出版者
日本体育協会
巻号頁・発行日
vol.第18回(1964年 東京), 1965
著者
島津 備愛
出版者
社団法人 日本分光学会
雑誌
分光研究 (ISSN:00387002)
巻号頁・発行日
vol.24, no.5, pp.255-271, 1975-10-31 (Released:2011-02-23)
参考文献数
12
被引用文献数
1
著者
瀧澤 快至 江連 亜弥
出版者
公益社団法人 埼玉県理学療法士会
雑誌
理学療法 - 臨床・研究・教育 (ISSN:1880893X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.107-110, 2018 (Released:2018-04-03)
参考文献数
4

【はじめに】近年,大腿骨近位部骨折は年間15万人以上に達していると推定され,急性期病院から在宅復帰を果たす方も多いが,痛みや関節可動域制限が残存し活動と参加を制限されているケースも少なくない。慢性疼痛残存症例に対する約1ヶ月半の理学療法介入での臨床推論を報告する。【症例紹介】左大腿骨頸部骨折受傷(人工骨頭置換術)から,約1年経過した60歳代の女性であり,特徴として左立脚中期(以下,MSt)で左股関節近位前内側部に痛みの訴えが強く体幹左側屈及び左股関節外転代償が著明であった。本人Hopeは「痛みなく生活したい。杖なしで元の様に歩きたい」であった。【方法】平成28年7月5日~同年8月20日の期間で理学療法士による20分間の個別リハビリを週3回の頻度で行った。【結果】左MStでの疼痛は消失し,体幹左側屈及び左股関節外転代償に改善が認められた。【考察】本症例においては「慢性疼痛」と「誤学習」が臨床推論していくうえで重要であったと考えた。
著者
小代 薫
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.79, no.695, pp.269-277, 2014-01-30 (Released:2014-07-10)
参考文献数
30
被引用文献数
1

In this paper, it was clarified that the installation process of public facilities by foreigner's autonomy on the mixed residential area of Japanese and foreigner in Kobe at the beginning of the Meiji era. And, a similar phenomenon was caused in Japanese in Kobe, a place of conventional pleasure of Japanese that they had requested was succeeded to as a modern system of public green facilities of Japan by the Meiji government. It can be said that the foreigner and the Japanese community did the urban development, and the Kobe played a leading role of a modern city in Japan.
著者
出利葉 浩司 宮武 公夫 財部 香枝 矢口 祐人 宮武 公夫 財部 香枝 矢口 祐人
出版者
北海道開拓記念館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

明治年間に北海道を訪問し、アイヌの人びとに出会った西洋人とくにアメリカ人が残した記録類について、「出会い」という視点からながめてみることが本研究の目的である。日記、書簡類などのうち、ハイラム・ヒラー書簡、ロミン・ヒチコック講演草稿、セントルイス万国博覧会におけるフレデリック・スター収集資料記載情報については、翻刻、翻訳し、公表することができた。また、セントルイス万国博覧会、ロンドン万国博覧会をめぐる人類学的問題について、調査された資料をもとに、それぞれ論考をまとめることができた。
著者
石山 達也
出版者
分子シミュレーション学会
雑誌
アンサンブル (ISSN:18846750)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.179-185, 2013-07-31 (Released:2014-08-26)
参考文献数
28

水と比べて氷表面では水素結合領域に非常に強い振動スペクトルピークがあらわれる.この特徴的なピークは,強度の差はあるが水表面,あるいは固/水界面においてもみられ,しばしば“ice-like peak”ともよばれている.今回,古典分子動力学シミュレーションとQM/MM 計算をカップルさせることにより,氷特有の強い振動スペクトルピークを再現することに成功した.また,水表面の“ice-like peak”について,最近の実験とシミュレーション研究から明らかになったことを報告する.
著者
工藤 博章 山田 光穗 大西 昇
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.169-175, 2017-01-01 (Released:2017-01-01)
参考文献数
18
被引用文献数
1 1

近年,高精細画像を利用する機会がますます増加し,今後もより高精細化した映像の普及が見込まれている.高精細な映像を用いると,単位視角当りの画素数を保つことで,提示領域の拡大が実現でき臨場感が高まるといわれている.一方,単位視角当りの画素数の増加を実現することもでき,これは現実感の向上につながるといわれている.また,眼球運動の測定装置は,研究機器だけとしてでなく,PC やタブレット端末のインタフェース機器として使われるようにもなってきており,身近になっている.ここでは,今後,精細化画像の一層の普及とともに,立体映像についても精細化の進展,また映像の制御技術の発展を想定し,立体映像の知覚に関して行った心理実験での眼球運動の測定例について報告する.立体映像の提示方法において,知覚上重要となる,奥行きの違いで生じる遮蔽(オクルージョン)領域について着目した.
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.153-165, 1989-03-24 (Released:2009-03-31)
著者
長谷 龍太郎 山田 孝
出版者
日本保健科学学会
雑誌
日本保健科学学会誌 (ISSN:18800211)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.256-267, 2007-03-25 (Released:2017-10-27)
参考文献数
83
被引用文献数
1

