著者
馬場 岳斉 工藤 幸寛 高橋 泰樹
出版者
工学院大学
雑誌
工学院大学研究報告 (ISSN:03685098)
巻号頁・発行日
no.120, pp.49-52, 2016-04-30

Photolithography is used in various fields such as printed circuit board fabrication and semiconductor processes,and it is often adopted in science education classes. For student to make printed circuit boards which have varyingdesigns, in a classroom, efficient exposure time is required; however, this is difficult to achieve because of cost andtime limitations. In this research, we have developed mask-less exposure equipment for high quality printed boards at low costwith a short exposure time by using a commercially available DLP projector. Furthermore, this process is alsoapplicable regarding micro-patterns.
著者
馬場 貴之 山田 武志 北脇 信彦
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.82(2005-MUS-061), pp.79-84, 2005-08-05

自動採譜や音楽検索において,楽器音の音源同定は重要な要素技術である.本稿では,単一楽器の孤立発音を対象とした,HMM とMFCC を用いた楽器音の音源同定について述べる.まず,適切なHMM のパラメータを決定するために,RWC の楽器音データベースを用いて同定実験を行った.その結果,HMM の状態数と混合分布数が各々9,12 のときに88.65%の同定率が得られることが分かった.次に,学習データの量が同定率に及ぼす影響を調査し,学習データの量と同定率の関係を明らかにした.

1 0 0 0 OA 舶上花譜 2巻

著者
馬場仲達
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
馬場 駿吉 高坂 知節 馬場 廣太郎 斎藤 洋三 坂倉 康夫 岩田 重信 西村 忠郎 石川 哮 小川 暢也
出版者
日本炎症・再生医学会
雑誌
炎症 (ISSN:03894290)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.379-397, 1992-07-10 (Released:2010-04-12)
参考文献数
11
被引用文献数
4 2

The therapeutic effects of IPD-1151 T, a new anti-allergic agent, were compared with those of Tranilast in 356 patients with allergic rhinitis. The daily dosage was 300 mg (one capsule each, t.i.d.) for IPD-1151 T and 300 mg (one capsule each, t.i.d.) for Tranilast. Both test drugs were orally given for 6 weeks.The results of this study are summarized as follows :(1) IPD-1151 T showed significant superiority to Tranilast in “final global improvement rating”. Improvement rating was 55.0% for IPD-1151 T and 37.8% for Tranilast in terms of “moderate” plus “marked” improvement category.(2) The item evaluated, “overall safety rating” showed significant superiority of IPD-1151 T to Tranilast. The incidence of an adverse reaction or abnormal laboratory finding was noted as 3.7% fo IPD-1151 T and 11.0% of Tranilast.(3) The item evaluated, “global utility rating” showed significant superiority of IPD-1151 T to Tranilast. The utility rating was calculated as 53.2% of IPD-1151 T and 34.7% of Tranilast in terms of “moderately” plus “markedly” useful category.(4) Side effects were observed in 6 patients (3.7%) of IPD-1151 T and 18 patients (11.0%) Tranilast. All of these symptoms disappeared by symptomatic treatment or discontinued test drug.All the above results indicate that IPD-1151 T is safer and more effective than Tranilast. Therefore, IPD-1151 T is judged as a highly useful anti-allergic agent for the treatment of allergic rhinitis.
著者
尾崎 勇 神成 一哉 馬場 正之
雑誌
青森県立保健大学雑誌 = Journai of Aomori University of Health and Welfare (ISSN:13493272)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.31-36, 2016-03

