著者
森近 翔伍 関屋 英彦 田井 政行 高木 真人 丸山 收 三木 千壽
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A2(応用力学)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.48-57, 2020

<p> 疲労き裂に対する補修・補強を行う際,発見したき裂の大きさ,特に深さを把握することが重要である.き裂先端近傍の応力分布の強さを示す物理量である応力拡大係数(K値)は,き裂深さの情報を含むため,現場にて簡易にK値を推定出来れば,推定したK値からき裂深さの推定が可能である.</p><p> そこで本研究では,き裂先端のひずみ分布に基づく非貫通き裂に対するK値の推定方法と,推定したK値による,き裂深さの推定手法について検討した.初めに,き裂形状および鋼板寸法をパラメーターとした数値解析を実施し,K値に基づくき裂深さの推定手法を提案した.次に,提案手法の実用性を検証するため,引張試験片による疲労試験を実施した.その結果,き裂形状に依らず,誤差28%以内の精度にて,非貫通き裂のき裂深さの推定ができる可能性を示した.</p>
著者
マクネイリー デイヴィッド ミューレン アレクサンダー:共著 高木 和子:訳
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.518-529, 2003

本記事では,情報の爆発的増大とヨーロッパにおける情報産業の出現を概略し,次にP-D-R(Pharma Documentation Ring)企業グループの活動を説明する中で製薬業界の情報・ナレッジマネジメントに関する昨今のトピックを深く掘り下げる。P-D-Rは,この分野における経験の交流・共有に取り組む法人組織であり,多国籍製薬企業トップ20社がそのメンバーの多数を占める。P-D-Rは,高水準の商業情報と関連サービスを追求する力強い団体であり,新規に更なる商業情報,およびサービスの導入も奨める。この目的のために,P-D-Rは保健分野の国際的情報産業にたずさわる諸機関と密着な関係を維持している。本記事では,P-D-Rの最近の活動の主な内容を述べ,それがヨーロッパおよびその他の地域の科学情報分野にどのようなインパクトを及ぼしているか,紹介する。
著者
岡田 英明 喜連川 優 高木 幹雄
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.253-254, 1992-09-28

ソーティングネットワークを初めとして、並列ソーティングアルゴリズムは多数提案されており、最近では超並列計算機上への実装についても報告されるようになった。しかし逐次型と違い、並列ソーティングの場合は比較的計算量やメモリアクセスの他に、ネットワークを介したデータの移動を考慮しなくてはならなくなるため、プロセッサ数、データ数によって最適なアルゴリズムは異なる。異なるアーキテクチャを持つ計算機ではなおさらのことである。そこで本論文ではデータパラレル超並列計算機におけるデータ数、プロセッサ数に適応したソーティングについて述べるとともにアーキテクチャに応じたソーティングについて考察する。今回使用したのは、MasPar MP-1というSIMD型の超並列計算機である。MP-1は4bitのPEを2次元格子上に配置し、隣接する8方向のPEと通信が可能であるX-netと、多段クロスパ結合による汎用通信網ルータを備えている。PE数は1Kである。ソート対象は32bit整数のキーのみとし、以下の説明においてPをPE数、Nをデータ数とする。また、グラフ中の処理時間はPEあたりのデータ数で正規化している。
著者
薬師寺 俊剛 川添 泰弘 加藤 悌二 高木 克公 林田 佳子
出版者
西日本整形・災害外科学会
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.746-749, 2003 (Released:2005-02-18)
参考文献数
13

