著者
宮崎 誠 喜多 敏博 小山田 誠 根本 淳子 中野 裕司 鈴木 克明
雑誌
情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) (ISSN:21884234)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.66-75, 2016-10-07

我々は,熊本大学大学院教授システム学専攻で利用することを意図し,Sakai CLEのeポートフォリオツールであるOSPによるeポートフォリオシステムを開発した.開発にあたっては,本専攻のコンピテンシーベースの授業設計に合わせてシステムの要件定義を行い,OSPを採用したうえで不足した機能要件については,OSPをカスタマイズし,Blackboard Learning System CE6.0からSakai CLEへ自動連携するためのオリジナルツールを開発した.また本専攻のコンピテンシーリストにも対応しており,LMS上の学習成果物はeポートフォリオシステムに自動連携されるため,学生の最終試験の振り返りで利用した結果で有用であることが示唆された.
著者
杉山 裕子 Hatcher Patrick 熊谷 哲 Valentin Drucker Vladimir Fialkov 片野 俊也 三田村 緒佐武 中野 伸一 杉山 雅人
出版者
日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.190-190, 2008

バイカル湖深層水中の陸起源有機物の存在を分子レベルで明らかにすることを目的として、フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴型質量分析器による分析を行った。分析の結果、バイカル最深部945mの試料水で検出された質量ピークの89.6%は流入河川水中で検出されたピークと全く同じ分子式で示される物質であることが明らかになった。
著者
中野 幡能
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.1-5, 1972-03-31
著者
大木 基裕 中野 正樹 酒井 崇之 関 雅樹
出版者
The Japanese Geotechnical Society
雑誌
地盤工学ジャーナル (ISSN:18806341)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.59-70, 2014

鉄道構造物の中でも既設盛土の耐震補強化は喫緊の課題であり,大規模崩壊の恐れのある盛土の耐震補強が行われている。本稿では,現行の鉄道技術基準に基づく盛土の耐震性能の考え方とこれまでの耐震補強の概要を示す。次に,3つの粘土地盤上の盛土を対象に,動的遠心模型実験,有限要素解析を実施し,地震時における盛土の破壊形態を確認し,ニューマーク法による変形予測の精度を検証する。実験や解析の結果,同一の支持地盤の強度であれば盛土が高くなるほど,また,同一の盛土高さであれば支持地盤の強度が小さくなるほど,破壊形態は,盛土主体から地盤も含む破壊形態へと移行し,変形レベルも大きくなる。また,盛土を主体とする円弧すべり状の破壊形態が生じたケースに対しニューマーク法を用いた結果,求められた沈下量は模型実験結果とほぼ等しくなった。簡便な耐震性能評価手法であるニューマーク法は,盛土の破壊形態を適切に考慮することにより沈下量の精度は高まり,設計において有用となることが示唆された。

2 0 0 0 OA 憂国の志士

著者
中野八十八 著
出版者
清水書房
巻号頁・発行日
1943
著者
中野 弘美
出版者
横浜経営学会
雑誌
横浜経営研究 (ISSN:03891712)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.1(229)-15(243), 2015-03
著者
渡辺 雅子 大塚 弘之 上月 康則 大田 直友 河井 崇 萬宮 竜典 岡田 直也 中野 晋
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B3(海洋開発) (ISSN:21854688)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.I_1233-I_1237, 2012 (Released:2012-09-18)
参考文献数
10
被引用文献数
5

希少種ルイスハンミョウの生息環境を代償する目的で,徳島県沖洲に人工海浜が造成された.ルイスハンミョウは海浜生態系の高次捕食者であるため,生息場所の物理的環境条件の模倣だけでなく,餌生物を含む海浜の食物連鎖の再現も目標とされた.人工海浜の概成後,2007-2010年におけるルイスハンミョウ出現数は年々増加しており,本ミチゲーション事業はその目的を達成したといえる.一方,希少種の保全と海浜の利活用を両立するためには,その主体となる地域住民とともに利活用のあり方を検討する必要がある.そこで,多様なステークホルダーによるワークショップが開催され,規制ルールが検討された.その結果,幼虫の生息環境保全のために人を対象とした侵入防止柵が設置され,また,環境維持におけるその有効性が検証された.このことから,協働による海浜の維持管理体制の構築の重要性が示唆された.
著者
岩尾 俊兵 中野 優
出版者
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
雑誌
赤門マネジメント・レビュー (ISSN:13485504)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.105-116, 2017 (Released:2017-04-25)
参考文献数
19

産業における技術革新はどのように発生し競争環境にどのような影響を及ぼすのだろうか。上記の研究課題に対し、3産業のパネルデータを用いて接近したのがTushman and Anderson (1986) である。彼らの発見は、産業において長期間のインクリメンタルな技術変化が断続的で「ラディカル」な技術革新によって中断され、また、技術革新にはある産業に属する企業が既存の能力で対応可能な、①能力増強型とそうでない、②能力破壊型のものがあるというものである。ただし、彼らはラディカルか否かの判断を特定指標の向上率で行っており、図表の作り方によってはラディカルなイノベーションというよりも連続的な技術のブレークスルーのようなものを測定している可能性もある。それによって技術変化が競争環境に与える影響を一部見逃しているかもしれない。
著者
長田 隆 中野 千紗 大坪 研一
出版者
一般社団法人 日本食品工学会
雑誌
日本食品工学会誌 (ISSN:13457942)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.153-159, 2015-06-15 (Released:2015-11-16)
参考文献数
7

