出版者
文部省専門学務局
巻号頁・発行日
1898
著者
青木 陽二
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.1-10, 1987-08-25
被引用文献数
4 34

景観評価において緑の有効性が論じられるようになって,緑の視野に占める割合(緑視率)がよく使われるようになった。今までの研究では緑視率は固定されたものとして算定されていたが,本研究では視野の広がりの違いによる比率の変化に注目して,多様な景観タイプに応じた緑視率算定の方法を被験者を連れた現場実験によって確かめた。

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出版者
中央気象台
巻号頁・発行日
vol.明治20年6月, 1800
著者
岡島 昭浩
出版者
九州大学国語国文学会
雑誌
語文研究 (ISSN:04360982)
巻号頁・発行日
vol.63, pp.36-50, 1987-06-03 (Released:2009-04-22)
著者
泉井 久之助
出版者
京都大學文學部
雑誌
京都大學文學部研究紀要 (ISSN:04529774)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.989-1020, 1956-11-20

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
堀真 理子 佐藤 亨 外岡 尚美 伊達 直之
出版者
青山学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

テロや戦争、災害や貧困、環境汚染といった現代の我々が世界で抱える問題を過去一世紀にわたって現代アイルランド、アメリカ、イギリスの詩人、劇作家、アーティストがどのように取り組み、それぞれの作品を通してどんな知と癒しを提供してきたかを考えるうえで、とくに古典ギリシア劇・神話に人間の知の原点を求めて作られたものに焦点を絞り、具体的にどのように古典が翻訳・翻案・脚色されてきたのか、その社会的役割や美学的意義を考察した。
著者
高松 晃子 中島 久代 山中 山中
出版者
聖徳大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

バラッドと呼ばれる英語圏の物語歌は、ローカルな口頭伝承が廃れる一方で、録音文化に浸透することで新たな伝承ルートを獲得しつつある。この研究では、20タイトルのバラッドについて2001年以降の録音をできる限り収集し、歌詞と旋律の傾向を調べた。録音文化に独特なのは、広く支持された演奏が現れるとそれが一種の手本となって伝えられることである。それは地域を越えて伝承されるが、録音文化内部で細分化された音楽ジャンル(たとえばエレクトリック・フォーク、カントリー、ロック)を越えることは容易ではないようだ。
著者
本川 達雄
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009-04-01

硬さ可変結合組織(CCT)の全側面について研究した。CCTは、軟S、標準M、硬Hの3つの力学的状態を示す。M→Hを起こすNSFと、M→Sを起こすソフニンという新規タンパク質をCCTから単離した。この結果と電子顕微鏡像とから、S→Mはテンシリンによるコラーゲン分子間の凝集(これはソフニンで解除される)、M→HはNSFによるコラーゲン微繊維間の橋掛けによって起こるという分子機構を提案した。3状態の酸素消費量と硬さの測定から、CCTを用いて姿勢を維持すると、筋収縮による場合に比べ、1/70の消費エネルギーで済み、棘皮動物のきわめて低いエネルギー消費にCCTが大きく寄与していることが明らかになった。
著者
石川 巧
出版者
立教大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009-04-01

大学入試における小論文・作文の歴史研究として『「いい文章」ってなんだ―入試作文・小論文の歴史』(ちくま新書)を刊行した。また、近代日本におけるリテラシー能力のありようを考える過程で論文集『高度経済成長期の文学』(ひつじ書房)、『「月刊読売」解題・詳細総目次・執筆者索引』(三人社)をまとめることができた。大学生のリテラシー能力を涵養するためのテキストとして『戦争を〈読む〉』(ひつじ書房)を編んだ。個別の研究としては「雑誌「小説春秋」はなぜ歴史の後景に消えたのか?―附・総目次」(「敍説」III-10)、「戦前における〈近代文学の教科書〉」(「日本文学」727)など15本の論文を書き、口頭発表も行った。
著者
渡辺 力夫 橋村 一正 冨田 信之 竹前 俊昭
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2000, no.4, pp.525-526, 2000-07-31

