著者
野村 亮
出版者
早稲田大学大学院 社会科学研究科
雑誌
社学研論集 (ISSN:13480790)
巻号頁・発行日
no.11, pp.160-174, 2008

論文
著者
梅村 勲
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.277-281, 1982-04-05
著者
山元 孝広 高田 亮 石塚 吉浩 中野 俊
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.53-70, 2005-05-20
被引用文献数
5

The previous eruption history of Fuji volcano has been re-examined by new 100 radiometric carbon ages. The major unconformity between Ko-Fuji and Shin-Fuji volcanoes of Tsuya (1968, 1971) was caused by the edifice collapse resulting in the Tanukiko debris avalanche at about Cal BC 18,000. Voluminous effusion of basalt lava flows in the older ejecta of Shin-Fuji volcano (Tsuya, 1968, 1971) had started at about Cal BC 15,000 and continued until about Cal BC 6,000. Deposition of black soil layer between the Older and Younger Fuji tephra layers of Machida (1964, 1977) started at Cal BC 8,000. After several thousands years quiescent time, basaltic eruptions in the middle ejecta of Shin-Fuji volcano (Tsuya, 1968, 1971) had restarted at about Cal BC 3,600 and thin lava flows had piled up as the central volcanic cone, until about Cal BC 1,700. The eruption style of the volcano changed into explosive basaltic eruptions from the summit and the flank at about Cal BC 1,500; the S-10 to S-22 scoria fall deposits were generated in this first half period of the younger ejecta of Shin-Fuji volcano (Tsuya, 1968, 1971). Also, basaltic pyroclastic flows cascaded down the western flank at about Cal BC 1,500, Cal BC 1,300, Cal BC 1,000 and Cal BC 770. The last summit explosive eruption (S-22) occurred at about Cal BC 300. Immediately after the S-22 eruption, basaltic fissure eruptions had repeated at the flanks until the 1707 Hoei eruption. New data suggest that the Fudosawa, Nissawa and Suyama-tainai lava flows in the southern flank are historical products at about Cal AD 1,000.
著者
折田 明子
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.4, pp.1-6, 2009-05-29
被引用文献数
1

ブログや SNS、掲示板などのソーシャルメディアにおける匿名性の高いコミュニケーションにおいては、会員登録や仮名利用によって利用者の識別性が確保されている。だが、第三者が、ID そのものを乗っ取るまでにいかないものの、趣味や嗜好を真似て特定のユーザに「なりすます」という問題が発生している。長らく使っていた仮名を他者が意図的に名乗り出してコミュニケーションに混乱を招いたり、個人のブログやサイトの管理者であるかのようにふるまうといった行為だ。本稿では、ネット上の匿名性と識別性の整理を踏まえた上で、こうしたなりすまし問題についての考察を試みる。Social-media, such as blogs, SNS and BBS is the place that users tend to hide their real name but register their IDs. Username squatting is occurred on such social-media not only as identity-theft but as pretending to be a particular user. This paper firstly shows the classification of identity representation on the web, then,consider several cases of username squatting based on the classification.
著者
中西 久実子
出版者
社会言語科学会
雑誌
社会言語科学 (ISSN:13443909)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.132-138, 2005-09-30

本稿は,韓国語を母語とする日本語学習者(以下,KL(Korean speaking learners of Japanese)の携帯メールの特徴を実例を示しながら報告したものである.KLの携帯メールでは,韓国語をカタカナ表記するという特殊な現象が観察された.本稿では,これを「カタカナ韓国語」と呼び,母語話者どうしの母語でのメールでさえ頻繁に日本語(学習言語)と母語(カタカナ韓国語)とのコードスイッチングが行われることを指摘した.このほか,KLの携帯メールのデータでは,親愛の呼称,副詞,流行している表現,感情を強調する表現,待遇的な配慮を必要とする表現がカタカナ韓国語になりやすいことを明らかにした.これに対して,パッチム(ハングルの音節末に付く子音k,n,t,r,m,p,〓)はカタカナで表しにくいため,パッチムを含む語彙ではカタカナ韓国語が回避され,アルファベット表記されるという特徴が観察された.
著者
平井 慎一 野口 英昭
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.15, no.8, pp.1172-1179, 1997-11-15
被引用文献数
6 3

A human-demonstration based approach to the object motion design and the recognition of process state transitions in the insertion of a deformable tube is presented. First, human demonstration during the insertion of a deformable hose into a rigid plug is measured by use of a position sensor and a force sensor. Secondly, the measurements are analyzed with regard to the process states during the insertion. Human motion and recognition laws to detect process state transitions from force sensation are then extracted through the analysis of human demonstration. Finally, human motion during the insertion is transplanted to a mechanical manipulator to examine whether the human recognition laws are useful or not for the insertion performed by a mechanical manipulator.
著者
飛田 範夫
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.357-360, 2000-03-30
被引用文献数
1

