著者
是津 耕司 田中 浩也 池田 新平 金 星〓 田中 克己
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.191, pp.121-126, 2003-07-10
被引用文献数
3

Webブラウジングでは,現在閲覧しているWebページのWeb空間における位置付けやリンク先の情報を把握することが重要である.筆者らは,これまで,現在閲覧しているWebページの周辺を様々な形式で呈示してユーザをナビゲーションするシステムを提案してきた.一方,こうした周辺情報に基づくナビゲーションは,人間の都市的行動における"散策行動"をWeb上で支援するものと考えられ,ユーザに当初目的としてなかった情報への発見や遭遇を促す.本論文では,これらの機構を体系化し,新たなWebブラウジングの方式を提案する.
著者
田中 庸介 大河 俊之 山下 洋 田中 克
出版者
公益社団法人日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.72, no.1, pp.50-57, 2006-01-15
被引用文献数
5 7

長崎から北海道までの12地点でヒラメ稚魚の食物組成および摂餌強度の地域性を検討した。稚魚は主にアミ類,仔稚魚類,エビジャコ類,ヨコエビ類を摂餌し,ヒラメ稚魚の食物組成は主に環境中に多く出現したアミ類で占められていた。環境中のアミ類の出現種および分布量は1〜10種,3.0〜1712.8mg/m^2と変化し,主要種は地点によって変化した。全ての餌に対する胃充満度とアミ類生物量との間に一定の関係は認められなかったが,アミ類のみの胃充満度は生物量約200mg/m^2までは生物量に対応して増加した。アミ類生物量はヒラメ稚魚の食物組成と摂餌強度に影響を与えると考えられた。
著者
村山 正治 山田 裕章 峰松 修 冷川 昭子 田中 克江 田村 隆一
出版者
九州大学
雑誌
健康科学 (ISSN:03877175)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.97-103, 1991-02-08

The authors revised Assertion Inventory (Murayama et al.,1989). The new version consists of Restriction Scale and Assertion-Aggression Scale. Restriction Scale, which has 30 items, measures the degree of restriction in assertive behaviors. Assertion-Aggression Scale has 35 items. It is for the measurement of the manner of assertive behaviors. Low Assertion?Aggression scores indicate the aggressive manner. The new inventory was administered to 498 people (ages 15-30 years). They were divided into 4 groups; normals, delinquents, neurotics, and psychotics. The mean Restriction scores of neurotics and psychotics were higher than those of normals and delinquents. The mean Assertion-Aggression scores of neurotics and psychotics were lower than those of normals and deliquents.
著者
佃 洸摂 中村 聡史 山本 岳洋 田中 克己
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.12, pp.3471-3482, 2011-12-15

映像の編集や検索を行う際に,ある人物がより視聴者の注目を集めている映像を検索したいということはよくある.また,現在視聴している映像の関連映像として,登場人物の活躍パターンが似ている映像を推薦してほしいということもよくある.しかし,映像に登場する人物がどの程度視聴者の注目を集めているかは,映像のテキストデータや画像解析だけでは判断できないことが多く,視聴者の反応に基づいて注目されている人物を推定する必要がある.そこで本稿では視聴者の反応として映像の再生時刻に沿って付与されたコメントを用いて,映像に登場する人物が視聴者の注目を集めているシーンの推定と各シーンにおける各登場人物の活躍の度合いの推定を行う手法の提案をする.ただし,本稿ではニコニコ動画に投稿された映像の中で,コメントが一定数以上付与された映像に登場する,視聴者に名前が広く知れわたっている人物を対象とする.When a user edits or searches a video clip, he/she often hopes to extract a scene or search video clips in which a character is active. Moreover, he/she also often hopes to be recommended a video clip that has a similar activity pattern of characters as a relevant video clip that he/she is watching. However, it is difficult in many cases to judge the active characters from only text data or image analysis. We estimate the degree of attention based on viewers' reaction. In this paper we use comments posted to a video clip as the viewers' reaction. We propose a method to estimate the spotlighted scenes of each character in a video clip and the degree of it. We especially target video clips that is uploaded to Nico Nico Douga and a character whose name is known widely.
著者
高見 真也 田中 克己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.65, pp.283-288, 2007-07-03

