著者
紙谷 雄志 岩井 和也 福永 泰司 木村 良太郎 中桐 理
出版者
日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.336-342, 2009-06-15
参考文献数
25
被引用文献数
2 12

本研究は,超臨界抽出により脱カフェイン処理したコーヒー豆抽出物の糖質分解酵素阻害と,その主成分であるクロロゲン酸異性体の寄与,さらにラットによる糖質負荷後の血糖値上昇抑制作用について検討した.<BR>(1) コーヒー豆抽出物のクロロゲン酸類含有量は38.8%であり,8種のクロロゲン酸異性体はコーヒー豆抽出物の糖質分解酵素の阻害活性に63.1-85.8%寄与することが確認された.<BR>(2) クロロゲン酸異性体の阻害活性はジカフェオイルキナ酸が最も強く,順にカフェオイルキナ酸,フェルロイルキナ酸であった.その阻害活性にはカフェオイル基がフェルロイル基より強く作用し,カフェオイル基数と共にキナ酸への結合部位も重要であることが推察された.<BR>(3) コーヒー豆抽出物は&alpha;-GI剤(アカルボース,ボグリボース)と類似した作用機序を示し,効果量より低い&alpha;-GI剤量に対して,相加的な併用効果があることが推測された.また,&alpha;-グルコシダーゼ阻害を介した血糖値の上昇抑制作用を示し,糖尿病予防効果のある健康食品素材としての可能性が示唆された.
著者
紙谷 雄志 岩井 和也 福永 泰司 木村 良太郎 中桐 理
出版者
日本食品科学工学会
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.336-342, 2009 (Released:2011-04-05)

本研究は、超臨界抽出により脱カフェイン処理したコーヒー豆抽出物の糖質分解酵素阻害と、その主成分であるクロロゲン酸異性体の寄与、さらにラットによる糖質負荷後の血糖値上昇抑制作用について検討した。(1)コーヒー豆抽出物のクロロゲン酸類含有量は38.8%であり、8種のクロロゲン酸異性体はコーヒー豆抽出物の糖質分解酵素の阻害活性に63.1-85.8%寄与することが確認された。(2)クロロゲン酸異性体の阻害活性はジカフェオイルキナ酸が最も強く、順にカフェオイルキナ酸、フェルロイルキナ酸であった。その阻害活性にはカフェオイル基がフェルロイル基より強く作用し、カフェオイル基数と共にキナ酸への結合部位も重要であることが推察された。(3)コーヒー豆抽出物はα-GI剤(アカルボース、ボグリボース)と類似した作用機序を示し、効果量より低いα-GI剤量に対して、相加的な併用効果があることが推測された。また、α-グルコシダーゼ阻害を介した血糖値の上昇抑制作用を示し、糖尿病予防効果のある健康食品素材としての可能性が示唆された。
著者
工藤 暢宏 木村 康夫 新美 芳二
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.9-12, 2002 (Released:2007-11-30)
参考文献数
16
被引用文献数
9 11

カシワバアジサイの有用形質をセイヨウアジサイに導入することを目的として,種間雑種の作出方法を検討した. 1.セイヨウアジサイを種子親,カシワバアジサイを花粉親にした種間交配では,受粉後2週間ほどで子房が緑化肥大し,さく果を形成するが,完全な種子はできなかった. 2.交配後のさく果から胚珠を取り出し培養すると胚が発達して,肥大した胚が出現することが確認された.しかし,‘ハルナ’を種子親にした場合では,出現直後に胚が生育を停止し枯死した.‘ブルーダイヤモンド’を種子親にした場合には,非常に低い割合であるが,順化可能な雑種と思われる個体が得られた. 3.順化後温室で栽培した再性個体にはカシワバアジサイ特有の鋸歯が観察され,雑種であると判断された.しかし,雑種個体の全体的な形態は種子親の特徴を多く受け継いでいた.培養開始から2年後に胚珠から再生した雑種6個体のうち1個体が開花したが,花序は中心がやや山型に盛り上がったテマリ型で,種子親の‘ブルーダイヤモンド’の特徴が強く現れていた.
著者
杉町 勝 木村 裕一
出版者
公益社団法人 日本生体医工学会
雑誌
生体医工学 (ISSN:1347443X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.Supplement, pp.S285-S286, 2015 (Released:2016-06-18)

