著者
京都帝国大学 編
出版者
京都帝国大学
巻号頁・発行日
vol.自大正8年 至大正9年, 1926
著者
松村 真木子 Makiko MATSUMURA
出版者
埼玉学園大学
雑誌
埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 (ISSN:13470515)
巻号頁・発行日
no.14, pp.113-125, 2014-12

ウィンドウズXPが2001年に登場してから12年を経て延長サポートが終了した。その間、一般ユーザーが増加し、高速通信の環境が整い、ブログ、SNSなど多様な方法で一般ユーザーが情報を発信するようになった。一方、一般ユーザーを標的にするウイルス、スパイウェアなど悪意の脅威が活発に活動し巧妙化した。2000年から2014年までの情報セキュリティに関する新聞記事を分析し、ウィンドウズXP時代のインターネット環境の変化を振り返り、一般ユーザーのセキュリティ意識がいかに啓発されてきたかを考察した。新聞は、一般ユーザーがインターネットを安全に利用するための知識を学ぶ重要な手段である。今後セキュリティ情報に、PCの構造やインターネットがつながる仕組みを基本的に伝えることを含めると、よりいっそうユーザーの理解が深まり、積極的にセキュリティ対策をとるようになる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.716, pp.24-29, 2015-02-23

脅威1「BadUSB」の周辺機器が攻撃を仕掛ける USB機器をつなぐだけで攻撃され、セキュリティ対策ソフトでは検知できない。しかも、根本的な対策はなく痕跡も残りにくい。これまでなかったサイバー攻撃の手口が2014年8月、米国で開催されたセキュリティ関連のイベン…

1 0 0 0 OA 表紙

出版者
日本健康医学会
雑誌
日本健康医学会雑誌 (ISSN:13430025)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.Cover1, 2013-07-31 (Released:2017-12-28)
著者
栗山 和広
出版者
九州保健福祉大学
雑誌
九州保健福祉大学研究紀要 (ISSN:13455451)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.87-92, 2006-03-25

The purpose of this study was to examine the solution strategies in solving ratio word problems. Thirty-three sixth graders solved three problems of ratio concepts. Three ratio word problems composed of the first term of proportion (p=a÷b;p: proportion, a: quantity to be compared, b: base quantity), the second term of proportion (b×p=a), the third term of proportion (b=a÷p). After solving the ratio word problems, students were interviewed individually. Seven kinds of solution strategies were found: computational strategy, estimation strategy, metacognition strategy, division strategy, inexplicable strategy, figure strategy, and multiple strategy. Students used metacognition and division strategy that students invented, rather than the computational strategy that were instructed in school. This suggested that children utilized not mathematical rule but informal strategies which students invented. These results were discussed in terms of the viewpoint of new curriculum based on informal knowledge that students have themselves.
著者
下河 敏彦 稲垣 秀輝
出版者
一般社団法人 日本応用地質学会
雑誌
応用地質 (ISSN:02867737)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.72-77, 2013-06-10
参考文献数
10

2011(平成23)年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は,東北地方から関東地方の広範囲にわたり甚大な被害をもたらした.<br> 今回筆者らは,液状化しやすいとされていた臨海部埋立地のひとつである千葉県の稲毛海岸を中心に,東北地方太平洋沖地震による液状化発生地点の分布状況を調査した.<br> その結果,液状化発生地点は埋立て前の澪筋や古い埋立地の境界などに集中する傾向が認められた.澪筋の堆積物は<i>N</i>値5以下の砂質堆積物である.<br> このように,微地形分布状況と土地利用履歴,地質情報との関連を明らかにすることは,今後の地域防災計画にとっても重要な情報となる.
著者
木口 大輔 坂根 照文 田内 秀樹 首藤 貴 吉野 一弘 片木 祐志 渡辺 好隆 門田 詩織
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.A1203, 2007

