著者
深沢八郎
出版者
農林省農業綜合研究所
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.141-176, 1959 (Released:2011-09-30)

1 0 0 0 OA ゴム

著者
Dr.Heinz George [著]
出版者
栗田書店
巻号頁・発行日
1943
著者
河合 伸昭 菅谷 啓之 高橋 憲正 戸野塚 久紘 中島 亮 寺谷 威 真鍋 博規 安藤 晃 森石 丈二
出版者
日本肩関節学会
雑誌
肩関節 (ISSN:09104461)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.903-906, 2011 (Released:2011-12-21)
参考文献数
14
被引用文献数
2

Primary frozen shoulder is believed to be a self-limited disease. However, many patients complain of prolonged symptoms such as night pain and refractory stiffness. The purpose of this study is to estimate the efficacy of steroid injection to the glenohumeral joint for primary stiff shoulder associated with night pain. Subjects consisted of 115 consecutive patients, including 37 males and 72 females with an average age of 59.4 years old, who were diagnosed as having primary frozen shoulder at the shoulder clinic in our institute from May to November, 2009. Our treatment principles are as follows: we recommend patients who complain of night pain to keep their arm at rest and carry out trunk and scapular exercises, in addition to steroid injection to the glenohumeral joint once a week until the night pain subsides. Then, physiotherapy is initiated of the hand of therapists. Range of motion at the first visit and at the time when the night pain disappeared was evaluated, as well as that at the final follow-up which was 5.8 months on average.The mean forward flexion, external and internal rotation significantly improved when the night pain disappeared, which was 4.8 weeks on average, from 97.5, 9.2°, and S level to 117.5, 17.4°, and L4 level. The range of motion at the final follow-up was 144 degrees in flexion, 31 in external rotation, and L2 level in internal rotation.Steroid injection to the glenohumeral joint was effective for pain relief for patients with primary frozen shoulder associated with night pain. Removing inflammation at the glenohumeral joint is a key factor when treating such patients and this also enables patients to proceed with effective physiotherapy.
著者
狩野 奈々 北原 茂 平野 慶二
雑誌
長崎県水産試験場研究報告 (ISSN:03888401)
巻号頁・発行日
no.37, pp.7-10, 2011-12

2009年7月に有明海,橘湾や八代海において,Chattonella赤潮が広範囲かつ高密度に発生し,養殖魚類で甚大な被害が発生した。長崎県海域ではハマチ,ヒラマサ等約25万尾,約4億3千万円と本県で歴代2位となる漁業被害が発生した。熊本県では約8億7千万円,鹿児島県では約20億3千万円の漁業被害が発生し,3県の被害総額は約33億円であった。赤潮等を対象とした漁場環境のモニタリング調査は定点観測が主体で行われており,モニタリング調査の充実は赤潮対策を検討する上で重要な役割を果たしている。赤潮の挙動を正確に把握するためには,調査定点数や調査頻度を増やす必要があるが,時間的制約や人的制約を受け困難な状況にある。そこで,詳細な観測データが得られる多項目水質計とGPSロガーを併用し,連続的にデータを取得できる走行型の水質連続観測について,通常の定点観測と並行して2010年7月20日に橘湾で行った調査事例を挙げ,それぞれの水質結果から水平分布図を作成し検証したので紹介する。
著者
東島 圭志郎 佐藤 建 安ヶ平 一也 村方 栄真 河原 恭一 Keishiro Higashijima Tatsuru Sato Kazuya Yasugahira Eishin Murakata Kyouichi Kawahara
雑誌
南極資料 = Antarctic Record (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.171-271, 2003-07

