著者
遠藤 哲也
出版者
北海道医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

和歌山県で販売されていた鯨内臓食品の水銀濃度は著しく高く、肝臓から最高で2000ppmの総水銀が検出された(Sci. Total Environ.,300,15-22,2002).この肝臓食品をラットに1回経口投与したところ、無機水銀による急性腎毒性が認められた(Arch. Environ. Comtam. Toxcol.,44,412-416,2003).最も一般的な鯨食品である赤身肉の水銀汚染度は鯨種により大きく異なること,また捕獲地域でも異なることを明らかにした(Endo et al., Environ. Sci.Tech.,37,2681-2685,2003).PCBなどの有機塩素系化合物の汚染度にも顕著な種差があることを示した(J.Toxicol. Environ.Health A,65,1211-1235,2002).市販されていた赤身肉のなかで最も汚染度が高かったものには,81ppmの総水銀と26.2ppmのメチル水銀が含まれていた(Chemosphere,54,1653-1662).この鯨肉をラットに1週間連続経口投与したところ,急性毒性症状は認められなかったが,メチル水銀による特徴的な体内水銀分布が認められ,頻繁に摂取すれば慢性中毒になることが示されたChemosphere, in press).鯨脂肪食品からの抽出物は催奇性を有することをラット胎児培養を用いて明らかにした(Organohalogen Compounds,55,421-423,2002).マグロの水銀汚染にも明らかな種差が認められ,その汚染度は魚体の大きさと関係すると思われる(食品衛生学発表,東京,2004).
著者
齊藤 哲 光國 光七郎
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.139, no.8, pp.944-951, 2019-08-01 (Released:2019-08-01)
参考文献数
19
被引用文献数
1

Business processes are defined as functions and information relationships between functions in the phase of business requirement definition when enterprise information systems are developed. The function which is defined in the phase of business requirement definition is decomposed into the unit called a program or a module in the lower phase. The description method of the flow chart type such as DFD has been used for the visualization of the decomposition of function conventionally. In recent years, many enterprise information systems are improved by executing Business Process Re-engineering (BPR) or introducing Enterprise Resource Planning (ERP). In this case, the definition of the information relationships between functions is important. The examples utilizing the description method of the matrix type called G-RD are seen to visualize information relationships. Therefore, the comparative experiment is performed by system engineers to visualize the same business processes utilizing DFD and G-RD. In this experiment, system engineers decompose functions and visualize functions and information relationships between functions. And information relationships which are added or changed by the decomposition of functions are measured. As the result, it is proved that G-RD is able to have prevent omissions or errors of information relationships.
著者
鈴木 克彦 佐藤 英樹 遠藤 哲 長谷川 裕子 望月 充邦 中路 重之 菅原 和夫 戸塚 学 佐藤 光毅
出版者
The Japanese Society of Physical Fitness and Sports Medicine
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.451-460, 1996-08-01 (Released:2010-09-30)
参考文献数
42
被引用文献数
2 1

スポーツ選手を対象として, 最大運動負荷に伴う白血球分画と好中球活性酸素産生能の変動を検討したところ, 以下の知見が得られた.1.運動直後に総白血球数が一過性に2倍程度上昇したが, これはリンパ球, 好中球および単球の数的増加によるものであった.好中球数は運動終了1時間後でも上昇した状態にあったが, 核左方移動は認められず, かつ分葉核好中球数の変動と相関が強かったため, 壁在プール由来の好中球動員であったと考えられる.2.リンパ球のなかでLGL (NK細胞) は運動直後に6倍も上昇しており, 終了1時間後には半減した.このようなリンパ球の数的・構成的変動が各リンパ球の機能を測定する上で誤差要因とならないように注意する必要がある.3.ルミノール依存性化学発光法を用いて単離好中球の活性酸素産生能を検討したところ, 刺激物質として貪食粒子のOZを用いた場合のみならず可溶性のPMAを用いた場合にも運動負荷に伴い有意に上昇し, かつ両者の変動には正相関が認められたことから, 単一機序で発光が増強したものと推察される.ルミノール依存性化学発光の反応機構から, 好中球の刺激に伴う脱顆粒能亢進によってMPOを介して強力な活性酸素種 (HOCl) が効率的に産生されやすくなることが示唆された.短時間の運動であっても極端に強度が高い場合には, 毒性の高い活性酸素種を生成しやすい好中球が血中に増加し, リンパ球の機能抑制や筋の炎症等の組織傷害作用を発現する可能性があり, 今後その体内動態をめぐっては, さらに踏み込んだ検討が必要である.
著者
西野 由香里 下島 優香子 森田 加奈 井田 美樹 福井 理恵 黒田 寿美代 平井 昭彦 新藤 哲也 貞升 健志
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.45-51, 2019-06-25 (Released:2019-08-07)
参考文献数
14
被引用文献数
3

