著者
森 菜摘 鈴木 俊明
出版者
関西理学療法学会
雑誌
関西理学療法 (ISSN:13469606)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.143-148, 2021 (Released:2021-12-25)
参考文献数
3

We administered physical therapy for a patient with knee osteoarthritis who had an increased risk of falling backward while standing up or standing. The patient experienced poor hip flexion during sitting and the flexion phase of standing up, causing the pelvis to tilt backward. Moreover, the extension of both hip joints was poor in standing and the flexion phase of standing up, which compromised the support of the upper limbs. Improved muscle tone in the iliacus muscle and gluteus maximus increased the flexion of both hip joints during sitting and the flexion phase of standing up. Additionally, the extension of both hip joints increased in standing. Consequently, the risk of falling backward was reduced in standing up and standing, which improved the patient's safety and standing ability.
著者
鈴木 久美
出版者
山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所
雑誌
山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告 (ISSN:0386636X)
巻号頁・発行日
no.45, pp.95-108, 2018-03-15

1990 年代後半、日本長期信用銀行の破綻など、金融機関の破綻が相次いだ。そのため、この時期には金融システムの安定化のための議論や提案が多くなされた . そもそも、部分準備制度のもとでは健全な経営をしている銀行でさえ、銀行取付にあい破綻する可能性を持っている。この経営が健全な銀行でさえ破綻する可能性を理論的に示した Diamond and Dybvig(1983)モデルでは、効率的な均衡と非効率的な均衡のどちらが達成されるかはサンスポットであるとしていた。本論文では、実験経済学の手法を利用し、Diamond and Dybvig(1983)モデルの検証を行った。結果、銀行破綻回避策がない場合は、非効率的な均衡が達成される、すなわち、銀行破綻が生じやすいことが確認された。また、消費者(預金者)のタイプの割合がわかっている場合、支払停止条項は有効な銀行破綻回避策となりうることが、消費者のタイプの割合がわからないときは、政府による預金保険が有効な銀行回避策であることがわかった。
著者
鈴木 恭平 佐藤 浩章
出版者
社団法人 物理探査学会
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.72, pp.49-67, 2019 (Released:2019-06-07)
参考文献数
24

本研究では、地震波干渉法による共通仮想震源によるグリーン関数を用いた位相速度推定法の適用性を検討するために,若狭湾地域の16 地点で連続観測を実施し,相互相関関数のシグナルが大きい正側およびシグナルが小さい負側のそれぞれを用いた場合について,位相速度を推定しその結果を比較した。共通仮想震源から観測点への伝播に対応する側の相互相関関数のシグナルが明瞭な場合,共通仮想震源によるグリーン関数から安定して位相速度を推定することが可能であり,自然地震を用いた場合の位相速度とも調和的であった。一方,共通仮想震源からの伝播に対応する側の相互相関関数のシグナルが不明瞭な場合,位相速度の推定ができなかった。そこで,遅れ時間の正負を反転させた相互相関関数を共通仮想震源によるグリーン関数として用いた結果,良好に位相速度を推定できることがわかった。さらに,本研究のように相互相関関数が正負非対称となる場合には,シグナルが強くなる方向に観測点を配置することでも,位相速度推定が可能となることを示した。
著者
鈴木 重人 伊藤 正裕 杉浦 孜
出版者
Japan Association of Mineralogical Sciences
雑誌
岩石鉱物鉱床学会誌 (ISSN:00214825)
巻号頁・発行日
vol.71, no.7, pp.183-192, 1976-07-05 (Released:2008-08-07)
参考文献数
3
被引用文献数
3

本鉱物は,三波川帯中の各種銅鉱物をともなう蛇紋岩体の割れ目より発見された。細かな針状ないし長柱状をなし,特徴的なsky-blueの色を呈する。構造式(C=1)として, Mn0.019Ni0.231Cu7.770(SO4)3.904(CO3)(OH)6.232・48.4H2O または, (Mn,Ni,Cu)8(SO4)4(CO3)(OH)6・48H2Oをもつ。 本鉱物の光学的性質, X線回折,電子線回折, DTA-TG, IRパターンに見られる諸性質について報告した。また,産状の違いにより, X線回折およびDTAパターンに僅かな違いが見られ,これらについても検討した。 Nakauri, Shinshiro, Aichi Prefecture愛知県新城市中宇利
著者
千野 有紀子 中ノ内 恒如 岡崎 哲也 青柳 就介 石井 里奈 池田 貴之 鈴木 惟司 木林 卓弥 新部 友子 西端 純司 石川 敦 宮下 誠 松山 広樹 竹上 徹郎
出版者
特定非営利活動法人 日本急性血液浄化学会
雑誌
日本急性血液浄化学会雑誌 (ISSN:21851085)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.132-136, 2017-12-01 (Released:2022-02-10)
参考文献数
6

