著者
長洲 南海男 伊佐 公男 今村 哲史 熊野 善介 山下 宏文 山崎 貞登 新田 義孝 杉山 憲一郎 畑中 敏伸 八田 章光 島崎 洋一 高木 浩一 藤本 登 滝山 桂子 安藤 雅之 出口 憲 大高 泉 内ノ倉 真吾 丹沢 哲郎 佐藤 修 尾崎 誠
出版者
常葉学園大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

英、仏、米国、オーストラリアでのエネルギー環境教育調査により独立教科はないが、ESDとして積極的に取り組んでいた。日本国内のエネルギー環境教育実践校のデータベース研究により意思決定の教育実践は少なかった。理工学系、教科教育等の多様な研究分担者等によりエネルギー環境リテラシー育成のカリキュラム構築の基本的枠組が、次の2点の合意形成を得た。エネルギー環境リテラシー育成のカリキュラムフレームワークの目標と内容の二次元マトリックスと重層構造図である。
著者
佐藤 修司
出版者
東京大学教育学部
雑誌
東京大学教育学部紀要 (ISSN:04957849)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.363-379, 1995-02-28

Kandel's division theory was introduced to Japan in the educational reform after World War II. Kandel was an important member of the Education Mission, so the description of the Mission Report resembled Kandel's in the institutional plan, the used term and wording, including the view of education and democracy, but the contradictory principles of teaching freedom and popular control were put side by side without proper arrangement. Japanese people in charge of the educational reform had the similar plan and view to Kandel and the Mission members. Especially the bill of teacher's ststus had the provisions of teaching freedom for relieving a teacher as a profession from imperative relationship and the professional personnel administration. Regretably the bill was soon repealed. After 1950's the government became opposite to the after-war reform ideals. The division theory of the advocates of 'people's right to education' has been constructed to protect the freedom of teaching under the hostile relationship with the government. For this reason the division theory in Japan has made radical and progressive in contrast to Kandel's.
著者
佐藤 修一 大森 みさき 村山 恵子 中村 貴文 斎藤 光博 今井 理江 堀 玲子 長谷川 明
出版者
特定非営利活動法人日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.195-200, 1999-06-28
被引用文献数
13 6 8

日本歯科大学新潟歯学部の学生および職員から無作為に抽出した101名に対し,口腔内の揮発性硫黄化合物の濃度を測定する口臭測定器Model RH l7 Eハリメーター^<[O!R]> (Interscan社,米国)を用いて口臭測定を行い,口臭の官能試験と比較することにより,その有用性について検討した。また,同意の得られた者13名に対し口腔内診査を行い,口臭と臨床的パラメータの関連についても検討を行った。その結果,1) 官能評価値に対するハリメーター値の範囲に重複が認められるため,ハリメーターのみで口臭の程度を判別することは困難であると思われたが,官能評価値とハリメーター値は対応する傾向があり,本日臭測定器はチェアーサイドにおいて便用しうると考えられた。2)臨床的パラメータとハリメーター値はすべての指標において相関関係は有意ではなかった。
著者
伊藤 富士隆 菅原 尚生 五十嵐 章 町澤 忠一 神足 俊彦 富樫 三男 佐藤 修彰 南條 道夫
出版者
東北大学
雑誌
東北大学素材工学研究所彙報 (ISSN:09194827)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.27-37, 1994-12

Niobium penta-butoxide (Nb(OBu^n)_5) was synthesized from NbCl_5 in a plant scaleoperation. The content of Ta (OBu^n)_5 in Nb (OBu^n)_5 was decreased by the distillation of Nb (OBu^n)_5 using thin film down flow type molecular distillator. But the distillation method was not effective for obtaining the 4N purity Nb (OBu^n)_5 because the Nb (OBu^n)_5 was thermally unstable. Ultra fine Nb_2O_5 powder was produced by the hydrolysis of Nb (OBu^n)_5. Some physical properties of the Nb_2O_5 fine particle, such as specific surface area, mean particle size, apparant density condensation, were measured. The purity of the obtained Nb (OBu^n)_5 and the yield of niobium in the plant operation were 99.996% and 82.3%, respectively.niobiumtitaniumscrapchlorinationalkoxidationultra fine powderrecylingplant operation
著者
大関 令奈 清水 晴夫 畠山 巧生 田沼 徳真 鈴木 秀一郎 佐藤 修司 下地 英樹 金戸 宏行 本多 佐保
出版者
市立室蘭総合病院
巻号頁・発行日
2004