常温流通するpH 4.6未満のトマトジュースにおいて,Themoanaerobacterium属芽胞を指標に加熱殺菌条件を算出した結果,121℃,1.5分の加熱処理が必要で,現行の121℃,0.7分は殺菌不足であった.本研究は加熱殺菌条件の緩和を目的に,pHを低く管理することによって,商業的無菌性に及ぼす効果について検討した.トマトジュースのpHを4.4以下に管理できれば,Themoanaerobacterium属芽胞が発育しないため,B.subtilis group芽胞を加熱殺菌指標として,D121℃値は0.12分,z値は11.2℃であり,F121℃値は0.6(D値×5倍)分まで緩和することが可能であった.
著者
中山 泰一 中野 由章 角田 博保 久野 靖 鈴木 貢 和田 勉 萩谷 昌己 筧 捷彦 Yasuichi Nakayama Yoshiaki Nakano Hiroyasu Kakuda Yasushi Kuno Mitsugu Suzuki Tsutomu Wada Masami Hagiya Katsuhiko Kakehi
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. コンピュータと教育 (CE)
巻号頁・発行日
vol.2015-CE-131, no.11, pp.1-9, 2015-10-03 (Released:2016-07-25)

本論文では、高等学校情報科の教科担任の現状を明らかにするため、都道府県教育委員会における臨時免許状の授与と、免許外教科担任の許可の状況を調査した。その調査結果を報告するとともに、わが国の情報教育のありかたについて考察する。
著者
中野 由章 米田 貴
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2013-CE-122, no.10, pp.1-9, 2013-12-07 (Released:2013-12-04)

「LINE 外し」 のロールプレイングをオフラインで行ない,それによっていじめや人権等に対する意識を向上させることで,情報社会に参画する態度の育成を試みた。以前ならば小さな衝突で済んでいたと思われる生徒間のトラブル事案でも,SNS や LINE 等のコミュニケーションツールを介してやり取りをすることにより,問題が急速に拡大・悪化することがある。そこで,「LINE 外し」 をロールプレイすることで,生徒の倫理観を向上させ,情報社会に参画する態度の育成をめざした筆者らのその指導内容について報告する。
著者
中野目 純一
出版者
日経BP社 ; 1985-
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.408, pp.104-111, 2016-06

凸凹取材班が突撃取材相場の波乱を招く主犯として、ネガティブな印象が付きまとうヘッジファンド。それがマイナス金利政策に伴う運用難から、投資対象として改めて脚光を浴びている。個人投資家が購入できるヘッジファンド型投資信託も登場。
著者
宮内 義明 西村 治彦 中野 義明
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18840833)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.693-701, 2016 (Released:2016-12-26)
参考文献数
20
被引用文献数
1

The Specific Health Checkup aimed at preventing metabolic syndrome was initiated in 2008 in Japan. Through this guidance, people considered at high risk of metabolic syndrome's progressing are expected to be made aware of their own problems in their daily lifestyle choices and to improve their daily life behaviors by themselves. To support this national endeavor, we have introduced the idea of data mining techniques by building a Bayesian network (BN) corresponding to the framework and the data configuration of the Specific Health Checkup. In this paper, we analyze data on 11,947 anonymized individuals, extracting major factors from questionnaire data related to lifestyle and consider the possibility of generalizing our BN by introducing these lifestyle questionnaire factors as nodes of the BN. This proposed method is found to provide good performance, and its usefulness is revealed by evaluating the level of change of the responses to the questionnaire. Introducing the lifestyle questionnaire factors nodes into the BN would be expected to make it a more useful risk assessment tool.
著者
中野 浩嗣 オラリウ ステファン
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.481, pp.25-32, 2000-11-27

本論文では、シングルホップの1つのチャネルをもつ無線ネットワーク上にn台のステーションが存在する場合に、リーダ選択を行う省電力確率プロトコルを提案する.提案するプロトコルは、全てのステーションが台数nを知っている場合に、任意のf(f&ge;1)に対して確率1-1/fで、O(log f)時間でリーダ選択を行い、また、どのステーションも高々O(log log f+log f/log n)回の送受信を行う.どのステーションもnを知らない場合、提案するプロトコルは、平均O(log n)時間でリーダ選択を行い、また、確率1-1/fで、O(min((log n)^2+(log f)^2, f^<3/5>olg n))時間動作し、どのステーションも高々O(log n+log f)回の送受信を行う.
著者
中野正剛著
出版者
東方時論社
巻号頁・発行日
1919
著者
中野 知律
出版者
一橋大学
雑誌
言語文化 (ISSN:04352947)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.33-51, 1998-12-25

論文タイプ||論説