We report the diagnostic utility of diffusion-weighted MR images in primary soft tissue tumors. Diffusion-weighted echo-planar imaging was performed in seventy-seven patients with primary soft tissue tumors (benign: 37 cases, malignant: 40 cases). The apparent diffusion coefficient (ADC) was determined from each image. The average ADC of benign cases was 1.53±0.26, and that of malignant soft tissue tumors was 1.31±0.63. In addition, except for three giant cell tumors of soft parts and 11 myxoid type sarcoma cases, ADC of benign soft tissue tumors was 1.58±0.19, and that of malignant soft tissue tumors was 0.94±0.19. This malignant soft tissue tumor ADC valve was significantly lower than that of the benign tumor group (p<0.0001). This indicates that diffusion-weighted imaging is useful in the differential diagnosis of primary soft tissue tumors.
著者
木暮 槇太 中島 誠 高橋 幸吉 稲神 馨 須藤 芳三 待田 行雄 林 禎二郎 平尾 常男 五十嵐 三郎 仲野 良男 竹林 克明 吉田 徳太郎 宮内 潔 江口 正治 林 幸之 佐々木 周郁 渡辺 忠雄 近藤 義和 渋谷 勲 須貝 悦治 田中 茂光 小山 長雄 田中 一行 竹田 寛 竹鼻 孝夫 室賀 明義 蒲生 俊興 高橋 保雄 西村 浩 長谷川 金作 森 幸之 永友 雄 梅谷 与七郎 中村 晃三 松本 介 宮沢 正明 加藤 康雄 土橋 俊人 高木 直温 柳沼 泰衛 小野 四郎 村山 隆之 近森 俊哉 辻 辰四郎 小川 敬之 小松 四郎 大岡 忠三 妹尾 計一 森本 宏 梶浦 みち子 萩原 清治 瓶子 まち子 中条 紀三 高木 春郎 飯島 荘資 横内 和多良 清水 滋 堀内 彬明 堀内 ちよし 原田 忠次 木村 敬助 青木 秀夫 後藤 四男 小林 恵之助 皆川 基 皆川 豊作 岡村 源一 小河原 貞二 村山 穰助
出版者
社団法人 日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.244-255, 1956-06-28 (Released:2010-11-29)

蚕卵発育中に於けるPhasphataseの組織化学的所見2雄核の接合に関する細胞学的観察カイコガのモザイク複眼の構造とできかた家蚕蛹の頭部が産卵に及ぼす影響家蚕の血組織に関する生理学的研究 (II) 蛹の発育に伴う囲心細胞及び周気管細胞中の遊離アミノ酸の消長家蚕その他数種絹糸虫における誘引物質の共通性と類縁関係に関する研究蚕種の冷蔵障害と水銀塩による沈澱物前胸腺移植後の結紮と絹糸腺の成長家蚕のフラビン化合物に関する研究 (V) 蛹の器官特に中腸におけるフラビン化合物について (予報)家蚕の計量的形質と脳-食道下神経節連合体の機能追加7.白殫病菌の蚕卵への接種試験繭・繊維の部熱風乾燥に関する研究 (II)繭解じよの向上についての研究 (IV) 病蚕成立繭特に硬化病, 軟化病, 膿繭蚕繭の性状繭及び生糸の繊度変異に関する研究 (9) 定粒生糸と定繊度生糸の性能比較について生糸の摩擦係数に関する研究 (7) 精練度と摩擦係数について糸条斑と繰糸管理について生糸の練減率測定に関する2, 3の知見絹の膨潤現象から見た中心層発現の-所見チオ尿素樹脂の還元性について繭層セリシン溶液の粘度吐糸営繭に伴なう繭形の変化 (続)営繭条件と分離細繊維との関係フイブロインの糸条形成について (VIII) フイブロインの溶液中における分散状態について絹糸構造の研究 (I)酵素製糸の研究 (II)酵素精練の研究 (II)追加8. 落緒に関する研究 (II) 落緒形態の出現率とその分布
著者
金子 之史 末廣 喜代一 森 征洋 松村 雅文 西原 浩 高木 由美子 川勝 博 北林 雅洋 林 俊夫 高橋 尚志 佐々木 信行 稗田 美嘉 高橋 智香 大浦 みゆき 野崎 美紀 大西 千尋
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.37-48, 2004-03

教科書がより使いやすくまた学問的にも正しく改善されるために,現在発行されている小学校「理科」教科書(6社)に関する問題点を,物理,化学,生物,地学,および理科教育の立場で検討しそのとりまとめをおこなった。使用した教科書は,学校図書,教育出版,啓林館,信濃教育会出版部,大日本図書,東京書籍であり,本稿では3・4学年を扱った。
著者
森 征洋 松村 雅文 末廣 喜代一 金子 之史 高橋 尚志 林 俊夫 佐々木 信行 西原 浩 高木 由美子 川勝 博 北林 雅洋 高橋 智香 大浦 みゆき 大西 千尋 野崎 美紀 稗田 美嘉
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.99-110, 2005-03

1998年の学習指導要領の改訂により新たに編集された新教科書について比較検討を行った。新教科書は全体としそは,図版が多く取り入れられており,よく工夫されている。しかしながら,学習指導要領の制約により基本的な事項が削減されるなど疑問な点も見みられた。また,学習指導要領の記載の順に単元が構成されている教科書が多く,それが場合によって合理性を欠くことになっているケースが見られた。
著者
金子 之史 末廣 喜代一 森 征洋 松村 雅文 西原 浩 高木 由美子 川勝 博 北林 雅洋 林 俊夫 高橋 尚志 佐々木 信行 稗田 美嘉 高橋 智香 大浦 みゆき 野崎 美紀 大西 千尋
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.49-61, 2004-03

