著者
小川 真司 赤星 和人 高橋 修 永田 雅章 千野 直一
出版者
社団法人日本リハビリテーション医学会
雑誌
リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 (ISSN:0034351X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.320-324, 2005-05-18

正中神経感覚神経伝導検査の手掌部刺激は, 刺激部位, 記録部位が統一されていない. 手掌の刺激部位を定め, 逆行性感覚神経伝導検査を施行した. 記録電極は中指掌側近位指節関節付近に設置した. 刺激電極は手掌部, 手関節部, 肘関節部に設置した. 立ち上がり潜時の平均は, 手掌部で1.14msec, 手関節部で2.39msec, 肘関節部で5.98msecであった. 頂点潜時の平均は, 手掌部で1.66msec, 手関節部で3.00msec, 肘関節部で6. 82msecであった. 振幅の平均は, 手掌部で
著者
高橋 保
出版者
創価大学
雑誌
創価法学 (ISSN:03883019)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.274-240, 2006-12
著者
高橋 智子 大越 ひろ
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.333-339, 1999-04-15
被引用文献数
16

The swallowing characteristics evaluated by a sensory test and the physical characteristics of textural properties, flow behavior and dynamic viscoelasticity were compared between two types of common liquid foods. One of them had modified starch and the other had guar gum added as the commercial thickening agents. The hardness of each food was adjusted to a value similar to that of plain yoghurt. The apparent viscosity of the modified starch type was lower than that of the guar gum type at a shear rate of 19.15 s^<->. Yield stress and storage modulus of the modified starch type were lower than those of the guar gum type. The loss tangent of the modified starch type was larger than that of the guar gum type. The liquid foods of the modified starch type were thinner, easier to swallow and less remained in the mouth than those of the guar gum type. Multiple-regression analyses indicated that the swallowing characteristics largely depended on the thickness and on the storage modulus of dynamic viscoelasticity.
著者
高橋 友子
出版者
神戸女学院大学
雑誌
女性学評論 (ISSN:09136630)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.67-92, 2007-03-31

The Sicilian Mafia, an organized group of criminals like Japanese "Yakuza", is not fully understood even in its native Italy. Historically, it has developed the cozy relationship with Italian political circles. Recently, it is difficult to observe the activities of the Mafia, because it goes under the disguise of construction companies or industrial waste companies. The secrets of the Sicilian Mafia, originally a male-only group, have been closely kept. However, after the 1980s, the judicial authority has been making a vigorous investigation of the whole picture of the secretive organization. Also, in the 1990s, articles titled, for example, "Women's Lib in the Mafia?" were featured in the Italian press. This paper will be based upon the research done under the Centro siciliano di documentazione "Giuseppe Impastato" which is the first full-fledged reserch center of the Italian Mafia. We would like to review the past and the present of the Mafia, and make a gender-analysis of this male-only organization. Also, this paper will examine the relationship between women and the Mafia, introducing several women who supported the criminal organization or who were to live in a close relationship with the Mafia. Finally, we would like to take a close loot at the activities of Giuseppe Impastato, who were murdered in the late 1970s because of his accusation of the Mafia (featured in an Italian film in 2000). At the same time, the judicial strife for his honour fought by his family and friends over the past 20 years, activities of "The Association of Women fighting against the Mafia, " recent anti-Mafia activites by the young Palermitans will be reviewed. This paper, we would like to hope, will shed new light on the changing society of Sicily and the relationship between women and the Mafia.
著者
高橋 菜奈子
出版者
大学図書館研究編集委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.25-37, 2002-03

図書館間相互利用(ILL)は、大学図書館サービスにおいて重要な位置を占めており、海外機関とILLへの要望も高い。しかし、英語圏とのILLに比して、アジア圏とのILLは未だ活発とは言い難い状況にある。そこで、近年、電子化が進展し、情報環境が急速に整備されつつある韓国を視察調査した。韓国教育学術情報院(KERIS)等を中心とした相互利用システムや、ソウル大学図書館等の個別館におけるILL事情を紹介する。
著者
高橋 公明 TAKAHASHI Kimiaki
雑誌
研究成果報告書『東アジア海域史研究における史料の発掘と再解釈―古地図・偽使史料・文学表現―』
巻号頁・発行日
pp.138-142, 2008-03-31 (Released:2008-10-20)

科学研究費補助金 研究種目:基盤研究(B) 課題番号:1732009 研究代表者:高橋公明 研究期間:2005-2007年度
著者
高橋 幸太郎 西谷 隆夫 小松 広昭 加藤 博憲 小元 規重
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.479, pp.25-30, 2007-01-18

20011年アナログ停波に向け、難視聴地区解消のために地上デジタル放送のマルチビーム衛星による再放送を検討した。このためには地上デジタル1チャンネル当たり23Mbpsの情報を10Mbpsにまで圧縮する方式が必要になり、H.264方式の採用と番組共用方式で対応する.但し、番組共用方式だけでは10Mbpsに対応できず、符号器側の量子化パラメータの簡単な制御が必要になることが明確になった。
著者
吉山 尚裕 板倉 昭二 高橋 正臣
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.23-30, 1993-12-31

