著者
佐藤 宏道 勝山 成美
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.154-160, 1993-12-31 (Released:2009-10-29)
参考文献数
30
被引用文献数
1

サルの大脳皮質一次視覚野(V1)の機能と構造の関連を理解する枠組を概説するとともに,V1が視覚中枢の中でどのように位置付けられるのかを最近の知見を交えて概説した.V1の機能構築を理解するには,網膜部位再現,層分化,ニューロン活動の刺激特異性,機能円柱などについて知ることが重要である.また視覚情報の流れとV1の役割を機能面および構造面から理解するのには,視覚刺激の運動や立体視の情報を運ぶ大細胞系(magnocellular system)と,形態や色などの情報を運ぶ小細胞系(parvocellular system)というV1にいたるまで並列な2つの経路の違いを知ることが助けとなる.両系によってV1に入力された情報は,それぞれの刺激特徴を専門に処理する並列な計算モジュールである機能円柱内で層間の階層的な処理を経た後,高次視覚野に分配出力される.視野の一点の情報を処理している各々のV1ニューロンの活動が,視野全体の再構築のためにどのように統合されているかについては不明の点が多いが,光学的計測法など新技術を導入した研究によってこの問題について新たな発展が期待される.
著者
玉木 啓文 佐藤 宏樹 堀 里子 澤田 康文
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.132, no.4, pp.525-529, 2012 (Released:2012-04-01)
参考文献数
4
被引用文献数
1 2

Confusion of drug names is one of the most common causes of drug-related medical errors. A similarity measure of drug names, “vwhtfrag”, was developed to discriminate whether drug name pairs are likely to cause confusion errors, and to provide information that would be helpful to avoid errors. The aim of the present study was to evaluate and improve vwhtfrag. Firstly, we evaluated the correlation of vwhtfrag with subjective similarity or error rate of drug name pairs in psychological experiments. Vwhtfrag showed a higher correlation to subjective similarity (college students: r=0.84) or error rate than did other conventional similarity measures (htco, cos1, edit). Moreover, name pairs that showed coincidences of the initial character strings had a higher subjective similarity than those which had coincidences of the end character strings and had the same vwhtfrag. Therefore, we developed a new similarity measure (vwhtfrag+), in which coincidence of initial character strings in name pairs is weighted by 1.53 times over coincidence of end character strings. Vwhtfrag+ showed a higher correlation to subjective similarity than did unmodified vwhtfrag. Further studies appear warranted to examine in detail whether vwhtfrag+ has superior ability to discriminate drug name pairs likely to cause confusion errors.
著者
北村 義典 佐藤 宏二
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.110, no.1369, pp.140-141, 1995-03-15
著者
笹尾朋貴 日浦慎作 佐藤宏介
雑誌
画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.899-906, 2011-07-20

本研究では,撮像素子の各画素形状をコード化することで超解像を高性能化する手法を提案する.従来の研究では撮像素子の各画素が矩形であることを前提としている.そのため,各画素のサンプリングは点サンプリングではなく正方形の畳み込みによって原画像の高周波成分が失われることになる. そこで本研究では,撮像素子の上に細かい黒色粉末を振りかけることで各画素の受光分布のランダムなコード化を行い,正方形の畳み込みによる原画像の高周波成分の損失を低減する手法を提案する.黒色粉末を振りかけた場合,どのようなコードになっているか未知となるため,その推定方法を示し,実験によりコードの推定を確かめた.更に,推定したコードを用いて作成した超解像画像を評価する.
著者
"佐藤 宏之"
出版者
鹿児島大学
雑誌
南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers (ISSN:13450441)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.7-8,

本研究は、16世紀から19世紀半ばの「小氷期」と呼ばれる世界的に寒冷とされた時期に、種子島においてどのような気候変動や災害が発生し、それにいかに社会が対応していたのか、『種子島家譜』をもとにあきらかにしたものである。
著者
北村 謙典 武村 紀子 岩井 儀雄 佐藤 宏介
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.134, no.2, pp.218-224, 2014-02-01 (Released:2014-02-01)
参考文献数
13

In this study, we investigated expressive facial reactions in response to changes in the visual environment and their automatic extraction from sensors, in order to construct a comfortable level of illumination in personal living spaces. We conducted an experiment that showed that expressive facial reactions occur when illumination in the visual environment changes. We captured facial images and manually classified them as expressing or not expressing discomfort. We then conducted a second experiment that showed that automatic image processing can be used to extract and identify these expressive facial reactions. We extracted facial features and used a support vector machine to learn the classification in this experiment.
著者
狩塚 俊和 佐藤宏介
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.88, pp.141-146, 2003-09-08
被引用文献数
5

