著者
鈴木 健嗣
出版者
神戸大学大学院経営学研究科
雑誌
神戸大学経営学研究科 Discussion paper
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013-07

近年,第三者割当増資が急増した背景には,さまざまなタイプの投資家の引受けや中小規模企業による発行の増加がある.本稿は,こうした背景に注目し,発表時の株式市場の反応,引受投資家の要求するディスカウント率,発行後の長期パフォーマンス,引受先の売却行動について検証した.本稿の主な結果から,①ディスカウント率は正であるが,経営者や関連企業,銀行が引受ける場合はより低く,ヘッジファンドが引受ける場合にはより高いこと.また,ヘッジファンドの割当比率と逆U字関係にあること.②発表時の株価リターンは正であるが,ヘッジファンド,株式持合い先が引受ける場合は低く,事業関連会社が引受ける場合はより高いこと.また,ヘッジファンドの割当比率とU字関係にあること,③長期パフォーマンスについては,ヘッジファンドが引受先の場合には有意に負であるのに対し,経営者,既存株主,取引先,事業関連企業,株式持合い,銀行が引受ける場合には有意な株価下落はみられないこと,また,ヘッジファンドのパフォーマンスは役員派遣が行われ割当比率が高い時には負の長期パフォーマンスはみられなかった.④割当後の株式売却について,ヘッジファンドが最も多く売却していることがわかった.これらの結果から,ヘッジファンドは,過大評価された株価のときに第三者割当増資を引き受け,高いディスカウントを要求し,発表時の株価リターンの正の反応は弱く,過大な株価のうちに売却するというラストリゾート仮説及び,多くの割当を引受けたのち役員を派遣し企業価値を上げるモニタリング仮説が支持している.また,部分的にではあるが経営陣や事業関連企業,銀行における保証仮説や持合いによるエントレンチメント仮説が支持された.
著者
鈴木 健規 佐々木 嘉光 松浦 康治郎 小澤 太貴 榑林 学 高橋 正哲
出版者
東海北陸理学療法学術大会
雑誌
東海北陸理学療法学術大会誌 第28回東海北陸理学療法学術大会
巻号頁・発行日
pp.87, 2012 (Released:2013-01-10)

整形外科領域における体外衝撃波療法(ESWT)は、1988年にドイツで初めて偽関節に対する治療が行われ、1990年代には石灰沈着性腱板炎、上腕骨外上顆炎、足底腱膜炎などの難治性腱付着部症に対する除痛治療として、欧州を中心に普及してきた。本邦では難治性足底腱膜炎を適応症として2008年に厚生労働省の認可がおりて臨床使用が可能となり、当院では2011年10月に国内9台目となる整形外科用体外衝撃波疼痛治療装置を設置した。今回、足底腱膜炎に対しESWTを実施した症例を経験したので報告する。【方法】 〈体外衝撃波疼痛治療装置の概要〉 体外衝撃波疼痛治療装置は、ドルニエ社製Epos Ultraを使用した。電磁誘導方式で照射エネルギー流速密度は0.03~0.36 mj/㎜2と7段階に可変式である。照射方法は基本的に超音波ガイド下に正確に病変部(腱付着部)への照射を行う。Low energyより始めて徐々に出力を上げ、痛みの耐えられる最大エネルギーで照射を行う。当院では整形外科医師と理学療法士がチームとなり、Visual analogue scale(VAS)を、照射前、照射直後に測定した。〈症例〉 58歳男性、運動は週3回行っており、平成23年1月にジョギング中に右足底に疼痛出現。同年6月に100キロマラソンに2度出場した結果、疼痛増悪。近医受診し、右足底腱膜炎と診断され、ステロイド注射等の保存的治療を受けた。また、接骨院へも通院したが改善せず、同年11月ESWT希望し当院受診。平成24年3月までに5回実施した。自己管理型質問票により疼痛と活動制限レベルを4段階で示したRoles and Mausdley score(以下RM score)では、最も低い活動レベルのPoorであった。1回目を照射レベル3、総衝撃波数5,000発、総照射エネルギー396mj/㎜2で実施した。2回目以降、総衝撃波数を5,000発、総照射エネルギーを1,300mj/㎜2までとし、2回目を照射レベル5で実施。3~5回目を照射レベル6で実施した。【説明と同意】 ESWT実施前に期待される治療効果と副作用の報告について口頭および書面を用いて説明し、本人の同意を得た。【結果】 歩行時VASは、照射1回目の治療前42㎜、治療後26㎜。2回目は治療前10㎜、治療後9㎜。3回目は治療前10㎜、治療後4㎜、4回目は治療前10㎜、治療後2㎜、5回目は治療前0㎜であった。朝の1歩目のVASは1回目聴取できず、2回目17㎜、3回目10㎜、5回目14㎜であった。また、3回目以降では連続歩行可能となった。4回目以降は15㎞程度のランニングが可能となっている。最終的なRM scoreはGood(時折不快感)であった。【考察】 先行研究によると、足底腱膜炎に対する除痛効果は1回照射より複数回照射の方が除痛効果は持続するとされており、本症例においても同様の結果であった。今回、RM scoreでGoodとなったが、朝の1歩目の疼痛は残存した。足底腱膜へのストレスが増大する要因として下腿三頭筋の疲労による伸張性低下もそのひとつとして考えられるとされており、ESWT実施後、下腿三頭筋のストレッチを行うことで朝の1歩目の疼痛が軽減するか否かが今後の検討課題として挙げられた。【まとめ】 足底腱膜炎に体外衝撃波を行い、ランニング可能となった。
著者
板橋 拓未 高信 英明 山尾 考弘 鈴木 健司 三浦 宏文
出版者
工学院大学
雑誌
工学院大学研究報告 (ISSN:03685098)
巻号頁・発行日
vol.106, pp.25-29, 2009-04-30