原稿を投稿して論文を出版することは,世界中に研究成果を発信する最も強力な方法のひとつである.その一方で,著者は投稿に際しガイドラインやルールに緻密に従う必要がある.これらのルールは,投稿原稿が科学的なものでなければならないことから生じる満たすべき構成条件,すなわち新規性・重要性・信頼性と密接に関係している.本講演では引用,著作権,多重投稿,研究・出版倫理,動物やヒトを用いた研究についての倫理,利益相反開示などについて情報を提供し,会員の皆様の投稿や査読応答の際に役立てていただくことを目的とする.
著者
井原 基公 三田尾 賢 小滝 照子 重光 昌信 木村 公重
出版者
日本環境感染学会
雑誌
環境感染 (ISSN:09183337)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.291-294, 2000-11-09
参考文献数
6

母子同室を行っていなかった母子異室期間と, 希望者に対し母子同室を行った母子同室期間での退院前新生児鼻腔からのブドウ球菌メチシリン感受性黄色ブドウ球菌 (以下MSSAと略), メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (以下MRSAと略), コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 (以下CNSと略) 検出率を比較し, 母子同室が新生児のMRSA院内感染に及ぼす影響について検討した.<BR>母子異室期間 (1567例) では黄色ブドウ球菌は5.8% (MSSA5.0%, MRSA0.8%) に検出された. これに対し母子同室期間 (927例) では黄色ブドウ球菌は5.8% (MSSA5.7%, MRSA0.1%) に検出され, 母子異室期間と母子同室期間において有意差を認めなかった. 母子同室期間で母子同室実施者 (555例) では黄色ブドウ球菌は7.6% (MSSA7.4%, MRSA0.2%) に検出された. これに対して母子異室実施者 (372例) では, 黄色ブドウ球菌は7.3% (MSSA7.3%, MRSA0.0%) に検出され, 母子同室実施者と母子異室実施者で差を認めなかった.<BR>この結果から, 母子同室がMRSAを含めた黄色ブドウ球菌による新生児院内感染増加の要因とはならないことが判明した.
著者
木村 朗
出版者
日本公衆衛生理学療法研究会
雑誌
日本公衆衛生理学療法雑誌 (ISSN:21895899)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.1-6, 2013 (Released:2018-03-16)

理学療法は昭和40年日本において理学療法士法が成立して以来、2013年時点でおよそ10万人を超える有資格者によるサービス提供体制を持つに至った。 さらに、公衆衛生学的な課題に応えるためのサービスの提供のためには、新たに保健医療福祉システムの視点および社会の価値観と経済成長、情報通信技術(Information Communication Thecnology,ICT)の進歩、生活様式の変化など社会的視点を加えながら研究し、社会に貢献することが公衆衛生理学療法の視点であり、本研究会の設立趣旨はそこにある。 このような具体的な課題を、従来の理学療法に収束させるだけでなく、展開することを目的として研究する場として本会は設立された。さらに、インターネットの機能が進歩したため、研究会運営をwebベースで行うことができるようになったことが契機となり、日本公衆衛生理学療法研究会の発起人の会が生まれ設立総会が平成24年10月25日に開催された。研究会の運営とHomepageの管理を、m3.comで行うことが可能になったことからスポンサーの確保などの心配がなくなり、従来の学会組織と一線を画す運営形態がとれる見通しが立った。
著者
青島 親年 久保田 大輔 奥村 敏彦 中村 皓一 木村 浩 石井 紀雄 木下 誠一 中島 雄作
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.290-295, 2014

1990年代から,企業の財務会計,生産管理,販売管理,調達・購買管理,経営管理,人事・労務管理,給与計算,就業管理(勤怠管理)等に関する社内情報システムは,フルスクラッチで開発せず,ERPパッケージを採用して構築することが,盛んに行われている.また,ERPパッケージの導入におけるプロジェクトマネジメントに関する研究も数多く存在する.さて,2010年前後から,筆者が所属する会社では,グループ会社の社内情報システムを統一し,グループ会社の間接業務プロセスの標準化,効率化を推進することを経営施策の一つとして掲げていたが,ある特定のグループ会社群の人事給与・就業管理に関する情報システムの刷新の際,ERPパッケージを用いて構築した.初回のあるグループ会社へのERP導入では,過去の研究論文や文献を参考に,プロジェクト成功のノウハウを取り入れ,納期どおりにカットオーバさせたが,品質が安定せず,運用フェーズに入ってからの仕様変更が相次いだ.そこで,初回の反省を踏まえ,要因解析と対策立案を行った結果,2回目の別のグループ会社へのERP導入では,大幅に品質が向上し,QCD全てが良好な成功プロジェクトとすることができた.本稿では,前記の人事給与・就業管理ERPパッケージの導入における品質改善活動について紹介する.
著者
木村 昭夫 留目 優子 大国 寿士 桜田 紳策 渡辺 ユキノ 倉田 潔 木村 壮介
出版者
Japanese Association for Acute Medicine
雑誌
日本救急医学会雑誌 (ISSN:0915924X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.8, pp.332-335, 1998-08-15 (Released:2009-03-27)
参考文献数
11