ウェブ検索エンジンは、ウェブページを発見するためだけではなく、知識やサービスにアクセスするための道具としても使われるようになってきている。そのため、ユーザが入力した検索語に応じて、広告コンテンツやサービスへの誘導リンク等も検索結果に表示されるようになった。しかし、検索語だけでますます多様化するユーザの検索目的を把握することは難しく、検索語で表示内容、表示順序が一意に決定される検索結果では、求める情報までの経路が最適化されているとはいえない。我々はユーザの検索目的に適した検索結果を提供するために、検索結果として示すべき概要文(スニペット)を二種類の軸で分類した。そして、最適化された検索結果を実現するためのスニペットの動的再生成を紹介する。我々は、このように検索目的に適した検索結果表示を行うことを SPO (Search Purpose Optimization) と呼んでいる。Web search engines are used as a tool not only to find web pages but also to access some knowledge and services. Therefore, the links to advertising contents and services etc. came to be displayed in the search results according to the search query that the user had input. However, it is difficult for such systems to know user's search purpose because it is more and more diversified. The route to target information is not necessarily optimized in the search results when the search query defines both the ranking and the content in the search results. We classified the outline (Web-Snippet) in the search result by two criteria to offer a suitable search result for user's search purpose. Then we introduce dynamic re-generation of the Web-Snippet to achieve the optimization of search results. We call such display of search result suitable for the search purpose SPO (Search Purpose Optimization).
著者
白石 順二 山崎 勝 田中 克尚 岸本 健治 畑川 政勝
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.50, no.10, pp.1726-1734, 1994-10-01
被引用文献数
7

In the past years, receiver operating characteristic (ROC) studies that has been used in medical imaging system have involved data collected on a discrete confidence-rating scale with five categories, though in principle ROC studies which are called method for continuously-distributed test results can be conducted with continuous scale. In this study, we investigate the advantage of this new rating method. Advantages were obtained from our experiments that used both discrete and continuous rating scale with same sample sets. From the results of ROC analysis using the CR mammography with simulated mamma phantom, the method for continuously-distributed test results performs identical estimation of area under the ROC curve (Az) compared with the discrete confidence-rating method, but performs good (1/3) standard deviation of Az between readers. When the range of Az lies 0.65-0.70 which are "difficult" performance of ROC experiment, we concluded that the method for continuously-distributed test results has the advantages of good statistical power and reliability of results compared with the discrete confidencerating method.
著者
田中 克明
出版者
大阪市立大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

全身麻酔下にラットの側坐核にマイクロダイアライシス用ガイドカニューレを留置し、反対側の側坐核に貼り合わせ脳波電極を留置して覚醒させた。意識下動物において経時的に同部位の脳内局所麻酔薬濃度を定量し、なおかつ局在的な脳波を記録するモデルを確立した。ヒトにおいては、局所麻酔薬を硬膜外カテーテルより持続投与し、静脈内投与された麻薬性鎮痛薬が脳波(Bispectral Index : BIS)に与える影響を検討した。局所麻酔薬投与1時間後には安定した脳波が得られ、局所麻酔薬と麻薬の効果部位濃度が定常状態に達したことを反映する知見が得られた。
著者
中谷 誠 Jatowt Adam 大島 裕明 田中 克己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. データベース・システム研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.146, pp.253-258, 2008-09-14
参考文献数
13

検索語が属する分野における専門語は,ユーザが検索結果に含まれるウェブページの内容を理解する上で重要な役割を持っている.専門語が多く含まれるウェブページは,非専門家ユーザにとっては理解しづらいが,一方で専門家ユーザにとっては読みやすく詳細な情報を得る上で有用である.本研究では,Wikipediaのリンク構造とカテゴリ構造を用いて,ユーザの入力した検索語からその語に関する専門語を抽出する手法について述べる.Wikipedia中で検索語が含まれている記事のカテゴリ情報を集約することによって検索語の属する専門領域を検出し,その領域の内外でリンクの出現頻度を分析することによって専門語を抽出する.本研究の提案手法は幅広い分野を網羅しており多言語対応しているWikipediaを用いているので,検索語の分野や言語に関係なく専門語を取得することができる.
著者
田中 克史 米竹 孝一郎 木村 浩
出版者
京都工芸繊維大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

