著者
鈴木 實
出版者
日本動物分類学会
雑誌
タクサ (ISSN:13422367)
巻号頁・発行日
no.19, pp.79-82, 2005-08-20
著者
小森 悟 黒瀬 良一 高垣 直尚 伊藤 靖仁 鈴木 直弥 鈴木 直弥 伊藤 靖仁
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

上部に降雨装置を取り付けた風波水槽を用いた実験により,風波気液界面を通しての物質移動が降雨により促進されること,また,降雨およびウインドシアーが共存する場合の物質移動量がそれぞれ単独の物質移動量の足し合わせにより概ね予測可能であることを明らかにした.さらに,単一液滴の気液界面衝突現象に着目した実験と数値計算により,液滴の界面衝突が液側の表面更新渦を生成し,気液界面を通しての物質移動を促進することを明らかにした.
著者
鈴木 真実哉
出版者
聖学院大学
雑誌
聖学院大学論叢 (ISSN:09152539)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.95-111, 2006-03-27

"Mercantilism" is often discussed generally and broadly without being restricted to a particular era or area. This paper, however, focuses on two specific aspects of mercantilism: the aspects of policy and theory. Through this focus will be seen how mercantilism has changed in various countries (especially in France and England) and according to policy and era.
著者
鈴木 晃 阪東 美智子
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
no.637, pp.523-532, 2009-03-30
参考文献数
27
被引用文献数
1 3

The contents written on the standard application forms of house adaptation were analyzed, and the actual conditions of activities which were supposed to be improved by housing repair were clarified. The three major activities concerned with the purpose of housing repair were “rising from and/or sitting on the toilet seat”, “getting in and/or out of the bathroom” and “getting in and/or out of the bathtub”. However, one third of samples did not indicate nor materialize the purpose of house repair. To carry out suitable house adaptation, the guidance of the standard application forms which materializes the purpose was required.
著者
小林 宏 鈴木 星子 高橋 久憲 丹下 明 菊池 耕生
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.66, no.648, pp.2778-2783, 2000-08-25
被引用文献数
4

This paper deals with the method in order to realize automatic contour extraction of facial organs such as eyebrows, eyes and a mouth for the time-wise deformed frontal face. Because Snakes which is one of the most famous method to extract contour, has several issues, we propose a new method to overcome these issues. We define the elastic contour model in order to hold the contour shape and then determine the elastic energy acquired by the amount of modification of the elastic contour model. Also we utilize the image energy obtained by brightness differences of the control points on the elastic contour model. Applying the dynamic programming method, we determine the contour position where the total value of the elastic energy and the image energy becomes minimum. By using 1/30s time-wise frontal face image, we renew the elastic contour model and then realized automatic contour extraction for the time-wise deformed face. Employing facial images in terms of 6 typical facial expressions obtained from 20 subjects, we have estimate our method and find the high accuracy automatic contour extraction in terms of eyes, eyebrows and a mouth.
著者
鈴木 正利
出版者
東京医学社
雑誌
周産期医学 (ISSN:03869881)
巻号頁・発行日
vol.30, no.12, pp.1625-1627, 2000-12
著者
渡辺 満久 中田 高 後藤 秀昭 鈴木 康弘
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.100137, 2011 (Released:2011-11-22)

1.日本海溝沿いの活断層の特徴と地震・津波との関係を検討する。立体視可能なアナグリフ画像は、海上保安庁海洋情報部とJAMSTECの統合測深データ(0.002°間隔のGMT grd format、東経138-147°・北緯34-42°)と、250mグリッド地形DEM(岸本、2000)を用いて作成した。本研究では、平成23年~25年度科学研究費補助金(基盤研究(B)研究代表者:中田 高)、平成21~24年度科学研究費補助金(基盤研究(C)研究代表者:渡辺満久)を使用した。2 海底活断層は、以下の3種類に区分できる。(1) アウターライズの正断層群は、三陸沖から牡鹿半島南東沖にかけてはほぼ南北走行に延びるが、それ以南では海溝軸と斜交するように北東-南西走行となり、房総半島沖においては再び海溝軸と並走するようになる。正断層は、日本海溝軸から東側50~60km程度の範囲内に分布している。断層崖の比高には変位の累積性が認められ、海溝軸に近いものほど大きい(最大で500m以上)。(2) 三陸沖や房総半島沖の海溝陸側斜面の基部では、長さ200km程度の逆断層が複数認定できるが、連続性は良好ではない。その西側では、三陸北部沖から茨城県沖にかけて400km程度連続する長大な逆断層が認められ、隆起側には大きな垂直変位が生じていることを示す背斜構造がある。さらに陸側には、一回り小規模な逆断層(延長50km程度)がある。三陸沖以北の日本海溝斜面基部には、アウターライズより密に正断層が分布する可能性が高い3 日本海溝沿いの活断層と地震・津波との関係は、以下のように整理できる。(1) アウターライズには、鉛直変位速度が1mm/y程度の正断層が10程度並走する。正断層帯における伸長量は2cm/yに達する可能性もある。アウターライズの正断層起源とされる1933年三陸津波地震の起震断層は特定できない。(2) 延長400kmに達する連続性の良い逆断層は、その位置・形状から、2011年東北地方太平洋沖地震に関連する活断層であると判断される。今回の地震は複数の活断層が連動したものではなく、長大な活断層から発生する固有地震であった可能性が高い。同様の地震は、869年と1611年にも発生した可能性がある。1793年の地震時の津波は、分布は広いがあまり高くはないため、他の活断層が引き起こしたものであろう。海溝の陸側に分布する正断層に関しては、不明な点が多い。(3) 長さ200km程度の活断層はM8クラスの地震に、陸側の数10km程度の活断層はM7クラスの地震に関連するであろう。歴史地震との対応も比較的良好である
著者
日高 恵喜 青木 光広 村木 孝行 泉水 朝貴 藤井 岬 鈴木 大輔 辰巳 治之 宮本 重範
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.35, no.7, pp.325-330, 2008-12-20