教科書がより使いやすくまた学問的にも正しく改善されるために,現在発行されている小学校「理科」教科書(6社)に関する問題点を,物理,化学,生物,地学,および理科教育の立場で検討しそのとりまとめをおこなった。使用した教科書は,学校図書,教育出版,啓林館,信濃教育会出版部,大日本図書,東京書籍であり,本稿では5・6学年を取り扱った。
著者
森 征洋 松村 雅文 谷山 穣 西原 浩 佐々木 信行 高木 由美子 林 俊夫 高橋 尚志 金子 之史 末廣 喜代一 川勝 博 北林 雅洋 高橋 智香 野崎 美紀 大西 千尋 稗田 美嘉 大浦 みゆき
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.135-146, 2004-03
被引用文献数
1

教科専門科目「初等理科」の授業方法・内容の改善を図るために,受講生の授業内容の受け止め方などをアンケートで調べた。「初等理科」を実験形式の授業で行っていることについて90%以上の学生がよいと評価し,70%以上の学生が将来小学校で教える場合に役立つ授業であったと受け止めている。各課題の理解度を向上させるために,限られた授業時間内に説明の時間と実験の時間をどのように調和させるかが今後の課題となる。
著者
高橋 尚志 礒田 誠 大浦 みゆき 西原 浩 高木 由美子 佐々木 信行 藤原 佳代子 高橋 智香 金子 之史 末廣 喜代一 松本 一範 稗田 美嘉 森 征洋 松村 雅文 寺尾 徹 川勝 博 北林 雅洋 笠 潤平 福家 弘康 西川 健男 高橋 正人 久利 知光 林 雄二 東条 直樹 横川 勝正 上村 和則 武藤 成継 石川 恭広 長谷川 忍
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.35-43, 2008

学部の理科教員全員によるチームティーチングを実施している「理科授業研究I」の内容を,附属学校教員の立場から評価した。その観点は教育現場での実験教材としての有効性と教育実習の事前の指導としての意義であり,本報告は授業の概要の紹介を行った後に考察結果と今後の課題をまとめたものである。
著者
森 征洋 松村 雅文 末廣 喜代一 金子 之史 高橋 尚志 林 俊夫 佐々木 信行 西原 浩 高木 由美子 川勝 博 北林 雅洋 高橋 智香 大浦 みゆき 大西 千尋 野崎 美紀 稗田 美嘉
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.87-97, 2005-03

1998年の学習指導要領の改訂に伴う教科書の変化について調べた。新教科書は,記載量が増えている場合もあるが,全体としては内容が削減された分だけ記載量も減少しており,必ずしも残された内容の説明の充実が図られているわけではないことが分かった。また,理科を学ぶ上で,基本的な事項となる内容の削減が行われており,大きな問題点を持っている。これらは学習指導要領の改定によって生じていることが確認された。
著者
川勝 博 北林 雅洋 礒田 誠 高橋 尚志 西原 浩 高木 由美子 佐々木 信行 金子 之史 末廣 喜代一 松村 雅文 森 征洋 大浦 みゆき 稗田 美嘉 高橋 智香 藤原 佳代子
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.101-114, 2007

国際的に科学教育を学ぶ意味が変化している。現実の社会に起こっている科学技術の諸問題を吟味し判断できる力が,科学リテラシーである。これがすべての人々が身につけるべき課題として教育されているかが問われている。勿論この力は,一定の科学知識を前提する。また生徒の抱く不思議などの具体的事例を教えてこそ,科学的思考力・判断力も養成できる。よってこの課題の達成には,独自の具体的教材を,知識を教えつつ,科学するの授業案をつくる教員の,高い分析力・判断力を必要とする。この教員養成教育を,香川大学教育学部の理科教育講座では,先行研究として,蓄積しつつある。「理科授業研究1」の学生主体の理科教育実験ゼミ「理科授業研究II」の科学する単元案づくりのゼミなどである。ここでは,その実践の意味や背景を,よい科学リテラシーを持つ生徒を,教育現場から実践的につくりあげる永続的過程の一端として,ここに報告する。
著者
高木 雅惠
出版者
日本フランス語フランス文学会
雑誌
フランス文学論集 (ISSN:09136770)
巻号頁・発行日
no.41, pp.13-26, 2006-11-20