食肉から分離された大腸菌における薬剤耐性の動向を把握するために,2011~2017年に東京都で流通した鶏肉,牛肉,豚肉,鹿肉および猪肉から分離された1,115株の大腸菌について,14薬剤の薬剤感受性試験を行った.その結果,14薬剤すべてに感受性であったのは,鶏肉由来株の18.7%(135/721株),牛肉由来株の77.0%(117/152株),豚肉由来株の47.6%(89/187株),鹿肉由来株の100%(28/28株),猪肉由来株の92.6%(25/27株)であった.14薬剤の中では,テトラサイクリン(TC)に対して耐性の株が多く,鶏肉由来株の56.7%(409/721株),豚肉由来株の40.6%(76/187株)が耐性であった.鶏肉由来株では,国産由来株の4.9%(25/506株),輸入由来株の23.7%(51/215株)がセフォタキシム(CTX)に耐性であった.国産鶏肉由来株のCTX耐性率は,2012年(10.6%,17/161株)よりも2016年(0.9%,1/111株)と2017年(0.8%,1/121株)で有意に低かった.本調査の結果から,食肉由来大腸菌株のTC耐性率が高いこと,鶏肉由来株では,輸入由来株の方が国産由来株よりもCTXへの耐性が高いことが示された.
著者
星野 傑 中川 照彦 佐藤 哲也 八百 陽介 土屋 正光
出版者
日本肩関節学会
雑誌
肩関節 (ISSN:09104461)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.577-579, 2015

上腕骨骨頭骨折に対し骨釘移植による再接合術が有用であった1例を経験した.オートバイのロードレーサーである20歳男性がレース中に転倒し左肩を受傷,左上腕骨骨頭骨折に対し受傷後8週で肘頭から採取した骨釘および吸収性スクリューを準用し骨接合術施行.術後3年経過し,MRI像にて一部限局した壊死部分を認めるものの骨頭壊死なく骨癒合得られ,痛みなく良好な結果が得られた.
著者
佐藤 正典 加藤 哲哉 清家 弘治 伊谷 行
出版者
日本動物分類学会
雑誌
タクサ:日本動物分類学会誌 (ISSN:13422367)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.30-39, 2016-08-30 (Released:2017-02-07)
参考文献数
25

The scale worm Hesperonoe hwanghaiensis Uschakov and Wu, 1959 (Annelida: Polynoidae) is recorded from eastern Japan, based on four specimens collected from Akkeshi Bay, Hokkaido, and Kashima-nada, Ibaraki Prefecture. In Akkeshi Bay, three specimens (body length of a complete specimen: 40 mm, body width without parapodia: 4.0–4.5 mm), which are the largest of all Japanese specimens including previous records, were found from mud and sand sediments at intertidal flats, where a mud shrimp Upogebia major (De Haan, 1841) was collected simultaneously. In Kashima-nada, a complete mature male specimen (body length: 23 mm, body width without parapodia: 2.7 mm) was collected by dredging at subtidal sandy bottom at a water depth of 7.6 m, where another mud shrimp Austinogebia narutensis (Sakai, 1986) was collected simultaneously. The morphological characteristics of these specimens basically agreed with those of the previous records on the specimens collected from western Japan, with a diagnostic characteristic of the presence of a row of the more conical macrotubercles (up to 28 in an elytron of the complete specimen from Akkeshi Bay, and up to 3 in that from Kashima-nada) on the posterior surface of the elytra in the larger specimen. The present result suggests that the scale worm is commensal with not only U. major but also A. narutensis in its habitats extending from intertidal flats in semi-enclosed inner bays to subtidal bottom in open coasts.
著者
真鍋 勝 後藤 哲久 田中 健治 松浦 慎治
出版者
農林省食品総合研究所
雑誌
食品総合研究所研究報告 (ISSN:03019780)
巻号頁・発行日
no.38, pp.p115-120, 1981-03

