著者
大町 真一郎 岩村 雅一 内田 誠一 黄瀬 浩一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.613, pp.67-72, 2006-02-17

環境中の文字をディジタルカメラを入力デバイスとして高精度に認識するために,文字画像と同時に認識補助のための付加情報を提示する方法が検討されている.付加情報は,幾何学的変換に対してロバストに抽出できることが要求される.本報告では,面積比を利用した付加情報提示手法を提案する.面積比はアフィン変換に不変であり,アフィン変換を受けた環境においても誤りなく抽出されることが期待される.実際に付加情報を埋め込んだ文字パターンを作成し,提案手法の有効性と可能性について議論する.
著者
内田 誠一 Liwicki Marcus 岩村 雅一 大町 真一郎 黄瀬 浩一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMM, マルチメディア情報ハイディング・エンリッチメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.74, pp.17-22, 2011-05-23

手書きは,人類のコミュニケーション手段として古来から広く利用されている.そして現代,タブレットやアノトペンといった技術進歩により,計算機への入力手段としても手書きは普遍的なものとなった.しかし,日常的な「紙の上の手書き」は,依然「紙の上の手書き」のままであり,それ以上の価値を持つに至っていない.これに対し,筆者らによるユニバーサルパターンプロジェクトでは,「情報埋め込みペン」を開発した.これは,情報埋め込み技術により,手書きに新たな価値を付与しようという試みである.このペンでは,ペン先のインクジェットにより,筆記時にリアルタイムに筆記者情報や筆記日時などの任意情報を埋め込むことができる.埋め込んだ情報は画像処理により復元できる.すなわち,紙の上の手書きに,計算機可読な様々な情報を埋め込むことができる.実験により,5cmの筆記に32ビット程度の情報を誤りなく埋め込めることを確認している.
著者
山田 訓 渡邊 彰 塩野 悟
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27
被引用文献数
1

強化学習は事前情報や知識を用いずに、制御の評価だけを用いて、試行錯誤によって制御を自立的に獲得していく学習法である。従って、幅広い制御問題に適用できる可能性が高い。これまでに、倒立振り子の制御、迷路問題、バッグギャモンなどに適用されてきている。そこで、ロボットの制御などの実際問題に適用していく第一段階として、2自由度のマニピュレータに強化学習を適用したので報告する。
著者
海野 歩未 吉松 靖文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.507, pp.11-14, 2006-01-05

高機能自閉症児は対人関係だけではなく時間を意識した行動や時間管理など社会適応上に様々な困難をもつことが多い。本研究では高機能自閉症児の時間感覚の特性を明らかにするとともに, 時間感覚への効果的な支援についても検討した。その結果, 高機能自閉症児の時間感覚は一様ではなく, 各ケースにおいてもその特性は異なっていることが示唆された。一方, 時間感覚に大きな困難があるケースにおいてはRAINMAN Toolkitを使用した支援が時間感覚の改善に有効であることが示唆された。
著者
狩野 均
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.675, pp.51-58, 2002-02-26
被引用文献数
1

本研究では、自動車用ナビゲーション装置(カーナビ)の経路探索に着目し、その機能を拡張するための手法を提案する。本手法は、GAの個体集団の他に2つの知識集団を生成し、この知識を個体に適用する手段として感染演算子を導入するものである。知識の集団として、主要道路の集団と立ち寄り候補地の集団を生成し、感染演算によって、運転の快適性の向上と立ち寄り機能の実現の両方を達成するところに特徴がある。実際のカーナビで使われているナビ研S規格地図を用いた評価実験により、本手法の有効性を確認した。本手法は、問題領域の知識をウイルスと見なすことにより、遺伝的アルゴリズムの枠組みの中に知識を利用するための演算を実現したところに特徴がある。この考え方は、一般に遺伝的アルゴリズムを実用規模の問題に適用するとき有効であると考える。
著者
関 智弘 増田 哲 西野 有 真田 篤志 平田 明史 河合 邦浩 木村 功一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.549, pp.43-51, 2005-01-10