近年,重症脳傷害に対する中等度低体温(32℃~34℃)の脳保護効果が注目されているが,この療法の際に,しばしば細菌感染症が惹起される。本論文では,この低体温下における単球の機能についてin vitroにて検討した。健常成人より得た末梢血から単核白血球を分離し,そのなかの単球の遊走能,貪食能および殺菌能を33℃並びに37℃で比較検討した。単球の遊走距離は,3時間において37℃では平均1.1mmであったのに対し,33℃では平均0.1mmであった。37℃では単球1個当たり貪食した酵母(Saccharomyces cerevisiae)数が2.3±2.1個であるのに対し,33℃では1.9±1.8個であった(p=0.017)。また貪食された後,発育してきたコロニー数は,37℃で(1.8±0.11)×106個,33℃では(2.4±0.17)×106個であった(p<0.0001)。遊走能,貪食能,殺菌能ともに33℃で低下しており,これらが低体温療法の際の易感染性に関与していることが示唆された。
著者
木村 三生夫
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.113-118, 1971-03-01 (Released:2011-05-24)
参考文献数
13

During 1967 to 1970, 65 cases of postvaccinal central nervous system diseases were reported to Smallpox Vaccination Committee.Among these, 40 cases were classified as postvaccinal encephalitis or encephalopathy. Incubation periods of these cases were between 4 to 17 days (mean 8.7 days). 31 cases were under 1 year of age, 8, 1 year and 1, 12 years of age, respectively. These case distribution accounted for age were thought to be paralleled to age distribution of smallpox vaccination performedThough it would be often difficult, from the clinical grounds, to distinguish encephalopathy from encephalomyelitis, 14 cases were thought to be typical encephalopathy, and many of the others showed only slight cerebrospinal fluid abnormality. It was suggested that the clinical manifestations of those very young children were belonged to encephalopathy.The prognosis were relatively good, 20 were completely recovered, 3 died and 16 left central nervous system sequeles. It was thought that few severe or fulminant cases were reported here.The other types reported were, mild transient encephalopathy 3, acute infantile hemiplegia, 3, aseptic meningitis type, 11, myelitis, 1 and neuropathy, 2.
著者
木村 温英
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.93, pp.3-S28-4, 2020

<p>The muscarinic M<sub>1</sub> receptor (M<sub>1</sub>R) is a promising target for treating cognitive impairment associated with cholinergic deficits. We found that cooperativity (α-value) was key to lowering the risk of diarrhea by M<sub>1</sub>R positive allosteric modulators (M<sub>1</sub> PAMs), and discovered a low α-value M<sub>1</sub> PAM, TAK-071 with α-value of 199 and inflection point (IP) of 2.7 nM. T-662, a reference M<sub>1</sub> PAM with high α-value of 1786 and IP of 0.62 nM, but not TAK-071, augmented isolated ileum motility. TAK-071 and T-662 improved scopolamine-induced cognitive deficits in rats at 0.3 and 0.1 mg/kg, respectively, and induced diarrhea at 10 mg/kg and 0.1 mg/kg, respectively, in rats. TAK-071 might have a wider margin between cognitive improvement and diarrhea induction than T-662. M<sub>1</sub>R activation increases neural excitability via membrane depolarization, reduced afterhyperpolarization, and generation of afterdepolarization in prefrontal cortical pyramidal neurons. T-662 induced all three processes, whereas TAK-071 selectively induced afterdepolarization. Combining sub-effective doses of TAK-071, but not T-662, with an acetylcholinesterase inhibitor, significantly ameliorated scopolamine-induced cognitive deficits in rats. TAK-071 may therefore provide new therapeutic opportunities for cognitive dysfunction with minimum cholinergic side effects.</p>
著者
木村 和雄
出版者
沖縄工業高等専門学校
雑誌
独立行政法人国立高等専門学校機構沖縄工業高等専門学校紀要 (ISSN:1881722X)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.73-82, 2008-03

