著者
白井愛著
出版者
罌粟書房
巻号頁・発行日
1988
著者
森脇 喜一 白石 和行 岩田 修二 小嶋 智 鈴木 平三 寺井 啓 山田 清一 佐野 雅史
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.86, pp.36-107, 1985-09

第26次南極地域観測隊のセールロンダーネ山地地学調査は, 山地西部地域において実施された。調査は新観測拠点建設作業後の1月6日から2月13日までの39日間, 広域を調査するため8名の隊員が2班に分かれて実施した。2班はそれぞれ地質, 地形, 測地の調査・観測ができるよう構成され, ほぼ所期の目的を達成した。夏隊の行動期間のほとんどすべてを費やして, 昭和基地から独立して行った, このような行動形態は, 日本南極地域観測隊としては初めての例であるので, 計画作成から実施経過までを装備, 食料などの設営面を含めて詳しく報告する。調査結果については現在, 整理・研究中であり, 今後個別に発表されるので, ここでは概要を述べるにとどめる。この地域の夏季の気象・雪氷状況は, 今後もセールロンダーネ地域で展開される調査行動の指針となると思われるので詳しく報告する。
著者
森田 達也 古村 和恵 佐久間 由美 井村 千鶴 野末 よし子 木下 寛也 白髭 豊 山岸 暁美 鈴木 聡
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.382-388, 2012 (Released:2012-07-31)
参考文献数
22

本研究の目的は, 患者所持型情報共有ツール『わたしのカルテ』の利用状況を明らかにすることである. 配布数, 医師706名・看護師2,236名の質問紙調査, 医療福祉従事者40名に対するインタビュー調査, 事例を分析した. 年間平均1,131冊が配布され, 15%の医師, 16%の看護師が使用した. 医療者の体験としては, 現状として【一部では使われているが全体には広がらない】, 効果として【患者の自己コントロール感が上がる】【医療福祉従事者間の情報共有になる】, 普及しない理由として【患者にとって利益がない・負担が大きい】【関係する地域の職種すべてが使用する必要がある】ことが挙げられた. 11病院で運用が試みられたが, 3年間継続した運用ができたのは2病院のみであった. わが国の多くの地域において, 患者所持型情報共有ツールを短期間に地域全体に普及させることの実施可能性は低いことが示唆された.
著者
白川 慧一
出版者
土地総合研究所
雑誌
土地総合研究 (ISSN:13436600)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.117-138, 2010
著者
間瀬 正啓 馬場 大介 長山 晴美 田野 裕秋 益浦 健 深津幸二 宮本 孝道 白子 準 中野 啓史 木村 啓二 笠原 博徳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.127, pp.1-6, 2006-11-28
被引用文献数
3

マルチプロセッサ、マルチコアアーキテクチャの普及に伴い、ハイパフォーマンスコンピューティング分野から組み込み分野に至る様々な分野で、その特性を引出し高実効性能・低消費電力を実現する自動並列化コンパイラの重要性が高まっている。本稿ではプログラム全域の並列性およびデータローカリティの有効利用が可能なマルチグレイン並列処理を実現する、OSCARコンパイラのC言語対応について述べる。OSCARコンパイラにおけるC言語対応を迅速に行うために制約付きC言語を定めた。MPEG2エンコード、MP3エンコード、AACエンコードの各メディアアプリケーション、組込み向けベンチマークMiBenchよりsusan(smoothing)、SPEC2000よりartについてC言語対応OSCARコンパイラによる自動並列化の初期性能評価を行い、8プロセッササーバであるIBM p5 550上でIBM XL Cコンパイラversion 8.0の逐次処理と比較してsusan(smoothing)で最大7.49倍、4プロセッサワークステーションであるSun Ultra80上でSun Studio 9 Cコンパイラの逐次処理と比較してsusan(smoothing)で最大3.75倍の速度向上が得られた。Along with the popularization of multiprocessors and multicore architectures, automatic parallelizing compiler, which can realize high effective performance and low power comsumption, becomes more and more important in various areas from high performance computing to embedded computing. OSCAR compiler realizes multigrain automatic parallelization, which can exploit parallelism and data locality from the whole of the program. This paper describes C language support in OSCAR compiler. For rapid support of C language, restricted C language is proposed. In the preliminary performance evaluation of automatic parallelization using following media applications as MPEG2 encode, MP3 encode, and AAC encode, Susan (smoothing) derived from MiBench, and Art from SPEC2000, OSCAR compiler achieved 7.49 times speed up in maximum for susan (smoothing) against sequential execution on IBM p5 550 server having 8 processors, and 3.75 times speed up in maximum for susan (smoothing) too against sequential execution on Sun Ultra80 workstation having 4 processors.
著者
森 博志 白鳥 和人 星野 准一
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.1453-1464, 2011-04-15