1.(1)球状のシリカ粒子、板状のベントナイト粒子/水系コロイド分散系に関して、レオロジー挙動を検討した。板状粒子系の場合、塩添加にともなって粘度が減少し、さらに高塩濃度では増加する結果が得られ、球状粒子系との相異が認められた。(2)徹底的な脱塩・脱水処理を施した板状のベントナイト、ヘクトライト/有機溶媒コロイド分散系では、粒子分散は分散媒の誘電率増大によって安定化する傾向が得られ、電気二重層が水系と比較して極めて薄いことが考察された。2.(1)フラーレン混合物/ポリスチレンプレス複合膜では、極めて良好な粒子分散、熱安定が得られた。(2)酸化チタン/セルロース誘導体等方水溶液系では、溶媒除去による固定化の初期過程が偏光顕微鏡観察及び動的粘弾性計測により高感度で検出された。後者では、測定治具端部の局所的な挙動を反映したと考えられる。また、電気特性計測によって固定化の後期過程が良好に検出された。大振幅正弦波電場下での固定化試料では、セルロース誘導体のらせん軸は、電場方向と垂直な方向に一軸的に配向する傾向が得られ、粒子の分散は良好である結果が得られた。3.(1)反応性シリコーン、カーボンナノファイバー分散系等について、熱特性、レオロジー特性等を検討した。シリコーン系の硬化過程は、電気的測定よりはレオロジー測定によって、より良く検出される結果が得られた。(2)上記分散系における電場配列を行った結果、分散系における見かけの電気特性との間に相関関係が得られ、その場でのモニタリングに有効である結果が得られた。(3)セルロース誘導体異方性水溶液、多層カーボンナノチュ-ブ分散系において、せん断及び正弦波電場印加を行い、電場配向挙動を検討した。観察初期に与えるせん断方向と電場方向の関係によって、電気的な特性に差異が認められたが、より詳細な検討を行う必要があると考えられる。
著者
清水 一政 尾関 美愛 田中 克典 伊東 佳代 中條 真二郎 浦川 紀元 厚地 幹人
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.753-757, 1997-09-25
参考文献数
17
被引用文献数
3 27

東南アジア地域に自生するガガイモ科植物のギムネマ・シルベスタ (Gimnema sylvestre) は古くから糖尿病, リウマチあるいは痛風などの疾病に効果があると伝承されている. しかし, 甘味抑制と苦味を有し問題がある. 本研究は甘味抑制と苦味を示さないギムネマ・イノドラム (Gimnema inodorun) (GI) 葉を用い, モルモット腸管平滑筋の高濃度K^+収縮に対する実験, モルモット回腸の酸素消費量の測定, モルモット回腸の糖輸送電位測定およびラットの糖負荷による血糖値測定試験を行い, GI葉成分の糖利用との関連について検討した. GI葉の抽出・精製物は高速液体クロマトグラフィーで4分画 (F-I〜F-IV) し, これらの各分画成分を用いて実験を行った. その結果, GI葉中には腸管平滑筋の収縮, 酸素消費量の増加, 糖輸送電位の増加あるいは血糖上昇をそれぞれ抑制する効果があることが示された. 従ってこれらの成績より, GIの薬理作用は, 腸管におけるブドウ糖吸収を抑制することにより血糖上昇を抑制している可能性が示唆される.
著者
佃 洸摂 中村 聡史 山本 岳洋 田中 克己
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.J94-A, no.7, pp.476-487, 2011-07-01

本論文では,あるレシピに対して,追加・削除可能な食材を発見し推薦する手法を提案する.Web上にある料理レシピを閲覧しているときに,レシピに対して食材をあと一つ追加または削除したいということはよくあるが,従来のシステムではこうした食材の発見は困難である.本研究では料理レシピの構造を分析することで,追加・削除可能な食材を推薦するシステムについて述べる.例えばこれにより,ある料理レシピに対して食材を追加・削除することで,典型的なレシピに近づけたり,一風変わったレシピに近づけたりすることが可能となる.また,検証実験により,システムによるレシピの構造分析の評価や,システムが推薦する追加・削除食材の妥当性の評価を行った.また,追加・削除食材に基づいたレシピ探索を実現するシステムの実装,実装システムを用いたユーザヒアリングにより得られた提案する検索方式の利点・問題点を述べる.
著者
田中 克己
出版者
神戸大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2008

