著者
土居 元紀 陳 謙 眞溪 歩 大城 理 佐藤 宏介 千原 國宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.41, pp.13-18, 1996
参考文献数
9
被引用文献数
2

This paper presents the PASSFACE system which is a lock-control system using face identification. If one can use his (her) face as a key, it will be very convenient to open a lock. The PASSFACE system identify a face image for judgment whether it should unlock a door or not. The face identification consists of two main processes ; normalization of the size and the inclination of the face image and matching of characteristic face components (eye, nose and mouth).
著者
佐藤 宏美
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会研究会講演予稿
巻号頁・発行日
vol.5, pp.79-80, 2006

本作品は、異なる二つのアナログ手法を用い共存させたアニメーション作品です。ひとりの女の心の中を白昼夢という形で具体化し、忘れかけていたある心を再び思い出すという内容。
著者
池本 幸生 松井 範惇 佐藤 宏 峯 陽一 尹 春志 寺崎 康博
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

本研究の課題は、アジアおよびアフリカの貧困問題にケイパビリティ(潜在能力)アプローチを応用し、経済中心の開発思想から人間中心の開発思想へと転換させることにあった。ケイパビリティとは、アマルティア・センとマーサ・ヌスバウムが人の暮らし振りのよさ(Well-being)を適切に捉える概念として提唱しているものである。ケイパビリティは日本でも多くの人が言及しているにもかかわらず、その訳語である「潜在能力」から勝手なイメージが作り上げられている。この点を明らかにするために日本でのケイパビリティの使われ方をサーベイし、どこが間違っているのかを指摘した。このような研究によってケイパビリティの誤った理解を正す一方、ケイパビリティの正しい理解を普及させるため、論文等を書いたり、セミナー等を行ったりした。ヌスバウムの『女性と人間開発』の翻訳もその活動の一環である。この理論的研究の延長として、センの正義論などについても研究を行い、貧困という「善さ」に関わる領域から「正しさ」に関わる領域へと研究を展開した。実証研究としては、ベトナム(池本)、バングラデシュ(松井・池本)、中国(佐藤)、アフリカ(峯)、韓国(尹)を取り上げ、それぞれの国に関して数多くの論文が公表された。さらに、ケイパビリティ・アプローチが先進国の問題をも適切に分析することができることを示すために日本の不平等の問題についても研究を行った。本研究における成果の発表については国際ケイパビリティ学会(HDCA)などの国際学会で毎年、発表を続ける一方、HDCAの主要メンバーやアジア・アフリカ地域の共同研究者を日本に招いて国際会議を開催した。予想を超えた反応は、経済以外の分野、例えば、公共哲学、国際保健、教育、総合人間学、幸福論、農村開発など様々な分野でケイパビリティ・アプローチに対する関心が高いことであった。今後の発展が期待できる分野である。
著者
岡本 伊作 塚原 清彰 佐藤 宏樹 本橋 玲 近藤 貴仁 岡田 拓朗 清水 顕
出版者
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
雑誌
頭頸部外科 (ISSN:1349581X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.223-229, 2017-10-30 (Released:2017-11-22)
参考文献数
8
被引用文献数
3

頭頸部癌に対する手術の中で,最も重要な術式の一つに頸部郭清術があげられる。では,どのようにこの頸部郭清術を中心とした頭頸部癌に対する手術手技を,安全かつ効率よくトレーニングしていけばよいのかに関しては明確な指標はなく,施設によって異なっている。われわれの施設では,ドライラボで十分にトレーニングを行った初期・後期研修医,若手医師を対象に,cadaverやアニマルラボを用いた手術トレーニングを行っている。しかし,頭頸部領域でアニマルラボトレーニングを行っている報告はない。今回は,過去に施行したアニマルラボトレーニングにおいて,トレーニングの前と後で参加者による自己習熟度評価と,指導医による習熟度評価について検証した。それにより,頭頸部領域におけるアニマルラボトレーニングの有効性を検討した。アニマルラボとレーニングは手技の向上に関して有意に有効な結果であった。技術の向上は医療安全の観点からも非常に有用となると推察された。
著者
村上 泉 浅野 正一 幸重 浩一 長屋 秀明 佐藤 宏 稲富 信博
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.108, no.6, pp.323-332, 1996-12-01
参考文献数
19
被引用文献数
1 2