AN69ST膜ヘモフィルター(sepXiris®,Baxter社製)の膜面積におけるサイトカイン吸着性能を比較検討した。【対象】治療開始15分後のヘモフィルター入口側IL-6≧1,000pg/mLであったsepXiris100®:10例,sepXiris150®:9例を施行した症例を対象とした。【方法】治療開始15分後,1時間後,24時間後,48時間後の4点でクリアランスを測定した。【結果】開始15分後,1時間後,24時間後,48時間後IL-6クリアランス(mL/min)の平均値は,sepXiris100®で24.5±18.6,8.8±7.8,6.1±5.2,7.4±12.0,sepXiris150®で25.4±8.2,11.8±5.3,-0.1±7.2,6.0±6.6であった。【結語】両者にサイトカイン吸着性能の有意差を認めなかった。
著者
鈴木 睦
出版者
社会言語科学会
雑誌
社会言語科学 (ISSN:13443909)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.112-121, 2003-07-31 (Released:2017-04-29)
被引用文献数
1

本稿では,「勧誘」の発話や構造が具体的な状況とどのように関係するかを知るためには,(1)発話(2)談話(3)言語行動という三つのレベルに分けて分析する必要があることを指摘した.人を誘い行動を共にすることを目的として行われる勧誘は,<勧誘><勧誘の内容に関する相談><実行の手続きに関する相談>という三つの部分からなる,共通した談話構造をもつ.談話型のバリエーションは「誰が誰といつどこで何をなぜするか」という勧誘に関する情報がどの程度共有されているか,既に決定しているのか,相談して決めるのか等の状況の違いによって決まり,各部分にどのような機能をもった発話が現れるかも決まる.話し言葉の教育には,発話の機能やストラテジーだけでなく,談話の構造についての知識が重要であり,状況設定に配慮することによって,談話構造や発話をコントロールしながら,「勧誘」を体系的に提示したり,練習したりすることが可能になると考えられる.
著者
廣川 満良 鈴木 彩菜 川木 裕子 工藤 工 木原 実 宮 章博 宮内 昭
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.32-38, 2020 (Released:2020-06-16)
参考文献数
27

甲状腺穿刺材料を用いた補助診断法について概説する。穿刺針洗浄液を用いた生化学検査,たとえばサイログロブリン,カルシトニン,PTHなどは細胞診よりも診断精度が高く,比較的安価であることから,適応や評価を十分に理解したうえで積極的に用いるべきである。リンパ腫,特にMALTリンパ腫を疑った場合は,フローサイトメトリーによる軽鎖制限の確認は非常に有用である。遺伝子検査は本邦では未だ日常的には行われていないが,今後細胞診で濾胞性腫瘍や意義不明と報告された結節に対して行われていくことになるであろう。
著者
鈴木 淳也
出版者
富山大学
巻号頁・発行日
2014

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著者
竹内 外夫 高橋 邦郎 長谷川 優 鈴木 輝雄
出版者
日本武道学会
雑誌
武道学研究 (ISSN:02879700)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.11-18, 1975-09-30 (Released:2012-11-27)
参考文献数
9

The purpose of this study was to investigate the relationship between victory or defeat of the Judo contest (3,299 match, team game of university students were held from May,1970 to June,1974) and grade (Dan), height, weight and Rohrer's index. On the same time, the authors analyzed the details of the contest too.The results may be summarized as follows:1. The contests decided victory or defeat showed 63%, the residual game 37%ended in a draw. The percentage of a drawn game was ascending with increasing the tournament scale.2. The decided performance elicited the greatest percentage in UCHIMATA, followed in order by OSOTO-GARI, SEOI-NAGE, HARAI-GOSHI, KAMISHIHO-GATAME and YOKOSHIHOGATAME.3. According the difference increasing of grade, height, weight and Rohrer's index, the standings by win percentage of dominant Judoists was ascending, the drawn game decreased further.4. It is satisfactory to the weight difference set up about 10 kg from the above mentioned results.
著者
平木 潔 太田 善介 入野 昭三 三好 勇夫 瀬崎 達雄 原田 英雄 鈴木 信也 大里 尚司 永森 俤一郎 守屋 純一郎 六車 昌士 高杉 潔 駄場崎 浩 池田 一彦
出版者
Okayama Medical Association
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.77, no.5-6, pp.795-835, 1965-06-30 (Released:2009-03-30)
参考文献数
229

Morphologic characteristics of most of known oncogenic viruses, some of which were investigated by us, were described in relation to their oncogenicity and their localizations in tumor tissues.Oncogenic viruses were classified into six groups: type A, B, C, D, E and F. Viruses pertaining to type A were presumably not mature virus particles. Some of them could, however, be immature form or incomplete form of oncogenic virus particles. Viruses belonging to type B, C, D, E, and F were represented by mammary tumor virus of mice, leukemia viruses of mice and chickens, polyoma virus, Shope fibroma virus and Lucké renal adenocarcinoma virus, respectively. They were different in size and shape, and in the mode of development.It was presumed that type B and C viruses were members of the Myxovisus group and type D viruses belonged to Adenovirus and the Papova virus group. It was also believed that type E and F viruses had in general the feature of the Pox virus group and Herpes virus group, respectively.
著者
鈴木 千里
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.71, no.599, pp.165-172, 2006-01-30 (Released:2017-02-17)
参考文献数
3

Department of Social Welfare in Ministry of Health and Welfare organized the Housing Corporation in 1941. Just before it, the department held a conference and made 'the designing standards for housing and its surroundings.' Until now we have considered the house types of the designing standards to be lacking relationship with family members. This study reviews the plans for designing standards in the conference, and clarifies that they were planned based on family members and uses of rooms while asleep and made to determine the designing standards.