出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.348, pp.30-33, 2011-11

夫は現在、単身赴任中。妻と子供3人の家計にしては食費や光熱費、通信費などが平均より高めなのが気になる。毎日の出費をどうコントロールしていくのか、読者も参考にできるケースだろう。赤字脱出へのアドバイス平林さん「収入の1/3貯金」の原則 貯金ができない家は、貯金の必要性がピンと来ないのでしょう。私はよく「収入の3分の1は貯金を」と話します。
著者
小平 麻衣子 島村 輝
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

雑誌初期の人脈や文学傾向、戦中の国策への雑誌の対応、現代作家の参加様態などについて、分析した。具体的には、年間5回の研究会開催の中で明らかにした。研究会における発表等の内容は、下記の通りである(会場は、特記してある会を除き、いずれも慶應義塾大学三田キャンパス南館5階会議室)。【第1回】2017年7月23日(日)15:00~18:00。小川貴也氏「初期『文藝首都』と「新人」の範疇― 無名作家をめぐる「文壇」のオルタナティブ―」、 第2部では今後の研究分担と計画について議論した。【第2回】2017年10月1日(日)14:00~18:00。小川貴也氏「初期『文藝首都』のコノテーション―「公器」からの出発―」、松本海氏(早稲田大学大学院)「新人・中上健次の出発―『文藝首都』の終焉にかけて―」、コメンテーター:浅野麗氏(亜細亜大学)。【第3回】2017年11月25日(土)14:00~15:30。佐江衆一氏講演「私の『文芸首都』『犀』の頃」。【第4回】2017年12月17日(日)14:00~18:00(日本大学スポーツ科学部キャンパス本館2階会議室1)。清松大氏(慶應義塾大学大学院)「上田広「黄塵」と『文芸首都』―『大陸』への転載と本文異同から―」、高橋梓氏(東京外国語大学大学院)「植民地出身作家の交流の場としての『文芸首都』―読者会の記録と書簡を中心に―」。【第5回】2018年3月24日(土)13:00~17:00。椋棒哲也氏(立教大学兼任講師)「『文芸首都』における和田伝/和田伝における『文芸首都』―同誌掲載の創作を読み解く―」、作家・勝目梓氏公開インタビュー「勝目梓先生に『文芸首都』時代を伺う」。司会:井原あや氏(大妻女子大学非常勤講師)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1422, pp.38-40, 2007-12-24

週に2回はパチンコ店に通い、毎月1回は妻と子供3人を連れてレストランで外食、3カ月に1度は家族5人で泊まりがけの温泉旅行──。静岡県伊東市に住む浜岡猛さん(仮名、48歳)は、10年以上続けてきたこんな暮らしを3カ月前、断ち切った。 県内の旅館で副料理長を務める浜岡さんの年収は約300万円。外食や遊興を頻繁に楽しむほど、生活費に余裕があるとは言いがたい水準だ。
著者
廣岡 佳苗 徳留 武史 津曲 優子 緒方 匡 藤元 登四郎
出版者
九州理学療法士・作業療法士合同学会
雑誌
九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 (ISSN:09152032)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.205, 2016

