著者
吾妻勝剛, 小野震 著
出版者
実業之日本社
巻号頁・発行日
1922

1 0 0 0 OA 本草綱目草稿

著者
〔小野蘭山//著〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.第3冊,
著者
児玉 閲 小野寺 夏生
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.243-266, 2015-09-28 (Released:2015-11-20)
参考文献数
42

引用傾向(論文あたり参考文献数や引用年齢分布)の経年変化及びそれが自然科学分野の雑誌インパクトファクター(JIF)に及ぼす影響について分析した.対象をJCR2001~2009に継続して掲載されている4463誌に限定し,雑誌の入れ替わりの影響を除いた.自然科学分野全体では,論文あたり全参考文献数は増加していたが,JIFの算出対象となる前2年参考文献数の増加は微少で,引用年齢が高い参考文献が増加していた.JIFの変化は,前2年参考文献数と論文成長率の両方の変化の影響を受けているが,後者の影響がより強い.分野別にみると,論文あたり全参考文献数は全分野で増加したが,前2年参考文献数は分野によって増減がみられた.分野間のJIF変化率の違いに最も強く影響を与える要因は論文あたり前2年参考文献数変化率,次いで論文成長率変化率であり,分野間引用の影響は小さかった.
著者
酒井 哲夫 小野 正人 吉田 忠晴 佐々木 正己 竹内 一男
出版者
玉川大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1991

可動巣枠式巣箱による飼育法が確立したことにより,ニホンミツバチで初めてプラスチック人工王椀を用いた女王蜂の人工養成が可能になった。セイヨウミツバチのローヤルゼリー(RJ)を利用したニホンミツバチ女王蜂養成では,自種のRJでは高い生育率と女王蜂の分化を示したが,両種のRJの成分に生育に影響を及ぼす差があることが認められた。少数例ではあるが,女王蜂の人工授精が成功し,これからの選抜育種に明るい見通しが立った。ニホンミツバチとセイヨウミツバチの配偶行動については,14時30分頃を境に2種間の生殖隔離が行われ,ニホンミツバチ女王蜂は遅い時刻(14:45〜16:00)に長い飛行で交尾することが認められた。同一蜂場内に併飼したセイヨウミツバチ,ニホンミツバチの両種の花粉採集行動の季節的な変動パターンは,基本的に類似していた。花粉だんごの分析から訪花植物の種を同定すると,特に多くの植物の開花が見られる時期には違いが認められ,両ミツバチの花への嗜好性は異なっているのではないかと考えられた。両種の収穫ダンスを比較し,餌場までの距離とダンス速度の関係を解析した結果,ニホンミツバチの距離コードは同種の東南アジア亜種のそれより,むしろセイヨウミツバチのそれに近いことがわかった。また両種の採餌距離を推定した結果,ニホンミツバチの平均的採餌圏は半径2.2km,セイヨウミツバチのそれは3kmとされた。また貯蜜量の減少による逃去時のダンスはこれまでにないスローダンスであることが判明した。ニホンミツバチのミツバチヘギイタダニに対する行動を観察した結果,落下したダニの多くは触肢や脚に負傷しており,その割合はセイヨウミツバチより高かった。スズメバチに対するニホンミツバチの防衛行動に関しては,学習が関与していることが初めて明らかになった。
著者
小野 雅敏 梶村 皓二 水谷 亘 岡山 重夫 岡野 真 徳本 洋志 阪東 寛 村上 寛
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.56, no.9, pp.1126-1137, 1987-09-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
53

走査型トンネル顕微鏡は,固体表面の個々の原子を識別することができる新しい手法であり, 1986年のノーベル物理学賞の対象となったものである.その原理,装置技術や応用についての現状を紹介し,今後の課題や発展の方向について述べる.
著者
小野澤 泰子 大道寺 聡 橋本 操
出版者
筑波大学人文地理学・地誌学研究会
雑誌
地域研究年報 (ISSN:18800254)
巻号頁・発行日
no.34, pp.161-180, 2012-02-29 (Released:2013-12-25)
著者
小野 雄大 庄司 一子
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 = The Japanese Journal of Educational Psychology (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.438-452, 2015
被引用文献数
5

本研究の目的は, 中学校と高校の部活動における先輩後輩関係の構造を明らかにし, また学年や性別, 部活動のタイプやレベルによって先輩後輩関係にどのような違いが生じているのか, さらに先輩後輩関係が, 部活動の活動内容や特徴によってどの程度予測されるのか明らかにすることであった。そのため, 全国の中学生と高校生711名を対象に質問紙調査を実施した。その結果, 中学生・高校生ともに1年生が最も先輩後輩関係を感じやすい立場にあり, 中学生では男子よりも女子の方が先輩後輩関係を厳しく捉える傾向にあることが明らかになった。また, 部活動のレベルやタイプ別の検討では, 競技・コンクール等で高いレベルで活躍する部活動や, 文化部よりも運動部において, 先輩後輩関係が明確になることが明らかになった。さらに, 部活動の方針や性格等が, 先輩後輩関係の各側面を高く予測することが明らかになった。
著者
松野 義晴 川端 由香 小野 祐新 佐藤 浩二 足達 哲也 小宮山 政敏 門田 朋子 森 千里
出版者
千葉大学
雑誌
千葉医学雑誌 (ISSN:03035476)
巻号頁・発行日
vol.78, no.5, pp.203-207, 2002-10-01
参考文献数
2
被引用文献数
2

