著者
鈴木 敬介 栗原 敏之 植田 勇人
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.125, no.4, pp.307-322, 2019-04-15 (Released:2019-08-08)
参考文献数
43
被引用文献数
5

飛騨外縁帯の岐阜県高山市本郷地域に分布する,従来,ペルム系森部層に一括されていた砕屑岩層について岩相層序とジルコンのU-Pb年代を検討し,これらを森部層と堂殿層(新称)に区分した.両層の砂岩には火山岩片が豊富に含まれていることから,ジルコンのU-Pb年代において,最も若い年代の集団の年代値が堆積年代である可能性が高い.U-Pb年代の検討の結果,森部層下部~中部の堆積年代の下限は約263~256Maで,中期~後期ペルム紀に堆積した可能性が高い.森部層上部のジルコン年代値の最も若いピークは前期三畳紀を示し,同層の年代は前期三畳紀にまで及ぶ可能性がある.堂殿層の堆積年代は,砂岩中のジルコンのU-Pb年代に基づくと,約186~181Ma(前期ジュラ紀)である可能性が高い.堂殿層は,下部ジュラ系来馬層群の漏斗谷層上部~北又谷層および蒲原沢層上部に対比できる.
著者
柳原 敏昭 七海 雅人 狭川 真一 入間田 宣夫 菅野 文夫 堀 裕 山口 博之 誉田 慶信 佐藤 健治 齊藤 利男 飯村 均 乾 哲也 井上 雅孝 及川 真紀 岡 陽一郎 菅野 成寛 鈴木 弘太 長岡 龍作 奈良 智法 畠山 篤雄 羽柴 直人 若松 啓文
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本科研がめざしたのは、歴史資料の再検討による、平泉研究の新たな展開のための基盤整備である。研究目的に即し、文献・考古・石造物の三班に分かれて研究を遂行した。文献班は、中尊寺文書を中心とする同寺所蔵中世史料の悉皆的な調査を実施し、多くの新知見を得た。また、平泉関係の文献史料を集成した。考古班は、経塚を中心とする12世紀代の遺跡の発掘調査を行い、日本最北端の経塚を確認するなどの成果を上げた。また、平泉に関連する北海道・東北地方の遺跡の集成を行った。石造物班は、平泉とその周辺の石造物を調査、資料化し、主要なものについて報告書に掲載した。結果、平泉研究に新しい面を開くことができた。
著者
古賀 政利 上原 敏志 長束 一行 安井 信之 長谷川 泰弘 岡田 靖 峰松 一夫
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.67-73, 2009
被引用文献数
3

背景および目的:脳卒中では緊密な連携の重要性が強調されている.脳卒中地域医療における急性期病院の実態を明らかにする.<br> 方法:急性期病院2,185施設に対しアンケート調査を行った.<br> 結果:有効回答46%で,うち52%が脳卒中患者を診療していた.多くが,地域医療圏は二次医療圏(45%)であるとし,その中心的役割は急性期病院(69%)と回答した.他の急性期病院,回復期リハ病棟,一般診療所,維持期施設事業所,周辺地域全体,自治体との連携が良好は75%,75%,74%,69%,73%,34%であった.医療(介護)情報を既に共有しているのは20%(14%)で,共有する予定51%(51%),共有する予定なし25%(30%)であった.医療保険と介護保険のシステムでは十分なリハビリを提供しにくいとの回答が67%に達した.<br> 結論:脳卒中連携において中心的役割を担う急性期病院でも,地域での情報共有は未だ十分ではなかった.<br>
著者
福原 敏行
出版者
日本ウイルス学会
雑誌
ウイルス (ISSN:00426857)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.209-218, 2015-12-25 (Released:2016-10-19)
参考文献数
52
被引用文献数
2 1

健全な(病徴のない)イネやピーマンなどの植物(作物)から約15 kbp(千塩基対)の直鎖状2本鎖RNAが頻繁に検出される.これらの2本鎖RNAは,宿主植物のゲノムDNAからの転写物ではなく,巨大な単一のオープンリーディングフレーム(ORF)をコードし,プラス鎖に切れ目(ニック)を有するユニークな2本鎖RNAウイルスであることが塩基配列および分子系統解析により判明し,新たなウイルスとしてEndornaviridae科Endornavirus属に分類された.これらのエンドルナウイルスは,一般的な1本鎖RNAウイルスとは異なり,全ての組織で一定の低コピー数(細胞あたり約100コピー)で検出され,宿主に明確な病徴を与えない.また,日本晴品種などの栽培イネから検出されるエンドルナウイルスでは,花粉や卵から95%以上の高率で次世代に伝播する.すなわち,一般的なウイルスが爆発的に増殖し宿主に病気を引き起こし水平感染するのに対し,エンドルナウイルスは,宿主植物と共生関係を保ち,宿主に病徴を与えず,花粉や卵から効率よく次世代に垂直伝播する究極の共生ウイルスといえる.
著者
鈴木 雅寿 菅原 庸平 佐藤 美恵 森 俊文 杉原 敏昭 春日 正男
雑誌
情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.14(2006-MBL-036), pp.181-184, 2006-02-16