【目的】パーキンソン病患者において,発病の危険因子と考えられている農薬ばく露について調査すること。【方法】2013 年7 月から11 月の間にA 県S 地方のM総合病院の神経内科外来に通院している患者に農薬ばく露に関するアンケート調査を実施した。調査票回収後にパーキンソン病(PD 群)とパーキンソン病以外の神経疾患(Non-PD 群)の2 群に分類して解析を行った。【結果】PD 群56 名(男性14 名,女性42 名,平均年齢74.1±9.9 歳(平均±標準偏差)),Non-PD 群81 名(男性29 名,女性52 名,平均年齢64.1±16.8 歳)であった。農薬ばく露スコア(最高点が8 点)の平均値はPD 群3.2±2.6 で,Non-PD 群1.9±2.2 で,2 群間で平均値も分布の型も統計学的に有意に異なっていた。PD 群では農業従事者の比率が高く,農薬ばく露の頻度が高かった。【結論】A 県S 地方ではパーキンソン病患者に占める農業従事者の比率,農薬ばく露の頻度ともに高かったことから,農薬ばく露がパーキンソン病発病の危険因子の1 つであることが確認された。【Purpose】We conducted a questionnaire survey on exposure to agricultural chemicals and risk ofParkinson disease.【Methods 】A short form of agricultural chemicals exposure questionnaire was developed. The questionnaire was administered to all patients who visited the outpatient clinic of Neurology, M GeneralHospital in the S district of A prefecture, between July 1 and November 30, 2013. The collected questionnaires were divided into two groups based on the clinical diagnosis of the patients; Parkinsondisease (PD) group and other neurological diseases (Non-PD) group.【Results 】PD group consisted of 56 patients (14 males, 42 females; mean age: 74.1±9.9 years (mean±standard deviation)).Non-PD group included 81 patients(29 males, 52 females; mean age: 64.1±16.8 years). The mean value of agricultural chemicals exposure score (the maximum score is 8) for PD group was 3.2±2.6 and that for Non-PD group, 1.9±2.2 ; The mean value and a pattern of distribution for agricultural chemicals exposure score differed between the two groups. In PD group, the ratio of thefarmer was high compared to Non-PD group and thereby, the incidence of agricultural chemicals exposure also was high.【Conclusions】We found that, in the S district of A prefecture, the ratio of the farmer and the incidence ofagricultural chemicals exposure are high in patients with PD and confirmed that agricultural chemicalsexposure is one of the risk factors for PD.
著者
田中 晋平 高場 雅之 深澤 翔太 渡邊 理平 夏堀 礼二 近藤 尚知 馬場 一美
出版者
公益社団法人 日本補綴歯科学会
雑誌
日本補綴歯科学会誌 (ISSN:18834426)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.23-31, 2018 (Released:2018-05-13)
参考文献数
9

インプラント治療はCT(Computed Tomography)のDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)データがデジタルデータであることから,デジタル・デンティストリーと親和性が高く,比較的早期からデジタル技術が導入されてきた.シミュレーションソフトウェアやガイドサージャリーやナビゲーションシステムによる安全な手術などはもとより,今日ではCAD/CAMを用いたインプラント上部構造が広く普及した. 光学印象の普及はデジタルワークフローの枠組みを技工のみでなく,臨床手技にまで拡大するもので,すでに一部のシステムにおいては,光学印象からインプラント上部構造製作までが系統的に整備され,フルデジタルワークフローによるトップダウントリートメントは,完成形に近づいたといえよう. 一方で,光学印象に関連したデジタルワークフローは従来のワークフローと比較して柔軟性に劣る,従来のワークフローで得られる最高レベルの精度が担保されていない,など幾つかの制限があることも事実である.本稿では,インプラント治療における光学印象の活用の変遷と現状を提示するとともに,今後の展開について,現在直面している技術的限界に焦点を当てながら考察する.
著者
馬場 聡
出版者
筑波大学比較・理論文学会
雑誌
文学研究論集 (ISSN:09158944)
巻号頁・発行日
no.21, pp.13-24, 2003-03-31

はじめに ジョン・ホークス(John Hawkes, 1925-1997)の『もうひとつの肌』(Second Skin, 1964)は、南太平洋に浮かぶ「地図にも定められず、時の流れの中にもない」(46)島の統治者であるスキッパー(Skipper)によって、極めて恣意的に語られる「人工授精家の手記」(50)の体裁をとっている。 ...
著者
増澤 徹 妙中 義之 巽 英介 宮崎 幸治 戸田 宏一 大野 孝 安 在穆 中谷 武嗣 馬場 雄造 宇山 親雄 高野 久輝 越地 耕二 福井 康裕 高橋 克己 笹川 広志 塚原 金二 土本 勝也 大海 武晴
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.260-265, 1996-04-15
参考文献数
8
被引用文献数
7

