著者
和久屋 寛
出版者
佐賀大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

一種の信号変換ツールとみなすことで、様々な分野で自己組織化マップ(SOM)が利用されている。ここでは、シーズ重視の立場から、(1)新しいアーキテクチャの構築、(2)新しい信号処理技術の開発、(3)工学的な応用に取り組んだ。その結果、時系列信号処理や部分データへの対応、発散式学習などの技術を生み出し、オンライン手書き文字認識、アニメーション作成、観光情報解析ツール、携帯情報端末への実装などの研究成果を得た。
著者
糸長 浩司 藤岡 泰寛 藤沢 直樹
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

URの団地建て替えに伴う具体的な団地(神奈川県茅ヶ崎市浜見平団地)での、団地再生と周辺住宅地を含めた地域再生の総合的な支援研究である。子どもの遊び空間の実態分析より、緑地空間の継承の意義を明らかにした。また、新しい集会施設とガーデンの計画と管理運営を団地自治会と協働することで、団地及び地域コミュニティ再生のための拠点空間として意義、支援グループの大学教育的視点からの継続性の必要性が指摘できた。
著者
西浦 和樹 田山 淳 沖林 洋平 池田 和浩 澤邉 裕子
出版者
宮城学院女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

本研究は、創造的問題解決における心理メカニズム解明を目的として研究を実施した。本目的を達成するために、ブレインストーミング法(BS法)を代表とする集団的思考の方法を気軽に体験し、学習することのできるカードゲームを開発し、ストレス軽減と認知的対処方略を理解することのできる心理データの取得を行った。BS法がアイデア創出だけでなく、抑うつ感の軽減を促進すること、制御欲求の高い被験者は状況をより改善するように努めていることを確認した。
著者
五十嵐 誠一
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

東アジアおける市民社会によるトランスナショナルなネットワークの実体を実証的に把握し、それらが東アジアの地域主義と東アジア共同体の形成過程でいかなる役割を果たしてきたのかを明らかにした。
著者
上條 正義 西松 豊典 佐渡山 亜兵 清水 義雄 眞野 倖一
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2003

[目的と内容]本研究では、衣服の着心地の快適性の一要因である服地の肌触りを評価するための肌触り計測装置を構築し、着衣時における衣服と人体との接触に伴う着心地が評価できるシステムの開発を目的として、圧力分布センサと3軸加速度センサを指先に装着したグローブ型センサを作成して指先の触診動作の特定と3次元力覚センサアレーによる接触子の試作を行った。布の風合い評価時における指先の圧力と加速度を計測し、弁別能力に優れた人間の接触動作から材料特性を検知評価するための特有の触診動作を特定した。力覚センサを2次元に配列し、紙やすりやRTVゴムを試料として摩擦特性、圧縮特性、やわらかさについて測定可能であるか調査した。[成果]触診動作の特定について、下記の知見が得られた。加速度センサを触診動作特徴検出に利用した場合の出力特性を捉え、触診動作を細かく分類し、規定した基本動作と加速度、荷重の変化パターンを対応づけることができた。風合いの評価項目及び被験者ごとの触診動作の違いが指先の総荷重、荷重中心総移動距離を定量的指標として比較することによって明らかになった。接触子の試作実験において、摩擦試験では、試料に3種類の粗さのヤスリを用いて行い、平均摩擦係数、摩擦係数の平均偏差を算出することができた。圧縮試験では、RTVゴムを試料として用い、加圧時と除圧時の荷重値を測定した。相対的な指標として、圧縮エネルギ、圧縮特性による線形性、圧縮のレジリエンスを導出した。やわらかさ試験では、圧縮試験と同様にRTVゴムを試料として用い、センサに加わる摩擦力と圧縮反力の合力をやわらかさの指標として、市販の硬度計で測定したやわらかさの数値と比較した。結果、高い相関関係が得られ、この指標は材料のやわらかさを評価する上で有効であることが分かった。こうした一連の動作をセンサ、もしくは試料にさせることによって、1つのセンサによって、風合いに関する複数の情報を測定できる性能を得た。
著者
西本 昌弘
出版者
関西大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

