著者
グース アラン・H カイザー デイビッド・I リンデ アンドレイ・D 野村 泰紀 ベネット チャールズ・L ボンド J・リチャード ブーシェ フランソワ キャロル ショーン エフスタシウー ジョージ ホーキング スティーブン カロッシュ レナータ 小松 英一郎 クラウス ローレンス・M リス デイビッド・H マルダセナ フアン マザー ジョン・C パイリス ヒラーニヤ ペリー マルコム ランドール リサ リース マーティン 佐々木 節 セナトーレ レオナルド シルバースタイン エバ スムート ジョージ・F スタロビンスキー アレクセイ サスキンド レオナルド ターナー マイケル・S ビレンキン アレキサンダー ワインバーグ スティーブン ワイス ライナー ウィルチェック フランク ウィッテン エドワード ザルダリアガ マティアス
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.9, pp.49-52, 2017-09

マルチバースはインフレーション理論の研究から導き出された仮説だ。インフレーションは宇宙の大部分で永遠に続いているとの見方があり(永久インフレーション),その中でたまたまインフレーションがいったん終わった部分の1つが私たちが存在する時空で,それを私たちは唯一無二の宇宙(ユニバース)として認識しているが,同様にして無数の宇宙が生み出さ

1 0 0 0 OA 肖像

著者
[野村]文紹 著
出版者
[書写者不明]
巻号頁・発行日
vol.1之巻, 1800
著者
高橋 純一 野村 哲郎 Jun-ichi TAKAHASHI Tetsuro NOMURA 京都産業大学総合生命科学部 京都産業大学総合生命科学部
出版者
京都産業大学先端科学技術研究所
雑誌
京都産業大学先端科学技術研究所所報 = The bulletin of the Research Institute of Advanced Technology Kyoto Sangyo University (ISSN:13473980)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.31-40, 2015-07

ミツバチ科マルハナバチに属するエゾオオマルハナバチBombus hypocrita sapporoensisは、特定外来種であるセイヨウオオマルハナバチの代替花粉交配用昆虫として注目されている。今回我われは、本種の農業利用を進めるための遺伝育種学的解析に必要なマイクロサテライトDNAマーカーの適用性を検討した。120種類のマーカーのうち、57種類が多型解析に利用できることがわかった。さらに8種類のプライマーは、マルチプレックスPCRによる同時解析が可能であることを明らかにした。これらのツールキットを利用して女王蜂の受精嚢内から単離した精子DNAの解析を行ったところ、交配雄蜂の遺伝子型を特定できることがわかった。 The Bumblebee is a eusocial Hymenoptera with an annual life cycle and is often utilized as an agricultural pollinator. We developed an polymorphic microsatellite DNA toolkit for the Japanese bumblebee Bombus hypocrita sapporoensis using multiplex PCR. At 57 of these 120 loci, high allelic variation was observed in 20 individual males. In addition to a method of spermathecae PCR, we developed 8 polymorphic microsatellite DNA toolkit for the B. h. sapporoensis. These results suggest that high-throughput genotyping method can be used to gain more information regarding breeding systems and for more deeply understanding social evolution in the B. h. sapporoensis.
著者
大久保 隆男 柴田 寛彦 高橋 寛 斉藤 芳晃 野村 武男
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.373-379, 1977-07-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
19

To investigate the buffer mechanism of cerebrospinal fluid in acute hypercapnia in vivo, we have studied the acid-base status of CSF in 14 mongrel dogs, changing their inspiratory CO2 concentration, from room air to 6% and then to 12%. Each condition was maintained for two hours, and at the end of each CO2 loading, arterial and CSF samples were taken anaerobically for the determination of PO2, PCO2, pH and [HCO3-] by electrode and Van Slyke-gas chromatograph system. Buffer values, Δ[HCO3-]/ΔpH were calculated for blood and CSF between room air and 6% CO2 breathing and also between 6% and 12% CO2 breathing.As results, followings were concluded:1) The buffer values of CSF in vivo in acute hypercapnia were significantly higher than those of arterial blood.2) The buffer values of CSF increased significantly with increases of CSF PCO2.3) An active transport system is presumably necessary for the explanation of this PCO2 dependent buffer mechanism, in which the participation of carbonic anhydrase would be suggested.
著者
寺田 忠史 藤本 勝彦 野村 誠 山下 純一 小武内 尚 武田 節夫 / 山田 雄次 山口 秀夫 Hideo YAMAGUCHI
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.40, no.10, pp.2720-2727, 1992-10-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
34
被引用文献数
21 27