2004年10月11日から15日まで、オランダ・アムステルダムにて開催された欧州マイクロ波国際会議の概要を、能動・受動デバイス、回路及びアンテナ・伝搬の観点からまとめ、報告する。
著者
我妻 伸彦 清水 亮平 酒井 宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.480, pp.165-169, 2009-03-04

初期視覚野への注意が、図方向知覚に重要な役割を果たすborder-ownership選択性細胞の反応変調に果たす役割を検証した。生理学的に忠実な計算モデルを構築し、図方向があいまいな図形を用いた心理物理実験と比較した。モデルは、心理物理実験で確認されたヒトの図方向知覚への注意の影響を定量的に良く再現した。これらの結果は、図地分離や形状知覚に、初期視覚野への注意が重要な役割を果たすことを示唆する。
著者
佐用 敦 梶川 嘉延 棟安 実治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.216, pp.7-12, 2010-09-28

本稿では発話に伴う口唇変化を利用した生体認証システムにおける識別器生成手法について述べる.口唇変化を利用した生体認証は口唇形状(身体的特徴)と発話に伴う口唇変化(行動的特徴)を用いて個人認証を行い,また他の生体認証のように特殊な機器を必要とせず,口唇領域を抽出するカメラのみで構築が可能である.これまで,口唇領域の小領域(セル)内から抽出した特徴量を用いて生成される識別器を用いた認証システムを提案してきた.従来システムにおける識別器は微小な口唇変化に対して頑健である.しかし,従来の識別器生成手法では認証に用いる複数の特徴量が一律に取り扱われているため,認証に有効でない特徴量が認証に悪影響を及ぼす可能性があると考えられる.そこで本稿では,AdaBoost学習から得られた信頼度によって各特徴量に重み付けを行う識別器生成手法を提案する.各特徴量に対して重み付けを行うことにより,認証に有効な特徴量ほど認証に影響を与えることができると考えられる.そして認証実験を通して,提案手法の有効性を示す.
著者
村瀬 洋 増田 健 谷口 倫一郎 井宮 淳 岡田 稔 今井 正和 中島 昇 黄瀬 浩一 斎藤 英雄 坂野 鋭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
巻号頁・発行日
vol.96, no.435, pp.57-66, 1996-12-19
被引用文献数
1

1996年8月, オーストリアのウィーンで開催された第13回パターン認識国際会議 (13th ICPR) に出席したので, その概要を報告する。
著者
横田 浩久 平 雅文 倉薗 貞夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C-I, エレクトロニクス, I-光・波動 (ISSN:09151893)
巻号頁・発行日
vol.77, no.10, pp.529-535, 1994-10-25
被引用文献数
16

導波路形光回路中の光波伝搬問題に対して広く用いられているビーム伝搬法は,非線形誘電体を含む光導波路や光回路の解析にも適用されている.しかし,従来のビーム伝搬法による非線形光回路の解析では多くの場合,伝搬方向の徴小区間において電界強度分布が変化しない,という仮定を用いているため,精度の高い計算を行うためには伝搬方向のきざみ幅を非常に小さく選ぶ必要があり,計算時間も長くかかる.そこで本文では,クランク・ニコルソン法を適用した差分ビーム伝搬法の各伝搬ステップにおいて,差分式を反復計算して解を収束させる数値解析法を提案し,その定式化を行った.この手法を用いて,まず,カー媒質からなるクラッドを有する誘電体スラブ導波路にTE最低次モードを入射した場合の解析を行い,クラッド部へのビーム波の放出角を求めることにより従来の手法による結果と比較を行い,本手法の有効性を示した後,ビーム波の放出角の入射電力依存性を明らかにした.更に,この導波路の非線形TE定常波をガウスビームによって励振する場合において,ビーム幅が励振に及ぼす影響についても解析を行い,興味ある結果を得ている.
著者
瀬戸 就一 川辺 弘之 下村 有子 大薮 多可志 勝部 昭明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.279, pp.7-12, 2003-08-22