現実環境に仮想物体をシームレスに融合する複合現実感(Mixed Reality)が新たな情報提示方法として注目され、今までに様々な形態のシステムが開発されてきた。その一例として、プロジェクタを利用し、実物体をスクリーンとするプロジェクション方式が複合現実感ディスプレイとして提案されている。 また、一方でコンピュータを身につけられるほど小型化して、常時利用を可能にするウェアラブルコンピュータの研究が行われている。複合現実感による便益をユーザの状態にかかわらず享受できるようにするため、両者を融合する「ウェアラブル複合現実感」が新たなメディア環境として注目されてきた。本発表では、小型プロジェクタを用いたウェアラブル複合現実感システムを提案する。One of methods achieving Mixed Reality (MR) displays is the texture projection method using digital projectors. Another kind of emerging information environments is a wearable information device. which realizes ubiquitous computing. It is very promising to integrate these technologies. Using this kind of fusion system, two or more users can get the same MR environments without using HMD at the same moment. In this paper, we propose a wearable MR system with an on board projector and image-based sensor, and also introduce some applications with this system.
著者
尾崎 公子 佐藤 宏子 貞広 斎子 肥後 耕生 チェ ジョンリョル ミン ビョンソン
出版者
兵庫県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、日韓比較を通して人口減少地域における地域共生型学校の成立要因を抽出した。両国とも、少子化、都市化、非都市部の過疎化が深刻となり、それに伴って学校の小規模化が進行して、学校統廃合が大きな政策課題になっている。しかし、小規模校の取り組みには相違点があり、韓国政府は学校自由化策を進めて地方や学校に権限を委譲するとともに、地域や階層間格差を是正するために「教育福祉」を政策原理に採用していた。また、政府のみならず、小規模校を存続させる民間運動が存在し、地域と学校の新たな価値創造に向けた事例も確認できた。以上から、地域共生型学校の成立要因として、制度、政策理念、民間運動の存在が示唆された。
著者
村井 紀彦 佐藤 宏昭
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.87, no.7, pp.909-912, 1994-07-01 (Released:2011-11-04)
参考文献数
13
被引用文献数
2 5

A 42-year-old man was referred to our hospital because of left nasal obstruction. Anterior rhinoscopy disclosed a mass in the left nostril attached to the nasal septum. CT scanning showed a well-demarcated soft tissue density mass in the anterior part of the left nasal cavity. Biopsy revealed that the mass comprised spindle cells without atypia. Under local anesthesia the tumor was removed by the transnasal approach. The histopathological diagnosis was neurilemmoma.
著者
鈴木 智裕 国方 淳 佐藤 宏司 浅沼 博
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2010, no.6, pp.333-334, 2010-09-04

This paper presents characterization of output power of the metal-core piezoelectric ceramic (PZT) fiber/aluminum composite. As the piezofiber is very fragile, the interphase forming/bonding (IF/B) method proposed by Asanuma was used for embedding it in an aluminum matrix without its fracture. In this study, output power characterization of the piezo-composite specimen was done by an oscillation test, and it was found that 1) the output power generated from the specimen increases with increasing the square of its strain, and 2) the output power increases in proportion to its oscillation frequency.
著者
佐藤 宏明 神田 奈美 古澤 仁美 横田 岳人 柴田 叡弌
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
保全生態学研究 (ISSN:13424327)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.185-194, 2005
参考文献数
31
被引用文献数
6

糞粒法によってニホンジカの生息密度を推定するためには,単位面積当たりの糞粒数を測定する他に,1頭1日当たりの排糞回数と排糞粒数,および糞粒消失速度を知る必要がある.しかし,これらの値は地域や植生,季節で異なるにもかかわらず,労力上の問題から他地域で得られた値で代用されている.そこで本研究では奈良県大台ヶ原にて糞粒法による信頼度の高い生息密度推定値を得ることを目指し,2001年5月から11月までの月1回,1頭1回当たりの排糞粒数を調査するとともに,原生林,ササ草地,移行帯の三植生で糞粒消失速度を測定した.原生林とササ草地では固定区画を設定し,月毎の加入糞粒数を数えた.以上の測定値と既存の1頭1日当たりの排糞回数を用いて原生林とササ草地における生息密度を推定した.さらに,糞粒消失速度と気温,降水量,糞虫量との関係も調べた.その結果,糞粒消失速度は植生と季節で大きく異なり,気温,降水量,糞虫量とは無関係であった.これまで報告されている視認にもとづく区画法による生息密度推定値と比較したところ,糞粒法による推定値は過大であり,また植生と季節によっても大きく変動していた.これらの結果をもとに糞粒法による生息密度推定の問題点を検討し,大台ヶ原におけるシカの個体数管理のための望ましい生息数調査法を提案した.
著者
佐藤 宏樹
出版者
京都大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2009