江戸時代の大坂の植木屋の中で,高津の吉助は江戸の植木屋と並ぶほど大規模なもので,天満天神と下寺町と北野寺町は社寺の参拝客を対象にしたものだった。新町は遊廓の中で季節的に店を出し,道頓堀や難波新地の植木屋は遊興の客を相手にしていた。人か集まる場所であることと植木を仮植できる土地があることが,植木屋が店を設ける条件になっていたと言える。せり市を開催して全国各地に出荷したり,株仲間を形成したことも繁栄した理由だろう。供花や生け花用の草花は,南御堂前や天満天神周辺などのような人が多く集まる場所で販売されていた。玉造が草花の生産地になっていたのは,鮮度を保つ上で大坂近郊であることが必要だったからだろう。
著者
辻本 洋子 奥田 豊子
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要 2 社会科学・生活科学 (ISSN:03893456)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.15-26, 2009-09

大阪府内の小学校3年生から6年生の368人を対象に食事を中心とした日常生活に関する質問紙調査を実施し,児童の食を中心とした生活習慣と心身の健康状態や学習態度との関連性を検討した。(1) 朝食の欠食者は全体の1割程度で,朝食を食べた者の半数が「主食」のみであり,主食が飯の場合が最も食事バランスが良かった。健康状態と朝食皿数との関連では,健康状態が良好な者の方が食事バランスがとれていた。(2)食事バランスによる食生活や健康状態を比較したところ,食事バランスが良い群は食事を楽しみにしており,朝食を毎日食べ,共食・食事の手伝頻度が多く,食意識が高く,よくかんで食べており,健康状態が良好であった。(3)共分散構造分析を行った結果,健康度に最も強く影響していたのは,「おいしく食べる」ことであり,就寝時刻や排便などの生活習慣も関与していた。以上の結果から,心身の健康度には,家族そろって,よくかんでおいしく食べることや,快便,快眠などの食生活や生活習慣が大きく影響していること,さらに,健康度が高いことは「授業中眠くない」,「宿題をきちんとする」等の学習面にも影響を及ぼしていることが示唆された。This study examined the relationship between dietary life and health status (health degree) and learning attitude in elementary school children. A questionnaire survey was conducted among 368 elementary school children (from grade 3 to grade 6) living in Osaka prefecture. The half of the children who had breakfast ate only staple foods. Children with better dietary balance had high degree of health and enjoyed meals, ate breakfast every day, chewed their food well, and made a help of a meal better. The components and items were subjected to covariance structure analysis. The hypothesized model fitted well (GFI, AGFI, and RMSEA). The results showed that enjoying meals, chewing food well, defecation every day, and enjoying meals with family altogether directly increased health degree. In addition, the high degree of health had exerted a good influence on their learning attitude. These results suggested that dietary life including enjoying eating were important to the health status and learning attitude in elementary school children.
著者
村田 昇
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. CVIM, [コンピュータビジョンとイメージメディア] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.153, pp.155-162, 2006-03-16
参考文献数
8
被引用文献数
2

スパースコーディングは生物の初期視覚の情報処理を数学的にモデル化したもので,与えられた画像を比較的少数の基底の線形和で表現するために,適切な基底系を統計的・情報論的な基準にもとづいて構成する手法である.本稿では個々の画像を分解したとき得られる係数を確率変数として捉え,その情報量をできるかぎり削減して効率の良い表現を求めるという観点から,スパースコーディングの基本的な考え方を解説する.
著者
倉元 綾子
出版者
鹿児島県立短期大学
雑誌
研究年報 (ISSN:02885883)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.63-90, 2005-03-31