【目的】本研究の目的は,未固定遺体8股を用いて腸骨大腿靭帯の上部線維束と下部線維束を選択的に伸張することができる股関節肢位を明らかにすることである。【方法】変位計測センサーを各線維束の中央部に設置し,伸び率を測定した。また3次元動作解析装置を用いて股関節角度の測定を行った。靭帯を伸張させた際に緩みがなくなったときの変位の値を開始距離(L0)として計測を行った。上部線維束は6肢位,下部線維束は7肢位で伸び率を測定した。【結果】上部線維束の伸び率は内転20°+最大外旋,最大外旋,内転10°+最大外旋の順に大きく,最大伸展の伸び率より有意に大きな値を示した。下部線維束の伸び率は最大伸展,外旋20°+最大伸展の順に大きく,最大外転の伸び率より有意に大きな値を示した。【考察】上部線維束では最大外旋,内転位の最大外旋,下部線維束では最大伸展,外旋位の最大伸展が腸骨大腿靭帯のストレッチング肢位として有用であると考えられた。本研究結果は腸骨大腿靭帯の解剖学的走行に基づいた伸張肢位と一致した。
著者
鈴木 信夫 大野 彰二 北村 諭
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.355-361, 1994-06-20
被引用文献数
21

11980年4月より1992年3月までの問に当科で組織診が得られた原発性肺癌794例中, 初診時に胸部CT上空洞形成を示した48例(6%)の臨床像について検討した.平均年齢67.9歳で男81%, 女19%であった.類表皮癌30例(63%), 腺癌15例(31%), 大細胞癌2例(4%), その他の癌1例(2%)であった.空洞化率は類表皮癌11%, 大細胞癌6%, 腺癌5%, 小細胞癌0%の順であった.喀痰細胞診, 擦過細胞診, 腫瘍生検の診断率は, 非空洞性肺癌とほぼ同等であった.類表皮癌では腫瘍系の大きなものに空洞が多く認められたが, 腺癌では腫瘍径と空洞化に相関はなかった.臨床病期の検討では, 空洞性肺癌の25%がStageIVであり非空洞性肺癌(51%)に比して遠隔転移症例が有意に少なかった.画像では類表皮癌で空洞壁不整のものが多かった(80%).喀血死した空洞性肺癌の6例全例とも喀血前に壁不整の空洞を呈しており注意が必要と思われた.
著者
張 利 酒井 忠司 鈴木 健聡
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス
巻号頁・発行日
vol.95, no.10, pp.9-14, 1995-04-21

ポーラスシリコン(PS)の微細構造を保持しながら基本的な不純物であるボロン及びリンの拡散を試み、微細構造と不純物分布を独立に制御することに成功した。これにより、発光特性を保ったままポーラスシリコン層の抵抗率を低減することができた(ITO/PS接合発光素子の抵抗を2桁以上低減)。さらに層の一部の領域の伝導型を選択的に転換して、PS層中にn+p型の均質なホモpn接合を形成することに成功した。このpn接合はシリーズ抵抗の小さい良好なダイオード特性とともに、PSとして世界で最も低電圧の0.66Vからの注入発光を、シリコンフォトダイオードにより確認することができた。
著者
鈴木 重貞
出版者
関西大学独逸文学会
雑誌
独逸文学 (ISSN:0286682X)
巻号頁・発行日
no.12, pp.72-88, 1967-03
著者
河野 功 杢野 正明 鈴木 孝 小山 浩 功刀 信
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会論文集 = Journal of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences (ISSN:13446460)
巻号頁・発行日
vol.50, no.578, pp.95-102, 2002-03-05
被引用文献数
12 7