Recent years, movement of robots are required to suit various fields and environments. Therefore, this research focused on flexible movement of the tongue. The purpose of this research is to develop tongue type multi-DOF flexible Robot. A tongue has three functions: mastication, articulation and swallowing. In particular, this research has focused on the swallowing. In this paper, we consider the proposal of a basic model, and swallowing operation, before manufacturing tongue type multi-DOF Robot. Next, basic model was made by using DADS (Dynamic Analysis and Design System), and we verified the validity of the mechanism of basic model from the swallowing operation.
著者
鈴木 健太 山本 正伸1 2 Rosenheim Brad 大森 貴之 Polyak Leonid 南 承一
出版者
日本地球惑星科学連合
雑誌
日本地球惑星科学連合2018年大会
巻号頁・発行日
2018-03-14

The Arctic Ocean underwent dramatic climate changes in the past. Changes in sea-ice extent and ocean currents in the Arctic Ocean cause changes in surface albedo and deep water formation, which drove global climatic changes. However, Arctic paleoceanographic studies have been limited compared to the other oceans due to chronostratigraphic difficulties. One of the reasons for this is absence of material suitable for 14C dating in the Arctic Ocean sediments deposited since the last glacial maximum. To enable improved age constraints for sediments impoverished in datable material, we apply ramped pyrolysis 14C method (Rosenheim et al., 2008) to sedimentary records from the Chukchi-Alaska margin recovering Holocene to late-glacial deposits. Samples were divided into five fraction products by gradual heating sedimentary organic carbon from ambient room temperature to 900°C. The thermographs show a trimodal pattern of organic matter decomposition over temperature, and we consider that CO2 generated at the lowest temperature range was derived from autochthonous organic carbon contemporaneous with sediment deposition, similar to studies in the Antarctic margin and elsewhere. For verification of results, some of the samples treated for ramped pyrolysis 14C were taken from intervals dated earlier by AMS 14C using bivalve shells. The ages of lowest temperature split showed older ages than the radiocarbon ages derived from bivalve shells indicating that those splits were still mixtures and not pure autochthonous organic matter. The relationship between radiocarbon ages of generated gas and pyrolysis temperature is linear. We used this empirical relationship to determine the optimal temperature yielding pure marine organic carbon and estimated age of horizons by sampling at those temperatures. We compare these ages to mixing model ages decoupling the simpler mixtures represented by our original low-temperature splits, which were consistent with the bivalve ages.
著者
松竹 貴大 夏原 隆之 小井土 正亮 鈴木 健介 田部井 祐介 中山 雅雄 浅井 武
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.107-123, 2018-02-01 (Released:2018-01-19)
参考文献数
62
被引用文献数
2

