著者
山田 達男 大石 昌稔
出版者
静岡県農業試験場
巻号頁・発行日
no.30, pp.1-9, 1985 (Released:2011-03-05)
著者
加藤 千枝
出版者
一般社団法人 社会情報学会
雑誌
社会情報学 (ISSN:21872775)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.43-56, 2015-10-31 (Released:2017-01-25)
参考文献数
12

本研究では「ネットを介した出会い」経験者と非経験者のネット利用の差異を検討することを目的として, 公立中学校Aの生徒を対象に質問紙調査を実施した。なお, ここでは「ネットを介した出会い(以下, 括弧をはずす)」をオフライン上で交流のない者とネットを介して知り合い, 実際に会うこととする。質問紙調査の結果, ネットを介した出会い経験者は1日のネット利用時間が非経験者よりも有意に長かった。また, 出会い経験者が積極的に利用しているサイトとして「ソーシャルネットワーキングサイト(サービス)」が挙げられ, 非経験者が利用しているサイトとして「動画」が挙げられた。一方, たとえばフィルタリング導入の有無や学校生活全般への充実度について, 出会い経験者と非経験者の間に有意差はなく, また, 先行研究では男子より女子の方がネットを介した出会いを実現させていたが, 本研究において有意差はなかった。
著者
中原 和洋 内田 咲 小林 実央 山田 茂雄
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.2I5OS08b4, 2014

<p>知識ベースのConceptNetや推論手法のAnalogySpaceが開発され、コモンセンスAIの研究基盤が整いつつある。著者らは日本におけるコモンセンス知識収集と知識ベース構築を行ってきた。本論では、上述の知識ベースと推論を用いて市販幼児教材の仲間外れ概念探し問題に取り組んだ結果を報告する。Wikipediaを利用したLSA手法、WordNetの概念間類似度計算手法と比較し良好な結果が得られた。</p>
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.324, pp.85-87, 2016-10

A介護老人保健施設では先日、3人の介護職員が同時に退職した。LINEなどのスマートフォン(スマホ)を使ったコミュニケーションツールの職場内グループで仲間外れにされたことが原因のようだった。そこで、事務長のA氏は顧問の社会保険労務士にトラブルの防止法…
著者
川名 大
出版者
角川学芸出版
雑誌
俳句 (ISSN:13425560)
巻号頁・発行日
vol.61, no.9, pp.164-173, 2012-08
著者
Yuri Yaguchi-Tanaka Takahiro Tabuchi
出版者
Japan Epidemiological Association
雑誌
Journal of Epidemiology (ISSN:09175040)
巻号頁・発行日
vol.31, no.7, pp.417-425, 2021-07-05 (Released:2021-07-05)
参考文献数
34
被引用文献数
2 8

Background: Few longitudinal studies have examined the association between skipping breakfast and overweight/obesity in pre-elementary school children. Furthermore, this association may differ between boys and girls. The main objective of this study was to assess whether skipping breakfast in early childhood was associated with later incidence of overweight/obesity, with stratification by gender, using data on children aged 2.5 to 13 years old in The Longitudinal Survey of Newborns in the 21st century.Methods: We examined the associations between skipping breakfast at 2.5 years old and overweight/obesity at 2.5 (n = 34,649), 4.5 (n = 35,472), 7 (n = 31,266), 10 (n = 31,211), and 13 (n = 28,772) years old. To estimate adjusted odds ratios (ORs) with 95% confidence intervals (CIs) of overweight/obesity by each age (2.5, 4.5, 7, 10, and 13 years), a multivariate logistic regression was used adjusting for time-invariant and time-varying covariates.Results: At the age of 2.5 years, 11.0% of boys and 12.2% of girls were skipping breakfast. In fully adjusted models, skipping breakfast at 2.5 years old was not significantly associated with overweight/obesity at 2.5 and 4.5 years old, but was significantly associated with overweight/obesity at 7 and 10 years old, in both sexes. Skipping breakfast at 2.5 years old was significantly associated with overweight/obesity at 13 years old in boys (OR 1.38; 95% CI, 1.17–1.62), but not in girls (OR 1.21; 95% CI, 0.98–1.49).Conclusions: Skipping breakfast in early childhood increased overweight/obesity in later childhood, but there may be gender differences in the association.
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン = Nikkei restaurants (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.504, pp.55-62, 2015-12

年末年始ばかり極端に忙しく、2月になると急に暇になる店がよくあります。こうした店は忘年会などで訪れたお客様を常連に育てるという計画的な取り組みができていないところが多いものです。一つひとつのイベントを「点」でしか考えられず、「線」として継…
著者
山﨑 けい子
出版者
富山大学人文学部
雑誌
富山大学人文学部紀要 (ISSN:03865975)
巻号頁・発行日
no.62, pp.59-70, 2015

