[2.2.2]diazaoctane ring, which is proposed to be constructed from notoamice E (8) by the intramolecular Diels-Alder (IMDA) reaction. We made a feeding experiment of ^<13>C-labeled-8 in the minimum medium. Contrary to our expectaton, compounds containing a bicyclo ring were not obtained at all. This result suggested that the formation of a pyrane ring would be constructed after the formation of the bicyclo ring. Then, we made a feeding experiment of ^<13>C, ^<15>N-labeled-7, which lacks a pyrane ring in 6. As the result, a pinacol-type rearrangement of the isoprenyl group in 7 occurred to give 11 and 12, and no metabolite containing a bicyclo ring was afforded. Now, feeding experiments of ^<13>C, ^<15>N-labeled-11 and -12 are in progress. Nortoamides O-R (14-17) were isolated from the same extract of the fungus, which yielded other notoamides. Notoamide O (14) possesses a novel hemiacetal/hemiaminal ether functionality hitherto unknown among this family of prenylated indole alkaloids. The structure represents an unusual branc point for the oxidative modification of other members in the family of prenylated indole alkaloids in the biogenetic pathway.
著者
松添 弘樹 七星 雅一 角谷 誠 大西 祥男 清水 宏紀 畑澤 圭子 中村 浩彰 熊谷 寛之 辻 隆之 井上 通彦 則定 加津子 高見 薫
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.54-60, 2014

症例1 : 30歳代, 女性. アルコール依存症, 神経性食思不振症にて精神科外来加療中であったが1 年前より通院を中断していた. 2012年5 月下旬の夕食後, 突然の痙攣様発作で救急要請. 救急隊到着時, 心室細動波形で心肺蘇生を開始, 合計3 回の電気的除細動が施行され当院搬入となった. び漫性左室壁運動低下を認め, 血清カリウム2.2mEq/L, 血清リン1.1mg/dLと電解質異常を認めていた. 入院後電解質補正を行い不整脈は消失したが, 低酸素脳症のため意識レベルの改善なく経過した. 症例2 : 40歳代, 男性. 2012年5 月下旬より下肢筋力低下, 起立困難から脳梗塞を疑われ近医で頭部精査入院となったが, 明らかな脳神経疾患は認めなかった. 前医第2 病日の朝食後, 突然心室細動が出現し心肺蘇生が施行されるも, 難治性心室頻拍となり某院救急センターへ搬送. 冠動脈造影にて有意狭窄はなかったが, 薬剤的, 電気的にもコントロール困難で経皮的心肺補助装置 (percutaneous cardiopulmonary support ; PCPS) 挿入下に当院に紹介搬送となった. 当院では多形性心室頻拍 (torsades de pointes ; TdP) を認め, び漫性に左室壁運動が低下しており, 血清カリウム : 1.6mEq/L, 血清リン : 1.6mg/dLと電解質異常を認めた. 入院後電解質補正によりTdPは消失, PCPS抜去にいたるも低酸素脳症から意識障害が遷延し第10病日に死亡退院となった. 両症例ともアルコール依存症を背景に持ち, カロリー摂取後の致死的不整脈出現からrefeeding症候群の関与が疑われた. 慢性低栄養患者に発症した若年性心肺停止患者ではrefeeding症候群の可能性を常に考慮する必要があると考えられた.
著者
肥爪 彰夫 倉田 健二 中村 優一 松田 隆男
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.58, no.554, pp.2869-2876, 1992
被引用文献数
1

Excessively large transient torsional vibration is induced on the rotor system of modern large turbine-generators. This paper reveals that the coupling connecting the adjacent rotors acts as a hysteresis damper, and discusses the effect. First, a model is presented for the damping mechanism of typical shaft coupling. Second, the time-dependent nonlinear transient torsional vibration of the rotor system is investigated, using this model. Third, an improved coupling of higher damping capacity is introduced and investigated in the same way. Thus, the proper direction of the optimal design of coupling is clearly specified.
著者
北野 正典 中村 優一 PILT Kristjan 有本 英伸 角田 直人 山田 幸生
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.61-62, 2005

Patients of kidney disease remove excess water by hemodialysis. In hemodialysis, blood pressure may fall and the patients may suffer from hypovolemic shock, because body fluid removal rate is normally larger than plasma refilling rate. The aim of our research is to measure water content in issue in order to prevent the hypovolemic shock and to know how much water has to be removed quantitatively. We employ a technique using near infrared spectroscopy for this purpose. It will have advantages of being real-time, noninvasive and continuous.
著者
中村 優一 加藤 光 塚本 佐知子
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.421-426, 2011

In our laboratory, we search for drug leads from marine sponge, ascidian and fungus. The extract of the ascidian Didemnum sp., which collected in Indonesia in 2006, showed anti-fungal activity and inhibitory activity of p53-Mdm2 complex formation. p53, tumor suppressor, protein induced growth arrest and apoptosis, and Mdm2 is an E3 for p53 protein. Therefore, inhibition of p53-Mdm2 complex formation is a promising approach for treatment of cancer. Twelve new serinolipids, 1-12 were isolated from Indonesian ascidian Didemnum sp. 1D and 2D NMR spectrum and MS spectrum analysis was revealed the structures of these compounds possessing a 6,8-dioxabicyclo[3.2.1]octane ring, which was appeared in didemniserinolipid A, a glycerophosphocholine moiety and a serinol moiety containing sulfate. Compounds 1-12 demonstrated inhibition of p53-Mdm2 complex formation. Compounds 1 and 5 were the most potent inhibitors with an IC^<50> value of 2.0 μM, while compounds -2 and 10 exhibited weak inhibitors with IC^<50> values of 53 and 55 μM, respectively.
著者
中村 孝 中張 淳平 町田 登 桐生 啓治 町田 昌昭
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獸醫學雜誌 (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.405-408, 1984-06-01

日本カモシカの剖検例5例の肝臓に槍形吸虫 (Dicrocoelium dendriticum) の寄生をみとめた。吸虫は胆管内に寄生し, 粘膜における上皮細胞の過形成および globule leucocyte の出現, 粘膜下織におけるリンパ球・好酸球の浸潤, 胆管壁における肉芽組織増殖および線維性肥厚がみられた。
著者
中村 雅美 青戸 勇太 森山 健 前田 俊二 鈴木 寛 堀江 聖岳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.650-651, 2018

<p>高速道路での逆走は、死亡事故につながる可能性が高い非常に危険な事案である。高齢化の進展といった社会状況のもと、逆走事故の発生件数は依然として多い状況にあり、逆走対策の必要性は高い。我々は、一般物体検出手法であるSingle Shot MultiBox Detectorと動きを捉えるOptical Flowを組み合わせた逆走検知手法を提案してきた。本報告では、提案手法の車両検知精度の評価結果について述べる。</p>