半導体ガスセンサの表面で反応する化学種を定性・定量的に分析することがこの研究の目的である.従来,半導体ガスセンサにおけるガス検出の研究は,センサの化学種に対する感度に重点を置き,応答が飽和した状態でのセンサ出力に着目してきた.しかしながら,反応の初期段階,すなわち,反応が平衡するまでの過渡期間においては,センサ表面で反応している気体の化学的過程に関しての情報を有している.本研究では,未飽和状態(反応の過渡状態)の時系列データに対して,自己回帰(Auto Regressive,以下ではARと略す)モデルを採用しデータ解析を行った.なぜならば,ARモデルは,指数関数的に振動・減衰するデータを解析できる手法だからである.従来,ARモデルの主な適用対象は高精度で解析可能な振動現象である.減衰波形を適用対象にした場合,適用現象が限られたり,解析精度が満足できないなどの不満があった.本研究ではARモデルに工夫を加えることで,減衰波形を満足行く精度で解析可能にした.まず,指数関数的に飽和する過渡応答データを指数関数型減衰信号に変換する.そして,ARモデルを適用する.指数関数型出力を重ね合わせたセンサ出力モデルに対しこの方法を適用した.乱数で生成した雑音を加えた信号ですら個々の減衰波形成分に分離可能で,減衰定数と初期振幅とが決定可能であった.この方法を半導体センサの出力に適用すると,ガス種の同定と初期濃度の決定が可能である.
著者
柏木 隆宏 黄瀬 浩一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.194, pp.133-138, 2011-08-29

莫大な数の部分空間を用いて3次元物体を高速に認識する手法を提案する.通常,データベース中の部分空間とクエリとなる特徴量の類似度は,その部分空間へ射影した際の射影長を計算することで求められる.そのため,データベース中の部分空間の数が莫大になると,全ての部分空間との類似度を計算し,物体を認識するために,莫大な処理時間が必要となる.そこで我々は,莫大な数の部分空間のデータベースに対して,近似的に探索を行い,高速に物体を認識する手法を提案する.また,近似探索を行った場合でも認識率を維持するため,近似を用いて高速に部分空間の絞り込みを行い,絞り込んだ部分空間において正確な類似度の比較を行う手法も提案する(2段階処理).更に,この手法を相互部分空間法にも適用し,3次元物体の高速で高精度な認識を実現する.実験を行った結果,近似を用いて類似度の高い部分空間を求めて物体を認識した場合,近似を用いない場合に比べて処理時間を300分の1にすることができた.また,近似を用いて相互部分空間法を行うことで,近似を用いた部分空間法と比べて,認識率が60%以上向上した.
著者
新川 拓也 安達 誠一 中村 実 萩野 知香 大西 康太 久木 久美子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.94, no.7, pp.552-554, 2011-07-01
被引用文献数
1

本研究では,一定間隔の音刺激をペースメーカとして被験者に与えることにより,きゅうりの小口切りの手技習熟にどのような影響を与えるかを調べた.その結果,被験者の平均切断周期及びその0.7倍の周期のペーシング音を与えることで,切断枚数が増加した.
著者
シモンズ ジェレミー
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. FACE, 情報文化と倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.207, pp.31-36, 2001-07-16

近年、ディジタル情報を守るための措置が注目されている。その中で、特に重要視されている措置は暗号である。この措置をディジタル情報に施すことによってその情報を無許可の使用者から守ることができると思われている。さらに、その措置を法律上守る必然性を促すため、暗号化の解読行為を侵入行為とみなし、無許可の使用者へ侵入者同等の法的措置の導入を求めている著作権者が増えている。本論文ではこの侵入者説への批判を行う。特に、侵入者から財産を守る意味を再確認し、著作権者の財産の定義と統一性について問題を明確にし、暗号解読の権利の範囲がまだ確保されていることを指摘する。
著者
森 達哉 川原 亮一 長谷川 治久 下川 信祐
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.273, pp.33-38, 2009-11-05