これは,第40次南極地域観測隊気象部門が,1999年2月1日から2000年1月31日まで,南極昭和基地において気象観測を行った結果の報告である.気象観測の方法,測器,統計方法等は,第39次隊とほぼ同様である. 越冬期間中,特記される気象現象として,次のものがあげられる.1) 地上気象観測において,7月,12月,1月の気温,5月,10月,12月,1月の気圧が平年に比べ著しく低かった.10月5日に最低海面気圧932.1hPa(歴代2位)を記録した.ブリザードは,A級が4回,B級が10回,C級が11回の計25回あり,平年並みであった.2) オゾン全量観測において,昨年に引き続き大規模なオゾンホールを観測し,11月の月平均オゾン全量は過去最低を記録した.その後,12月中旬にオゾンホールは消滅したが,オゾン全量値の回復は過去一番遅かった.3) それに伴い,成層圏の昇温が遅れ,春季に下部成層圏で記録的に低い月平均気温を観測した.4) エアロゾルゾンデ観測において,春期南極上空で形成されるオゾンホールの重要要因となっていると思われる極成層圏雲(PSCs)の雲粒子の分布状況を観測した.5) 地上オゾン濃度観測において,観測を始めた第38次隊以来連続して地上オゾン濃度急減現象を観測した.
著者
星野 豊 Hoshino Yutaka
出版者
学事出版
雑誌
月刊高校教育
巻号頁・発行日
vol.43, no.11, pp.88-89, 2010-09
著者
浪花男一物画作
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
0000
著者
實成 文彦
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.156-170, 2012-06-25 (Released:2014-01-09)
参考文献数
55
被引用文献数
2

我が国の公衆衛生学教育は,明治以後の近代化の過程では,新しい国づくりと共に行われた.第2次世界大戦後,アメリカから持ち込まれた公衆衛生と,新憲法の法体系に基づいた幅広い学問分野での公衆衛生学教育が行われたことは,わが国の公衆衛生の普及・発展に大きく貢献した.高度経済成長後は,規制緩和や地方分権の進行もあり,わが国の公衆衛生システムの基本構造はほぼ完成され,世界でも最高度の健康水準を達成した.しかしながら,残された課題と20世紀末からの日本社会の激変・流動化等から生じた諸問題もあり,公衆衛生学教育はより多要因で複雑系となった.21世紀においては,これまでの幅広い教育体制を維持しつつ,集学性の高い公衆衛生大学院等の発展を計り,時代の要請に応える必要がある.
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.431, pp.59-66, 2010-10

飲食店には、多種多様なお客が訪れます。どのお客にも楽しく、気持ちよく過ごしてもらえるように、店側が配慮すること。それが「良い接客」には欠かせません。 今回の物語の最初のトラブルは、騒がしい酔客と静かに食事をしたい年配客を近い席に案内したことから起こったものです。
著者
幸松 英恵
出版者
学習院大学国際研究教育機構
雑誌
学習院大学国際研究教育機構研究年報 = The annual bulletin of the Global Exchange Organization for Research and Education, Gakushuin University (ISSN:21890838)
巻号頁・発行日
no.2, pp.89-111, 2016

This paper discusses "noda as sentences of discovery". Although "sentences of discovery" can be expressed without "noda", "noda as sentences of discovery" have the following implications: ―There is an assumption or expectation on the part of the speaker regarding the contents of the statement. ―The statements imply the speaker's surprise that the reality turns to be different from assumptions, or the speaker's understanding that reality coincides with the assumption. Whereas the statement of discovery without noda is to describe the perceived situation directly, "noda as sentences of discovery" expresses the fact that they contain the speaker's evaluation of the results from a comparison with reality. In addition, investigation of noda sentences from the Meiji Era shows that "noda as sentences of discovery" were not seen in the Meiji era, that only a small number of usage examples are found from Taisho to early Showa, and that the frequency of use has been increasing. As this background the increasing of use of "noda as reasoning sentence" can be pointed out. Originally "noda" has been used for describing a speaker's knowledge. "Noda as sentence of discovery" is thought to be used by the increasing use of reasoning sentences which express the thoughts of the speaker.

1 0 0 0 OA 周礼

出版者
河内屋喜兵衛等
巻号頁・発行日
vol.3, 1868
著者
石川 尚子 庭野 慎一 今木 隆太 竹内 一郎 桐生 典郎 入江 渉 豊岡 照彦 栗原 克由 相馬 一亥 和泉 徹
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.43, no.SUPPL.2, pp.S2_97-S2_104, 2011 (Released:2012-12-05)
参考文献数
11