これまで山崎他(2009)(2011)では,外国籍等の子どもたち支援のひとつの方向性を示すべく,翻訳教材を作成する背景理論,過程,成果などを述べて来た。山崎他(2011)では,4年間の実践を,『どっちか勉強する?日本語?母語?:小学校国語教科書翻訳教材(光村図書 小学校「国語」教科書4年生準拠)』発刊という形に収束させるにともない,「このような言語学習環境のデザインが実際にどのように機能したのか,検証と考察を行な」い,「散在地域の外国籍年少者日本語言語学習の支援モデルの試案をまとめ」ている。本稿では,その後,この発刊された翻訳教材が,実際にどのような求めに応じて送付されたかを分析する。現実のニーズの分析をすることで,その重要性と課題を探ることが本稿の目的である。
著者
東海 彰吾 安田 孝美 横井 茂樹 鳥脇 純一郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.1305-1314, 1995-10-20
被引用文献数
5

近年の世界的な情報ネットワークの発達に伴い, 宇宙現象に関する最新の情報が提供されるようになったが, これらは様々な形式や内容のデータであり, これらを統合し, 理解しやすい形に加工・提供することが望まれている.我々は, 実際に目にすることが困難な宇宙現象に対し, インターネット上で時々刻々と更新されるデータを用い, CGアニメーションによる現象の可視化と, インタラクティブな操作による視点移動や, 時間経過制御による現象の様々な角度から観察可能なシステムを開発した.本システムにより, 世界中に散在する各種データに準拠したCG映像を生成可能であり, さらに, マウス等を用いた対話操作による視点変更などによる現象の多角的理解が期待される.また, 適用例として, 1994年7月の彗星の木星への衝突現象を取上げ, この彗星の挙動を可視化するCG映像を制作し, 本システムの有効性を検証した.
著者
高戸 毅 朴 修三 北野 市子 加藤 光剛 古森 孝英 須佐美 隆史 宮本 学
出版者
一般社団法人 日本口蓋裂学会
雑誌
日本口蓋裂学会雑誌 (ISSN:03865185)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.57-65, 1994-04-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
47

現在,口蓋裂は手術法の進歩,言語管理の徹底により,その多くが鼻咽腔閉鎖機能を獲得し,正常な構音発達を遂げている.初回手術のみで鼻咽腔閉鎖機能を獲得するものは90%前後とする報告が本邦では多い.残りの数%は,初回手術後も十分な鼻咽腔閉鎖機能が獲得できず,その多くは二次手術が必要となる.その際われわれは,鼻咽腔閉鎖機能改善を目的として,咽頭弁手術を行ってきた.鼻咽膣閉鎖機能不全が疑われる症例には,4~5歳に発音時にセファログラムおよび鼻咽腔ファイバースコープ下の鼻咽膣運動の評価を行い,鼻咽腔閉鎖機能不全症を最終的に判定し,咽頭弁手術を施行している.今回われわれは,就学前に咽頭弁手術を施行し,5年以上経過観察を施行した37症例について,術後の合併症および言語成績に関し検討を加えた.その結果,1年後に全例に開鼻声の減少などの改善を認め,日常会話レベルでも鼻咽腔閉鎖機能に問題が無くなったのは,二次手術例で約83%,5年後では約92%と良好な結果を示した.咽頭弁術後も閉鎖機能不全を残した症例で,術式による差は特に認められなかった.むしろ,こうした症例の多くに精神発達遅滞や,心奇形など,他に奇形を伴っていることが特徴的であった.合併症として,鼻閉・口呼吸が術後1年目で7例に,5年目でも4例に認められた.術後,呼吸困難や睡眠時無呼吸症を呈した症例はなかった.また術後5年目までに鼻咽腔閉鎖機能不全を再発した症例はなかった.今回の調査では,重篤な合併症は認められなかったが,扁桃肥大や小顎症などに対しては術前に睡眠時ポリグラフ検査などが必要と考えられる.また術後の顎発育抑制についても,慎重な経過観察が今後とも必要と考えられる.
著者
林 輝幸
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.239-250, 1983-03-01 (Released:2009-11-13)
参考文献数
165
被引用文献数
1 1

Effects of the structure of diphosphines, especially of n in Ph2P (CH2) nPPh2 (PnP), on the structure, reactivity, catalytic activity and selectivity, and asymmetric induction ability of transition metal complexes are described. The catalytic activity and selectivity change variously depend on n when PnP are used with catalyst metal complexes. P2P is suitable when chelating species is active, while P3P or P4P is superior when dissociation of the diphosphine is necessary. In asymmetric reactions, the diphosphines which form rigid coordination structure bring about high optical yield.
著者
内野 一樹 ウチノ カズキ kazuki Uchino
雑誌
立教經濟學研究
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.139-153, 2002-06-29
著者
村田 兆治 鈴木 亮
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.322, pp.98-100, 2009-09

人生というマウンドで、先発完投をめざす。