肉眼解剖実習は,医歯科大学生にとって人体の構造および機能を学ぶ上で,重要な基礎科目の一つである。本学において,解剖実習に供される遺体は千葉白菊会会員から提供いただいている。ところで,本学の解剖実習施設は,本学医学生およびコメディカル学生以外には公開していなかった。以前より,実習施設に関しては,会員から「死後自らのご遺体を預ける施設について見学したい」といった要請があったが,その機会を実現するには至らなかった。しかし,平成13年3月に解剖実習施設内の面会室および実習室の改装が終了したことを機に,要請に応えることおよび施設の現状を会員に知っていただくことを目的として,同年10月に開催された千葉白菊会総会時に希望者に対して見学会を実施するに至り,その成果を含めここに報告する。見学会には112名が参加し,見学箇所への移動に支障のない会員を10名程度のグループに分け,面会室,霊安室,遺体保管室および解剖実習室の順に見学を行った。なお,移動の困難な会員については待機場所において映像による見学を行った。後日,見学会に関するアンケート調査を行ったところ,参加いただいた8割の会員から返答をいただき,見学会全体を通して肯定的な回答をいただいた。特に,実際に施設見学を行った会員の回答によって(1)スタッフの対応,(2)見学時間,(3)見学内容,さらには映像による見学を行った会員の回答にみられるとおり,(1)映像の出来映え,(2)映像に関する説明,(3)放映時間については,その肯定的な回答を約6割の会員から得た点からすれば,及第点をクリアーしているといっても過言ではなかろう。
著者
福島 信純 永田 裕一 小林 重信 小野 功
出版者
進化計算学会
雑誌
進化計算学会論文誌 (ISSN:21857385)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.57-73, 2013 (Released:2013-09-11)
参考文献数
19

The natural evolution strategies (NESs) is a family of iterative methods for black-box function optimization. Instead of directly minimizing an objective function, NESs minimizes the expectation of the objective function value over an arbitrary parametric probability distribution. In each iteration, NESs updates parameters of the distribution by using an estimated natural gradient of the expectation of the objective function value. Exponential NES (xNES) is an effective method of NESs that uses the multivariate normal distribution as the probability distribution. Since the shape of a normal distribution can take the form of a rotated ellipse in the solution space, xNES shows relatively good performance for ill-conditioned and non-separable objective functions. However, we believe that xNES has two problems that cause performance degradation. The first problem is that the spread of normal distribution tends to shrink excessively even if the distribution does not cover a (local) optimal point. This will cause premature convergence. The second problem is that the learning rates for the parameters of distribution are not appropriate. The learning rates depend only on the dimension of objective function although they should be designed depending on all the factors that influence the precision of natural gradient estimation. Moreover, they are set to small values for preventing the premature convergence and these results in too slow convergence speed even if the distribution covers the optimal point. In order to remedy the problems of xNES, we propose a new method of NESs named the distance-weighted exponential natural evolution strategy (DX-NES). On several benchmark functions, we confirmed that DX-NES outperforms xNES and that DX-NES shows better performance than CMA-ES on the almost all functions.
著者
小野 昌也
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.515-520, 1960-01-30 (Released:2009-03-30)
参考文献数
16
被引用文献数
2

ダイコクネズミ脳homogenateを用い,グルタミン酸-アスパラギン酸トランスアミナーゼ(GAT)活性に及ぼす18種の向精神薬,および3種の向神経薬の影響を測定した.1. フエノチアジン系向精神薬は, Prochlorperazineを除く他の6種はいずれもGAT阻害を示し,阻害作用はChlorpromazineに最も強かつた. Chlorpromazine S-oxideはChlorpromazineに比してGAT阻害作用は著しく弱い. 2種のフエノチアジン系向神経薬はGAT活性に影響をみなかつた.2. AzacyclonolはGAT阻害を示し, LSD-25は高濃度で阻害を示したが低濃度では影響を与えなかつた.3, 中枢刺戟剤4種のうち, PipradrolとDMAEは促進, Methylphenidateは影響なく, Tofranilは阻害を示した.4. バルビツール酸系睡眠剤AmobarbitalとPhenobarbital,非バルビツール酸系睡眠剤MethyprylonとGlutethimideは,すべて阻害を示した.しかるにバルビツール酸拮抗剤BemegrideはGATに無影響であつた.抗てんかん剤Primidoneは阻害を示した.5. 実験に用いた中枢抑制剤13種のうち12種が阻害を示した.6. GATに及ぼす作用において, ImipramineとChlorpromazineの類似, DiethazineやPromethazineとChlorpromazineとの差異を,化学構造における2個のN原子間の距離の一致と相異に対応すると考えた.
著者
小野寺 美和 谷 明日香
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.68, 2016