ランソプラゾールの急性胃粘膜病変に対する治療効果を検討する目的で, ラットを用いインドメタシンによる胃出血と胃粘膜損傷に対する作用を静脈内投与で検討し, オメプラゾール, ファモチジンおよびラニチジンの作用と比較した.インドメタシン30mg/kg投与により胃出血が惹起されるが, この条件下にランソプラゾールを投与すると強い胃出血抑制作用を示し, ID<SUB>50</SUB>値は0.29mg/kg, i.v.であった.オメプラゾールおよびファモチジンも有意な胃出血抑制作用を示したが, ラニチジンは軽度な抑制しか示さなかった.ランソプラゾールの胃出血抑制作用は酸分泌抑制作用と相関し, 灌流液中に50mM塩酸を添加することにより消失したことから, ランソプラゾールの胃出血抑制作用は主として酸分泌抑制作用に基づくと考えられた.ランソプラゾールはインドメタシンによる胃粘膜損傷の進展に対して抑制作用を示し, ID50<SUB></SUB>値は0.10mg/kg, i.v.であった.オメプラゾール, ファモチジンおよびラニチジンのID<SUB>50</SUB>値は各々0.69, 2.58および24.6mg/kg, i.v.であり, ヒスタミンH2受容体遮断薬の作用は比較的弱かった.以上の成績からランソプラゾ-ルは胃出血および胃粘膜損傷の進展に対して強い抑制作用を有し, 急性胃粘膜病変の治療に有用と考えられた.
著者
馬屋原 昂 佐藤 宏樹 石巻 優 今林 広樹 山名 早人
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2017-OS-141, no.6, pp.1-7, 2017-07-19

マルチコアシステム上で多数のスレッドが同時実行される場合,メモリアロケーションがボトルネックになることがある.これは,複数のスレッドから同時にシステムコールが呼ばれることに起因する.TCMalloc,JEmalloc,SuperMalloc などの従来の汎用用途向けのメモリアロケータでは,各スレッドのローカルヒープメモリへロックフリーでアクセスすることで高速化を実現している.これに対して本稿では,完全準同型暗号計算を対象にした FCMalloc を提案する.完全準同型暗号計算ではメモリ使用量が既知の場合が多く,さらに,ある決まったパターンでメモリアロケーションが繰り返されるという特徴がある.こうした特徴を利用し,FCMalloc では pseudo free によってメモリマッピング情報を繰り返し利用することで,物理メモリレベルでメモリプールを用いる.さらに,ローカルヒープメモリ間の通信経路の構造を全結合とすることで,複数のスレッドによるアクセスのロック競合を減少させる.すなわち,システムコールの頻度を下げ,メモリ管理をできる限りユーザ領域で実現することにより高速化を実現する.完全準同型暗号上で構築した頻出パターンマイニングアルゴリズムである Apriori アルゴリズムを対象とした評価実験の結果,既存手法の中で最も高速である JEmalloc と比較して 2.4 倍の高速化を達成した.

1 0 0 0 OA 支那新論

著者
佐藤宏 著
出版者
八尾商店
巻号頁・発行日
1898
著者
小野 ちれか 後藤 春彦 佐藤 宏亮 山崎 義人
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.669, pp.2169-2176, 2011-11-30 (Released:2012-02-23)
参考文献数
5

Considering serious losses of postwar modernism architecture in Japan, this study aims to clarify a social value fostered by civic action. Noteworthy example were found in Hirosaki City , Aomori Prefecture. 8 buildings planned by well known architect called Kunio Maekawa, which are communal facilities located in middle of the city, were conserved in particular way by citizens.By the research, it revealed that these group of buildings were playing an important role by being a group of life-stages of the citizens. This means that these buildings contains cumulative life-histories of people, which helps people to look back history of themselves and the city. Also by using this networks of accumulative life-histories, the value of these buildings were developing in a sustainable way.
著者
佐藤 宏
雑誌
山口獣医学雑誌 (ISSN:03889335)
巻号頁・発行日
no.38, pp.1-26, 2011-12

