1 0 0 0 大久保利通

著者
毛利敏彦著
出版者
中央公論社
巻号頁・発行日
1969
著者
阿部 百合
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.e33-e49, 2022-01-15

大学入試センターによる共通テスト出題科目「情報」のサンプル問題から,データの分析分野の問題を考察した.情報入試を考えている高校生および受験指導を行う教員を想定し,私立大学の出題も参考に問題の分類も試みた.
著者
満尾 世志人 西田 一也 千賀 裕太郎
出版者
「野生生物と社会」学会
雑誌
野生生物保護 (ISSN:13418777)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.1-9, 2010-03-01 (Released:2017-09-20)
参考文献数
28
被引用文献数
1

To evaluate how Lefua echigonia use paddy fields, we studied the so-called "yatsuda" paddy fields in Tokyo from April through November of 2006. The investigation consisted of trapping fish that migrate between the paddy fields and the irrigation channel, followed by a distributional survey at the channel. In the analysis, we compared the results of each item assessed for Lefua echigonia with those for Misgurnus anguillicaudatus and found that while both L. echigonia and M. anguillicaudatus bred in the paddy fields, the main breeding site for L. echigonia was apparently the channel. These results along with the observation that many juvenile L. echigonia enter the paddy fields suggest that the paddy fields function mainly as the growth place for L. echigonia. It was also found that L. echigonia tended to exit the paddy fields at the point of water entry.
著者
片桐以直 著
出版者
赤山堂
巻号頁・発行日
1914
著者
中西 昌武
出版者
一般社団法人 情報システム学会
雑誌
情報システム学会 全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.13, 2017

業務システムで扱うデータは膨大であり,登録は根気のいる厄介な仕事だが,上手な運用次第で,不完全な登録でも業務サービスが有効に行える場合がある.その昔,建学間もない筑波大学の図書館において,前身の東京教育大学からの膨大な蔵書移送に対し,漸次的にデータベースを構築しつつ,図書貸出業務の効率性や利便性で工夫があった例がそれである.本稿は,当時あった「利用優先,登録あとまわし」の現場理念について事例研究する.
著者
堤 雅雄
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.95-103, 1995-01-31 (Released:2016-12-03)

The sentiment of existential "emptiness" is characteristic of adolescence. The purpose of this research is to investigate the structure of the experienced emptiness, and to explore its developmental change in early, middle and late adolescence. In the preliminary survey, 54 college students responded to the open-ended questions about the associational words of "empty", opposite meaning words, and their daily experiences of feelings of emptiness. On the base of these results, a "munasisa" (emptiness) scale was constructed with 74 items (finally 54 items), then 128 college students rated this scale. Next, this scale was administered to 82 junior high school and 87 high school students to measure the experienced levels of emptiness. The data of all 297 samples were analysed by using factor-analytic technique, and as its result, three factors were found. These factors were named (1) sense of purposelessness (inactivity), (2) loneliness, (3) negative views of self. ANOVA revealed that (1) and (3) were declined with age, but (2) had no significant age effect. Sex difference was seen only in the third factor items, and no significant interaction was found. The results were discussed in relation to the state of self in adolescence.
著者
町田 健一
出版者
国際基督教大学
雑誌
国際基督教大学学報. I-A 教育研究 = Educational Studies (ISSN:04523318)
巻号頁・発行日
no.52, pp.1-15, 2010-03-31

