著者
原 和彦 金 信弘 大川 英希 佐藤 構二 受川 史彦 ATLAS Collaboration Hara K. Kim S.H. Okawa H. Sato K. Ukegawa F.
出版者
Springer
雑誌
Journal of high energy physics (ISSN:10298479)
巻号頁・発行日
vol.2018, no.6, 2018-06

This paper presents a search for direct electroweak gaugino or gluino pair production with a chargino nearly mass-degenerate with a stable neutralino. It is based on an integrated luminosity of 36.1 fb−1 of pp collisions at s√=13 TeV collected by the ATLAS experiment at the LHC. The final state of interest is a disappearing track accompanied by at least one jet with high transverse momentum from initial-state radiation or by four jets from the gluino decay chain. The use of short track segments reconstructed from the innermost tracking layers significantly improves the sensitivity to short chargino lifetimes. The results are found to be consistent with Standard Model predictions. Exclusion limits are set at 95% confidence level on the mass of charginos and gluinos for different chargino lifetimes. For a pure wino with a lifetime of about 0.2 ns, chargino masses up to 460 GeV are excluded. For the strong production channel, gluino masses up to 1.65 TeV are excluded assuming a chargino mass of 460 GeV and lifetime of 0.2 ns.
著者
原 和彦 金 信弘 大川 英希 佐藤 構二 受川 史彦 ATLAS Collaboration Hara K. Kim S.H. Okawa H. Sato K. Ukegawa F.
出版者
American Physical Society
雑誌
Physical Review D (ISSN:24700010)
巻号頁・発行日
vol.98, no.3, 2018-08-15

Results from a search for supersymmetry in events with four or more charged leptons (electrons, muons and taus) are presented. The analysis uses a data sample corresponding to 36.1 fb(-1) of proton-proton collisions delivered by the Large Hadron Collider at root s = 13 TeV and recorded by the ATLAS detector. Four-lepton signal regions with up to two hadronically decaying taus are designed to target a range of supersymmetric scenarios that can be either enriched in or depleted of events involving the production and decay of a Z boson. Data yields are consistent with Standard Model expectations and results are used to set upper limits on the event yields from processes beyond the Standard Model. Exclusion limits are set at the 95% confidence level in simplified models of general gauge mediated supersymmetry, where Higgsino masses are excluded up to 295 GeV. In R-parity-violating simplified models with decays of the lightest supersymmetric particle to charged leptons, lower limits of 1.46, 1.06, and 2.25 TeV are placed on wino, slepton and gluino masses, respectively.
著者
小野 一晃 土井 りえ 安藤 陽子 大塚 佳代子 柴田 穣 尾関 由姫恵 佐藤 秀美 増谷 寿彦 小林 留美子 柳川 敬子
出版者
日本食品微生物学会
雑誌
日本食品微生物学会雑誌 = Japanese journal of food microbiology (ISSN:13408267)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.151-155, 2004-07-31
参考文献数
21
被引用文献数
3

2003年3月8日に埼玉県内の焼き鳥屋で喫食した友人4名全員が11日夕方 (16時頃) から12日朝 (8時頃) にかけて, 下痢・腹痛・発熱などの食中毒様症状を呈した.当初の検査で患者からすべて異なる血清型菌が分離されたことから, 5℃ 保存便について繰り返し検査したところ, 分離菌株の型 (血清型・PFGE型) に変化がみられた.一方, 患者から分離された<I>C.jejuni</I>および<I>C.coli</I>の5℃ 保存生理食塩液中での生存性に差はみられなかった.<BR>また, 本事例では食品から患者と同じ型のカンピロバクターも分離されたが, 同一検体でも直接法とMPN法で分離菌株の型が異なる場合がみられたことから, 両法の併用により菌分離を行うことが望ましいと考えられ
著者
山田 宏之 佐藤 忠継 澤田 正樹 岩崎 哲也 角田 里美 養父 志乃夫
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.635-638, 1999-03-30
参考文献数
11
被引用文献数
4 2

1997年の夏季, 日中に, 東京都稲城市の環境共生住宅団地「長峰・杜の一番街~五番街」において日中の気温分布, 地表面温度分布, 温熱環境の測定を実施した。その結果, 団地敷地内は周囲の道路部分よりも低気温であること, 芝生地や樹林地のような植物被覆面の温度は, アスファルトのような人工物よりも低温ではあるが, 直接日射が当たる部分では気温よりも高温となること, 温熱環境を表すWBGT指数は地表面温度を反映した値を示すことなどが把握された。また, 植物被覆面の温度は日射が遮られると速やかに低下し, 気温よりも低温となることから, 日陰の植被面が大きいことが熱環境改善のために効果的であることが示された。
著者
佐藤 貴明 澤野 弘明 鈴木 裕利 堀田 政二
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.625-626, 2016-03-10