症例は76歳の男性.心窩部不快感を自覚し近医を受診,上部消化管内視鏡検査を施行された.胃体下部大彎後壁寄りに3cm大のIIa+IIc病変が認められ,生検にて高分化型腺癌と診断された.平成15年8月11日に精査加療目的で当科紹介入院となった.各種検査にて明らかな遠隔転移やリンパ節転移を認めず,手術目的に当院外科へ転科となった.9月12日に腹腔鏡補助下幽門側胃切除術が施行された.病理組織所見は高分化型腺癌,3.0x2.3cm,pT2,mp,ly2,v1,pN1,Stage IIの診断であった.病変は高分化型腺癌が優勢であるが,粘膜下を主体に免疫染色でsynaptophysin,CD56陽性の内分泌細胞癌が併存していた.本症例は粘膜下に浸潤している部位で高分化腺癌から内分泌細胞癌へと移行していると考えられる部分が存在し,内分泌細胞癌の発生を考える上で非常に興味深い症例と考えられた
著者
大木 靖衛 徐 輝竜 渡部 直喜 鈴木 幸治 佐藤 修 河内 一男
出版者
日本第四紀学会
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.153-163, 1996-07-31 (Released:2009-08-21)
参考文献数
31
被引用文献数
1 2

1995年4月1日,新潟市東方18km付近で新潟県北部の地震M6.0が発生し,全壊家屋55戸,被害総額93億円の被害が出たが,幸いにも死者はなかった.この地震は深さ10kmの浅い地震であったため,被害が大きくなった.90ヵ所の墓地の石塔転倒から水平最大加速度を求め,震度分布図を描いた.震央地区に北北東-南南西方向を長軸とする5.2×1kmの地域が震度6域となり,この地震を発生させた平野深部にある伏在活断層を示唆していた.震央地区では,地球重力加速度以上の上下動があったことを示唆する建物の急激な移動があった.本地震前後に地下水・温泉の異常が観察された.新潟市付近の新潟平野は地震の空白域として指摘されていたところである.本地震は指摘されている空白域の東縁部で発生した地震であり,新潟平野の大地震に対する対策が重要になっていることを示唆している.
著者
佐藤 修二 川端 弘治 野上 大作 川端 弘治 野上 大作
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

我々は、南北両半球に配置された二つの小口径望遠鏡に搭載した観測器(IRSF/SIRIUS+かなた望遠鏡/TRISPEC)を用いて、激変星、原始星、ブレーザー(活動銀河核)、γ線バースト等の現象について同時測光偏光観測した。その膨大なデータはかなたObsLog に保存されている。解析はこれからであるが、強度と偏光とも、数日間のタイムスケールで大きな変動を示す。また、南半球では、銀河磁場を研究している。星形成領域や銀河大域の磁場構造を明快に示した。
著者
佐藤 修 大木 靖衛
出版者
新潟大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1993