In this study, observing football players under simulated playing conditions to measure event-related potentials (ERPs, i.e. P300), electromyography reaction time (EMG-RT), and reaction time (RT), we investigated neural correlates of information processing during selective reaction challenges. A high performance group included 13 collegiate football players who had previously won the All Japan University Championships. A low performance group included 13 collegiate football players who never competed at the national level or played in prefectural or regional competitions. We conducted a 4 vs. 2 ball possession task (i.e. a Go/NoGo task) under simulated playing conditions that required situational assessment. Our results showed that the high-performance group had a significantly higher correct response rate than did the low-performance group in 4 vs. 2 ball possession tasks. Moreover, the EMG-RT and RT of the high-performance group were significantly shorter than that of the low-performance group. Furthermore, the P100 and P300 latencies of the high-performance group was significantly shorter than those of the low-performance group. These findings indicated that high-performance football players could perform the task-relevant stages of information processing (such as visual information processing, stimulus evaluation, and motor response output) in a short time. There was no correlation between EMG-RT and P100 (Go, NoGo stimulation), indicating that initial visual information processing did not contribute to the execution of the final motor response. There was no correlation between EMG-RT and Go P300 latency, whereas a significant correlation with NoGo P300 latency was shown. This suggested that the stimulus evaluation system by NoGo stimuli (response inhibition) is strongly involved in the final motor output reaction.
著者
細田 昭男 浜 弘司 鈴木 健 安藤 幸夫
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.83-90, 1993
被引用文献数
1 8

1988∼1990年に広島県立農業技術センター(東広島市八本松町)内にアブラムシ類が移出・入のできない小型ハウスを組み立て,ナズナ,オオイヌノフグリとムクゲの3種の冬寄主植物上で越冬したワタアブラムシ個体群のナスとキュウリの夏寄主植物に対する選好性と各寄主植物上で増殖した個体群のフェニトロチオンに対する感受性を検討した。<br>1) ナズナ,オオイヌノフグリなどの冬寄主植物で越冬した個体群の中には,ナスを選好するタイプとキュウリを選好するタイプが存在し,地域や年次によって,一つのタイプが優占する場合と,二つのタイプが混在する場合が認められた。<br>2) ナスとキュウリに寄生した個体群をそれぞれナズナとオオイヌノフグリ上で越冬させると,翌春にはナス由来の個体群はナスを,キュウリ由来の個体群はキュウリを選好した。<br>3) 卵越冬すると考えられている越冬寄主植物のムクゲに寄生した個体群も,春にはナス由来の個体群はナスに,キュウリ由来の個体群はキュウリに選好性を示した。<br>4) ナス由来とキュウリ由来の個体群をそれぞれナズナ,オオイヌノフグリとムクゲの冬寄主植物で越冬させ,翌春ナスとキュウリ上で増殖した個体群のフェニトロチオンに対する感受性は,ナス個体群では高くキュウリ個体群は低く,両個体群間で薬剤感受性は異なった。<br>5) 以上の結果から,ワタアブラムシの中にはナスとキュウリをそれぞれ選好するタイプが存在し,越冬寄主植物上では二つのタイプが混在していても,春∼秋の間もそれぞれの寄主選好性は維持されることが示唆された。そして,このことがナス科とウリ科作物寄生個体群の有機リン剤感受性の差異を維持している大きな要因と考えられた。
著者
加藤 雄斗 鈴木 健嗣
出版者
公益社団法人 日本生体医工学会
雑誌
生体医工学 (ISSN:1347443X)
巻号頁・発行日
vol.55Annual, no.Proc, pp.508-509, 2017-05-03 (Released:2017-09-13)
参考文献数
4

Myoelectric upper limb prosthesis has some problems such as its stability of contact condition or determination of the optimum position of electrodes. This study reports the Development of a socket integrated with array electrode for myoelectric upper limb prosthesis. This array electrode, which was made of conductive cloth, can cope with various shapes of stumps of amputees. The advanced socket integrated with the developed array electrodes has capabilities to determine the appropriate positions of electrodes without much considering the location. The prototype is valid for detecting EMG signals for the control of myoelectric upper limb prosthesis.
著者
藤長 昌彦 加藤 聰彦 鈴木 健二
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.221-222, 1993-09-27
被引用文献数
3

分散処理技術の進展と普及に伴い、ISOとITU-TではODP(Open Distributed Processing:開放型分散処理)の標準化を行なっており、現在、分散システムのモデル化のための枠組みを規定したODP基本参照モデルの検討を進めている。分散システムでは、多数の構成要素が相互に協調して動作し、全体としてひとつの処理を実現する。このため、機能分散や負荷分散による柔軟なシステム構築が可能となる反面、計算機資源の分散や分散されたデータ間の整合性等に配慮しなければならない。ODP基本参照モデルでは、このような分散システムの複雑さに対処するために、エンタプライズ、情報、コンビュテーショナル、エンジニアリング、テクノロジの五つのビューボイントを導入している。ODPビューボイントは、分散システムを異なる側面からモデル化する手段を提供するため、分散システムの設計に対して有効に適用できると考えられる。これまでに一部のビューボイントを分散システムの設計に適用する試みが報告されているが、分散システム全体を設計するための体系的手法については充分には議論されていない。本稿では、ODPの五つのビューボイントから分散システムをとらえ、その仕様を明確化することにより、分散システムを設計する方法について検討する。
著者
宮下 美香* 中川 恭好 鈴木 健一朗
出版者
日本乳酸菌学会
雑誌
日本乳酸菌学会誌 (ISSN:1343327X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.77-85, 2012-07-01 (Released:2015-01-06)
参考文献数
32
被引用文献数
2