Various podophyllotoxin derivatives from desoxypodophyllotoxin (DPT) were synthesized to examine the structural relationships between the biological significance (cytotoxic effect, effects on DNA topoisomerase II and tubulin polymerization) in vitro and antitumor activity in vivo (L 1210).An intact 6, 7-methylenedioxy group of DPT is necessary to inhibit tubulin polymerization and topoisomerase II. 4'-Phenolic hydroxyl group of DPT is essential to inhibit DNA topoisomerase II and the inhibitory effect on DNA topoisomerase II contributes to a high cytotoxicity.The introduction of an aminoalkoxy group at 1-position of DPT enhances the inhibitory activity against DNA topoisomerase II and cytotoxic effect, causing the inhibitory activity against tubulin polymerization to disappear. The results of antitumor test in mice bearing L 1210 on podophyllotoxin derivatives suggest the following : 1) the strong cytotoxic effect itself is not a good indication of antitumor activity in vivo as long as it is associated with inhibition of tubulin polymerization. DNA topoisomerase II inhibitory effect contributes to an antitumor activity in vivo; 2) detailed measurements of cytotoxicity and inhibition on DNA topoisomerase II and tubulin polymerization in vitro are necessary to evaluate podophyllotoxin derivatives.
著者
渡部 達 福家 辰樹 田島 巌 野村 伊知郎
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.62, no.11, pp.1541-1547, 2013-11-30 (Released:2017-02-10)

今回,我々は蛋白漏出性胃腸症を伴う消化管アレルギーを呈した乳児例を経験したので報告する.症例は5カ月の女児である.2320gの低出生体重児で,完全母乳栄養で育ち,成長発達に異常は認めなかった.生後55カ月頃に暇吐,下痢を主訴とした胃腸炎の診断で入院した.入院時に全身浮腫,胸腹水,血便を含む消化器症状を認め,低アルブミン血症,低ガンマグロブリン血症の状態でCRPも高値であった.消化管アレルギーが原因と考え,診断的治療として新生児乳幼児用成分栄養剤(エレンタール[○!R]P)の摂取を開始した.その後症状は改善したが3週間後に症状が再燃した為,国立成育医療研究センターに入院となった.消化管内視鏡検査では大腸に多発する輪状発赤斑を認め,生検組織検査では盲腸から直腸にかけて中等度の慢性炎症性病変を認めた.臨床経過とあわせてエレンタール[○!R]Pによる消化管アレルギーと診断された.アミノ酸調整乳(エレメンタルフォーミュラ[○!R]に変更して症状は改善し,成長・発達を含めた経過は順調である.近年注目されている本疾患について若干の考察を加えた.
著者
堀 耕造 野村 敬一 数野 秀樹 吉井 英一
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.38, no.6, pp.1778-1780, 1990-06-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
15
被引用文献数
3 4

L-Rhamnal has been transformed into the tetrahydrofuran subunits (14 and 21) of tetronasin (ICI-139603) (1) and tetronomycin (2), in which the three chiral centers at the 2- and 5-positions and the methoxy-bearing carbon are of mirror image.
著者
野村 貴美 氏平 祐輔 小嶋 隆司
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌
巻号頁・発行日
vol.1982, no.1, pp.87-92, 1982
被引用文献数
7