平成22年度は、4月から1ヶ月半、マダガスカル北西部アンカラファンツィカ国立公園でチャイロキツネザルが採食する餌資源のサンプルを採取し、帰国後、霊長類研究所で栄養分析を行った。この分析により、チャイロキツネザルが水分の乏しい乾季に、積極的に水分の多い多肉質の葉を採食し、夜間はエネルギー源となる果実を採食することを示唆する結果を得た。2006年12月から1年間行ったアンカラファンツィカ森林でのチャイロキツネザルの行動観察データと環境要因との関係を分析した。乾季の昼間は、乾燥と日射による熱のストレスによる体温上昇と水分損失を回避するため、体温調節として休息することが示唆された。この内容は2010年9月に行われた第23回国際霊長類学会において発表し、優秀発表賞を受賞した。また、霊長類学雑誌に論文を投稿し、査読中である。上記にある暑熱ストレスによる日中休息、水分摂取のための日中の葉の利用、エネルギー摂取のための夜間果実採食は、霊長類の中でもチャイロキツネザルを含むEulemur属に特有である日中も夜間も活動する「周日行性」の適応意義を説明する新たな仮説となる。この周日行性に関する新仮説を2011年3月に行われた第58回日本生態学会において発表した。また、1年間の野外調査ではチャイロキツネザルの糞中に含まれる種子の種類や個数を調べた。この糞分析データと行動観察データを対応させた分析を進めた結果、乾季の暑熱ストレスで葉の利用に切り替わることで糞中に含まれる種子数が減ることが明らかになった。散布動物の環境への行動的な適応が種子散布機能に影響することが実証された。チャイロキツネザルの採食戦略とその種子散布者としての重要性に関する研究をまとめ、全9章からなる学位申請論文(地域研究博士)を執筆した。審査の結果、平成23年3月に学位を取得した。
著者
阿古 智子 小島 朋之 中兼 和津次 佐藤 宏 園田 茂人 高原 明生 加茂 具樹 諏訪 一幸
出版者
学習院女子大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

急成長を続ける経済発展、世界の投資を吸収し続ける中国市場、その拡大する市場を武器にした外交戦略、等々、いまや中国を抜きには世界もアジアも、また経済も政治も語ることはできない。しかし一方では、日中間をはじめとして、さまざまな緊張要因をも中国は作り出している。中国国内に目を向けると、経済発展の裏で貧富の格差は拡大し、また腐敗は深刻化し、人々と政府との緊張関係は時には暴動となって表れている。こうした中国の国内、国際問題は、一面からいえば全て中国政治および社会の統治能力(ガバナビリティ)と統治のあり方(ガバナンス)に強く関連している。本研究は、現代中国の政治、社会、経済におけるガバナンス構造とそのための制度形成に注目し、中国社会がどのような構造問題に直面しているのか、またどのように変わろうとしているのか、という問題について、国際的学術交流をつうじてとらえ直そうとしたところに意義がある。本年度は、2009年2月9-11日にフランス・現代中国研究センターとの共催で、香港フランス領事館文化部会議室にて、総括を行うための第3回国際ワークショップを開催した。オーストラリア国立大学、香港バプティスト大学、米・オバリンカレッジなどの研究者らと共に研究成果を発表し、現代中国のガバナンスの特徴と変容について、経済・社会・政治の各分野から、積極的に議論を行った。ワークショップで議論した内容は、今後、フランス・現代中国研究センターの発行する学術誌に各々の論文や特集として発表するか、メンバー全員の論文を一つにまとめ、1冊の書籍として刊行することを目指している。日本の研究者が海外に向けての発信力を高めるという意味でも、当研究は一定の成果があったと言える。
著者
汪 増福 加藤 博一 佐藤 宏介 井口 征士
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.J75-D2, no.7, pp.1177-1186, 1992-07-25

鏡面物体の3次元復元問題は視線の拘束,スネルの反射法則および理想的な結像の拘束といった拘束条件下での局所的最小化問題として形式化される.そこで,周囲の物体などの3次元環境および物体の鏡面像の3次元位置を既知として,物体とその鏡面像の対応関係を用いて鏡面物体の3次元情報を再構成する手法を提案し,これを実現する実験的なシステムを構成し,実物の鏡面物体を対象に,手法の有効性を示した.
著者
佐藤 宏
出版者
上武大学
雑誌
上武大学経営情報学部紀要 (ISSN:09155929)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.39-58, 2008-09
著者
井口 征士 奥山 雅則 加藤 博一 佐藤 宏介 沼田 卓久 千原 国宏
出版者
大阪大学
雑誌
試験研究(B)
巻号頁・発行日
1991