【目的】暗い色が明るい色に比べ重く感じるという重さ判断に及ぼす色の違いは様々な分野で述べられているが、報告されている先行研究は少ない。そこで、リハビリテーションで使用されている重錘バンドの色に着目し検討した。<BR><BR>【方法】参加者:2006年9月から2006年10月の間に当院に入院し、リハビリテーションを受けた患者22名とした。男性9名、女性13名、平均年齢63.8±16.0歳であった。手続き:OG技研社製1kgの重錘バンドで通常販売品のGF-115黄色と、同社製で特別注文品である濃紺色で1kgの重錘バンドを使用した。重錘バンドは長さ435mm×幅120mmであった。当院で行なわれている通常のリハビリテーションの一環として下記の実験を行なった。実験は午前10時頃から開始された。まず、参加者に現在の下肢の疲労感を尋ねた。疲労感は、「非常に疲れている」、「かなり疲れている」、「やや疲れている」、「あまり疲れていない」、「全然疲れていない」の内から1つ選択させた。次に参加者を端座位にさせ、両側下腿遠位部に重錘バンドを巻き、膝関節完全伸展位を左右の足で交互に5秒間ずつ保持させた。これを10分間行なわせた。このリハビリテーション終了直後に、下肢の疲労感をリハビリテーション開始前に行なわせたのと同じ評定用紙に回答させた。続いて、リハビリテーションで使用した重錘バンドの重さの印象を「かなり重い」、「やや重い」、「どちらともいえない」、「やや軽い」、「かなり軽い」の内から1つ選択させた。このリハビリテーションを4日間行なった。黄色と濃紺色の2種類の重錘バンドを、交互に使用した。参加者の半数については黄色の重錘バンドでリハビリテーションを始め、次の日には濃紺色の重錘バンドでリハビリテーションを行なった。残り半数の参加者は濃紺色の重錘バンドでリハビリテーションを始め、次の日には黄色の重錘バンドでリハビリテーションを行なった。<BR><BR>【結果】下肢の疲労感は、「かなり疲れている」から「全然疲れていない」の5段階尺度を、それぞれ5点から1点と得点化し、リハビリテーション開始前と終了直後の差を求め、Wilcoxonの符号付順位検定を行った。その結果、重錘バンドの色の違いの効果はp>.05で、有意ではなかった。リハビリテーション後での疲労感に色の違いは影響しなかった。重錘バンドの重さ判断は、「かなり重い」から「かなり軽い」の5段階尺度を、それぞれ5点から1点と得点化し、Wilcoxonの符号付順位検定を行った。その結果、重錘バンドの色の違いの効果はp<.05で有意であった。暗い色がより重く感じられた。<BR><BR>【考察】リハビリテーションにおける重錘バンドを利用した筋力トレーニング場面において、重錘バンドの色の違いは、下肢の疲労感には影響がないが、重さの印象に影響があった。一般的に重錘バンドは、重量別に色分けされ販売されていることが多いが、明度の高い色の使用が望ましいことが示唆された。<BR><BR>
著者
太田 貴之
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.262, pp.28-42, 2013-02-28

20世紀末になり、グラフ理論に立脚したネットワーク科学は、コンピュータの発達やネットワーク研究に関わる人物の牽引により大きく発展した。ネットワーク科学は、交通、物流、情報通信、人間関係、生態系など社会に存在する様々なネットワークの解析に応用されている。学校教育において、ネットワーク科学が社会の諸現象に応用されていることを学習するのは意義があることだと考えられる。本研究では、ネットワークの一つとして都市内交通ネットワークを取り上げ、シミュレーション学習を取り入れた授業プランを作成した。そして、その授業を中学校の選択教科にて実践し、その有効性と課題を明らかにした。研究の結果、都市内交通ネットワークやネットワーク科学の社会への応用について、本授業が生徒に関心を深めさせたり、理解させたりすることに寄与したことが明らかになった 。千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第262集『社会とつながる学校教育に関する研究』 藤川 大祐 編"Research on School Education Connected with Society" Report on the Research Projects No.262
著者
鶴岡 明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1334, pp.176-179, 2006-03-27

千葉都市モノレールは千葉市と千葉県合わせて52億円、民間企業が48億円を出資して1988年に開業した第3セクターです。開業してから17年間、県と市が毎年数億円の赤字を補填し続けてきた結果が、200億円の累積損失となってしまいました。この200億円は、帳簿上は市と県からの借入金となっています。
著者
外池昌嗣 佐藤理史 宇津呂 武仁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.47, pp.53-60, 2004-05-14
参考文献数
10