本稿ではスピード線など漫画的表現を用いることで原作を尊重した映像の作成手法を提案する.本稿ではスピード線を用いて漫画内のイラストが運動する映像と,煙の立つ映像の作成手法について示す.運動の表現には,確率的ハフ変換を用いて検出された直線の中からスピード線を選択し,そのスピード線の長さ,角度,移動速度と方向を決定し映像を作成する.煙の立つ表現には,煙に対しポリゴンメッシュを利用し,ポリゴンメッシュの各頂点を無作為に移動させて変形した映像に,煙部分を透化したイラストを重ねることで煙の立つ映像を作成する.本稿ではこれら映像作成手法を用いて漫画を映像化し,結果映像について有用性を考察する.
著者
和久 貴洋 河野 一郎 中村 充 三輪 一義 香田 泰子 香田 郡秀 佐藤 成明
出版者
日本武道学会
雑誌
武道学研究 (ISSN:02879700)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.45-51, 1991-07-31 (Released:2012-11-27)
参考文献数
23
被引用文献数
2

The purpose of this study was to examine the measures to prevent injuries and to improve performance of Kendo by analyzing injuries due to Kendo from practice condition and athletic specificity. The findings were collected from a survey by questionnaire on injuries due to Kendo. The following results were obtained. Thirty-eight out of forty-four Kendo players (college players) had experience in injuries due Kendo in the past. Most Kendo players were injuried in college. Most Kendo players were injuried during practice of Kendo (Jigeiko, Kakarigeiko, or Shiaigeiko) in the middle or the latter half at practice of Kendo. Most of injuries were myorrhexis, plasmotomy of the tendon, tendovaginitis, sprain, stress fracture, spondylolysis, lumbago and bruise. The higher occurence parts of injuries due to Kendo were ankle and wrist joints, the tendo calcaneus (Achilles), crus, thigh and regio lumbalis. Many injuries of crus, the tendon of Achiles and wrist joint were in the left, although injuries of ankle joint were in the right. Fiftysix percent of all injuries were caused by fatigue and the fatigue was occured by Tobikomi action, Suburi action, or Taiatari during Jigeiko and Kakarigeiko in the latter half at practice of Kendo. These were concluded that injuries due to Kendo can be prevented by master of correct Datotsu technique, the measure to fatigue, forming appropriate training plan and the systematization of staff for first aid and that the weight training to the higher occurence parts of injuries due to Kendo was needed for prevention of injuries and improvement in performance of Kendo.
著者
大塚 敏之 高木 均 豊田 満夫 堀口 昇男 市川 武 佐藤 賢 高山 尚 大和田 進 徳峰 雅彦 堤 裕史 須納瀬 豊 新井 弘隆 下田 隆也 森 昌朋
出版者
The Kitakanto Medical Society
雑誌
北関東医学 (ISSN:13432826)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.517-522, 2000-11-01 (Released:2009-10-15)
参考文献数
11

マイクロ波やラジオ波を用いた凝固療法は肝癌に対する局所療法として広く行われるようになってきた.今回, 我々はマイクロ波やラジオ波による凝固効果を, イヌ及びブタを全身麻酔下に開腹した後肝臓にそれぞれの電極針を穿刺し通電することにより検討した.イヌを用いた実験では, 肉眼的にAZWELL社製マイクロ波, RITA社製ラジオ波及びBOSTON社製ラジオ波で凝固範囲が異なった.組織学的には, いずれも辺縁部に直後では出血を, 5日後では肉芽組織の形成が認められ明らかな差はなかった.ブタを用いた実験では, RITA社製ラジオ波のみの解析であるが, 組織学的に通電直後と6時間後では辺縁部に出血が見られ, 7日後では辺縁部に肉芽組織の形成が認められた.また, 通電時間による凝固範囲内の組織学的所見には差がなかった.したがって, 生体において, マイクロ波とラジオ波ともに良好な凝固効果が得られると考えられた.
著者
佐藤 万亀子
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.77-107, 2005-03

経済の混迷する現在、職場の労務管理は、家族的温情主義から、個人と組織の欲求を統一した人的資源管理への移行が時代の趨勢となり、キャリアカウンセリングの台頭を見ることになった。職場カウンセリングの来談に動機づけられない日本人の意識構造をカバーするために、スクリーニングとして「労働意識調査」を介した回答結果によって、自己の意識を客観的に見てもらう体験を通して、来談のための内発的な動機づけを高めると考えられた。呼び出しに応じて来談したクライエントは、面接場面で、象徴的な自己を吐露する現象が見られた。これらのクライエントの抱える問題の内容は、多種多様で、かつ深刻であった。問題がさらに重大にならない前の早い時期に、もし、パーソンセンタードのカウンセリングによって、認知変容ができれば、クライエントの人生の真の意味を気づかせるばかりか、さらに精神的健康の増進にもつながると考えられる。さらに医療費の軽減をもたらすことが期待でき、今後の医療政策へも、一つの示唆を与えることが出来ると考えられる。
著者
佐藤 徹治 原 祐樹 名越 綾香
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.561-568, 2020-10-25 (Released:2020-10-25)
参考文献数
11
被引用文献数
1