研究計画調書・研究交付申請書に基づき、三次元立体物の画像認識のために非常に有効なデータである三次元画像を超高速に計測するICチップセンサを回路シミュレーションとディスクリート回路によるプロトタイプ計測装置でその構成技術を確立した。昨年度購入したシミュレーション用コンピュータ(Apple-MacIIfx一式)およびSPICEシュミレーショタソフト(Microsim-PSpice)、回路図入力CADソフト(Capilano-DesignWorks)により、回路図入力CADソフトで入力したセンサの回路構成をアナログ電子動特性シミュレーションを行った。その結果、昨年度の成果である、2つのホトディテクタを相補的に用いて素子のばらつきを補正させる点やDRAMのセンスアンプに似た電流比較回路が、通常のデジタルCMOS-ICの製作プロセスで製作可能な素子(CMOSインバータ、アナログスイッチ、ダイオード等)を用いて最終的な回路構成が決定できた。これにより実際に製作可能なことを確認できた。さらに、昨年度購入した制御用コンピュータ(Apple-MacIIci一式)およびデジタルストレージスコープ(日立電子VC-6045一台)、レーザダイオード、ガルバノミラーで、16×8画素のCMOS-ICを基本デバイスレベルとしたディスクリート回路によるプロトタイプ計測装置を開発した。120ヘルツ以上の動作を確認した。同時に、キャリブレーション方やこのシステムで得られる距離画像の時系列データから動く物体の認識を効率よく行うアルゴリズム、動距離画像の差分に基づく追跡アルゴリズムを開発した。
著者
岩井 大輔 佐藤宏介
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.1294-1306, 2007-03-15
参考文献数
22
被引用文献数
3

机上に積み重ねられた書類探索を支援するため,下層の書類の映像をカメラで取得し,あたかも上層の書類が透けるかのように処理した映像を,投影型複合現実感技術の色補正処理を施しつつ,上層の書類へプロジェクタ投影するシステムLimpid Desk を提案する.ならびに,ユーザの手の書類への接触を,特殊な道具を身につけたり持ったりせずにセンシングする手法を,熱画像を利用することで実現する.この入力インタフェースを利用して,机上の書類に触れることで書類の透過を操作するインタラクションを可能とする.提案システムでは,現実の机上空間で,上に置かれた書類を物理的に移動させることなく,下層書類の情報を視覚的に取得することが可能となる.これによって,探索空間・操作空間・情報提示空間が一致し,ユーザはPC を介さずに積み重ねられた書類に直接アクセスすることができる.我々は,この操作の一貫性に主眼を置き,すべて実世界の机上の同一空間で行うことのできる直観的インタラクションを目指す.We propose Limpid Desk which realizes intuitive document search on a real desktop with virtual transparentizing of the upper layer of a document stack in projection-based mixed reality (MR) environments. In the system, users can visually access a lower layer document without physically removing the upper documents. This is accomplished by projecting a special pattern of light that is calculated to compensate the appearances of the upper layer documents as if they are transparent. We also propose a touch sensing method using a thermal image for the input interface of the system. User touch areas on real documents are detected without any user-worn or hand-held devices in the method. This interface allows users to select the stack they would like to look through by their simple touch gestures. We present three intuitive document search interaction techniques in which the search, operation and display space are completely unified onto a real desktop. We claim that this kind of spatial consistency of the operations is the key for realizing the intuitive interaction.
著者
田口 洋美 佐藤 宏之 辻 誠一郎 佐々木 史郎 三浦 慎悟 高橋 満彦 原田 信男 白水 智 佐藤 宏之 辻 誠一郎 佐々木 史郎 原田 信男 白水 智 三浦 慎悟 神崎 伸夫 前中 ひろみ 高橋 満彦 岸本 誠司 中川 重年 梶 光一
出版者
東北芸術工科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

本研究が開始された翌年平成18年度においてクマ類の多発出没が発生し、捕殺数は約5000頭、人身事故も多発した。本研究はこのような大型野生動物の大量出没に対する対策を地域住民の歴史社会的コンテクスト上に構築することを主眼とし、東日本豪雪山岳地域のツキノワグマ生息地域における狩猟システムと動物資源利用を「食べて保全」という市民運動へと展開しているドイツ連邦の実情を調査し、持続的資源利用を含む地域個体群保全管理狩猟システムの社会的位置づけとその可能性を追求した。