藤原行成撰『新撰年中行事』は多数の行事項目を掲載し、未知の関係史料を引用しているため、既知の年中行事書と対比検討することによって、日本古代の年中行事研究に新たな手がかりを提供する可能性を秘めている。本研究では、『新撰年中行事』と『小野宮年中行事』の記載を比較する対照一覧表を作成し、検討を進めた。両書の類似点はともに『九条年中行事』を踏まえていることに求められよう。『新撰年中行事』は弘仁式など古くに遡る史料を博捜して、行事の淵源を探る視点が強いため、『小野宮年中行事』とは大きく異なる本文をもっているものと考えられる。
著者
吉本 富士市 原田 利宣 高木 佐恵子 岩崎 慶
出版者
和歌山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2003

描画の素人にとって,高品質な絵を描くことは容易ではない.コンピュータの支援により,素人が高品質な作品を容易に製作できれば,多くの人にとって福音となる.しかし,絵の一般的な評価基準を作り,それに基づいて素人の絵を評価・修正することは極めてむずかしい.そこで本研究では描画の初心者が,コンピュータを用いて心地よい手描き風曲線を生成するための支援システムと,それらの周辺の研究を行った.その成果の要点は以下のとおりである.まず,手描き風曲線の形とともに太さを玄人風に表現する,手描き風曲線の生成支援システムを研究した.手描き曲線の輪郭線の骨格から手描きの概形的特徴をフラクタル次元と曲率の符号変化数で抽出する.骨格線から輪郭線の縁までの距離をフーリエ変換して,そのスペクトルの高周波領域から太さの特徴を抽出する.それらについて,素人の特徴を玄人の特徴に近づけることにより,高品質な手描き風曲線を生成する.プロトタイプシステムを開発して評価実験を行った.その結果,玄人が描いた手描き曲線の特徴を用いて,素人が描いたぎこちない手描き曲線の概形的特徴を残しつつ,高品質な手描き風曲線を生成できることがわかった.また,周辺研究として以下の研究を行った.1.モバイル環境で素人が手軽に美しいイラストを作成するシステムを開発した.2.曲率半径と周波数分析を用いた人形の顔を構成する曲線の特徴解析3.VRシステムを用いた自動車コンフィギュレーション印象評価4.日本刀の曲線の性質を解析し,どのような共通点があるかを調べた.5.カーナビの情報デザインを構成する要素とユーザが持つ印象との関係を明確化した.
著者
宇野 英満 山田 容子 奥島 鉄雄 小林 長夫 森 重樹 KIM DongHo
出版者
愛媛大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

申請者は、高共役π電子系化合物の合成法として、前駆体を最終段階で熱逆Diels-Alder反応や光脱硫化カルボニル反応などのペリ環状分解反応によりπ電子系を融合する方法を開発した。これらの前駆体化合物は、通常の溶媒によく溶けて酸化されにくく、精製が簡単な化合物である。前駆体で精製しておけば、目的の高共役化合物を高純度で得ることができる。この方法を発展させ、高純度の様々なπ電子系の融合した化合物群を合成し、その基本的な諸物性を明らかにした。
著者
加藤 雅人 川野邊 渉 高橋 裕次 稲葉 政満 半田 正博
出版者
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

紙文化財の修理技術は、工程、手法、道具、材料が様々であり、同じ作業や材料、道具でさえ用語が異なっていることがある。本研究では、これらの用語を調査して分類することにより、紙文化財およびその修復技術という無形文化財に対する共通理解を深めることを目的として行った。最初に調査票の作製を行い、その後情報収集を行った。データベースの検討を行い、htmlの試作を行った。また蓄積した情報を修復用紙の選択に応用した。
著者
堀内 賢志
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009-04-01

本研究の目的は、ロシア極東地域開発とそれに伴うロシアとアジア太平洋諸国との関係の発展の分析である。APEC首脳会議開催に向けたウラジオストク開発は、金融危機の影響にも拘わらず、開発体制の整備と大幅な予算増を伴い実現された。エネルギー分野では石油・天然ガスパイプライン建設などの施策の実現によりアジア太平洋諸国との関係が強まり、地域協力枠組みの発展も期待される。他方、国家財政の予算投入に頼った大規模インフラ整備中心の開発プログラムが持続的かつ自立的な地域発展につながらないなどの問題も明るみになった。ロシアの極東地域開発は特に2013年半ば以降、新たな開発体制と方向性の下で引き続き推進されている。
著者
池田 秀彦
出版者
創価大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