This paper describes an experimental verification of the lip-synchronization effect in the auditory compensation system for the elderly people. Because the aging effect to the human sensory mechanism the functionality of the elderly people's sensation is declined. The auditory sensation is also declined. Many of the elderly people have difficulty with a listening in the radio or TV program. Recent digital media technology can compensate such declined auditory functionality. The compensation mechanism regulates a speech speed. However in the television system there is well known problem that is called lip-synchronization problem. Our previous related work already evaluated the efficiency of the speech speed controlled compensation method for the broadcasting equipments but we also confirmed unnatural feelings with the lip-synchronization skew. So we intend to verify the lip-synchronization effect in the speech speed controlled compensation method by using a subjective assessment. In this assessment we used psychological index for evaluating the unnatural feelings corresponding to lip-synchronization skew. As a result of this assessment we can evaluate the unnatural feelings quantitatively also discuss the relationship between the lip-synchronization skew and the subjective impression.
著者
入江 政安 西田 修三 寺中 恭介 辻 陽平 平澤 充成 藤原 敏晴 中筋 みゆき
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学) (ISSN:18842399)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.1066-1070, 2010 (Released:2010-11-09)
参考文献数
17
被引用文献数
3

A field survey and laboratory analyses of sediment quality in the eastern part of Osaka Bay are carried out to clarify their characteristics and influence on the dynamics of hypoxia. Nitrogen, phosphorus and sulfur cycling in the coastal water and sediment are modeled with a focus on the formation of hydrogen sulfide in hypertrophic sediment and its release to the bottom water. In the calculated results the oxygen consumption in the bottom water by the release of sulfide is much larger than the direct oxygen consumption by the sediment in the northern port of the bay. Without the release of sulfide, the hypoxic water area would be estimated to be limited in and near the port area of the head of the bay. The wide spreading of hypoxia in the eastern part of the bay would be contributed largely by the sulfide release.
著者
奥田 俊伸 綿貫 俊夫 松原 敏郎 渡邉 義文
出版者
医学書院
雑誌
精神医学 (ISSN:04881281)
巻号頁・発行日
vol.59, no.12, pp.1135-1139, 2017-12-15

抄録 進行性核上性麻痺(PSP)では多彩な精神症状がみられることがある。今回我々は,多彩な精神症状を伴い前医で緊張型統合失調症として加療されていたPSP患者の1例を経験した。神経症状に加えて特徴的な画像所見からPSPであると診断し,L-dopaの投与を行ったところ,パーキンソニズムに効果はみられたものの精神症状が悪化した。そのためドーパミンパーシャルアゴニストであるaripiprazoleに切り替えたところ,パーキンソニズムと精神症状のいずれにも効果が認められた。PSPの治療はパーキンソニズムと精神症状の両方に配慮する必要があることから,aripiprazoleが効果的な薬剤である可能性が示唆された。
著者
寺澤 英夫 清水 洋孝 上原 敏志 喜多 也寸志 島 さゆり 武藤 多津郎
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
pp.cn-001219, (Released:2018-12-29)
参考文献数
8
被引用文献数
2

症例は48歳男性である.発熱の先行症状の後に急性脊髄炎を発症した.脊髄MRIでは,C6よりTh8レベルまで連続する長大な脊髄病変をみとめ,免疫療法に奏功して脊髄病変は消退し,神経症状も軽快した.血清抗aquaporin-4(AQP4)抗体,抗myelin oligodendrocyte glycoprotein(MOG)抗体は陰性であったが,血清と髄液の両者より抗lactosylceramide(LacCer)抗体が急性期に陽性で回復期に弱陽性に低下した.抗中性糖脂質抗体は,脳炎・脳症を欠く急性脊髄炎で陽性になる既報告はなく,急性脊髄炎の病態の鑑別に本抗体を考慮する必要があると考えられた.
著者
岡村 聡 坂本 泉 金 容義 石塚 治 湯浅 真人 冨士原 敏也 藤岡 換太郎 倉本 能行 前田 仁一郎
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.7, 2007