今日,キリスト教主義学校には,高いレベルの学問的学びとともに,キリスト教倫理・価値観に根ざした生き方の学びが期待されている.とりわけ「生命の尊厳」「人権」「生き方」「人を愛するということ」の教育を重要課題とするキリスト教主義学校において,それらを最も具現化する教育が「性」の学びであり,それはまた,子どもたちの人生を大きく左右する課題である.性教育については,多くの教員が避けたがる現実があるが,キリスト教学校教育として世の中の動きに抗して,子どもたちを救済し,より良い道に導くかは,待ったなしの研究課題である.2009年6月に,中等教育レベルのカトリック学校120校,キリスト教学校104校に調査用紙を郵送し,宗教主事等のキリスト教教育の責任者にキリスト教主義学校としての性教育の現状を尋ねた.主要な問いは,(1)聖書科の教員は,聖書科の授業において,どのように性教育に携わっているか,(2)他の教科の教員たちと,性教育ではいかに連携をとっているか(指導的な立場を取っているか),(3)キリスト教主義学校としての性教育のあり方にどのような見解・態度で臨んでいるか,である. キリスト教学校52校(同50%),カトリック学校52校(回収率43%)から回答を得た.調査の結果,聖書の授業,宗教的なプログラムにおいて,キリスト教倫理に基づく系統的な性教育の内容が組まれているケースは非常に少なかった.キリスト教主義学校の現実は,性教育を行う保健体育の教員,養護教諭,理科教員,家庭科教員,担任,カウンセラーの多くがnon-Christianであり,避妊,性感染症,エイズ教育等が中心テーマで,関連したキリスト教倫理・価値観の指導がほとんどの学校で組織的になされていない.聖書科教員,宗教主事等,宗教部に対して聖書科カリキュラムおよび学校の宗教的プログラムの中で積極的な取り組みが期待されている.
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.299, pp.56-59, 2018-03

ニッケイ金属から新しいプロジェクトの受注内示を受けての祝杯の席。1軒目の居酒屋を後にして、2軒目のカラオケボックスでようやく檜山さんに悩みを打ち明け始めた木下さん。新プロジェクトのPMに内定したというのに、ユーザー側の体制がこれまでと大きく変わってしまうことをかなり気にしているようです。檜山さんは、木下さんにどうアドバイスしたのでしょうか。木下は、飲み始めたときには自信満々を装っていた。「もう楽勝ですよ。たかが異動シミュレーションくらい。大船に乗った気でいてくださいって」
著者
柴田 翔平 長谷川 健
雑誌
日本地球惑星科学連合2019年大会
巻号頁・発行日
2019-03-14