The propulsive characteristics of water rockets have been analyzed experimentally by the thrust test stand. It can measure the unsteady thrust force acting on a PET bottle and the air pressure inside the bottle simultaneously. The result of the observation by a video camera shows that air precedes water when it is about to be discharged entirely, and the measured thrust history indicates that it decreases suddenly then. We have developed a flow regulator to reduce the precursor air discharge which is considered as a result of the swirling flow inside the bottle. The experimental results show that the air discharge is suppressed and the thrust history is improved to have a potential for higher altitude.
著者
大森 郁之助
出版者
札幌大学
雑誌
札幌大学女子短期大学部紀要 (ISSN:02888211)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.A1-A11, 1986-09-30
著者
入澤 篤志 高木 忠之 渋川 悟朗 佐藤 愛 池田 恒彦 鈴木 玲 引地 拓人 佐藤 匡記 渡辺 晃 中村 純 阿部 洋子 二階堂 暁子 宍戸 昌一郎 飯塚 美伸 鈴木 啓二 小原 勝敏 大平 弘正
出版者
日本膵臓学会
雑誌
膵臓 (ISSN:09130071)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.29-36, 2011 (Released:2011-03-07)
参考文献数
27
被引用文献数
2

慢性膵炎の予後は芳しくなく,より早期での慢性膵炎診断の重要性が認識されていた.早期慢性膵炎は微細な膵実質・膵管変化のみが伴うと考えられ,従来の画像診断(体表超音波検査,CT,内視鏡的逆行性胆膵管造影:ERCP,など)では異常を捉えることは困難であった.近年,超音波内視鏡(EUS)による慢性膵炎診断が提唱され,その有用性は高く評価されてきた.EUSは経胃もしくは経十二指腸的に,至近距離から高解像度での観察が可能であり,他の検査では捉えられない異常が描出できる.2009年に慢性膵炎診断基準が改定され早期慢性膵炎診断が可能となり,この診断基準にEUS所見が明記された.より早期からの医療介入のためにも,慢性膵炎診療におけるEUSの役割の理解はきわめて重要である.特に,上腹部痛や背部痛を訴える患者で,明らかな消化管異常が認められず慢性膵炎が疑われる症例においては,積極的なEUS施行が推奨される.
著者
菊池 聡
出版者
社団法人日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.49, no.11, pp.684-687, 2001-11-20
著者
阿波賀 邦夫 松下 未知雄 吉川 浩史
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010-04-01

有機伝導体・磁性体研究の成果が応用展開される有機エレクトロニクスを目指す一方、有機エレクトロニクスの駆動技術を利用して有機伝導体・磁性体研究の発展を目指した。その結果、(1)チアジルラジカル薄膜に見出された巨大過渡光電流のメカニズムを解明し、この機構を利用して近赤外光の光電変換を達成した。(2)イオン液体と有機強構造薄膜を用いて電気二重層トランジスタを作製し、キャリア注入機構を分子論的に明らかにした。(3)強い配位能を有機アニオンラジカルを合成し、その金属錯体において高温弱強磁性などの特異な分子磁性を見出した。
著者
荒木 哲郎 池原 悟 塚原 信幸
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.109-110, 1993-09-27

漢字OCRやWP(ワードプロセッサー)さらには音声認識装置などの入力装置を用いて計算機入力を行った日本語文には、一般に誤字、脱落及び挿入誤りが含まれるために、これらの誤りを自動的に検出し正しい日本語文に訂正する技術が必要となる。これまでに、日本語の誤字を対象に単語解析プログラムを用いた誤字検出法並びに1重マルコフモデルによる訂正方法がありまた、日本語文節内の連続した脱落、挿入誤りに対して、m重マルコフ連鎖確率を用いて誤り位置の検出並びに正しい日本語文に訂正するアルゴリズムが提案されている。本論文では、更に、誤字に対しても誤り位置の検出並びに訂正が行えるように、そのアルゴリズムを拡張する方法を示す。さらにその有効性を確認するために、1文字並びに2文字の置換誤りを埋め込んだ新聞記事400文節を用いて、文節内の誤り位置を検出し、訂正する実験を行う。