年間を通じて高い気温と湿度が保たれるタイ王国では食材が豊富なこともあり、様々な発酵食品が存在しており、タイ料理の独特の風味や旨味に欠かせないものとなっている。これら発酵食品には乳酸菌が生息することが知られていて、風味や旨味の付与、また高温多湿における食品の保存に重要な役割を担っている。本稿では、様々なタイの発酵食品とそこに生息する乳酸菌の多様性について、著者のこれまでの調査結果を交えて概説する。
著者
岸谷 孝一 鈴木 健夫 渡辺 暉生 三原 晃一 石井 貴和 桑原 隆司
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.29, no.12, pp.51-61, 1991

東京の自治と文化の新しいシンボルを目指して, 新宿新都心で1988年から建設工事が進められていた東京都新庁舎が, 今春完成した。新都庁舎は, 新宿中央公園に面する第一, 第二本庁舎と, 都民広場を囲む議会棟からなる複合建築群であるが, その中でも地上243mと日本一の高さを誇る第一本庁舎はひときわ目立つ存在となっている。この第一本庁舎では, 超高層・大スパンを実現するために, 丹下健三・都市・建築設計研究所の設計によるスーパーストラクチャー構造が用いられ, 2階以上の骨組みはS造で, 床はデッキプレート上に軽量コンクリートを施工する設計になっている。このコンクリートの施工に際して, 従来の常識では, ポンプ車を用いて地上から直接コンクリートを圧送できる垂直高さの限界は150~160m程度が目安とされていたが, 第一本庁舎工事では工程・工期等の関係から工事関係者の総意によりこの限界への挑戦が行われることになった。その結果, 各分野工事関係者の努力と近年のコンクリート圧送用機器・制御技術等のめざましい進歩により, 日本最高所, 地上243mに至るまでのすべてのコンクリートの施工がポンプ車を用いて地上から直接行われ, 工事を順調に終了させることができた。
著者
辰野 隆 鈴木 健太郎 蒲池 史郎 町田 麗子 田村 文誉
出版者
一般社団法人 日本障害者歯科学会
雑誌
日本障害者歯科学会雑誌 (ISSN:09131663)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.54-60, 2016 (Released:2016-06-30)
参考文献数
11

公益社団法人東京都武蔵野市歯科医師会で行っている摂食支援事業に関して,施設利用者の食事に関する問題点と今後の歯科医師会による支援の指針を明らかにする目的で本研究を行った.平成23年4月から平成26年3月までの期間に巡回歯科相談による摂食支援を行った障害者施設:15歳以上の生活介護事業所3カ所(以下,生活介護事業所),未就学児を対象とした児童発達支援施設2カ所(以下,児童発達支援施設)に協力を求め,そこに勤務する職員31名(男性10名,女性21名)を対象とし,摂食支援に関するアンケートを実施した.その結果,利用者の食事に関する心配な症状で最も多かったのは「かまない」17名(54.8%)であり,次いで「時間がかかる」と「むせる」がそれぞれ16名(51.6%),「誤嚥」と「偏食」がそれぞれ14名(45.2%)であった.これらの症状について生活介護事業所と児童発達支援施設とを比較したところ,「むせる」と「誤嚥」については,生活介護事業所のほうが児童発達支援施設に比べて多く存在し,両者に有意な差が認められた(むせる:p<0.01,誤嚥:p<0.01).歯科医師会に期待することについては,「職員向け勉強会」が20名(64.5%)と最も多く,「摂食支援事業の継続」が18名(58.1%)であった.本調査の結果より,障害者施設の利用者には食べることの問題を抱えている者が多く,施設職員は専門的な支援を必要としていることが示された.摂食支援事業に対する地域の障害者施設からのニーズに応えるため,歯科医師会はさらなる事業を展開していく必要性があると考えられた.
著者
磯貝 光雄 掛谷 英紀 鈴木 健治 荒川 佳樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.363, pp.33-38, 1999-10-18
被引用文献数
1

超3角形図形処理をベースとしたCGライブラリ「UNIVERSライブラリ」と至近距離を含めた立体空間を映像として提示する据付型立体ディスプレイ「FLOATS」を組み合わせることで手元に仮想立体空間を提示するシステムが構築される。超3角形図形処理の有する高速な演算機能によって、複雑な形状をもつ仮想物体もリアルタイムで操作することが可能となる。