背景と目的: わが国では, 年間10万人を超える院外心肺停止(cardiopulmonary arrest; CPA)患者が報告されているが, その救命率は6.3%程度といまだに低い. CPA症例の救命率を規定する因子を検討するため, 当院における院外CPA患者データを解析し予後予測因子を検討した.方法: 対象は2009年1月1日から2010年6月30日の間に当院3次救命救急センターへ搬送された18歳以上の内因性CPA患者. 1カ月後の予後で生存群, および死亡群の2群に分類し, 虚脱から病着までの経過(プレホスピタル因子)および病着後の所見(インホスピタル因子)を両群間で比較検討した.結果: 観察期間中に789症例のCPA患者が搬送され, 外因死を除く連続581症例(平均年齢71±1歳, 男: 女 352人: 229人)について検討を行った. 各評価項目を多変量解析した結果, 以下の8つの項目が独立予後予測因子として統計学的に有意であった. (1)目撃あり(オッズ比12.8, 95%信頼区間1.6-185.0), (2)バイスタンダーCPR(cardiopulmonary resuscitation)あり(オッズ比10.9, 95%CI 1.9-107.6), (3)初回心電図が脈なし心室頻拍/心室細動(ventricular tachycardia; VT/ventricular fibrillation; VF) (オッズ比12.6, 95%信頼区間2.3-86.0), (4)病着前自己心拍再開あり(オッズ比60.6, 95%信頼区間7.8-524.0), (5)心原性CPA(オッズ比 17.5, 95%信頼区間4.4-119.4), (6)血中pH≥7.0(オッズ比14.5, 95%信頼区間5.1-49.3), (7)血中K+≤5.0mEq/L(オッズ比36.0, 95%信頼区間9.6-235.3), (8)血中CRP≤0.5mg/dL(オッズ比6.6, 95%信頼区間1.9-31.5). これらの8因子を各1点ずつで加算したものを予後予測スコアと定義すると, 生存のためには5点以上を要し, さらに6点以上のスコアは神経学的に良好な予後を得るための優れた指標となった(感度92.3%, 特異度88.8%).結語: 予後予測スコアは, 院外内因性CPA患者の予後予測に有用であり, 救命率向上に役立つ可能性が示唆された.
著者
木村 優志 春日 秀之
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:21888663)
巻号頁・発行日
vol.2020-SLP-134, no.34, pp.1-4, 2020-11-25

コンピューターグラフィックスで作られた外見で動画配信を行う Virtual Youtuber (VTuber / バーチャルライバー) や,Virtual Influencer と呼ばれる存在が近年注目されている.CG による固有の外観をもっているが,声に関しては声優などが務めることが多い.ここで,バーチャルタレントの外見だけではなく,話者変換によって声を変えることができればより便利である.StarGAN-VC2++ は高精度な話者変換モデルの一つであるが,基本周波数が振動するという問題がある.そこで,新たに Δ????0 損失項を導入し,基本周波数の振動の抑制を試みる.実験の結果,基本周波数の振動の抑制が確認された.しかし,フィルタが発振する例が見られる問題が残る.
著者
田中 紘世 齊藤 泰一
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2018論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.2, pp.601-606,

ファイルレスマルウェアでは,ダウンロードされたマルウェア本体 (ペイロード) はハードドライブ上に格納されることはない.ダウンロードされたペイロードは,OSの機能により直接メモリ上に展開され,実行された後,削除される.メモリ上から削除されること,ファイルとしての実体を持たないことが,ペイロードのフォレンジックを困難とする.ハードディスク上に存在するドロッパー・ローダーは,ペイロードをダウンロード・実行するのみであり,これを解析してもマルウェア全体としての動作を解析できない.我々は Linux において想定されるファイルレスマルウェアに使われる技術を分析し,その対策法について考察した.本項では Linux システムコール memfd_create を利用したファイルレスマルウェアへの対策手法を述べる.
著者
林 智子 上野 英二 伊藤 裕子 岡 尚男 尾関 尚子 板倉 裕子 山田 貞二 加賀美 忠明 梶田 厚生 藤田 次郎 小野 正男
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.356-362, 1999-10-05
参考文献数
18
被引用文献数
8

食品中のβ-カロテン及びトウガラシ色素の逆相TLC/スキャニグデンシトメトリーによる分析法を検討した. 食品から抽出後,β-カロテンはそのまま, トウガラシ色素はけん化して, C18カートリッジを用いて精製し, TLC (プレートは逆相C18, 展開溶媒はアセトニトリル-アセトン-<i>n</i>-ヘキサン=11:7:2) を実施した. 両色素ともに良好な分離と安定した<i>Rf</i>値が得られた. TLC上のスポットにスキャニングデンシトメータを用いたところ, 良好な可視部吸収スペクトルが得られ, 本法はβ-カロテン及びトウガラシ色素の分析に有効であることが明らかとなった.