粘液胞子虫類(Myxozoa門)は淡水,汽水,海水棲魚類の多細胞性寄生虫として知られ,基礎生物学分野や水産学分野では昔から注目され,重要視される生物群の1つである。一方,獣医学・医学領域ではほとんど知る人のない生物群であったことは間違いない。2011年4月下旬に,厚生労働省薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒・乳肉合同部会において,ヒラメ寄生の粘液胞子虫(Kudoa septempunctata)と馬肉寄生の住肉胞子虫(Sarcocystis fayeri)が,最近の「生食用生鮮食品を共通食とする病因物質不明有症事例」の原因となっている可能性が高いと報告され,その因果関係究明に,食品の安全性確保にあたる獣医師や医療関係者,感染症学や公衆衛生学の専門家の努力が注がれている。粘液胞子虫類には,2綱(軟胞子虫綱および粘液胞子虫綱)約60属2,200余種が分類され,市場流通している魚類に感染している種も少なくはない。その形態学的特徴の確認や種名特定には,この生物分類群に固有の用語の理解と基礎知識が必要となってくる。生物学的にも独特で,最近になってその生物学的な知見が爆発的に増えるとともに,研究が急展開している生物群である。成書やインターネット情報は今日の科学的進展に追いついていないことが懸念される。
著者
佐藤 宏紀 増渕 迪恵 岩倉 成志
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
鉄道技術連合シンポジウム(J-Rail)講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, no.16, pp.749-752, 2009-12-02

Recently, the designed railway vehicles are expanding in Japan. Odakyu Electric Railway Company has 6 kinds of vehicles "Romancecar"; each of them has different design. Showing the effect of quality designed vehicles for passengers contributes to vehicle development. This study aims to develop the Train-Choice-Model what is able to estimates the effect. This model built by utility function that has some variables of design. The 930 sample data were collected by qxiestionnaire for passengers. As a result of analysis, it became clear that the quality designed car increase Train-Choice-Probability.
著者
金森 俊雄 岩井 大輔 佐藤 宏介
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.263-266, 2015

In this paper, we aim to manipulate user's perceived shape of a curved surface by using pseudo-haptics in projection-based mixed reality. We investigate how we can change the shape which a user feels when touching a curved surface with an index finger, by projecting his/her shifted hand image onto the user's own hand. We performed experiments to investigate the effects of pseudo-haptics and evaluated their influences. The results showed that the shape which the participants perceived was deformed from the actual shape they touched. The results prove the possibility for manipulating user's perceived shape of a curved surface by using pseudo-haptics in projection-based mixed reality.
著者
金森 俊雄 岩井 大輔 佐藤 宏介
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.263-266, 2015

In this paper, we aim to manipulate user's perceived shape of a curved surface by using pseudo-haptics in projection-based mixed reality. We investigate how we can change the shape which a user feels when touching a curved surface with an index finger, by projecting his/her shifted hand image onto the user's own hand. We performed experiments to investigate the effects of pseudo-haptics and evaluated their influences. The results showed that the shape which the participants perceived was deformed from the actual shape they touched. The results prove the possibility for manipulating user's perceived shape of a curved surface by using pseudo-haptics in projection-based mixed reality.
著者
佐藤 宏紀 増渕 迪恵 岩倉 成志
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
交通・物流部門大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, no.18, pp.351-354, 2009-12-02

Recently, the designed railway vehicles are expanding in Japan. Odakyu Electric Railway Company has 6 kinds of vehicles "Romancecar"; each of them has different design. Showing the effect of quality designed vehicles for passengers contributes to vehicle development. This study aims to develop the Train-Choice-Model what is able to estimates the effect. This model built by utility function that has some variables of design. The 930 sample data were collected by questionnaire for passengers. As a resi.ilt of analysis, it became clear that the quality designed car increase Train-Choice-Probability
著者
佐藤 宏子
出版者
Japan Society of Family Sociology
雑誌
家族社会学研究 (ISSN:0916328X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.67-67, 2000