数学あるいは科学に価値を感じ、興味を持つ生徒に育てたい。それが、科学的思考ができ、社会の不合理や不条理に気づき、社会を良くしていく力を有する社会人を育てることにつながると考え、数学が生活や社会で生きることを実感できる教材を開発しようとした。また、そこに生きている人の知恵のすばらしさ、ひいては人間の素晴らしさに気づかせられるのではないかと考えた。そこで、前回の研究を通して知った天文航法を中学生向けの学習単元として開発することを目指した。まず、天文航法の基本となる、北極星や太陽を観測することによって船の現在地を知る方法について書籍等で調べた。また、地球の公転や自転、太陽や北極星との関係などの空間における図形の〓きや位置関係、さらに球面座標としての緯度・経度との関係に関する考察と理解が必要であるため、関連する社会科や理科の教師と情報交換を行い、何を学び何を学んでいないかを調査して、単元構成を考え、2,3年生を対象とする講座制の選択学習としで実践した。他教科との情報交換では、緯度・経度については第1学年に社会科で学習するが、緯度は角度を表すものとしての学習はあまりなされていない。地球の公転と太陽の南中高度の関係は、第3学年に理科で学習する。しかし、ある緯度の地点での夏至、冬至における太陽の南中高度を求めること程度で、1年を通しての緯度と太陽の南中高度や赤緯との関係、特に、太陽の南中高度から緯度を求める考え方は学習しないことがわかった。これらを踏まえて単元を開発し、天文航法の基本は中学3年生での学習が適切であることがわかった。さらに、海事科学部の教員との連携によって、生徒たちは航海士が実際に使用する六分儀を使用して太陽の南中高度を測定することも体験でき、数学が実際に役立っていること及び人間の知恵の素晴らしさを感じられることがわかった。
著者
田中 克典 田中 延亮
出版者
独立行政法人海洋研究開発機構
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

研究対象地である落葉林では、雨季の始まりとその期間の変動によって落葉林の着葉期の長さが変わり、その年々変動が著しいことが明らかになった。昨年度は落葉林の大気-植生-土壌内の熱・水環境を再現できる大気-植物-土壌間の蒸発散のモデルが開発された。本年度はこのモデルによる対象地の熱・水環境の再現と数値実験を通じて、落葉林の蒸発散の季節・年々変化と着葉期間のメカニズムを調べた。これらの再現実験では、葉面積指数の季節性を考える場合と一定にした場合を仮定して行われた。現実と異なり葉面積指数を一定にした理由として、土壌水分が著しく減少する乾季においても、光合成による二酸化炭素吸収が可能であるかを検証するためである。ここでは、調査で得られた葉面積指数のピーク時の値、土壌の水利特性や土壌の深さを考慮した。葉面積指数の季節性を考慮した実験では、3年間の土壌水分の観測結果が十分再現され、モデルで計算された蒸散が蒸散の指標となる樹液流速の季節性とよく一致した。また、この再現実験によって、蒸発散のピークが雨季に現れるなどの熱・水交換の特徴が抽出され、着葉期間中、二酸化炭素の吸収を持続できることがわかった。一方、葉面積指数を一定にした場合では、乾季に二酸化炭素の吸収を持続できず、逆に放出し、葉を通年維持できないことが示された。これは、土壌水分の減少とともに気孔が閉じ、蒸散による葉温のコントロールが失われ葉温が上昇し、呼吸活動が活発になるためである。また乾季から雨季に移っていくなかで、純光合成の値が放出から吸収に転じる時点と春分の日以降に展葉した年での展葉期がよく一致した。一方、雨季が終わって、完全落葉する少し前の時点で純光合成の値が吸収から放出に転じることが示された。この数値実験により研究対象である落葉林の成長期間における予測可能性を示した。現在これらの成果は論文に纏められ、英文誌に投稿中である。
著者
田中 克己 福井 和広
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.85, no.9, pp.1464-1472, 2002-09-01
被引用文献数
11

エージェントとユーザ間のインタラクションを活用した視線入力インタフェースを提案し,実タスクに基づく評価を行った.このシステムにおいては,ユーザとのインタラクションの単位として複数の選択対象エージェントを設定する.各エージェントはユーザからの視線入力に基づいて自らに対する注目の度合を,ベイジアンネットワークを用いて確率的に学習する.いったん学習されたエージェントは,システムへの入力から自らへの注目確率を推定し,それに応じたアクションを行う.このアクションがユーザへのフィードバックとなり,ユーザに対し,自らの注視によりエージェントを活性化させることにより選択している感覚をもたせることになる.最終的にはエージェント活性化により,あらかじめ登録されたショートカットコマンドを起動し,ユーザの意図を実行する.今回は各エージェントにWindows上でのイベント登録・実行機能をリンクさせることにより,ユーザがエージェントを選択すると同時にコマンド選択・スクロール・IMEモード切換を実行させる機構を作成し,現行のインタフェースとの定量的.定性的比較を行った.その結果,コマンド選択機能については10%程度の効率向上が,他のタスクについては同等に近い効率を得ることができた.