2006年梅雨期に沖縄島中部の中城村で発生した安里地辷りは、近年の斜面崩壊の中では最大かつ桁違いの規模であったが、その誘因となった降水は、他の地辷り発生時のそれと比べて量・強度とも特筆すべき点の無い平凡なもので、「豪雨」ではなかった。このため土砂災害警報など事前の防災情報が提供されないなかで、大きな災害が生じることになった。そこで、本稿ではこのような大規模地辷りが発生する条件を検討し、防災情報整備・改善へのアプローチを試みた。安里地辷りは、沖縄島中南部で一般的に生じる泥岩層すべりであり、地質条件において特異性は認められない。斜面崩壊の規模は先行する地形場に規定され、安里地区を含む中城湾沿いの急斜面帯は、他の地域と比べて大規模地辷りを発生させるポテンシャルが高い。さらにこの急斜面帯のなかでも、風隙直下でかつ地形プロセス変化の前線に面した箇所では大規模地辷り発生の可能性がより高いように見える。一方、2006年の梅雨期は降水日の連続性において特異であることがわかった。すなわち、沖縄島における梅雨期の降雨パターンは、例年、数日おきに降水日と晴天日が繰り返されるのに対して、2006年5月下旬から6月中旬にかけては、ほぼ毎日降水が続く異例の長雨が記録され、実効雨量で示される地下水分も高い水準のまま推移した。その結果、斜面地下に広大なすべり面が形成され、大規模な土砂移動が可能になったと考えられる。以上のことから、大規模地辷り災害に対する警戒情報提供のためには、従来から評価してきた情報に加えて、地盤条件や地辷り地形だけでなく斜面崩壊の前提となる「場」のポテンシャルも評価しておくこと、短時間の時間雨量解析だけでなく日・週・旬・月単位などの長時間の降水パターンとそれに呼応する水文状況も評価対象とすること、などが必要と考える。
著者
河邊 聰 内藤 郁子 野村 正樹 畑 正一郎 大森 靖子 平家 直美 林 茂 吉田 光一 木村 忠紀 堀 榮二 遠藤 康雄 志村 公夫 冨家 裕久
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住宅総合研究財団研究論文集 (ISSN:18802702)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.433-443, 2008

京都の都心部には,平成12年の調査で3万戸の伝統町家があることが分かっていた。その後年々数は減少しているといわれる。町家では日々の生活が営まれ,その上で都市的・文化的価値の高さが語られる。(財)京都市景観・まちづくりセンターは,京町家居住者からの様々な相談に応じる町家相談会「京町家なんでも相談」を平成13年度に立ち上げた。本稿は,この相談会に寄せられた町家居住者からの相談内容をヒアリング形式で間接的に学習し,それを参考資料とした。資料から居住にかかわる不満・不安を抽出・分析し,問題点の把握と理解をした上で,今後居住不安解消の具体案を策定し,居住者への居住支援方策を提示したいと考える。このことから京町家の保全・継承の環境づくりに寄与したいと考えるものである。
著者
香川 綾 小池 五郎 木村 広子
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
栄養と食糧
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.216-219, 1963

Main protein source of Japanese breakfast is rice and soybean, sometimes with fish, andth at of Western countries bread and milk, sometimes with meat.<BR>To compare the nutritive value of these mixed proteins, forty-eight male albino rats weredi vided into six groups and fed the following diets as protein source;<BR>Group A, rice protein; Group B, rice and soybean protein; Group C, rice, bean andf ish protein; Group D, wheat protein; Group E, wheat and milk protein; Group F, wheat, milk and meat protein.<BR>After 5 weeks-feeding following results were obtained:<BR>1) An effect on growth (increase of weight) was in the order of group F, E, C and B, butthe differe nces were not statistically significant. Group A and D showed significantly lower results.<BR>2) The weights of liver of groups A and D were lower than those of the other four groups, and among latters there were no differences. The activity of liver xanthine oxidase wash ighest in group F, followed by E, C and B. Group A and D showed lowest activity. Theactivity of liver transaminase was highest in group F, followed by C, and that of group Aand D was the lowest.<BR>3) There were no differences in hemogl obin content of blood among five groups except group D, which showed an anemic state.
著者
木村 沙織 高島 三幸
出版者
日経BP社 ; 2002-
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.16, no.9, pp.84-86, 2017-08

スポーツは技術練習の積み重ねによる土台が大事だし、経験や練習量が多いほど自信にもなる。でもそれだけでは、勝敗を分ける重要な場面で直感を信じ切れるわけでもないと思うんですよね。 試合前のミーティングでは、データ戦略分析スタッフが出した対戦チ…