本書は、「21世紀の日本の最も大きな社会問題は、若年・中年・老年という三世代の金銭的・物質的・サービス的・情報的・愛情的な交流がうまくいくか、それとも逆に世代間の対立が激化するかの点にあると信じて疑わない」と考える著者が、16名の共同研究者と共に3力年にわたって行なった「世代間交流」の研究成果をもとに、1989年から1998年の間に執筆した「世代間交流」の理論化に寄与する6編の論文を集めたものである。<BR>本書の構成は、第1章 : 高齢化社会における世代の問題、第2章 : ボランティア活動の意味、第3章 : 長寿社会の生涯学習、第4章 : 意味の深みへ-方法論によせて、第5章 : 白秋・玄冬の社会学、第6章 : 家族の来し方行く末を考えるとなっており、薪しい研究分野である「世代間交流」が非常に幅広い視点から論じられている。内容を簡単に紹介すると、長寿化しつつある先進諸国では世代相互間の断絶・抗争が発生しやすくなっており、顕在化した「世代の断絶」や「世代間抗争」に対処するためには、家族を超えた社会的レベルで三世代間の交流システムを再構築する必要があり、全体社会的レベルの世代間交流としてボランティア活動の重要性、生涯学習の意味や必要性などが述べられている。また、エリクソンが老年 (成熟) 期への移行過程の発達課題としたインテグリティ (「充全性」) に到達するためには、高齢者が自分と同じ老年の世代と接触するだけでなく中年や若年の世代と接触し、それらの人びとのために働くという手立てが有効であり、さらに「長寿社会」から「成熟社会」に達するためには、すべての世代がすべての世代と接触し、損得を離れて相互に奉仕し合う「世代間交流」が「必要条件」の一つであると指摘している。また、本書の後半では著者自身の老後感、ライフパニック、臨死体験、参禅における悟りの境地、遺伝子操作が論じられたり、現時ヒト科の古生物学・考古学的研究・霊長類の動物生態学的研究・狩猟採集民の人類学的研究の成果から、ヒトにとって言語の獲得と家族の形成が不可欠なものであったことが導かれており、経験と学識の豊かな著者ならではの示唆に富んだ良書である。ただ、私は著者らのライフパニック調査における有配偶男性の身の回りのことや家事に関する生活自立能力の低さは、著者の言葉を借りるならば「健常者の平和時の日常生活世界」の問題であって、危機管理としての問題ではないと感じること、「夫婦が負担を平等に分け合いながら共生しようとしたときの二つの生き方」には共感しかねることを正直に付け加えさせていただきたい。
著者
平山 匡彦 鈴木 慎太郎 井上 広平 作元 誠司 井手 陽一 北原 敏弘 中野 正治 宮崎 長一郎 嵩下 賢 出口 法隆 佐藤 宏樹 三木 晶子 澤田 康文
出版者
一般社団法人日本医薬品情報学会
雑誌
医薬品情報学 (ISSN:13451464)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.87-94, 2016 (Released:2016-09-27)
参考文献数
3

Objectives: First steps to promote the proper use of medicines in remote islands and rural areas are as follows: (1) recognition of the profession of “pharmacist” from secondary-remote-island residents who do not have a pharmacy or drugstore or the opportunity for pharmacist contact and (2) an understanding by remote-island residents of the advantages of having a “family pharmacist.”Methods: Repeated “medicine information and consultation sessions” for secondary-remote-island residents of Japan’s Nagasaki Prefecture were held.  Residents were then surveyed for changes in awareness of or demand for pharmacists and the nature of such changes.Results: Before the information sessions, 29.7% of residents did not recognize the profession of pharmacy, but the extent of their recognition increased after information sessions were concluded.  They were asked “Who explains medicines in a way that is easy to understand ?”; more than half responded “doctors” before the information session, but after information sessions were concluded, those who said “pharmacists” increased.Conclusion: Conducting “medicine information and consultation sessions” for residents of secondary-remote islands and rural areas enabled them to understand the profession of pharmacy.  The initiatives in the present study are first steps toward promoting proper use of medicines by residents of remote islands and rural areas who use “family pharmacies/pharmacists.”
著者
中嶋 瞳 三木 晶子 佐藤 宏樹 堀 里子 澤田 康文
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.360-368, 2014-06-10 (Released:2015-06-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1

Among the adverse effects of anticancer drugs, critical effects have attracted the most attention. However, non-critical adverse effects that lower the quality of life of cancer patients have been gaining recognition. For example, the package insert of tegafur・gimeracil・oteracil potassium (S-1) was modified and lacrimal duct obstruction was added to the list of critical adverse effects on September 25, 2012. In a similar vein, this study aimed to examine the awareness of healthcare professionals regarding the adverse effects of anticancer drugs on the eyes. A web-based questionnaire survey was administered to medical doctors and pharmacists. We received responses from 38 doctors and 123 pharmacists. Only 39.5% (15) of the doctors and 33.3% (41) of the pharmacists were aware of the adverse effects of anticancer drugs on the eyes. Among respondents who had observed these adverse effects, only 12.5% (1/8) of doctors and 11.1% (2/18) of pharmacists reported them to the authorities or the pharmaceutical companies. The results suggest that the adverse effects of anticancer drugs on the eyes should gain more recognition among healthcare professionals. Therefore, we would like to encourage them in obtaining information concerning the safety of medicines and to report all observed adverse effects regardless of their severity.