孀婦岩構造線は,伊豆・小笠原弧を北部と南部に二分する大構造線であり,北北東―南南西方向の走向を示し,その東側斜面に沿って比高最大1500mの急崖が発達し,地殻の深部断面を観察することができる.<Br> 孀婦岩構造線の南東に位置する沢海山は,鮮新世の活動年代を示す火山フロント帯火山であり,島弧玄武岩の化学組成を示す.<Br> 孀婦岩構造線沿いに観察される地殻断面(孀婦地塊)は,後期中新世を示す塊状の溶岩・貫入岩とハイアロクラスタイト及び,それらを供給するフィーダーダイク・溶岩が観察される.孀婦地塊を基盤とする背弧側には中新世~鮮新世に活動した小海丘群が存在する.孀婦地塊と小海丘群の火成岩類は,いずれも背弧海盆玄武岩の特徴を示す点で共通するが,後者はIndian Ocean MORBタイプアセノスフェアの寄与が大きかったことを示唆する.
著者
月原 敏博
出版者
人文地理学会
雑誌
人文地理学会大会 研究発表要旨
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.54, 2010

地域環境と学校との関係を考えるために,福井県内の小学校校歌の歌詞(172校歌,165校分)を収集・分析した。その際,歌われている地域環境の要素のほか主体を含む景観の構図につき,歴史的変化も視野に分析した。 校歌で歌われる環境要素は,自然要素,歴史・文化要素,産業要素に細分できるが,自然要素では「白山」「九頭竜川」などの具体の山川や海が多く歌われており,可視性が重視されるとみなされた「白山」の場合を除き,学校から近距離にあるものが歌われていた。歴史・文化要素では寺社と城の名が多く,郷土史に関わる人名や神名も一部に現れていた。産業要素では農業関連の表現が多く,漁業関連の表現がそれに次ぎ,第二次・第三次産業に関わる表現はほとんど見出せなかった。 制定年に注目すると,「われら」や「ぼくたちわたしたち」といった児童自身を指す主体的要素の表現や,そうした主体要素と環境要素で構成される地域と,国家や世界など,地域を超える時空間との関係性の描き方には大きな歴史的変化が見られた。特に戦前・戦中と戦後とではそれらには大きな差があり,戦前・戦中に制定された校歌では国家や天皇に奉仕する忍耐強い姿勢が礼賛される傾向があったのに対し,戦後制定の校歌では「理想」「世界」「平和」「科学」「自由」などが対照的に現れ,校歌はそれが制定された時代を映す鏡でもあったことが判明した。 地域環境との関係では,近年では統廃合による学校数の減少によって歌われる具体の地域環境が減少傾向にあるが,地域環境を歌う際には抽象度において様々なレベルがあることも注目された。すなわち,近年に作られた校歌では,地域の環境を固有名で歌わず抽象的に表現する例が増えており,山川などの固有の地名が現れないために学校名を隠すと全国どの地域でも通用するような校歌さえ出現していた。このことも,歌われる地域環境の減少傾向を加速していることが判明した。
著者
福原 敏男
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
no.50, pp.p137-177, 1993-02
被引用文献数
1