わが国で発見されたKAは,マイコトキシンという言葉が使われだした10数年前からこの範ちゅうに入っているが,実験動物に対する毒性が弱く,これによる事故が報告されていないことから余り問題にされていなかった。近年突然変異原性を有することがAmes testで明らかにされたことより,現在わが国の発酵工業で使用されている麹菌の中よりAsp. oryzae(149株),実験室保存のAsp. flavus(46株),Asp. tamarii(9株)について,KAとAFの産生能を検討した。1. Rec-assay法を使用してKA,AFを含む13種のマイコトキシンのDNA作用を検討し,KAとAF-B1を含む7種が陽性であることを明らかにした。2. 供試菌204株についてAF産生能を試験した結果,Asp. oryzaeとAsp. tamariiの全供試菌株には産生が認められず,Asp. flavus46株中24に産生が認められた。3. KA産生能試験は,坂口培地を使用し,30℃,14日間培養し,培養液を硫酸第二鉄で呈色し比色定量した。Asp. flavusとAsp. tamariiの全供試菌は,KAを産生し,最高産量は40mg/ml培養液以上であった。Asp. oryzae149菌株中105株にKAの産生が認められ,残りの44株(約30%)に産生が認められなかった。
著者
斉藤 哲也 楊 迪寧 星野 准一
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.1-6, 2011-05-06

本稿では,公共空間の活性化のために,ゲーム世界と実世界のコミュニケーションを相互に楽しむパブリックオンラインゲームシステムを提案する.オンライン上でゲーム参加者の活動により変化し続けるゲーム世界の風景を,大型ディスプレイを通して公共空間に提示する.公共空間では,オンライン上の変化を多くの人が俯瞰的に観察・鑑賞でき,またゲーム参加者自身へも公共空間での観察活動の参加を促す.本システムの設置と運用により,多くの人が自然に公共空間に訪れ,楽しい時間を過ごせると期待できる.提案システムを制作し,実際にユーザに体験してもらい,評価実験を行うことで,本システムの有効性を示す.In this paper, we propose the public online gaming system to enjoy a communication in the game world and the real world mutually for the better public space. The main system shows the scenery of the game world which the activity of the online gaming participant changes through the large-sized display in the public space. A lot of persons can appreciate a bird's-eye view of the system and also it prompts game participant himself, too, to participate in the observation activity in the public space. We think that a lot of persons come naturally to the public space and can spend delightful time by the establishment and the operation of the main system. We create a proposed system, do an evaluation experiment after having a user experience the system actually and show the validity of this system.
著者
大原 一興 佐藤 哲 安藤 孝敏 藤岡 泰寛
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住宅総合研究財団研究論文集 (ISSN:18802702)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.247-258, 2010

社会福祉施設とくに入所施設において,その集団管理的な環境の見直しが進んでいるが,それぞれの施設において「施設らしくない」「ふつうの暮らし」を求めている。しかしその実態は,それぞれの施設によってまちまちである。同様の言葉に「家庭的な環境」「その人らしく」など環境とケアの概念が定着している。職員がこれらの言葉に対してどのようにイメージを持っているのか,職員自ら言葉に対しての写真を撮影し,その写真を分析することで,概念の共通化をはかることを試みた。とくに高齢者施設においては,食事や家事作業などを居住者がおこなっている光景が取り上げられ,職種別にもそのとらえ方に特徴が見られた。
著者
林 梅 佐藤 哲彦 村島 健司 西村 正男 荻野 昌弘
出版者
関西学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では、中国辺境地域が、市場経済や国家による開発に組み込まれる過程で、均一的な文化の受容を通して地域社会を変容させながらも、少数民族独自の伝統や文化を継承していく様態を明らかにすることに努めてきた。それは、グローバリゼーション時代において直面せざる得なくなった多文化社会のあるべき方向性を模索する作業で、そこには多重の人為的な「境界」による他者性を生きながらも、そうした「境界」を使い分けている構造があったといえる。
著者
伊藤 哲雄 松田 武久
出版者
一般社団法人 日本人工臓器学会
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.132-136, 1989-02-15 (Released:2011-10-07)
参考文献数
2

本研究は熱変性や化学変性を受けやすい細胞・組織あるいは生理活性物質と共存下で、生理機能や活性を損傷せずに包理あるいは接着できる医療用光硬化性樹脂を開発することを目的とした。分子設計したプレポリマーはポリオール両末端をキャップしたジアクリレートであり、ポリオールの分子量や組成、あるいは光重合開始剤や増感剤および重合性モノマーを選択することによって広範囲に物性を制御できた。ここで開発した光硬化性液状樹脂は、光照射によって水の存在下でも数分以内にゲル硬化物が得られ、硬化物は柔軟なエラストマーであり組織に対する密着も良好であった。これらの特徴を生かした医療分野への応用として外科用接着剤、創傷治癒母材およびドラッグデリバリー母材としての可能性を明らかにした。
著者
江藤 哲人 松田 恵里 伊藤 憲和
出版者
The Sedimentological Society of Japan
雑誌
堆積学研究 (ISSN:1342310X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.53, pp.17-27, 2001-07-25 (Released:2010-05-27)
参考文献数
30
被引用文献数
2