ETS–VII is a test satellite to perform in-orbit demonstration of autonomous rendezvous docking (RVD) technology, which will be necessary for advanced space activities in the early 21st century. ETS–VII performed three RVD experiment flights, and verified all technical items. ETS–VII demonstrated first autonomous RVD between unmanned vehicles, and remote piloted rendezvous flight position accuracy at docking was about 1cm, and acceleration was less than 1.5mG (low impact docking). In the second RVD experiment flight, ETS–VII detected attitude anomaly and executed disable abort for safety insurance. We present the results and evaluation of three RVD experiment flights in this paper.
著者
鈴木 誠
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.421-424, 1997-03-28

宮澤賢治の残した「装景手記手帳」と『「装景手記」ノート』の詩句草稿を検討対象とし,賢治のとらえた「造園家」と「装景家」の概念について考察した。賢治は広義の「造園」に同じ意である田村剛の用いた「装景(Landscape Architecture)」のもつ意味を認識しつつ,詩「装景手記」の構想を発想したこと。「この国土の装景家たちは/この野の福祉のために/まさしく身をばかけねばならぬ」という一節に感じる,賢治が思ったランドスケープ・アーキテクトという職能の重要性。そして,園芸や造園にも興味を持ち,語感の優れた宮澤賢治でさえ,1927年当時に「造園」「造園家」の役割,職能の重要性を感じつつも適切な呼称に迷っていたことを指摘した。
著者
鈴木 桂子
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.116, no.9, pp.484-495, 2010 (Released:2010-12-22)
参考文献数
49
被引用文献数
1

大規模火砕流は様々な岩相の火砕流堆積物を形成し,ラグブレッチャーはバイエス型より漏斗型に多い.クレーターレイクカルデラでは,ラグブレッチャーのコンポーネント分析により大規模火砕流がリング割れ目系に沿った複数火口から噴出したと解釈される.ワイングラス溶結凝灰岩中に認められる絞り出しとウーズはカルデラ壁形成時に生じた構造であり,冷却速度計算によりカルデラ崩壊がワイングラス火砕流堆積から9日~11ヵ月以内に発生したと推定される.漏斗型カルデラでは,降下火砕物噴火で始まり,小規模火砕流または火砕サージの発生の後に大規模火砕流噴火に至るが,カルデラ陥没のタイミングで火砕流が噴出しているので,それぞれの体積の大小はカルデラ形成には関係ない.大規模火砕流の場合,フローユニットの数が少ないほど,噴出率が大きくなり,噴出率が大きいほど,マグマ溜まりの減圧速度が大きくなるので,カルデラ陥没が進行し易い.
著者
安井 湘三 鈴木 宏昭 下薗 真一
出版者
九州工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

我々が開発したCSDF構造刈り込みの手法は、脳機能の本質に迫るとされる冗長削減原理の一形態と考える。本基盤研究では、この手法を洗練・改良した上で以下のような応用を行い、当初の目標は概ね達成されたものと考える。(A)アナロジー類推プロセッサアナロジーは認知科学、心理学、科学史、AIなどで研究されてきた。アナロジー類推を行う我々のニューロプロセッサは比較的シンプルで、そこでは抽象化内部モデルおよび具体⇔抽象の結合がCSDFの働きで自律生成されるという独自のものである。内部モデルへの引き込み等が起こることで、複合アナロジーや追加アナロジーの学習パラダイムにおいても有効であることが確認された。(B)独立成分分析(ICA)ICAもしくはBSSとは、混合された複数未知信号を分離抽出するという新IT技術である。我々の方法は、情報理論に基づいた従来法とは根本的に異なる。センサー信号を入力するオートエンコーダに恒等写像学習を行わせ、同時に、デコーダ部にCSDFを施す。すると、CSDFに抗して生き残った隠れ素子が源信号を再生する。また、デコーダ行列は混合行列を再生するので、デコーダ部は外部世界(源信号-センサ)の内部モデルとなる。従来法と比べて適応性・ロバスト性に富むことが特長で、音声や画像の実データを使った実験においてもある程度の成功を収めた。
著者
鈴木 美季子 柴沼 真友美 香取 輝美 清水 通隆 木村 修一
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.11-16, 2010
被引用文献数
2

本研究はヤマブシタケおよびマイタケを飼料に添加しマウスに経口投与させることにより,EL4 腫瘍細胞の増殖を抑制するか否かを検討したものである.その結果,ヤマブシタケ単独添加およびマイタケ単独添加でも EL4 腫瘍細胞増殖抑制の傾向がみられた.また.フローサイトメトリーによって免疫担当細胞について検討したところ,マイタケの単独添加では,腫瘍細胞移植による脾臓でのキラー T 細胞・NK 細胞の減少を抑制した.ヤマブシタケ添加では腫瘍抑制の効果が得られたものの,マイタケ添加とは異なる免疫能の応答を示した.マイタケ 80%ヤマブシ 20%を混合し,飼料に 1%添加した群ではマイタケ,ヤマブシタケ単独よりも強い腫瘍細胞増殖抑制効果を示した.また,脾臓での NK 細胞・キラー T 細胞の減少抑制効果がマイタケ単独添加と同様に認められた.<br>