<p>【はじめに】</p><p>今回、心原性脳塞栓症を発症し、軽度右片麻痺と失語の影響でPC操作や電話応対が困難となった症例を担当した。職場との連携により、スムーズな復職が可能となったため報告する。</p><p>【事例紹介】</p><p>40歳代男性。妻、子供3人との5人暮らし。看護師副主任としてPCでの薬の管理、電話応対などを行っていた。心原性脳塞栓症を発症し、急性期病院にて保存的に加療され、リハ目的にて当院に転院となった。初期評価時は発症後18日、右片麻痺、失語を呈していた。WAIS-Rは動作性IQ 82、言語性IQ は評価困難、SLTAは聴理解で仮名4割、複雑文0割、視理解は仮名10割、複雑文8割、音読は仮名、単語0割で喚語困難を認めた。デマンドは「家族のために早く復職したい」であった。右のBrunnstrom stage(以下Br. stage)は上肢Ⅵ、手指Ⅴ、下肢Ⅵ、STEFは右87/100点、左91点、FIMは123/126点であった。</p><p>【作業療法計画】</p><p>復職には、日常の会話、PC操作、電話応対が必要であるが、失語や右手指の巧緻性の低下により困難な状況であった。回復期であるため、機能訓練として促通反復療法、動作訓練としてPC操作、電話応対訓練を実施した。</p><p>【結果及び考察】</p><p>訓練開始から1カ月は上肢機能訓練を中心に実施した。その結果、Br. stageは右手指Ⅵ、STEFは両側100点と巧緻性はPC操作に問題ないレベルとなった。日常会話は単語や短文であれば発話にて可能となった。この頃、本人からは「今でも仕事はできる、早く復職したい」との発言があり、休職の長期化が復職を困難にするという不安が生じていることが考えられた。2カ月後、職場の上司と情報交換し、以前の仕事が部分的に行えれば復職可能との情報を得た。視理解と上肢機能が良好であること、メモの使用が可能であることや簡単な日常会話は口頭で可能になったことから、PC操作と電話応対訓練を開始した。PC操作は、処方箋にある薬の選択を音読して確認する方法で模擬的に行った。訓練初期には、3/5の選択課題で時間を要していた。この頃、SLTAでの音読は0割で、喚語困難が影響していたことが考えられる。2カ月後、10/25の選択を5分以内で実施することが可能となった。SLTAの音読は10割と改善を認め、喚語困難の改善と反復による動作学習により時間短縮が可能となったことが考えられる。電話応対では、「ついたち」など日にちの読み方の理解が困難であったため、電話応対課題は日付を中心に実施した。その際、本人にとって理解可能な単語に変換して確認することとし、その都度フィードバックを行った。6カ月後、WAIS-Rは年齢平均値まで改善、SLTAは聴理解で仮名9割、複雑文6割、視理解は複雑文9割、音読は仮名、単語10割に改善した。電話応対は模擬的な面会日程のやりとりが可能となり、この頃、「自分でも仕事で問題となるところが分かってきた」との発言があった。このことから、フィードバックにより、気づきを促したことと、理解困難な単語については、本人が理解可能なものに変換して復唱することを提案したことで電話応対が可能になったと考える。訓練開始から6カ月後、外来リハへ移行した。本人や関連職種と話し合い、まずは半日出勤で電話応対、簡単な書類記載をする形で復職することとなった。以上のことから、復職をよりスムーズにするためには、早期から職場と情報交換し、対象者の状況について職場の理解を深めること、職場の意向を確認すること、復職に必要な条件に対して集中的にアプローチすることが重要であることが示唆された。</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】</p><p>本報告について本人に説明し同意を得た。</p>
著者
牧野 洋
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1005, pp.25-27, 1999-08-30

ニューヨーク市の北にある緑豊かな地方都市ベッドフォードに住むバニヤン一家は、米消費、貯蓄活動の中核をなす典型的なベビーブーマー(戦後生まれの団塊世代)だ。この地域の物価水準を考えれば、中流家庭に属する。 同一家の世帯主は灯油会社でマネジャーを務めるティムさんで、現在40歳。10万ドル強の年収で、専業主婦デニースさんと子供3人の5人家族を養う。
著者
大河内 学
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.385-390, 1996-10-25 (Released:2018-06-20)
参考文献数
5