ドイツの新しい捜査手法のうち、特に①DNA鑑定、データベースの現状、②王冠証人立法、③通信傍受について調査、研究した。いずれについても、関係規定の立法史、立法内容、運用の現状について検討を加えた。また特に、②については、2009年の王冠証人立法(刑法46条b)では、犯罪解明に寄与した被疑者を不起訴とする訴訟法的対応を採用せず、刑の減免を以て報いる実体的対応を採用した経緯とその背景について詳細に明らかにした。また、2013年に王冠証人規定である刑法46条bが改正された経緯とその理論的根拠について検討を加えた。
著者
安増 茂樹 井内 一郎
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

申請研究は、表題にある古代魚孵化腺細胞の発生進化学的研究に加え、卵膜分解機構の進化研究の2題を含んでいる。前者においはて、チョウザメより孵化液を調整して、孵化酵素の精製途中である。後者の卵膜分解機構の進化研究では、初期の硬骨魚類孵化酵素の卵膜分解系は、膨潤化酵素の単一酵素であったものが、進化過程で、膨潤卵膜分解酵素が出現して2つの酵素の効率良い卵膜分解系に進化したことが明らかとなった。
著者
鵜殿 悦子
出版者
愛知県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

トニ・モリスンの文学テクストにはおとぎ話・民話・歴史等の物語の枠組みが見られる。しかし、表面的な枠組みはやがて換骨奪胎され、まったく異なる物語の枠組み、すなわち物語の深層構造が現れてくる。このような物語構造の特徴は、物語内容と深い関係をもっている。つまりそれは人と人との関係性の暗喩なのである。モリスンの小説において、血縁、人種、性、階級等に拠る通常の関係が無効にされ、まったく新しい関係が取り結ばれてゆくさまを検証した。
著者
鐘ケ江 晴彦 服部 あさこ
出版者
専修大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

辺野古沖海上基地建設反対運動の特質としては、a.運動目的の複合性、b.参加者の多様性、c.闘争手段の幅広さ、d.地元第一主義、加害者意識、未来志向性、楽観主義といったリーダー達の意識、などが明らかになった。中心的な参加者のライフヒストリーとしては、沖縄出身であるか否か、学生運動や労働運動の経験、沖縄の平和運動に関与し始めた時期、辺野古の運動への参加動機などで多様性があるが、いずれも大きな「人生の転機」を経験していることが分った。
著者
今岡 克也
出版者
豊田工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

この研究では木造住宅の居住者体験型簡易耐震診断法を確立させるために100棟以上の耐震診断結果のある木造住宅を対象にして水平加振実験を行って固有振動数やねじれ振幅率などを耐震診断数値と比較・検討を行った。その結果, 1階に対する2階の面積比が50%以上の場合には,固有振動数が1階の構造評点と良い相関があることが判明した。また,住宅の重心軸上で水平起振器を設置できる場合には,ねじれ振動を正確に励起させることができるので,ねじれ振幅率が1階の偏心率と良い相関があることが判明した。
著者
西尾 敦史
出版者
沖縄大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

2005年に改正された介護保険法により創設された地域密着型サービスの中で特に小規模多機能ケアに焦点をあて自治体を基盤にした調査を行った。その結果、全国一給付費が高い沖縄の特徴の中から、小規模ケアの機能として、1)利用者のエンパワメント、2)家族サポート(支援)、3)地域社会とのつながりをつくることが重要であり、それが介護を必要とする高齢者の尊厳を高め、その人の人生を尊重したケアが文化として充実・深化する可能性があることが見出された。また、制度の理念を実現するためにも市町村自治体の位置づけと政策が重要であることを明らかにした。
著者
片山 寛則 植松 千代美 菅原 悦子
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

