著者
星野 浩通 五十嵐 祐太 宮川 道夫 前田 義信
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and Systems Society (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.132, no.3, pp.384-390, 2012-03-01
参考文献数
15

We have developed a rehabilitation tool used for treatment of patients suffering from hemiplegia and evaluation of the paralysis-stage. The tool consists of a PC and button switches for a computer game so that it is not expensive, available in anywhere, and possible to get a change of air in the patients. In this study, we have evaluated behavior indices such as an operation time to play with the games both in healthy young students and patients with paralysis. From experimental results, it was shown that the recorded behavioral indices showed the strong dependence on the motion control function of a subject. Preceding evaluation of effectiveness in rehabilitation of the developed tool, possible application of the tool in evaluation of the motion control function of the patients with hemiplegia was discussed in this paper.
著者
神前 英明
出版者
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会
雑誌
耳鼻咽喉科免疫アレルギー (ISSN:09130691)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.241-246, 2011 (Released:2011-12-29)
参考文献数
50

本論文は撤回されました。詳細については本文PDFをご覧ください。
著者
河村 葉子 米澤 里香 前原 玉枝 山田 隆
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.154-161, 2000-04-25
被引用文献数
5 16

既報のポリエチレン及びポリ塩化ビニル中の添加剤一斉分析法について, ポリプロピレンへの適用を検討した. 84種類の添加剤を分析対象とし, そのうち29種類の添加回収試験を行ったところ, 回収率は63.1~114.1%とほぼ良好であった. 食品用ポリプロピレン製器具・容器包装39検体中の残存添加剤を測定したところ, 酸化防止剤のIrganox 1010が最も高頻度に検出され, 次いでIrgafos 168であった. その他, 酸化防止剤のBHT, 滑剤のオレアミド, ステアミド, エルカミド, ステアリン酸などが検出された. 更に, 界面活性剤のモノパルミチン, モノステアリンや可塑剤のDEHP, BBP, DINP等も検出された. また, 滑剤として添加されたと思われる3種類の脂肪族炭化水素群も見いだされた.

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著者
前田多門 著
出版者
選擧肅正同盟會
巻号頁・発行日
1935
著者
青木 佑紀 前田 新一 石井 信
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.480, pp.57-62, 2009-03-04
参考文献数
11

高次元データから特徴抽出を行って低次元データや二値化するなどコンパクトな表現に置き換えることがしばしば行われる。コンパクトな特徴表現は、データの圧縮や視覚化や学習を行う際の過学習の回避や、学習の高速化に有用である。HintonとSalakhutdinov[8]は、数百万のパラメータをもつ階層型restricted Boltzmann machine(RBM)の学習にcontrastive divergence(CD)に基づく初期学習を適用することで、主成分分析よりも優れた圧縮性能を実現する特徴抽出法を提案した。CDを用いた学習では、素早い学習を実現する一方、コスト関数が不明なため、パラメータ更新時に適当なステップサイズを使わざるを得ないという問題があり、改善の余地があると考えられる。本報告では、Helmholtz Machine(HM)に対して平均場近似を用いた学習アルゴリズムを導出し、コスト関数とそのパラメータ勾配の両方を評価可能な学習則を提案する。また、この学習則が特定の条件の下でRBMのCDによる学習則に一致することを示す。
著者
藤間 詩央里 原 恵子 田端 梓 笹野 哲郎 稲次 基希 赤座 実穂 前原 健寿 松浦 雅人 角 勇樹
出版者
一般社団法人 日本てんかん学会
雑誌
てんかん研究 (ISSN:09120890)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.10-22, 2016-06-30 (Released:2016-06-29)
参考文献数
27