以上の結果を要約すると次のようになる。(1) 2004年3月, 鹿児島県奄美大島龍郷町において小中学生205名を対象に食生活と日常生活に関するアンケート調査をおこなった。(2) 子どもたちの94.1%がきょうだいをもち, 家族の人数は平均5.2人であった。(3) 平均すると, 平日の就寝時刻は22時3分, 起床時刻は6時45分, 睡眠時間は8時間49分であった。休日の就寝時刻は22時19分, 起床時刻7時30分, 睡眠時間は9時間11分であった。(4) 学校以外の活動では, 「外で遊ぶ」54.1%, 「スポーツをする」54.0%, 「TVおよびTVゲーム」30.7%が多かった。スポーツ活動の頻度は「毎日」28.8%, 「週3-5日」33.7%, 「週1-2日」24.4%で, 「しない」は10.7%であった。(5) 食事のあいさつを「いつもしている」は45.9%で, 「たまに」32.7%, 「めったにしない」8.8%, 「まったくしない」9.8%であった。(6) 朝食は97.1%が摂取し, 平均時刻は7時9分, 「家族みんな」と食べる割合は24.9%, 子どもだけで食べる割合は31.7%, 食事前に空腹だと感じていたのは67.3%, 主食は「ごはん」46.3%, 「パン」36.1%, 品数は平均3.03品, 主食・主菜・副菜の全てがそろっていたのは27.3%, 食事が「楽しかった」50.7%, 「楽しくなかった」45.9%で, 約2/5の子どもが食事のときに「料理をはこぶ」18.0%, 「飲みものを用意する」16.1%, 「あとかたづけ」15.6%, 「食器や箸を用意する」146%, 「テーブルをふく, かたづける」12.2%などのお手伝いをしていた。 (7) 夕食は96.6%が摂取し, 平均時刻は19時49分, 「家族みんな」と食べる割合は56.1%, 子どもだけで食べる割合は20.5%, 食事前に空腹だと感じていたのは83.9%, 主食は「ごはん」66.8%, 「パン」24%, 品数は平均3.50品, 主食・主菜・副菜の全てがそろっていたのは49.3%, 食事が「楽しかった」71.2%, 「楽しくなかった」24.4%で, 約2/3の子どもが食事のときに「料理をはこぶ」36.1%, 「食器や箸を用意する」34.6%, 「飲みものを用意する」28.3%, 「あとかたづけ」24.9%, 「テーブルをふく, かたづける」20.0%などのお手伝いをしていた。(8) 食事が楽しいと回答した子どもは, 食事前に空腹であると感じ, 大人と食事をし, 早寝早起きで睡眠時間が長く, 活発にスポーツをしており, 食事のあいさつができ, お手伝いを多くする傾向があった。(9)「郷土料理」については平均3.11品を知っており, 「鶏飯」86.8%, 「やぎ汁」41.1%などがあげられた。
著者
一宮 頼子
出版者
有限責任中間法人日本口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.196-214, 1995-04-30
被引用文献数
7

本研究は口腔内状況を表す指標が健康習慣や食生活とどのように関連するのかを検討することを目的に行われた。調査対象は1991年6月から1992年10月にわたって実施された,住民健康診断の受診者である20歳から91歳までの女性282名とし,以下の結果を得た。1. 本調査対象の成人女性は,年齢が上昇するのに伴って歯周疾患の重症化,喪失歯数の増加が認められた。2. 20-39歳群は朝食の欠食傾向や油脂類,肉類,加工食品の多用がみられた。さらに,70歳以上の高齢者になるとエネルギーがごはんに偏りがちであった。3. 50歳以上では山本式咀嚼能率判定法が口腔内状況の悪化に伴う咀嚼食品の変化を示していた。さらに50,60歳代では,適正体重を保っていない群は,歯周疾患状況が悪く,喪失歯数も多い傾向が認められた。4. 因子分析により年齢と口腔内状況,油脂類,緑黄色野菜類,肉類の摂取頻度が関連しあうことがわかった。さらに口腔内状況を表す指数として,末処置歯数,喪失歯数,処置歯数,歯周疾患指数の4変数が選択された。5. 咀嚼食品の種類やごはん,油脂類,緑黄色野菜類の摂取頻度は喪失歯数の影響を大きく受けていた。しかしながら,肉類,煮物,揚げ物の摂取頻度には喪失歯数より年齢の因子が大きく関わることがわかった。
著者
近藤 武夫
出版者
The Japanese Association of Special Education
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.247-256, 2012

米国の公立初等中等教育では、視覚障害、肢体不自由、学習障害などの多様な障害を原因として印刷物にアクセスすることが難しい児童生徒に対し、電子データ形式で作られた教科書を無償で入手できる環境が、連邦政府により整備されている。また、こうした電子教科書の利用においては、電子教科書データの提供だけではなく、支援技術製品の児童生徒への提供、および支援技術の専門家による利用支援の提供が、個別障害者教育法(IDEA)を背景として制度化されている。本論文では、障害のある児童生徒にとってアクセス可能な電子教科書の入手および学校場面での利用とその支援に関して、米国の現状を概観し、また、日米の現状比較を通じて日本国内で解決すべき電子教科書および支援技術利用上の課題について検討する。
著者
藤岡 秀樹
出版者
京都教育大学附属教育実践総合センター
雑誌
教育実践研究紀要 (ISSN:13464604)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.183-192, 2010-03

最初に,学校心理学の特徴について, ①隣接領域との異同, ②3つの援助サービス, ③4つの援助領域-の3点を論じた。次に,心理教育的援助サービスの技法とチーム援助について具体例を挙げて紹介した。そして,予防的・開発的教育相談及び予防的・開発的生徒指導について,各々治療的教育相談と治療的生徒指導と対比させて論じた。最後に,最近の文部科学省の教育相談や生徒指導の取り組みを紹介しながら,学校心理士と臨床心理士とスクールソーシャルワーカーとの協働・連携について考察した。