<voir> : C'est l'origine de la vision. Comment Prosper Merimee saisit-il cette nuance? En 1840, il a commence des etudes historiques pour preparer les biographies, et cette annee sera un moment de transition dans son histoire personnelle. Les etudes des connaissances sur la vue de Merimee venaient de la scolastique jusqu'a present, car il avait une preference pour <<l'oeil de l'esprit>>. Cependant il avait aussi des connaissances sur l'oeil et l'organe de la vue, sa connaissance de la vue releverait donc de la phenomenologie de 1840. En outre pour l'Histoire, la vision est essentielle. Par consequent, on pourrait elucider les connaissances historiques de Prosper Merimee par le moyen de la vue. En 1830, il acquiert des connaissances sur la vue plus precisement, pendant son sejour en Espagne. Il prend conscience grace a la course de taureaux. Dans le premier chapitre, nous envisageons les connaissances de sa vision par le verbe <voir>, et puis nous regarderons l'environnement de sa vision. Enfin nous etudierons le contexte historique. Dans le deuxieme chapitre, nous confirmerons sa vision en 1830 dans Lettre d'Espagne, Musee de Madrid et Notes d'un voyage. Dans le troisieme chapitre, nous verifierons sa vision en 1840 sur Salon de 1839 et Colomba. A la fin, nous dechiffrerons sa vision en 1840. En 1840, son sens de la vue implique la reversibilite, parce que le sujet du regard et le l'objet du regarde echangent sans cesse leurs perspectives. La signification de sa vision vers 1840 confirme celle de la phenomenologie. La vision de Prosper Merimee nous indique aussi la difficulte de la signification de la vue.
著者
高木 佳子
出版者
昭和女子大学
雑誌
學苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.783, pp.81-92, 2006-01-01
著者
高木 佳子
出版者
昭和女子大学
雑誌
學苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.771, pp.84-93, 2005-01-01
著者
高木 康博
出版者
東京農工大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2017-06-30

拡張現実(AR)技術の表示デバイスとして、現在はシースルー型ヘッドマウントディスプレイが用いられている。本研究では、究極のAR用表示デバイスとして、コンタクトレンズ型ディスプレイをホログラム技術を用いて実現した。コンタクトレンズ型ディスプレイの実現では、ディスプレイをコンタクトレンズ内に置くと目がピント合わせできないことが問題となるが、ホログラムにより目から離れた位置に立体表示することでこれを解決した。本研究では、スケールアップ光学系を作製して、提案した表示原理の有効性を確認した。また、コンタクトレンズに組み込むために必要なレーザーバックライトを開発し、実際のホログラム表示に用いた。
著者
湯面(山本) 百希奈 是兼 有葵 高木 絢加 新屋 奈美 落合 なるみ 能瀬 陽子 永井 成美
出版者
特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.78, no.4, pp.152-162, 2020-08-01 (Released:2020-09-26)
参考文献数
13

【目的】フィリピン共和国では,2016年の教育改革でカリキュラムに健康(栄養の内容を含む)が追加されたが,指導案や教材に乏しく栄養の授業は十分に行われていない。そこで同国の栄養の授業推進に資することを目的として,日本の栄養教諭課程学生3名が中心となり同国内関係者と協力して現地小学校で栄養の授業を実践した。【方法】PDCAサイクルに基づき実施した。①Plan:アセスメントで文献調査とフィリピン共和国ボホール州タグビララン市現地調査を行い,栄養課題抽出後「栄養バランスの是正」を優先課題に決定し,学習指導案と教材を英語で作成した。関係者と現地で協議し修正とスタッフ研修を行った。②Do:同市立A小学校2年生1クラス(32名)で,3G FOODS(3食品群)でバランスを学ぶ栄養の授業を単回実施した。③Check(経過・影響評価):授業終了時に,児童の授業満足度と理解度を質問紙とワークシートで調べた。同時に,授業参観者(現地教師・JICA隊員等)による授業評価(現地のカリキュラムや児童への適合度)を実施した。④Act:評価結果を関係者と共有した。【結果】児童の授業満足度(楽しかった)は100%,理解度(ワークシートの問題への正答率)は91%と高かった。授業参観者による授業評価では,授業,内容ともに同国の教育カリキュラムや児童の理解度等のレベルに適していると評価され,今後活用したいとの意見も得られた。【結論】結果より,フィリピン共和国の栄養の授業推進につながる実践ができたと考えられる。