摩周火山は,北海道東部に位置し,山頂部に径7.5 km×5.5 kmのカルデラを有する.このカルデラは約7,600年前の大規模噴火(噴出量約20 km3)によって形成された(岸本ほか,2009,山元ほか,2010).従来の研究によるカルデラ形成噴出物の層序は,降下火砕堆積物(Ma-j~Ma-g)とそれを覆う火砕流堆積物(Ma-f)からなる(Katsui et al.1975).摩周カルデラ形成噴火の推移は,岸本ほか(2009)によって,マグマ水蒸気噴火(Ma-j)からはじまり,プリニー式噴火に移行,3層の降下軽石(Ma-i~Ma-g)を堆積させた後,噴煙柱崩壊による火砕流(Ma-f)が流下,摩周カルデラが形成されたと考えられている.一方,長谷川ほか(2017)は,Ma-fを層相の違いから7層(上位からMa-f1~Ma-f7)に細分し,摩周カルデラ形成噴火は従来の噴火推移よりも複雑であった可能性を指摘した.そこで,著者らは地質調査,カルデラ形成噴出物の粒度分析および構成物分析を行い摩周カルデラ形成噴火の推移を再検討した.粒度分析は-5Φ~4Φまでの範囲を1Φ間隔で行い,構成物分析は2~32 mmの粒子を肉眼観察で分類し,重量%を求めた.Ma-f6,Ma-f7は層相の類似する火砕物密度流堆積物(以下,堆積物を省略)で灰色軽石,縞状軽石に富み(それぞれ40~60wt%,5~21wt%),中央粒径(以下,MdΦ)は-1.00Φ~0.89Φ である.Ma-f5(降下火砕物)およびMa-f4(火砕物密度流)は火山豆石を多く含み(それぞれ89wt%,82wt%),軽石,石質岩片には例外なくシルト質火山灰が付着し,マグマ水蒸気噴火堆積物の特徴を有する.Ma-f4のMdΦは,-0.55Φ~3.22Φ であり,下位のMa-f6,Ma-f7よりも細粒な火砕物密度流である.Ma-f3は石質岩片を大量に含む(90wt%以上)礫支持の火砕物密度流で,デイサイト質岩片のほか,深成岩片,変質岩片も含み,しばしば下位層を著しく削り込む.MdΦは,-3.47Φ~-1.37Φ で,極細粒砂~シルト粒子を欠く.Ma-f2はしばしば斜交葉理をともなう火砕物密度流で,細礫サイズの石質岩片を多く含み(70wt%),軽石も含まれる(30wt%).MdΦは,-1.84Φ~1.16Φである.Ma-f1は褐色の火山灰層で,軽石および石質岩片を含み(それぞれ52wt%,48wt%),Ma-f2との層境界は不明瞭で漸移的に色調・粒径が変化する.MdΦは,-1.22Φ~1.80Φである.Ma-f3の上位には例外なくMa-f2,Ma-f1が堆積し,これらは分布域の広さからMa-fの体積の大部分を占めることが分かる.Ma-f下位の降下火砕物の構成物に目を向けると,Ma-i~Ma-gにかけて優勢な本質物質が白色軽石から,縞状軽石,灰色軽石へと変化する.Ma-f1~Ma-f7は,粒度組成および構成物組成からMa-f7~6,Ma-f5~4,Ma-f3~1にグループ分けすることができ,それぞれの境界で噴火様式が変化したと考えられる.Ma-f7~6は灰色軽石と縞状軽石が優勢で,これは下位のMa-i~Ma-gにかけて見られる本質物質の量比変化と連続的であることや石質岩片の種類も一致することから,Ma-i~Ma-f6までは一連の噴出物であると考えられる.噴出率の低下により噴煙柱が崩壊し,Ma-f7,6が流下したと考えられるが,その後,火道への外来水の相対的な流入量が増加し,噴火様式がマグマ水蒸気噴火に変化してMa-f5~4を発生したと考えられる.つづくMa-f3~1では石質岩片量が急増することと, Ma-fの大部分を占めることからカルデラ陥没開始が示唆される。Ma-f3の上位にはMa-f2,Ma-f1が例外なく堆積しており,これらに含まれる構成物は石質岩片の量比が変化するものの,その種類は変化せず,上位にかけてMdΦが細粒になることから,Ma-f3~Ma-f1は高速の火砕物密度流の流動単位,Layer 1~Layer 3(Wilson,1985)に対応すると考えられる.従来の噴火推移と合わせると,摩周カルデラ形成噴火はマグマ水蒸気噴火(Ma-j)にはじまり,プリニー式噴火に移行,降下軽石(Ma-i~Ma-g)を堆積させ,噴煙柱崩壊による火砕物密度流(Ma-f7~Ma-f6)を流下させた.その後,マグマ水蒸気噴火に移行(Ma-f5~Ma-f4),カルデラ陥没にともなう岩塊の放出と火砕物密度流が流下し(Ma-f3~Ma-f1),摩周カルデラが形成されたと考えられる.
著者
ホール S.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.48-54, 2020-06

超巨大火山(スーパーボルケーノ)は内部に途方もない破壊力を蓄積しており,大陸の形を変えるほどの大噴火を起こす場合がある。人類がその種の大噴火を目にしたことはまだない。南米アンデスの高地ラグナ・デル・マウレで火山系が発達しており,私たちが生きているうちにスーパーサイズに達する可能性がある。マグマ溜まりはすでに巨大で,過去の噴火からして壊滅的なパワーであるとみられる。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.663, pp.84-87, 2017-05-08

❶北八朔発進たて坑の周辺は田畑が広がる。地上に泥水処理プラントを設けるスペースが確保できたことから、泥水式シールド工法を採用した。たて坑は2棟並ぶ防音ハウスの奥にあり、シールド機は写真右奥の丘陵地帯に向けて掘り進む❷東名高速道路と接続する横…
著者
浅井 寿生 石田 聖子 磯村 昌彦 伊藤 達也 今泉 景子 大岩 昌子 小野 展克 亀山 郁夫 後藤 希望 佐藤 雄大 白井 史人 高橋 直子 新居 明子 沼野 充義 根無 一信 濱嶋 聡 林 良児 福田 眞人 堀部 純子 真崎 翔 ムーディ 美穂 室 淳子 安井 朱美 吉見 かおる Marceau Etienne HIRATA Eric Paccoud Jérôme CRANE Paul Allen KENNY Tom Annequin Laurent
出版者
名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター
雑誌
Artes MUNDI (ISSN:24321125)
巻号頁・発行日
no.6, pp.191-207, 2021-03-31

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