てんかんへの偏見は、患者の社会参加やQOLに大きな影響を与え、重要な検討課題である。無意識的な態度の測定方法に潜在的連合テスト(Implicit Association Test:IAT)がある。本研究は、一般健常者と医療系学生を対象にIATを行い、潜在的偏見とその要因を明らかにすることを目的とした。一般健常者21名、医療系学生42名を対象とした。IATでは「てんかん」と「糖尿病」について、「良い」と「悪い」に関係する言葉との結びつきを調べた。加えて質問紙で、各疾患のイメージ(偏見の要因となり得る未知度、外集団、脅威度)と経験、知識度を調査した。一般健常者は医療系学生に比べ、IATで「てんかん」と「悪い」との結びつきが強く潜在的偏見が強かった。またてんかんに対する未知度、外集団、脅威度も高く、てんかんの知識度は低かった。知識度が高いほど脅威度は低下し、脅威度が高いほどIATで「てんかん」と「悪い」の結びつきが強かった。正しい知識を享受することがてんかんに対する潜在的偏見の改善につながると考えられた。
著者
前防 昭男 松森 正温 森脇 優司 中野 孝司 山出 渉 安室 芳樹 鍋島 健治 波田 寿一 東野 一彌
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.457-461, 1985

ビルハルツ住血吸虫症は,血尿を主訴とする寄生虫疾患で,アフリカや中近東などの熱帯地方がその流行地である.今回,我々は,世界旅行中,熱帯地方滞在の際に感染したと考えられるビルハルツ住血吸虫症を経験したので報告する.患者は33才の日本人男性. 1976年より世界旅行に出発,アフリカ,東南アジア,アメリカ大陸などを旅行していた. 1983年1月,メキシコ滞在中に血尿に気づくも放置していた.同年5月,日本へ帰国後も血尿持続し,精査のため入院.尿沈渣にて多数の赤血球および寄生虫卵を認め,その虫卵よりビルハルツ住血吸虫症と診断した.血液学的には好酸球増加および血清IgEの高値を認めた.また,膀胱粘膜の生検にて粘膜内にも虫卵を認めた.治療として酒石酸アンチモン剤を投与し尿中の虫卵が陰性化し退院した.本症は,流行地では2000万~3000万人もの患者が存在してるにもかかわらず,本邦ではほとんど認めることのできないまれな輸入寄生虫疾患であるが,海外渡航が頻繁に行なわれるようになつた現在,特に本疾患流行地に滞在していた場合には,血尿を認めた時には鑑別すべき疾患の一つになりえる.
著者
米澤 隆介 河井 剛 中野 克己 廣島 拓也 前原 邦彦 宮原 拓也 山際 正博 横山 聖一 阿部 裕一 江川 俊介 山畑 史織 實 結樹 久保田 めぐみ 常名 勇気 桒原 慶太
出版者
公益社団法人 埼玉県理学療法士会
雑誌
理学療法 - 臨床・研究・教育 (ISSN:1880893X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.80-85, 2016 (Released:2016-03-17)
参考文献数
2

【目的】公益社団法人埼玉県理学療法士会(県士会)南部ブロック県央エリアの認知度と,地域で働く理学療法士(PT)の県士会活動へのニーズを把握する目的でアンケートを実施した。【方法】アンケートは県央エリアの全てのPTを対象とした。アンケートは県央エリアの認知度,研修会や研修会への参加,および県士会活動に関する情報収集に関する計7問とし,郵送にて送付と回収を行った。【結果】アンケートの回答数は274通であった。77名が県央エリアを知らないと答え,186名が県央エリアの研修会や交流会に参加経験がないと答えた。一方,218名が研修会や交流会に参加したいと答えたが,83名が県士会活動について情報収集しておらず,研修会や交流会の開催情報を知らなかったという意見が多かった。【結論】県央エリアの認知度を高めるとともに,研修会や交流会の情報を地域の隅々まで広報することで,PTの県士会活動への潜在的なニーズに応えていく必要がある。
著者
荒井 基晴 前田 一人 佐藤 宏樹 三木 晶子 澤田 康文
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
pp.16-00041, (Released:2016-06-27)
参考文献数
8
被引用文献数
2