THE OBJECT OF THIS STUDY IS TO DESCRIBE THE COMPLEX ASPECT OF HUMAN ACTIVITY IN URBAN SPACE BY LOOKING AT PEDESTRIAN DISTRIBUTION. IN THIS PAPER, THE SURVEY METHOD OF PEDESTRIAN QUANTITY USING A VIDEO CAMERA IS PLANNED BECAUSE IT CAN COLLECT THE DATA OF WIDE AREA IN SHORT TIME. THE PEDESTRIAN DISTRIBUTION SURVEY IS CARRIED OUT IN SIBUYA WHICH IS ONE OF THE TYPICAL BUSY QUARTERS IN TOKYO. USING COLLECTED DATA AS A BASIS, THE PEDESTRIAN DISTRIBUTION IN SIBUYA IS ANALYZED. THE PEDESTRIAN QUANTITY WHEN THEIR DESTINATION IS EQUALLY DISTRIBUTION ON URBAN PLANE IS SIMULATED BY COMPUTER USING A SIMPLE MODEL. THUS THE RELATION BETWEEN THE DISTRIBUTION DENSITY OF THE PEDESTRIANS' DESTINATION AND THE PEDESTRIAN QUANTITY WAS CONSIDERED.
著者
山岸 稔 朝倉 昭雄 野崎 秀世 渡辺 登 小口 弘毅 阿部 由起子
出版者
学校法人 産業医科大学
雑誌
産業医大誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.385-401, 1981

小児の赤血球膜の電解質・プリン代謝酵素に対する調節機構を評価する目的で, 対照的な2病態として血清電解質異常と赤血球プリン代謝酵素活性異常を比較検討した. このうち血清電解質異常例には, 高K血症を伴った遠位型の腎尿細管性アシドーシス(RTA)の4歳男児例を選んだが, RTAの遠位K排泄障害型の報告例は本邦では最初(世界3番目)である. また赤血球プリン代謝酵素活性異常例には, 赤血球adenosine deaminase(ADA)高値を示した遺伝性球状赤血球症(HS)の一家族(両親・子供3人)を選び, 子供のうち弟妹が溶血性クリーゼを起こした際に全員測定を行った. その結果まずRTA症例は, 血清K値上昇(高K血症)に伴い赤血球K値の上昇も示した. しかし総合的な膜機能によるK取込みとNa汲出しが強力に認められたのは (赤血球K>血清K, 赤血球Na<血清Na), HSのクリーゼ弟妹例であり, ほかにRTA例でも増強が一時的(KCl負荷テスト中)にみられた. 次いで膜機能に関与するプリン代謝酵素の1つと見なされたnucleoside phosphorylaseは, HSの子供3人とも高い活性値を示したほか, ATPによって阻害されることが推測された. 同時に膜機能と直接的関与がみられなかったADAは, ATPによって刺激されることが今回・以前の成績を合わせて推測された.
著者
川越 厚良 高田 靖夫 菅原 慶勇 高橋 仁美 佐竹 將宏 塩谷 隆信
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.57-63, 2010-06-30 (Released:2016-09-01)
参考文献数
29

呼吸回数30回に指定した高負荷圧条件による吸気筋トレーニング(IMT)の効果を検証するために,対象者を,高負荷回数群(HF群),中負荷一般群(MC群),低負荷対照群(LC群)の3群に分け,IMTを4週間行い,呼吸機能・筋力・耐久力,運動耐容能の測定を行った.結果,HF群,MC群ともに吸気筋力・耐久力,運動耐容能は有意に増加し,HF群とMC群間に有意差はみられなかった.以上からHF群はMC群と同等の効果を得られ,新しい負荷条件でのIMTの有用性が示唆された.
著者
日下部 康明 山岡 正規 根岸 達夫
出版者
北関東医学会
雑誌
北関東医学 (ISSN:00231908)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.105-113, 1979