ホスホブィライト[Zn<SUB>2</SUB>Fe(PO<SUB>4</SUB>)<SUB>2</SUB>・4H<SUB>2</SUB>O]を窒素および空気中で加熱し,脱水や熱分解で生成した化合物の状態をMossbauerスペクトロメトリー,X線回折分析,熱重量および示差熱分析から解析した。約168℃から277℃ では亜鉛一鉄混合リン酸塩の一水和物(1.S.=1.13mm/s,Q.S.=2.04mm/s),および二水職物(1.S.=1.18mm/s,Q.S.=2.57mm/s)が窒素および空気中で存在することがわかった。277℃以上でホスホフィライトはその水分子をほとんど離脱し,窒素中では無水亜鉛一鉄混合リン酸塩のγ相に変態したが,空気中では無水リン酸亜鉛[α-Zn<SUB>3</SUB>(PO<SUB>4</SUB>)<SUB>2</SUB>]と無水リン酸鉄(III)[FePO<SUB>4</SUB>]ならびに他の常磁性鉄(III)化合物に分解した。空気中でのボスホフィライトの脱水過程でほとんど鉄(II)は鉄(III)に酸化されたが,さらに試料を850℃ 以上に加熱すると空気中でも鉄(III)が鉄(II)に還元きれて無水リン酸亜鉛に取り込まれ,亜鉛一鉄混合リン酸塩のγ相が生成することがわかった。ボスホフィライトの熱分解過程が議論され,熱分解生成物の鉄の化学状態の割合と温度との関係がダイヤグラムとして示された。
著者
野村 貴美 氏平 祐輔 松島 安信 小嶋 隆司 菅原 陽一
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌
巻号頁・発行日
vol.1980, no.9, pp.1372-1380, 1980
被引用文献数
8

リムド鋼を亜鉛系リン酸塩溶液に浸漬して化成処理レ,その表面皮膜中に形成された鉄化合物の物理・化学的状態が,転換電子M&ouml;ssbauerスペクトロメトリー, X線回折法および電子顕微鏡写真によって研究された.<BR>Bonderite 3008による処理で形成した亜鉛系リソ酸塩皮膜には高スピンの鉄(II)化合物(I.S.:1.26mm/s, Q.S.:3.40 mm/s)であるホスホフィライト[Zn<sub>2</sub>Fe(PO<sub>4</sub>)<sub>2</sub>・4H<sub>2</sub>O]と非晶質の鉄(III)化合物がホープアイト[Zn<sub>3</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>2</sub>・4H<sub>2</sub>O]の下層に存在していた。鉄(II互)/鉄(III)の比は,浸漬時間の増大にともなって増加したが,H<sub>2</sub>O<sub>2</sub>, NaCIO<sub>3</sub>+NaNO<sub>2</sub>, NaNO<sub>2</sub>, NaNO<sub>2</sub>+NaNO<sub>3</sub>の酸化剤をリソ酸塩浴に加えると,この順に鉄(II)/鉄(III)の比が減少した。高濃度の亜鉛イオンとニッケルイオソを含んだリン酸溶液で処理した場合にはホスホフィライトの生成が抑制され,ホープアイト皮膜の下にFe<sub>3</sub>・(PO<sub>4</sub>)<sub>2</sub>3H<sub>2</sub>Oであると考えられる鉄(III)化合物が形成された。カルシウム-亜鉛リン酸溶液(X<sub>ca</sub>=Ca/(Ca+Zn)=0.8)で処理した場合には鉄(II)化合物(I.S.:1.26 mm/s, Q.S.=2.06 mm/s)がショルツァイト[Zn<sub>2</sub>Ca(PO<sub>4</sub>)<sub>2</sub>・2H<sub>2</sub>O]層の下に存在していることがわかった。この鉄(豆)化合物の電場勾配の主軸は素地鋼表面に対して約60°に配向していた。リン酸塩処理鋼の皮膜の下にある素地鋼面の内部磁場は,浸漬時間が増大し,または皮膜が厚くなると表面に平行な配向からラソダムな配向に変わってゆくことがわかった。

1 0 0 0 OA 京阪名所図絵

著者
野村芳国 画
出版者
池田房治郎
巻号頁・発行日
vol.[9], 1885
著者
野村 恵里 木竜 徹 中村 亨弥 飯島 淳彦 板東 武彦
出版者
電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム = The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition) (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.89, no.3, pp.576-583, 2006-03-01
参考文献数
17
被引用文献数
14