房総半島中部西端部の中部更新統長浜砂礫層および三浦半島中部東端部の上部更新統走水礫層の礫は主に中・古生界に由来する古期岩類で構成され, 次いで中新統の緑色凝灰岩類およびそれに随伴する火成岩類で構成される. そのほか, 第三系堆積岩起源の礫が少量含まれる. 中期~後期更新世の古地理などから判断して, 古期岩類の礫は主として関東山地に, 緑色凝灰岩類および火成岩類は主に丹沢山地にそれぞれ由来すると推定される. 両層堆積期に両山地は大量に礫を供給し得る隆起が起こったと推定できる. 両層の礫種組成には明らかな相違が認められ, 走水礫層の古流向と合わせ考えると, 走水礫層の礫を長浜砂礫層に起源するとみなす見解は否定される. 長浜砂礫層の礫種組成には層位的変化が認められ, 一部の層準に目立つ第三系堆積岩起源の礫は嶺岡山地に由来すると推定され, 嶺岡山地の一時的な隆起を示すと考えられる.
著者
安藤 哲也 宮本 恵理子
出版者
日経BP社 ; 2002-
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.16, no.7, pp.28-30, 2017-06

早くから長時間労働削減や生産性向上を目指す組織づくりを提言してきたNPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さんの元には、現在、全国の企業や自治体から「働き方改革」のノウハウを求める依頼が集中しているという。自身もまた、多忙な業…
著者
佐藤 哲男 細川 正清 渥美 亮 鈴木 亘 伯水 英夫 永井 栄一
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.662-664, 1994-05-15 (Released:2008-04-10)
参考文献数
18
被引用文献数
79 135

We measured the plasma concentrations of 7-ethyl-10-[4-(1-piperidino)-1-piperidine] carbonyloxycamptothecin (CPT-11) and the active metabolite 7-ethyl-10-hydroxycamptothecin (SN-38), after treatment with CPT-11 to rats pretreated with bis-p-nitrophenylphosphate (BNPP) which is a specific inhibitor of carboxylesterase, and non-pretreated rats. The plasma level of SN-38 was decreased in the BNPP-pretreated group compared with these of non-pretreated group, indicating that the esterase involved in CPT-11 metabolism is a carboxylesterase. We also characterized the molecular species of carboxylesterase involved in CPT-11 metabolism using enzyme preparations purified from liver microsomes. Thirteen carboxylesterase isozyme activities towards CPT-11 were compared and guinea pig GLP1 was found to have the highest activity, while human HU1 isozyme had relatively lower activity than those of animal species. In studies on the kinetic parameters of the hydrolysis of CPT-11 by the purified carboxylesterase isozymes the highest Vmax value of the isozymes was found in human HU1 and the smallest was seen in rat RL1. The Vmax/Km for RL1 showed the largest value of 21.7 nmol/mg protein/mM.
著者
武森 真由美 坂牧 成恵 貞升 友紀 植松 洋子 門間 公夫 新藤 哲也 小林 千種
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.99-105, 2018
被引用文献数
1

<p>HPLCおよびLC-MS/MSを用いた食品中のエリスリトール,マルチトール,ラクチトールおよびトレハロースの分析法を開発した.HPLC分析では,アミノ基結合型ポリマーカラムを用い,カラム温度を室温とすることで定量することが可能になった.LC-MS/MSでは,SRMモードにより定量・確認を行うことができた.また,試験溶液を1,000倍以上に希釈することで,試料由来のマトリックスによる影響を抑えられた.紅茶飲料,ゼリー,ラムネ菓子およびチョコレートを用いた添加回収試験の結果,回収率はいずれもHPLCで90%以上(CV≦6.1%),LC-MS/MSで94%以上(CV≦4.8%)であった.クッキーについては,まず水で抽出してからエタノールを加えることで,HPLCで回収率83%以上(CV≦4.1%),LC-MS/MSで回収率90%以上(CV≦3.0%)と良好な結果が得られた.</p>