子殺しの3症例について報告した。第1例は26歳の主婦で, 子供の食欲のなさに対する過度の心配, 母親としての不適格感を抱いて, 子供を殺害し, 自殺を図ったが失敗した.精神医学的診断は反応性うつ病であった.第2例は32歳の男性で, 入院歴のある分裂病者であり, 再婚話と別れた妻への未練との葛藤から離婚した妻との間にできた4歳の男児を殺害し焼身自殺を図った.分裂病の再発と診断された.第3例は39歳の主婦で, 夫の不貞, 暴力, 離婚の申し出に反応して子供3人と排気ガスによる自殺を図ったが, 第3子のみ死に至った.ヒステリー人格と診断された.これら3例について, その精神異常と子殺しとの関連, その精神力動について, 若干の検討を行った.
著者
長濱 文与 安永 悟 関田 一彦 甲原 定房
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.24-37, 2009
被引用文献数
1 14

本研究の目的は, 協同作業の認識を測定する尺度を開発し, その信頼性と妥当性を確認することであった。まず研究1において, 大学生と専門学校生1,020名を対象として探索的な因子分析をおこなった。その結果, 協同作業の認識は, 協同効用, 個人志向, 互恵懸念の3因子18項目で構成されていることが示された。確証的因子分析をおこなった結果, 3因子モデルの十分な適合度が示された。そこで, この3因子からなる尺度を協同作業認識尺度とした。研究2では, 大学生と専門学校生2,156名を対象に調査をおこない, 3因子の併存的妥当性を検討した。また, 研究3では, 協同学習を導入した授業を受講した97名の大学生を対象に, 3因子の介入的妥当性と予測的妥当性を検討した。研究2と研究3の結果より, 協同作業認識尺度を構成する3因子の妥当性を確認することができた。最後に, 協同学習の実践場面における協同作業認識尺度の活用法や今後の課題について考察した。
著者
稲葉 ナミ
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.129-135, 1957

1. 平日は他律的な勤務時間が長いそのため、何れの分類によつても、大差はあらわれず、第1報に報告したような夫妻間の差しかあらわれない。<BR>2. 休日は内職時間の多少によつて、その他の生活時間が構造づけられるが、内職時間の多いものは、1.子供の数が3人の家庭、2.家族員数の多い家庭、3.夫の年齢が40歳代の家庭、4.妻の年齢が40歳代の家庭、5.夫の学歴が師範卒で職業は教員の家庭、6.妻の学歴が師範卒で職業は教員の家庭である。<BR>3. 生理的睡眠時間の場合の最下限を7時間として、それ以下のものは夫にはなく、妻は平日1.子供3人の家庭、2.家族員数4人の家庭、3.妻の学歴が専門卒の家庭にみられる。<BR>4. 勤務時間は大差はないが、夫妻共に年齢が多くなるほど多く、夫妻共に師範卒・教員が多い。<BR>5. 妻の生活は家事労働の負担のために、平日休日共に圧迫されているが、夫が特に無関心を示すものは、1.50歳代の夫、2.妻が専門卒の家庭の夫である。<BR>6. 社会的文化的生活時間は、1.子供の人数が多くなるほど、2.家族員数が多くなるほど、3.夫妻の年齢が多くなるほど、夫妻共に少なく、4.教員は平日休日共に少ない。<BR>休日の小学卒・大学専門卒の夫は特に多く妻をかえりみず、ひとりで生活を楽しんでいる姿が見られる。<BR>7. 夫妻共に師範卒・教員の30~40歳代で子供が多く、従つて家族員数も多い家庭は最も忙しいことになる。
著者
木村 彰男
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.485-487, 1997-05-01

はじめに バイオフィードバックとは,通常ではヒトが意識することができない生体内で起こるさまざまな生理的現象を,なんらかの手段を用いて知覚できる信号に変換することにより,その情報を再び生体内に戻し,生理的現象の随意的操作がある程度可能になることと定義できる. バイオフィードバックは医学関係のみならず,心理学や医用工学などさまざまな分野から興味が持たれており,表に示すように,種々の方法によりアプローチされている.なかでも筋電図バイオフィードバック療法は,筋再教育・筋力増強訓練ないし筋緊張緩和に対し,手軽で効果も確実なために,リハビリテーション医学の分野で最も広く用いられている1,2).