長期体内埋込実験可能な全人工心臓システムの実現のために、1) 油圧駆動用血液ポンプの改良、2) モータ駆動方式改良による効率向上、3) 経皮的エネルギー伝送部と体内埋込用電池との結合、4) 急性実験によるシステム埋め込みの検討および埋込時の発熱観察を行った。最大流量8L/min、効率12%の全人工心臓を実現し、経皮的エネルギー伝送および体内埋込用電池にて1時間以上の駆動が可能であることを確認した。また、急性動物実験にて、システム全体が体内に完全に埋込可能であること、体内に埋め込んだ状態で人工心臓の発熱が4℃以下であることを確認した。本結果より十分に長期体内埋込実験に耐えうる全人工心臓システムを実現できたと考える。今後は長期体内埋込評価実験に移行し、システムの更なる評価および改良を行っていく。
著者
伊藤 智義 杉江 崇繁 赤松 孝則 木村 祐哉 川口 梨紗花 角江 崇 下馬場 朋禄
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.1-2, 2017-03-16

3次元情報を記録再生できるホログラフィは次世代映像システムを創出する可能性を持っている。しかし、計算コストが膨大なため、実用化のめどは立っていない。本研究室ではハードウェアによる高速化を進めている。8番目の試作となるHORN-8システムの研究プロジェクトでは、ザイリンクス社製Virtex-5を8個搭載した大規模FPGAボードを独自に開発した。使用したFPGAは旧式になりつつあるものの市販品にはない回路規模のボードとなっている。HORN-8ボード単体でPCの100倍、10枚並列化して1000倍程度の高速化が達成できる見込みになってきており、報告を行う。
著者
林 孝一 馬場 亮太 御園 秀一 小野 健太 小原 康裕 渡邉 誠
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.6_39-6_48, 2014

60年近い歴史をもつ東京モーターショーに出展されたショーカーはそれぞれの時代の社会変化を鋭く反映してきた。本研究は各ショーカーの訴求ポイントをグループ化し、そのコンセプトを、「性能」、「社会対応」、「サイズ」、「付加価値」の4カテゴリーに分類し考察を加えた。その結果、日本の自動車産業とデザインの変遷は7つの時代に分類して精査していくことが適切であるとわかった。さらにその時代ごとのデザインへの期待や役割の変化が以下の4つに区分される事も判明した。1954~70年:欧米のライフスタイルに追従するドリームデザイン、1971~84年:機能とデザインの融合により意味と独自性があるデザインの創生、1985~2008年:製品多様化と市場の飽和を背景とした新規性コンセプトの探求とデザイン領域の拡大、2009年~現在: 環境問題や高齢化を反映した車の次世代モビリティーとしての再構築である。この様に社会情勢の変化に応じたデザインへの期待、役割の変化を明らかにした。
著者
馬場 剛史 安東 寛之 重田 育照
出版者
分子シミュレーション研究会
雑誌
アンサンブル (ISSN:18846750)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.36-41, 2014

溶液中や酵素などの大自由度系の化学反応において,自由エネルギーの計算は非常に重要である.本解説では熱力学積分法に基づくブルームーンアンサンブル法,および,ヒューリスティックな方法では有るが非常に強力な研究手段であるメタダイナミクス法について説明し,SN2 反応や酵素反応での応用例を示す.
著者
馬場 一彦 武市 陽一郎 仲井 由宣
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.38, no.9, pp.2542-2546, 1990-09-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
25
被引用文献数
2 8

Ground mixtures containing uracill were prepared using various additives such as celluloses, proteins, cyclodextrins, enteric coating agents and inorganic compounds in a planetary ball mill. The amorphous state of uracil was observed in the X-ray diffraction patterns of some of the ground mixtures. The results of infrared spectral analysis indicated deprotonation of uracil after 30 h of (30-h) grinding with sodium polyglutamate. All ground mixtures showed the transient supersaturation of uracil in dissolution studies. The initial amount of uracil dissolved from the 30-h ground mixtures with sodium benzoate derivatives, ethylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose acetate succinate and proteins was 2.5 to 9-times that dissolved from intact uracil. The crystallinity and solubility of uracil in the ground mixtures were affected by the mixing ratio, grinding time and moisture content of the additive.
著者
宮本 昭正 滝島 任 佐竹 辰夫 可部 順三郎 馬場 実 三河 春樹 寺道 由晃 飯倉 洋治
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.250-261, 1986
被引用文献数
1