表示と通信にデジタル技術を活用した広告媒体であるデジタルサイネージは,近年パブリック空間の様々な場所で活用例を見ることができる.しかし,客の商品に対する注意や関心を喚起する機能は,人間の店員による能動的な働きかけによる宣伝活動と比較すると,いまだ十分ではないと考えられる.そこで本稿では,パブリック空間における往来者に対して能動的に注意喚起と情報提示を行うことができるヴァーチャルヒューマン広告提示システムを提案する.本システムでは,人の注意を引き付ける役割を持つ,人の非言語的コミュニケーションの要素に着目し,商品の説明を行うヴァーチャルヒューマンに注意を引き付けるうえで重要なコミュニケーション要素であるアイコンタクトと身体的距離に応じた接客行動を導入する.
著者
白石 龍哉
出版者
金沢大学十全医学会 = The Juzen Medical Society Kanazawa University
雑誌
金沢大学十全医学会雑誌 = Journal of the J◆U00FB◆zen Medical Society (ISSN:00227226)
巻号頁・発行日
vol.118, no.1, pp.2-8, 2009-03-01
被引用文献数
1

平成21年1月9日受付,平成21年1月27日受理
著者
湯浅 友幸 白山 晋
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

インフルエンザなどの感染症流行の予測においてネットワーク構造の影響が指摘されるが,多くのネットワークについて調べられているわけではない.本稿では,様々なネットワークを用いて感染症流行シミュレーションを行い,ネットワーク構造の統計的指標と流行形態との関係性を明らかにする.
著者
白木 亮 華井 竜徳 森脇 久隆
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.27, no.6, pp.1331-1335, 2012 (Released:2012-12-17)
参考文献数
11

肝硬変では蛋白・エネルギー低栄養 (protein-energy malnutrition: PEM) が高頻度に出現し、予後やquality of life (QOL) に影響を及ぼす。この低栄養状態に、分岐鎖アミノ酸 (branched chain amino acids: BCAA) 製剤や就寝前軽食 (Late evening snack: LES) などの栄養療法によって、肝機能・予後・QOLの改善が得られることが報告され、様々なガイドラインで栄養療法が推奨されている。また近年、食の欧米化に伴い日本人の肥満は増加傾向にあり、肝硬変患者においても肥満患者の割合が増えている。肥満合併肝硬変患者では肝発癌リスクが高く、肥満やインスリン抵抗性に対しての治療介入も必要である。
著者
渡邊 雅之 深澤 均 白石 不二雄 白石 寛明 塩澤 竜志 寺尾 良保
出版者
一般社団法人 日本環境化学会
雑誌
環境化学 (ISSN:09172408)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.65-71, 2004-03-29 (Released:2010-05-31)
参考文献数
16
被引用文献数
4 5

試験用離解機を用いて古紙原料の離解排水を作成し, そのBPA濃度を測定した。8種類の古紙原料のうち, 感熱紙で440mg/lと高濃度のBPAが検出された。さらに, ワープロ用あるいはFAX用の11種類の感熱紙について検討したところ, 1999年以前に製造された感熱紙の離解排水で170~460mg/lのBPAが検出された。しかし, それ以降に製造された感熱紙ではBPA濃度が大きく低下することや, 顕色剤としてBPSあるいはBPS-monoPが検出されることが示された。これらのことから, 感熱紙の顕色剤としてBPAから他の製品への切り替えが進んでいることが示唆された。また, 増感剤としてm-テルフェニル, 4-ベンジルビフェニル, 1, 2-ビス (3-メチルフェノキシ) エタン及びベンジル2-ナフチルエーテルも検出された。感熱紙に含まれる可能性のある物質について酵母ツーハイブリッド・アッセイ法によるエストロゲン・アゴニスト試験を行ったところ, 4-ヒドロキシ安息香酸ベンジルとトリフェニルメタンにBPAより強い活性が認められた。
著者
田中 誠悟 秋吉 秀保 中込 拓郎 青木 美香 白石 佳子 桑村 充 山手 丈至 大橋 文人
出版者
日本獸医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.950-953, 2010-12-20