作業療法は治療における推論を重視し,クリニカルリーズニングとして教育している。この概念の実践場面における利用についての文献研究を行った。我が国における1983年から2005年までの検索では,クリニカルリーズニングに言及した論文は4篇あり,精神障害と発達障害の症例に対する介入変更をリーズニングの類型から分析したものと教育方法の影響に関する調査研究であった。欧米における1956年から2005年までの検索の結果,該当した論文数70編であった。 93年までの論文はクリニカルリーズニングの概念や類型を議論するものであって,それ以降は新たなクリニカルリーズニング概念の概念枠組みは提示されておらず,従来のものが継続して用いられていた。論文は,作業療法の教育と臨床に関するものが過半数をしめており,クリニカルリーズニングが作業療法教育と臨床に関連していることが示されていた。特にPBLやEBPにおいてクリニカルリーズニングが重要であると考えられていた。一方で作業療法の教育および臨床に関連する論文を領域別に比較すると,精神障害領域の論文が少なかった。
著者
井口 壽乃
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 45
巻号頁・発行日
pp.68-69, 1998-10-30 (Released:2017-11-08)

Modem design in Hungary had developed under the influence of Bauhaus in 1930s. Moholy-Nagy, Molnar Forkas and Bortnyik Sandor showed Bauhaus' teaching methods and ideas in the graphic arts magazines. Functionalist architect Molnal who had worked with Gropius contributed on the development of modern Hungarian architecture. Bortnyik founded his free school called "Muhely" (Workshop) in the spirit of Bauhaus in Budapest (1928-38). He had teached the constructivist form, published magazines "Uj Fold", "Plakat" and created commercial posters with Herbert Bayer's universal script. These two streams opened the possibility in the Hungarian modern design field.
著者
棟方 理 飛内 賢正
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.100, no.7, pp.1765-1772, 2011 (Released:2013-04-10)
参考文献数
16

悪性リンパ腫の病因として,ゲノム異常,ウイルス感染,慢性炎症と免疫不全の4つが重要である.近年,全ゲノム解析技術の進歩により新たなゲノム異常が次々と同定され,悪性リンパ腫の病態解明が進められつつある.分子病態の解明に伴い,それらを標的とした新たな分子標的治療薬の開発につながり,更なる治療成績の向上が期待されている.

1 0 0 0 OA 龍神の夢

著者
関 一敏
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第48回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.115, 2014 (Released:2014-05-11)

福岡市西部の一公園内に新たな神社が発生しつつあり、近隣の神主の助力を得て、月例祭に50名ほどの参詣者を集めている。きっかけは龍神の夢を複数の人々が見たことによるが、古代・中世・近世と重層的な史実と伝承の濃厚な場所でもあり、参詣者たちは甦った聖地であるかのようにふるまう。とくだん劇的な出来事をともなわない場所に、自然発生的に来参する人々の心性を追う。
著者
Jose Maria Delfa de-la-Morena Isabel Maria Alguacil-Diego Francisco Molina-Rueda Maria Ramiro-González Jorge Hugo Villafañe Josué Fernández-Carnero
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)
巻号頁・発行日
vol.27, no.5, pp.1597-1602, 2015 (Released:2015-05-26)
参考文献数
32
被引用文献数
1 7

[Purpose] The aim of this study was to evaluate the immediate effects of Mulligan fibular taping on static and dynamic postural balance in healthy subjects using computerized dynamic posturography (CDP). [Subjects and Methods] Forty-four volunteers (26 males and 18 females) aged 21 ±2 years participated in the study. The Mulligan tape was applied by a specialist in this technique. The placebo group received a treatment with a similar tape but with several cuts to avoid the fibular repositioning effect produced by Mulligan tape. Main outcome measures: The Sensory Organization Test (SOT) and the Motor Control Test (MCT) were performed by each subject at baseline and after the interventions. Outcome measures included equilibrium and strategy scores from each trial and condition of the SOT, and speed of reaction (latency period) from the MCT. [Results] Mulligan ankle taping did not have an impact on postural control during static and dynamic balance in subjects with healthy ankles when compared with placebo taping. [Conclusion] There was no difference in, equilibrium and strategy (SOT) and speed of reaction (MCT) in any of the subjects in this study. Therefore, this study suggests that Mulligan ankle taping does not have an impact on balance in healthy subjects.