新しいテオフィリン徐放製剤E-0686の投与量指針を設定する目的で, 乳幼児から成人まで685例の気管支喘息患者を対象とし, 患者各々のE-0686の至適投与量を求め, 併せて血中テオフィリン濃度を測定した.投与量指針の設定にあたっては, 最終投与量(D), およびその時の血中テオフィリン濃度(C)との比であるC/D比の両方を考察した.初期投与量において, 副作用上問題がなく効果不十分な場合は平均的投与量まで増量することとし, 血中濃度を測定しない場合の上限投与量として, C/D比より80%の患者の血中濃度が20μg/mlを越えない投与量を参考にして設定した.体重20kg以下の乳幼児又は小児, 21-40kgの小児, 41kg以上の小児および成人に分類し, 各々15→18→21mg/kg/day, 12→15→18mg/kg/day, 400→600→700mg/dayとした.本指針の導入により, 安全性を確保しながら, 顕著な有効率の上昇が期待できる.
著者
劔 実夫 今村 州男 馬場 孝 伊良部 光男
出版者
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.8, pp.636-641, 1967

各種市販有機ゴム薬品 (酸化防止剤, 加硫促進剤等) をBRおよびSBR-イオウ加硫系に配合した加硫物, およびそれら薬品を含まないBR-オキシム, 過酸化物加硫物 (いづれもHAF配合) をCo-60γ線で照射し, 前報と同様にその放射線劣化防止能力について検討した。その結果次のことがわかった。<BR>1) BR加硫物は1×10<SUP>8</SUP>γで, SBR加硫物は5×10<SUP>7</SUP>γで急激に100%引張応力が増加し, 典型的な橋かけ型ポリマーであることがわかった.<BR>2) アンチラッドを添加するとその性質は若干改善されるがアンチラッドを添加した際でもBRは5×10<SUP>7</SUP>γ~1×10<SUP>8</SUP>γで, SBRは1×10<SUP>8</SUP>~5×10<SUP>8</SUP>γで急激に機械的性質は低下した.<BR>3) 一般にアンチラッドを添加した場合その効果がNRの場合に比して顕著であった.<BR>4) 窒素中と空気中照射の100%引張応力の変化率に大きな差はなかった.<BR>5) BRのイオウ加硫物に対してGMF加硫物Dicup加硫物はNRのそれと同じ傾向を示していることがわかった。
著者
東藤 絵美 吉池 俊貴 馬場 哲晃 串山 久美子
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.11, pp.1-6, 2012-05-07

遊び手が人形を動かさなくとも,ドールハウス内の人形が動いている映像や CM はよく知られている.しかし市販のドールハウス人形は,遊び手が人形を動かす必要がある.本研究では,ドールハウスに人形を置くだけで自動に人形が動くことを目標とし,設計条件として①人形の外観を損ねない/②電池を必要としない/③スイッチで ON・OFF 操作を必要としない,の 3 点を掲げた.設計条件の解決の為に非接触給電技術を用いてプロトタイプ制作を行うことで,より使い勝手のよい人形遊びを提案し,上記の人形設計の条件を満たす人形とドールハウスの土台の制作を実現した.また,本稿では非接触給電を用いた音楽シーケンサタイプのアプリケーションについても提案する.給電デバイスの最適な位置に受電デバイスを置くだけで,電力が供給され,ソレノイドアクチュエータを動かし鉄琴の音板を鳴らすシーケンサタイプの楽器を提案する.We can watch a TV commercial that the doll in a dollhouse is moving automatically. However, in fact, those dolls do not run automatically, so we need to put and move dolls if we want to move those. In this paper, we aim at realizing that the doll itself moves automatically like a TV commercial, when we put dolls on the dollhouse. We impose following three conditions, when we design doll. (1) Not spoil an appearance of a doll (2) Not use a battery (3) Not use an ON-OFF operation. We made the prototype, using "Contactless power transmission" as technology which fulfills the above conditions. Moreover, we propose a music sequencer used contactless power transmission. If we put a receiving device on an electric supply device, electric power will be supplied to it. Then, a solenoid actuator strikes glockenspiel. We can play music using this device.