9歳齢の雌のポメラニアンが、約1年前からの発咳を主訴に近医を受診した.近医での加療中に状態の悪化を認めたため、精査・治療を希望し大阪府立大学獣医臨床センターに来院した.初診時、重度呼吸困難を呈し、興奮時のチアノーゼを認めた.呼吸音は後葉周辺部のみで聴診され、亢進が認められた.一般身体検査およびX線検査では肺気腫を疑った.CT検査では、胸腔内の大部分を占める嚢胞性病変と、一部に正常な肺の存在を確認したため、外科的切除を考慮し試験的開胸術を実施した.開胸下にて切除可能部位を切除後、残存した嚢胞に対して縫縮術を施した.切除組織は病理組織学的に気管支嚢胞と診断された.術後8日目には呼吸状態もやや改善し、歩行可能となるなど、良好に回復した.
著者
成瀬 廉二 秋田谷 英次 西村 浩一 白岩 孝行 山口 悟 須澤 啓一 天見 正和 伊藤 陽一 根本 征樹
出版者
北海道大学低温科学研究所
雑誌
低温科学 物理篇 資料集 (ISSN:03853683)
巻号頁・発行日
no.55, pp.13-26, 1996
被引用文献数
1

1996年2月下旬に,北海道内広域の58地点にて積雪調査を行った。測定項目は,積雪深,積雪水量,層位・雪質・粒径,ラム硬度,雪温である。同年冬期は,札幌を中心とした日本海側では記録的な大雪であり,一方北海道東部は平年より少雪であった。全層平均密度と全層平均ラム硬度は,積雪量が多い北海道西部で高い値を,積雪量が少なく「しもざらめ雪」が顕著な東部で低い値を示した。
著者
梶内 俊夫 白神 直弘 畑山 実
出版者
The Society of Chemical Engineers, Japan
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.450-455, 1985

層流領域においてビンガム流体のテーパー管拡大流れと縮小流れによる圧力差を実験的に検討した.<BR>テーパー部に積分形エネルギー収支式を適用してビンガム流体のテーパー管による圧力差の推算式を得た.運動エネルギーに対する補正係数と広義レイノルズ数を導入することによって, 無次元化圧力差はニュートン流体に対する式と相似な形で表すことができた.圧力差を予測する計算手順を示した.<BR>これらの式からの予測値は実験結果と良好に一致した.
著者
阿部 善也 権代 紘志 竹内 翔吾 白瀧 絢子 内田 篤呉 中井 泉
出版者
The Japan Society for Analytical Chemistry
雑誌
分析化学 = Japan analyst (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.477-487, 2011-06-05
被引用文献数
5

国宝 紅白梅図屏風(尾形光琳作)は,先行研究でその金地が金箔製ではない可能性が指摘され,社会的に注目された.その一方で,金地が金泥で描かれたものであると判断するに足る科学的根拠は得られておらず,金地の製法に関して疑問が残されていた.本研究では最先端の可搬型分析装置を用いたオンサイト非接触複合分析により,金地の製法解明を図った.特に金箔の延伸過程で生じる金結晶の配向現象に着目し,新規の手法として粉末X線回折法を導入し,金箔・金泥の判定を行った.粉末X線回折測定により屏風金地を分析した結果,屏風の金地部分では金結晶が<i>a</i>軸方向に選択配向していることが明らかとなった.この結果は屏風に先立って分析された現代の金箔の結果と一致した.さらに屏風の金地全体に格子状に浮き上がって見える部分については,金の厚みが2倍以上になっていることが蛍光X線装置による線分析によって示され,2枚の金箔が重なった箔足部分であることが判明した.以上の結果より,屏風の金地は金泥ではなく,金箔であることが明らかとなった.