本稿では、全国の立地適正化計画を作成・公表済みの自治体に対するアンケート調査から計画に基づく具体的な人口誘導施策の検討・実施の有無、内容等を把握するとともに、立地適正化計画制度ができる以前の2005年から都心部等への人口誘導施策を実施してきた富山市を対象として、傾向スコアマッチングと差分の差分法を組み合わせたDID-PSMにより施策の人口誘導効果を統計的に検証した。アンケート調査結果から、誘導区域内に人口を誘導する施策を検討している都市は3割程度であること、誘導区域外に対する施策を検討している都市は少ないこと、現時点で実際に人口誘導施策を実施している都市は極めて少なく全国で10都市程度に留まることなどが明らかとなった。また、DID-PSMによる分析結果から、富山市の施策は実施後14年間経ても統計的に有意な人口誘導効果をもたらしていないことが示された。また、アンケート調査結果と検証結果を踏まえて、今後の居住誘導施策の方向性について考察した。
著者
河野 将光 佐藤 亮 三宮 克彦
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2016, 2017

<p>【はじめに,目的】熊本地震発災後の平成28年6月14日,震源地である益城町で応急仮設団地入居が開始された。JRATは益城町役場隊を配置。役場の各関係課と協力して仮設住宅初期改修対応を進めてきた活動内容を報告する。</p><p></p><p>【方法】5月21日仮設住宅950世帯の1次募集開始。5月23日益城町役場内に役場隊配置。保健師と共に高齢者,障がい者等に対し,抽選時にスロープ付仮設住宅への入居マッチングを提案(却下)。そこでJRATが避難所で個別対応した237名と仮設住宅当選者との突合を相談(交渉難航)。6月9日仮設住宅抽選発表。6月14日初の仮設団地鍵渡し実施。役場隊は関係課より仮設住宅平面図を入手,住環境確認。6月18日別の仮設団地鍵渡しに役場隊が参加し初期改修の説明実施。6月22日保健師情報よりJRAT個別対応者のうち仮設住宅当選者が47名と判明。6月21日役場隊が関係課と協議し仮設住宅2次募集の申込書には「移動が車椅子」の選択肢が入る。初期改修の流れを関係課で統一。6月25日初期改修対応開始。JRAT活動中の初期改修依頼は40件,7月30日迄でJRATが受けた訪問調査は終了した。</p><p></p><p>【結果】初期改修対応は各関係課が混乱多忙状態,個人情報提供が困難等により初期改修希望申請に対応する,とした。仮設住宅は1DK,2DK,3DKの3タイプ,基本設計はどの仮設団地も概ね同じ。玄関外に2~3段の段差,トイレ浴室前,浴室入口に約10cmの段差。玄関内部,トイレ内部,浴室扉部には手すりがあった。初期改修受付は復興課が窓口となり役場隊へ情報提供。役場隊は日程調整し活動隊が現場で評価し必要最小限の改修案をまとめ役場隊へ報告。役場隊は復興課へ報告書を提出した。初期改修の状況について,対象者は高齢者38名,未成年2名であった。また1名を除き被介護保険者または身障手帳,療育手帳を持っていた。対応内容は,段差対応が31件。内訳は玄関への対応が26件中段差昇降用手すり設置17件,スロープ設置8件であった。またトイレ前・浴室前の段差の手すり設置は14件であった。</p><p></p><p>【結論】仮設住宅は構造上段差が生じるため,段差昇降が困難な高齢者や車いす生活者は不自由が生じる。初期改修は段差対応が多く,構造上段差部改修対応は予め予測できた。活動隊は,復興費用を使った改修対応を意識し必要最小限の改修を心掛けてもらった。また仮設住宅に対しては,我が国が超高齢社会であるため段差部へはあらかじめ手すりの設置,さらには段差がない仮設住宅の開発を望みたい。また,JRAT活動期間中に初期改修対応手順が構築できた要因としては,震災後の混乱の中役場隊が益城町の各関係課の状況を理解し,日々変化する状況への対応し,錯そうする情報を整理しながら信頼関係を構築したことによりJART活動を啓発できたことがあげられた。今回の経験から有事に際し,発災直後から自治体にJRATが組み込まれた枠組みの構築が望まれる。</p>

1 0 0 0 外科通論

著者
佐藤進講義
出版者
島村利助
巻号頁・発行日
1876

1 0 0 0 外科各論

著者
佐藤進纂著
出版者
英蘭堂(発売)
巻号頁・発行日
1880

1 0 0 0 水戸義公伝

著者
佐藤進著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1911
著者
佐藤 博信
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.40, pp.123-144, 2011

千葉大学「人文研究」第40号