本研究は,YouTubeやニコニコ動画等に代表される大規模な映像共有サービスのワークロード分析を試みる.はじめに映像共有サービス発のトラヒックフローを検出するためのシンプルで効果的な方法を提案する.鍵となるアイディアは大規模なサーバー・ファームにおける命名則やアドレス割り当てにおける慣習を利用することにある.次に検出したフローを分析し,映像共有サービスのワークロード分析を行う.分析の結果,映像共有サービスにおけるフローサイズ分布に特有な性質を明らかにする.また,この性質は映像共有サービスにおける有料会員に対する差別化サービスの存在に起因することを示す.さらに,この性質が持たらす意味について考察を行う.
著者
齊藤 義行 安原 昌克 船戸 是宏 パオレッティ ウンベルト 久門 尚史 和田 修己
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.93, no.2, pp.332-340, 2010-02-01
被引用文献数
3

LSIのCore回路用電源供給系の高周波電流をシミュレーションするためのEMCマクロモデルとしてLECCS-coreモデルと呼ぶ電源系デバイスモデルを開発している.これまで,電源端子を複数もつLSIに関しては,直流抵抗の大小に応じてブロック分けを行い,ブロックごとにモデル化してきたが,本論文では電源端子を複数もつマイクロコントローラを対象とし,Core用電源端子とI/O用電源端子が高周波において結合していることを実測により示し,この結合を含んだ3ポートのLECCS-coreモデルを提案する.また,このモデルを用いて,I/O用電源端子の条件の違い(バイパスコンデンサの有無)によるCore用電源端子間の伝達インピーダンス変化がシミュレーション可能となることを示す.更に,等価回路の構築に用いたSymbolic Analysis,及び,インピーダンスの絶対値・位相両方を考慮して等価回路の各回路素子の値を決定する方法についても示す.
著者
松本 一則 内藤 正樹 帆足 啓一郎 呉 剣明 滝嶋 康弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.424, pp.59-63, 2009-01-28
参考文献数
3
被引用文献数
2

Microsoft Wordによる電子情報通信学会技術研究報告形式のテンプレートファイルです.
著者
ミン テイ グェン 川村 隆浩 中川 博之 田原 康之 大須賀 昭彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.386, pp.19-24, 2010-01-15
被引用文献数
1

本論文の目的は,日本語Webページの文中に現れる行動の基本属性(行動主,動作,対象,時刻,場面,場所)と行動間の遷移を自動的に抽出することである.しかし,先行研究では,抽出のための準備コストが大きいことや,抽出できる行動属性が少ないこと,適用可能な文の種類が少ないこと,行動属性間の係り受け関係を十分に考慮されていないこと,そしてプライバシーなどといった問題がある.そこで本論文では,条件付確率場(Conditional Random Fields)と自己教師あり学習(Self-Supervised Learning)を用いて,行動属性と行動間の遷移を自動的に抽出する手法を提案する.提案手法では,人手でラベル編集,初期インスタンスの作成,行動のドメインの定義などの必要がなく,一回のテストで文中に現れる行動属性と行動間の遷移を漏れなく全て抽出でき,高い精度が得られる(行動:88.9%,基本行動属性:90%以上,行動間の遷移:87.5%).
著者
藤岡 裕己 山本 直克 赤羽 浩一 川西 哲也 高井 裕司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.403, pp.81-84, 2010-01-21

レーザダイオードや発光ダイオードなどの光半導体デバイスにおいて、出力光の光波制御は光通信や計測分野において重要な課題である。我々は、デバイス表面への微細構造加工による光波制御を目的として新デバイス構造の検討を行っている。従来デバイスでは活性層上部に非常に厚いクラッド層を有しており、表面構造からデバイス内部を伝搬する光波へ有効な影響を与えるためには高アスペクト比な加工が必要であった。そこで、我々は、活性層上部のクラッド層を極端に薄くした半導体ハーフクラッド構造を提案し、低アスペクト比で簡便な表面微細加工による光波制御を目指す。本論文では半導体ハーフクラッド構造とその作製プロセスおよび、半導体ハーフクラッド光源のデバイス特性について報告する。