【フィールド調査(イワテヤマナシは自生種それとも導入種?)】未調査地域の青森県、秋田県の全市町村、山形県北部での調査が終了した。秋田県にて95個体、青森県で80個体のナシ属植物が見つかった。岩手県と比べて青森県、秋田県ではナシ属の出現頻度は低かった。またニホンナシの在来系統と思われる大果系ナシやイワテヤマナシとニホンナシとの雑種と思われる果実を有する個体(逸出型)は多く見つかったが、イワテヤマナシの野生個体(果実直径が3cm以下、有蒂、山中または放牧地に自生)はほとんど確認できなかった。北東北のほぼ全域にわたるナシ属探索が終了し、合計840本が見つかった。白神山系ではナシ属植物は全く見つからなかった。奥羽山系では街道沿いや人家の周辺、畑の縁などで現存していたが野生個体はなかった。北上山系ではイワテヤマナシの群落こそ見つからなかったが北は階上岳より南は早池峰山までの高地で野生個体が見つかった。北上山系の高地で現存する野生個体は自生種である可能性が高い。【保全事業】探索で見つかったナシ約550本を野生ナシジーンバンクとして神戸大学にて保存した。また保存後に現地で伐採された個体の返還事業として岩手県九戸村、遠野市にて苗木を植裁した。【DNA分析によるイワテヤマナシの起源】世界のナシ属植物の葉緑体DNAのrps16-trnQとaccD-psaI遺伝子間領域における欠失変異の有無を調査し3タイプ(A, B, C)のゲノムを識別するDNAマーカーを作製した。収集個体の320個体中の約2割とアオナシ、マメナシ類はA型のゲノムタイプであり原始型だった。収集個体の他の約8割とニホンナシ栽培品種のほとんどはB型だった。セイヨウナシ、アフリカ、中央アジア、ロシア由来のC型は収集系統では数個体のみ見つかった。この結果は約8割のイワテヤマナシ収集個体はニホンナシとの雑種であり、残りの2割に真のイワテヤマナシが含まれる可能性を示す。また岩手県全域から抽出した58個体を用いて5種類の核SSRマーカーにより個体識別と系統学的解析を行った。遺伝的多様性が大きく、ほとんどの個体が実生繁殖であることが確認された。今後は北上山系由来の集団数を増やして、集団遺伝学的手法(STRUCTURE解析)により真のイワテヤマナシを推定し起源を明らかにしたい。【芳香性物質の同定】果実に芳香を持つイワテヤマナシ収集個体のうち、ナツナシ、サネナシ、系統番号i830の3系統の果実の香気寄与成分を官能試験、TenaX-TAカラム濃縮法を用いたGC-O分析、AEDA法、GC-MS分析により香りの特徴づけと成分を同定した。ナツナシは官能試験では甘く爽やかな香りであり、ethyl 2-methylbutyrateが最も寄与度が高かった。またサネナシは官能的には強い甘さを持っておりethyl 2-methylbutyrateとethyl hexanoateの寄与度が最も高かった。i830系統ではグリーンな花様の甘さを持つ高沸点の未同定物質とethyl 2-methylbutyrateが最も高かった。ナツナシとサネナシには共通の寄与度の高い成分が多く、2系統の香りは似ていることが明らかになった。またethyl 2-methylbutyrateはニホンナシ‘幸水'では比較的寄与度が高かったが、セイヨウナシ‘ラフランス'ではほとんど寄与しておらずアジアのナシに特徴的な成分かも知れない。今後はより多くの収集系統の香気成分を調べて分類し、イワテヤマナシに特徴的な香気成分を明らかにする予定である。
著者
厚地 淳 田村 要造 鈴木 由紀 安田 公美 相原 義弘 田村 要造 鈴木 由紀 安田 公美 相原 義弘
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

ネヴァンリンナ理論は、有理形関数の除外点の個数を評価するなどの有理形関数の値分布の研究に使われる基本的な理論である。古典的なネヴァンリンナ理論が確率論を使って記述できることは研究代表者などの研究により知られている。本研究は、この確率論との関係をより深く研究することにより、一般のケーラー多様体上で定義されている有理形関数に対するネヴァンリンナ型理論を構築する。さらにそれを応用して、ケーラー多様体上の有理形関数の値分布、特に除外点の個数の評価への応用を研究した。
著者
稲葉 奈々子
出版者
茨城大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

失業者やホームレスなど社会的排除を経験する当事者の社会運動は、社会的権利を要求する手段であると同時に、同じ経験を共有する排除の当事者の共同性の場としても機能することで、内に向かうインヴォルーションの過程をたどる。しかしながら、「いまだ出会っていない潜在的な仲間」との連帯というフレームが受け入れられたときには、街頭行動が他者と出会う場として認知されるがゆえに、公的空間の占拠などの対抗性を持った抗議行動として表出される。
著者
大石 芳裕
出版者
明治大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

SPAのブランド・イメージ調査首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の20代・30代有給女性200人をサンプルにした調査を行った結果,第1に,外資系ブランドの認知度が日系ブランドよりもかなり低かったこと,第2に,ファッション情報に対してさほど敏感ではないこと,第3に,購入する際の最重視ポイントはデザインであること,第4に,「服へのこだわり」や「世帯年収」によって情報源が異なること,第5に,ユニクロやGAP,無印良品は日用品イメージが強く,ZARAやH&Mはファッション性が強いことが判明した。