細男(人間が演ずる芸能と傀儡戯)は日本芸能史上の謎の一つである。従来は九州の八幡宮放生会の視点より理解され、九州より近畿に伝播したという暗黙の理解があった。それに対して本稿では、人間の芸細男は奈良・京都の大寺社における芸能構成の一つとして成立した、とみる。東大寺では九世紀末、京の御霊会では一一世紀にみられ、一二世紀には白面覆と鼓の細男が確認できる。春日若宮祭礼でも平安期より祭礼に登場している。宇佐八幡宮放生会には、近畿より人間芸細男が伝播し、元寇撃退の神威発揚を象徴する儀礼として神話的に意味付けらた。これは八幡縁起や縁起絵の変貌と軌を一にするものであった。柞原八幡や阿蘇の細男は宇佐より伝播した。大鳥社・諏訪社・杵築社へは、一宮・国衙型祭祀の一環として伝播した。一方、鎌倉期には石清水八幡宮を中心に傀儡戯の細男が確認できる。それは大山崎神人が勤める日使頭祭において演じられ、二体の傀儡(武内と高良神)の打ち合わせである。鎌倉期の宇佐放生会にも傀儡戯が存在したが、これは細男とは認識されていない。宇佐の傀儡や細男は百太夫を祀った。柞原八幡の細男は傀儡戯ではないが、ここにも傀儡の痕跡があり、善神王や武内が傀儡の神であった。細男と傀儡とは不可分の関係であり、人間芸の細男舞は傀儡神を和ませる意味をもっていたといえる。宇佐の放生会頓宮における夷社や柞原八幡の浜殿における善神王や武内大神は、放生会に立つ市・市神としての夷・夷を斎く傀儡の関係を象徴している。Sei-no-o, a dance performed by human being and marionette, is one of the riddles in the history of Japanese performing art. Conventionally, Sei-no-o has been understood from the viewpoint of Hōjōe (ceremony in which captured animals and fish are released to mountains, fields, ponds, rivers, etc. on the basis of Buddhist thought) at the Hachiman Shrine in Kyūshū, and there was an implicit understanding that it was transmitted from Kyūshū to the Kinki District. In contrast to this understanding, the author considers that Sei-no-o performed by human beings came into being as one of the artistic elements at large temples and shrines in Nara and Kyōto. Sei-no-o dates back to the end of the 9th century at the Tōdai-ji Temple, and to the 11th century at the Goryōe (ceremony to placate revengeful spirits) in Kyōto. The existence in the 12th century of Sei-no-o with a white mask and a drum has been proven. At the Wakamiya Festival of the Kasuga Shrine, Sei-no-o appeared at festivals from the Heian period on. In the Middle Ages, Sei-no-o was also seen at the Hōryū-ji Temple.The Sei-no-o performed by human beings was transmitted from the Kinki District to the Hōjōe of the Usa Hachiman Shrine, where it was given a mythological significance as a ceremony symbolizing the enhancement of divine prestige after the repulsion of the Mongol invasions. It followed the same pattern as the transformation of the Hachiman Engi (History of the Hachiman Shrine) and its illustrated history. Sei-no-o was also transmitted from Usa to Yusuhara Hachiman and Aso. It was transmitted to Ōtori, Suwa and Kitsuki Shrines as a part of the religious rites of the first-local-shrine and local-government type.On the other hand, the existence of Sei-no-o performed by a marionette in the Kamakura period centering around the Iwashimizu Hachiman Shrine can be proven. It was performed by two marionettes (Takeuchi and Korashin) at the Hinotō Festival served by Oyamazaki Jinin (subordinates at the shrine of Oyamazaki). Marionette performances also existed at the Hōjōe of Usa in the Kamakura period, but these are not recognized as Sei-no-o. The marionette performances and Sei-no-o of Usa were dedicated to Hyakudayū (guardian deity of marionette players). The Sei-no-o of Yusuhara Hachiman Shrine is not a marionette performance, either ; however, traces of marionette performance do remain, and Zenjinō and Takeuchi were the gods of marionette players. Sei-no-o and marionettes were inseparably related to each other, and it can be said that the Sei-no-o dance by human beings had the meaning of placating the gods of marionettes. The gods Zenjinō and Takeuchi Okami (the great god of Takeuchi) at the Ebisu Shrine in the Tongu (temporary shrine) of the Hōjōe of the Usa Hachiman Shrine, and at the Hamadono of the Yusuhara Hachiman Shrine, symbolize the relationship between the market established at the Hōjōe, Ebisu as the god of commerce, and the marionettes that serve Ebisu.
著者
寺崎 修司 米原 敏郎 藤岡 正導 橋本 洋一郎 内野 誠
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.70-73, 1996-02-25 (Released:2009-09-16)
参考文献数
10
被引用文献数
2 1

症例は既往疾患のない38歳, 男性.ゴルフ練習を4時間した後, 右後頸部痛が出現した.その2時間後から左上肢のしびれと歩行障害を自覚し, さらに2日後から吃逆が出現した。第4病日の入院時には症候学的に右延随外側症候群を呈していた.第5病日の右椎骨動脈造影で右後下小脳動脈がV2 portionから分岐し, 右椎骨動脈のV3 portionから両側椎骨動脈合流部までの血管壁不整を伴う狭窄 (string sign) とその直後の閉塞 (tapering occlusion) を認めた.この部位は第56病日には再開通していた.これらの所見は頭蓋外から頭蓋内までの椎骨動脈解離を示唆するものと考えられた.MRIにて下部延随外側の右側に梗塞巣を認めた.椎骨動脈解離の原因としてゴルフスウィングによる外力が考えられた.
著者
井原 敏宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.593, pp.56-65, 2010-01-11

携帯性と高画質を両立する新ジャンルのデジタルカメラが登場した。人気の秘密と実機テストで分かった実力を紹介しよう。(撮影・監修:小林 伸=プロカメラマン、井原 敏宏)モデル:溝上 恵理 撮影協力:恵比寿ガーデンプレイス 薄型コンパクト機の画質では満足できない。でも、一眼レフは重くて操作が難しそう。