We created a draft of new patient information leaflets to ensure patients’ proper use of drugs and to highlight safety issues and improvement plans extracted and proposed by small group discussions (SGD) with pharmacists. A total of 3 SGDs (participants: 15 pharmacists) were conducted with the aim of improving patient information leaflets for oral diabetes drugs. First, the disadvantages and advantages of the current instructions as well as requests for ideal patient information leaflets were obtained from participants.Conventional patient information leaflets that could be improved were useful to understand drug efficacy, adverse effects, and instructions for daily consumption of medicines, and to encourage patients to re-check drugs at home and inform their family of the measures to be taken in the case of adverse effects from the standpoint of patients. However, some disadvantages arose; for example, the instructions were difficult to read because of small lettering and illustrations and too much text. It was not tailored for individual patients, and descriptions about serious adverse effects caused patients much anxiety. Therefore, we have created a draft of new patient information leaflets with diabetes that are simpler and easier to understand and use concise wording and illustrations that are impactful.
著者
大前 敦巳
出版者
上越教育大学
雑誌
上越教育大学研究紀要 (ISSN:09158162)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.31-47, 1997-09

小論は,フランスの大学人学資格に相当するバカロレア試験を主題に取り上げ,近年の改革に伴う試験の内容と,その準備のために望ましいと考えられている勉強法について検討する。バカロレア試験の実施過程にはリセの教員が多く動員され,またほとんどの試験は授業内容に関連した論述と口述からなるため,バカロレアの主たる試験準備の方法は,リセの授業で受けた内容の復習を行うことが中心になる。復習のために推奨される最も一般的な方法は,授業でノートに記入したことをカードに整理することである。さらに,模範解答集や模擬試験の問題を解くことを通して,過去に作成したカードを補足・修正することが勧められる。フランスでもバカロレア受験がユニバーサル化したのに伴って,日本の受験勉強に見られるのと同様の問題が指摘されている。今日の進学競争について論じるためには,高等教育の大衆化という多くの国に共通の現象を踏まえた上で,各国に固有の問題を明らかにしていくことが重要であると考える。
著者
松永 公廣 前迫 孝憲 菅井 勝雄
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.161-165, 2001-08-20
被引用文献数
1

小学校における幾何教育にコンピュータシミュレーションを用いるためには, 学習者の状況を合わせた指導方法を明確にすることが必要であろう.そこで本研究ではDOS版で開発した立方体の展開図組立シミュレーションをWindowに移植し, そのシミュレーションと正方形の紙をセロテープで張り合わせて展開図を作成する「紙とセロテープ」による2つの授業方法を組み合わせた実践から, 以下のような結論を得た.(1)2つの授業方法による学習結果を比較すると, シミュレーションを利用した方が試行回数が多かった.学習者は頭に浮かんだ自分のアイデアを確認する方法としてシミュレーションを利用していることがうかがえる.(2)2つの学習方法を組み合わせた授業の場合は, 最初に「紙とセロテープ」を, 次に「展開図組立シミュレーション」を利用した方が成功数が多かった.(3)「展開図組立シミュレーション」を用いた授業では, 児童の興味が展開図以外の多様な図形を作ることにも向くことがあるため, 場合によっては展開図の学習に集中させる授業条件を設けることも必要であろう.(4)学習者は「展開図組立シミュレーション」を用いた授業を楽しいと回答していた.
著者
沖 嘉訓 前川 眞一
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.117-128, 2015 (Released:2016-07-01)
参考文献数
37
被引用文献数
1

Multidimensional item response theory model (MIRT) is a sub-model of Item Response Theory (IRT). It assumes that multidimensional latent traits influence test item responses. Equating or linking, which calibrate the parameters of two or more tests, are critical to the application of IRT, because they allow for comparisons between test scores. However, little research has been conducted for MIRT equating, especially on the common examinee design. The present study describes three equating methods for MIRT, which utilizes rotation methods in factor analysis focusing on factor scores, by employing the common examinee design, and analyzes the characteristics of each method through computer simulations. The results of the simulations reveal that the Weighted Procrustes method is effective when correlations between equated scores of each dimension are expected to approximate the target ones.

2 0 0 0 OA 黒人音楽

著者
前川 金治
出版者
大手前大学・大手前短期大学
雑誌
大手前女子大学論集 (ISSN:02859785)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.86_a-100_a, 1978