映像技術が目覚しく発展する一方で,映像酔い等,生体への影響が懸念されており,原因の解明と評価手法の確立が望まれている.本研究では生体影響の中でも特に映像酔いに注目し,生体情報と映像情報との関係から生体に影響を与えていると予想される特徴を動きベクトルで定量的に評価することを目的とした.まず生体信号から,設定した条件に当てはまる生体影響区間を定め,影響を受けたと想定されるトリガ時刻を定義した.その後,トリガ時刻近傍における映像の動きベクトルの時間周波数構造を調べ,単純類似度による評価を行った.更に,動きベクトルからシミュレーション映像(ランダムドットパターン)を制作し,実写映像との比較を行った.その結果,トリガ時刻での時間周波数構造は特定の成分をもち,0.3〜2.5Hzの周波数帯域に0.5以上の規格化パワーをもつ動きベクトルが生体に影響を与えている可能性が示唆された.
著者
西辻 直之 古藤 真実 福澤 洋一 矢吹 義秀 上谷 公之 久保 宏史 吉野 浩和 長井 博昭 中曽根 隆一 矢島 正隆 岡田 彩子 有吉 芽生 曽我部 薫 菊地 朋宏 宮之原 真由 山田 秀則 村田 貴俊 野村 義明 花田 信弘
出版者
一般社団法人 口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.67, no.2, pp.89-93, 2017

<p> (公社)東京都港区芝歯科医師会は,JR新橋駅西口SL広場において,事前の告知や当日の呼びかけに応じた成人男女250名を対象に,「歯周病予防のための新唾液検査事業」を5年間にわたり4回実施した.事業目的は,歯周病のスクリーニング可能な唾液検査の受診を契機に,受診者の歯周病への理解を促し,検診の重要性を啓発することである.</p><p> 各受診者から採取した唾液を用いて生化学検査を行い,結果を受診者に郵送した.また,事後アンケートを実施し,「受診したきっかけは何か」,「唾液検査は簡単か」,「唾液を採取することに対して抵抗があるか」,「次回の検査も受けたいか」,「検査結果票はみやすいか」,「検査結果をみて歯科を受診するか」,「検査結果をみて歯周病について関心が深まったか」の7項目への回答を求めた.</p><p> 事後アンケートで回答者(回収率;年平均22.1%)の9割が選択した項目は,「この検査が簡単だと感じた」,「次回も受けたいと思う」および「検査により歯周病に興味をもった」であった.以上より,唾液検査は歯周病への関心を高めるとともに,受診契機の一要因となることがわかった.</p>
著者
三好 直美 中村 真一 菅野 仁 齋藤 登 齋藤 洋 野村 馨
出版者
東京女子医科大学
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.83, no.6, pp.408-412, 2013-12-25

症例は66歳男性、倦怠感、色素沈着、爪甲分離などを主訴に当院総合診療科を受診。消化管内視鏡検査により上部、下部消化管にポリポーシスを認め、Cronkhite-Canada症候群(CCS)と診断した。受診時、Hb 15.6 g/dl、血清鉄248 μg/dl、総鉄結合能274 μg/dlであり、トランスフェリン鉄飽和率は90.5 %と高値を呈した。一方貯蔵鉄量を示す血清フェリチンは34 ng/mlと正常下限であった。CCSでは通常、鉄の吸収障害により血清鉄量、貯蔵鉄量は共に低値となりやすく、これらの結果は予期しないものであった。詳細な問診により患者は長期間に恵命我神散を服用し、そのほか鉄含有の多い食品を多量摂取していることが判明した。恵命我神散の成分にはウコンが含まれており、ウコンの成分であるクルクミンには鉄のキレート作用があることが報告されている。鉄分の過剰摂取および恵命我神散服用中止を指示し、10ヵ月後には貯蔵鉄、フェリチンともに減少を認めた。その後、CCSに対し、グルココルチコイド内服による治療を開始した。グルココルチコイド投与は患者の鉄分欠乏および他の症状を改善した。