1、新潟県下の降水の酸性物質の状況:新潟大学積雪地域災害研究センターで行った降水の化学分析結果、新潟県衛生公害研究所の発表した資料を整理し、酸性物質の降下状況を把握した。新潟県の山間部には3〜5g/m^2の硫酸イオンと1〜2gの硝酸イオンが降下している。硫酸イオンは冬の降雪期に多い特徴がある。雪の中の酸性物質は積雪期の温暖な日に流出する。2、沢水・湧水・河川水の変化:沢水・湧水の調査は花崗岩地帯で過去に分析結果のある丹沢湖の周辺で行った。現段階では、沢水・湧水に酸性降下物の影響は見られなかった。新潟県下の沢水の連続観測の機器は現在雪の下で、データ解析は今後のこととなる。河川の水の分析結果を、小林純が行った20年以上前の河川の分析データと比較した。分析誤差範囲内で両者は一致し、新潟県下の河川の流域では平均的な意味では、酸性降下物の影響で化学風化が活発になったとは見えない。3、土壌の酸性化調査:花崗岩地帯の土壌のpHは5〜6の範囲で普通の酸性の褐色森林土壌よりpHが高い。花崗岩地帯の崩壊地の土壌のpHが過去に測定された例は見あたらない。比較の対象がないので、酸性化したかどうかは今回の調査からは結論を出すことができなかった。4、まとめ:チェコ、ポーランド、ドイツでは酸性雨の影響で土壌が荒廃し、崩壊が起こっていると報告されているが、わが国では今回の調査ではその証拠はつかめなかった。おそらくわが国では影響が見られないのは、降水量が多いこと、地形が急峻で水が長時間とどまらないこと等が影響している。
著者
川村 静児 中村 卓史 安東 正樹 坪野 公夫 沼田 健司 瀕戸 直樹 高橋 龍一 長野 重夫 石川 毅彦 植田 憲一 武者 満 細川 瑞彦 佐藤 孝 佐藤 修一 苔山 圭以子 我妻 一博 青柳 巧介 阿久津 智忠 浅田 秀樹 麻生 洋一 新井 宏二 新谷 昌人 井岡 邦仁 池上 健 石徹白 晃治 市耒 淨興 伊藤 洋介 井上 開輝 戎崎 俊一 江里口 良治 大石 奈緒子 大河 正志 大橋 正健 大原 謙一 奥冨 聡 鎌ヶ迫 将悟 河島 信樹 神田 展行 雁津 克彦 木内 建太 桐原 裕之 工藤 秀明 國森 裕生 黒田 和明 郡和 範 古在 由秀 小嶌 康史 小林 史歩 西條 統之 阪上 雅昭 阪田 紫帆里 佐合 紀親 佐々木 節 柴田 大 真貝 寿明 杉山 直 宗宮 健太郎 祖谷 元 高野 忠 高橋 忠幸 高橋 弘毅 高橋 竜太郎 田越 秀行 田代 寛之 田中 貴浩 谷口 敬介 樽家 篤史 千葉 剛 辻川 信二 常定 芳基 徳成 正雄 内藤 勲夫 中尾 憲一 中川 憲保 中野 寛之 中村 康二 西澤 篤志 丹羽 佳人 野沢 超越 橋本 樹明 端山 和大 原田 知広 疋田 渉 姫本 宣朗 平林 久 平松 尚志 福崎 美津広 藤本 眞克 二間瀬 敏史 前田 恵一 松原 英雄 水澤 広美 蓑 泰志 宮川 治 三代木 伸二 向山 信治 森澤 理之 森脇 成典 柳 哲文 山崎 利孝 山元 一広 横山 順一 吉田 至順 吉野 泰造
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理学会講演概要集 (ISSN:13428349)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, 2006-03-04
著者
秋葉 直志 山下 誠 佐藤 修二 永田 徹 山崎 洋次
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.589-593, 2002-10-20
被引用文献数
1

目的. インターネットを通して受け付けた呼吸器外科関係のセカンドオピニオンを求める質問内容から肺癌患者あるいは家族の心情や訴えを考察した.方法. 呼吸器外科, 肺癌のウェッブサイト上にセカンドオピニオンの請求を受け付けたところ,1998年5月から2001年2月までの間に386人から430回の質問があり,これを検討・分析した.結果. 電子メールの質問が87%を占めた.質問の病名は原発性肺癌が79%を占め,疑いを加えると87%を占めた.男性が女性の1.9倍であった.患者年齢は16歳から90歳で平均が61.7歳,50歳から79歳が82%を占めた.質問者は男性が女性の0.94倍で,患者の子からが60%であった.内容は今後の治療方針に関するものと標準的治療に関するものが最多で59%,標準治療以外の治療方針についてが18%であった.不満が67人(17%)あり,他の病院の情報を尋ねるのが55人(14%)で,その他,説明が不十分,入院あるいは手術までの待ち時間が長いなどがあった.結論. 患者や家族の質問のほとんどは治療方針に関するものであり,肺癌などの悪性腫瘍の治療に満足していない.医師と患者・家族とのコミュニケーションは良好ながら,特に子とのコミュニケーションに改善の余地がある.主治医の治療方針や説明に不安があり,専門家の意見を望んでいる.