本研究では、歩行者やドライバー(車)のフライングやかけ込みを社会的影響現象としてとらえ、(1)フライングやかけ込みの生起が、歩行者や車の数(集団密度)によってどのような影響を受けるか、(2)一人の歩行者、一台の車のフライングやかけ込みが、周囲の歩行者や車の追従行動にどのような影響を与えるか、について資料を得ることを目的にフィールド観察を行った。その結果、歩行者に関して、フライングは全観察回数240回のうち89回(37.1%)観察され、それに伴う追従フライングも59回(66.3%)観察された。かけ込みについては、全観察回数240回のうち77回(32.1%)観察され、うち追従かけ込みが29回(37.7%)観察された。このように一人の歩行者のフライングやかけ込みは、周囲の歩行者の行動にも少なからず影響を与えていると言えよう。フライングや追従フライングは、信号待ちの歩行者数による違いが大きく、集団密度が高く、歩行者の個人空間が侵害されやすい状況では生起率が高まることが示唆された。他方、かけ込みについては、歩行者の数による影響は認められなかったが、各地点の特徴を考察すれば、歩行者の急ぎやあせりといった個人的要因や状況的要因をかけ込みの原因として看過できない。また、かけ込みはフライングと比べて若年者に多いのが特徴であり、運動能力への自信や若者特有の衝動性といった面が影響しているものと考えられる。次に、ドライバー(車)の行動に関して、フライングは全観察回数120回のうち26回(21.7%)観察され、うち追従フライングは10回(38.5%)観察された。交通量の多さ(集団密度の高さ)といった点からは結果は明確でなかったが、状況的には本線(大道陸橋北交差点の国道10号線)に侵入する道路(同交差点の国道210号線)においてフライングの生起率が高く、信号待ちの時間の長さからくるイライラや、短い青信号の間に、少しでも早く発進しようとするドライバーの心理を反映しているものと考えられる。かけ込みについては、全観察回数120回のうち86回(71.7%)観察された。黄信号1秒以上のかけ込みに限っても56回(46.7%)となり、フライングに比べて生起率は高い。かけ込みは交通量の多い(集団密度の高い)地点で多く、しかも、かけ込みが観察された86回のうち、かけ込み車の前方に先行車がある場合が67回(77.9%)、後続に追従車がある場合が74回(86.0%)、先行車と追従車の両方が観察された場合が64回(74.4%)であった。このように車のかけ込みの原因は、一旦形成された車と車の密度と流れの中で、停止が困難になることが背景にあると考えられる。今回の観察の中で、とくに車のかけ込みは、重大事故につながりやすい行動であるだけに更なる検討が必要であろう。今後は、車と車の密度や流れに関する計量的指標を開発して、より詳細な分析を試みる必要がある。
著者
高橋 健司 下村 隆夫 森下 順次 磯田 定宏
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1235-1236, 1989-03-15

ビジュアルデバッグ方式は,プログラムの実行状況をビジュアルに表示することにより,デバッグ作業の効率化を図る方式である.ビジュアルデバッグ方式が大規模プログラムに適用できるためには,高速な実行と大量なデータの図形表示が可能でなければならない.本稿では,この2点の実現方式について論ずる.
著者
関本 信博 西村 拓一 高橋 裕信 岡 隆一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.448, pp.181-188, 1999-11-18
被引用文献数
4

動画像や音声などの膨大な時系列データベースの中から、クエリー系列と類似した時系列区間を検出する新方式、「Rutic法」を提案する.従来、任意区間長クエリーを扱う方式としてRIFCDPやIPMがあったが、これらは比較的計算量を必要とし、検索対象のデータベースが大きくなった場合リアルタイム検索には不向きであった.本方式は逐次入力される時系列クエリーに対してフレーム入力毎に検索出力を可能とすることで、セグメンテーションをすることなくデータベースから検索する.本方式は計算量が非常に少ないため、いわゆるリアルタイム-スポッティング検索を実現する.本報告では、Rutic法のアルゴリズムを示し、映像検索に用いた実験を行い他方式と比較することでその有効性を検証する.
著者
高橋 俊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術
巻号頁・発行日
vol.96, no.201, pp.31-35, 1996-07-26
被引用文献数
16

H. Murata, K. Fujiyoshi, S. Nakatake, and Y. Kajitaniにより,矩形パッキング問題における画期的な許容解の表現力法が提案された.この表現方法はSEQ-PAIRと呼ばれ,効率のよい解の探索を可能にし,アルゴリズムの計算時間を飛躍的に向上させた.本報告では重みつきの順列における最大重み減少列を求める問題に対し,効率的アルゴリズムを提案すると同時に,このアルゴリズムをSEQ-PAIRを用いたパッキングアルゴリズムに採用することで,さらに計算時間を減らすことができることを示した.アルゴリズムの計算量はO(nω)であるが,データ構造を工夫することでO(n log n)となる(ただし,ωは最大重み減少列の長さ).