<br><br><b>目的</b>&nbsp; 夜間の交通安全用品として反射板が多く市販されているが,デザイン性に欠け利用する人が少ない.県警の報告によると,歩行中の交通死亡事故の夜間割合は昼間の約2倍の発生状況であり,特に高齢者に多く見受けられる.宮城県警では委託された業者が,一件ずつ反射板(靴のかかと用)を配って歩いているのが現状である.そこで,本研究では太陽光や蛍光灯の光を蓄え暗闇で光を放つ蓄光糸に着目し,障害の有無や年齢,体型に関わらず,どんな人も安心,安全に楽しめる衣類の設計指針の提案をするための基礎的研究として,蓄光糸の力学的特性および表面特性を明らかにした.<br><br><br><b>方法 </b>蓄光糸(A-Muse(製))の特性を電子顕微鏡による観察および力学特性の測定により明らかした.さらに蓄光糸を用いて織物(平織,綾織,朱子織)を試作し,力学特性および表面特性測定を行うとともに輝度の測定を行った.また,試作品として,キーホルダーのホルダー部分に三つ編みした蓄光糸を用いることで,蓄光糸の衣服への活用への足がかりとした.<br><br>&nbsp;<b>結果 </b>蓄光糸はポリエステルとポリプロピレンの芯鞘構造であることが明らかとなった.蓄光糸の強度はポリエステル糸と同程度であり,蓄光糸を用いた布は優れた平滑性があることが明らかとなった.また,蓄光糸の織り方により輝度は異なることが明らかになった.<br>
著者
吉浦 紀晃 小野里 好邦 木村 博茂
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.124, no.8, pp.1538-1545, 2004 (Released:2004-11-01)
参考文献数
27
被引用文献数
1

In biometric authentication, the biometric data is registered and authentication is done by collation input biometric data with the registered biometric data. If the registered biometric data is stolen, there is a possibility that the the biometric data of registrants may be used improperly. It is very difficult to prevent such improper use because we no longer change biometric data. Therefore it is necessary to pay sufficient attention to the protection of biometric data. This paper proposes the application of one way function to biometric authentication in order to protect biometric data of registrants. We examine and discuss the possibility of application of one way function in biometric authentication.
著者
張 娟 横山 岳 数納 朗 范 作冰 小野 直達
出版者
The Japanese Society of Silk Science and Technology
雑誌
日本シルク学会誌 (ISSN:18808204)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.3-8, 2011

The purpose of this study was to understand how resources in the Gosen textile production area were deployed in the postwar period and the area's production structure, so as to support the continued survival of local small and medium-size textile producers. We interviewed members of Gosen weaving cooperatives and a representative weaving company. The scale of production in the Gosen area has reduced gradually since 1975, as shown in the number of weaving companies, production quantity, and shipments: that is, the production base has been weakening. Both high-ranking and low-ranking companies have coexisted in the area. Respondents emphasized that Gosen weaving companies have maintained a traditional technique, called <i>Nureyoko</i>. These findings highlight two factors necessary for the continued survival of weaving in Gosen: it is necessary to build a new production system as soon as possible, and to maintain traditional techniques and high-quality <i>Sirokiji</i>, while at the same time developing new weaving goods which consumers want. ( E-mail: zhangjuanrq@hotmail.co.jp)
著者
張 娟 范 作冰 横山 岳 数納 朗 小野 直達
出版者
The Japanese Society of Silk Science and Technology
雑誌
日本シルク学会誌 (ISSN:18808204)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.9-14, 2011

The purpose of this study was to clarify the position of the <i>kinran</i> sector and its production and marketing structures in the Nishijin textile production area in order to revitalize the <i>kinran</i> sector. We interviewed members of Nishijin weaving cooperatives and a representative <i>kinran</i> weaving company. The position of the <i>kinran</i> sector has been rising, but shipments have decreased since 1975. Labor has become better organized in both <i>kinran</i> weaving companies and related companies, but <i>kinran</i> companies remain small-scale family businesses. The market is predominantly temples, so demand is small. Three factors could revitalize the <i>kinran</i> sector: to catch demand from temples as soon as possible, to cooperate with all temples in both production and marketing, and to assist sales promotion with Nishijin weaving cooperatives. (Juan Zhang, Email:zhangjuanrq@hotmail.co.jp)