解の選択は質問応答システムのコンポーネントの1つで、何らかの方法で得られた解候補の中から信頼できるものを選ぶものである。本研究では語と語の連想の強さに注目して解の選択を行う。本稿では、問題文から抽出されたキーワードと解候補の間の語彙的な関係の強さに基づく解の選択法を提案する。提案する解の選択法は2つのステップに分けられる。1つ目のステップでは、語の特徴と語彙的関係の強さを用いて、問題文から適切なキーワードを抽出する。一方、2つ目のステップでは、サーチエンジンのヒット数に基づいて、キーワードと解候補の間の関係の強さを測定する。実験の結果、提案手法で4択クイズ「クイズ$ミリオネア」の79%を解くことができた。Answer validation is a component of question answering system, which selects reliable answer from answer candidates extracted by certain methods. In this paper, we propose an approach of answer validation based on the strengths of lexical association between the keywords extracted from a question sentence and each answer candidate. The proposed answer validation process is decomposed into two steps: the first is to extract appropriate keywords from a question sentence using word features and the strength of lexical association, while the second is to estimate the strength of the association between the keywords and an answer candidate based on the hits of search engines. In the result of experimental evaluation, we show that a good proportion (79%) of a multiple-choice quiz "Who wants to be a millionaire" can be solved by the proposed method.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.235, pp.130-132, 2004-04

「1億円」が目標でした。しかも、土地や建物でなく現ナマで1億円、すなわち100万ドルです。ミリオネアー(百万長者)になって初めて、自他共に認める成功者になれるのだ、と。 創業から15年と半年、2003年にこの目標を達成しました。自社株の配当もありましたが、もっぱら社長の給料で貯めた金です。
著者
赤木 勇規 平川 陽
出版者
九州理学療法士・作業療法士合同学会
雑誌
九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 (ISSN:09152032)
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.212, 2008

【はじめに】<BR>小脳出血後右片麻痺に加え頚部運動時に眩暈、眼振が出現する症例に対し、認知運動療法を試みたので報告する。<BR>【症例紹介】<BR>49歳女性。小脳出血発症から2週間経過後に理学療法を開始、右片麻痺に加え頚部運動時に眩暈を認め、当初立ち上がり、歩行は監視であったが自立に達し4ヶ月後自宅退院。しかし、退院後も強い眩暈、眼振続き認知運動療法による介入を試みた。<BR>【理学療法評価】<BR>外来治療開始時、感覚検査は異常なし。注意障害、右上下肢の運動単位動員異常、失調症状が認められた。頚部筋緊張が高く、常に固定し動きは乏しく「首の後ろから頭が痺れてアルミ棒がある様で硬い。髪の量が多く頭自体も大きく感じて、後ろに引かれるみたい」等の発言がみられた。頚部運動は非常にぎこちなく動揺やスピードの遅さみられ、眩暈の訴え、眼振が出現し特に坐位から背臥位になる際や後屈、回旋時に顕著であり「無理に曲げないといけない」「後ろに引っ張られる」「首を回す時、雑巾を絞る様に無理に捻る感じ」と発言される。歩行時も方向転換や立ち止まる時にふらつきや眩暈が出現「カーブの時は眩暈が出そうでふらつく」「立ち止まると髪の毛を後ろに引っ張られる感じ」等の発言がみられた。なお眼球運動のみでは眩暈、眼振は見られなかった。<BR>【病態解釈とアプローチ】<BR> (1)小脳出血及び手術侵襲により頚部の表象が変質しているのではないか(2)先の問題により頚部運動時、頚部の動きが予測出来ないことで眼球も協調的な働きが出来ず、眩暈、眼振が出現しているのではないかと考えた。そこで頚部の表象を再構築する目的でスポンジを用いた接触課題、筋感覚的な頚部の運動イメージの再構築を図った。これにより頚部運動の予測が可能となり、眼球運動とも協調的な活動が可能となるのではないかと考えた。介入に際し注意障害の影響が強く直接的に一人称イメージを用いた介入が難しく予測や結果との照合に困難を呈した。そこで視覚的イメージや目的部位以外での運動イメージを用いることで頚部への変換を促した。<BR>【結果】<BR>「頭を引っ張られなく軽くスムーズに動かせる」「眩暈や違和感が出るって思っていたけど今はない」等の記述がみられ、眩暈、眼振は頚部運動のみの場面では消失しその他でも軽減した。<BR>【考察】<BR>小脳は前庭神経核を介し眼球と頚部の協調的な働きに関与すると言われている。今回、眼球運動のみでは眩暈、眼振が見られなかった事から頚部表象の変質によって運動予測が出来ず眩暈、眼振が出現していたものと考えられる。また介入において小脳損傷による注意障害の為、非目的部位や視覚的イメージを目的部位である頚部の一人称イメージへ変換するという観点からアプローチを進めたことで頚部運動の予測が可能となり眼球運動とも協調的な活動が可能となったと考えられる。
著者
加藤 丈博 平松 佑一 種本 翔 服部 暁穂 澳 昂佑 松木 明好 木村 大輔
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.145-150, 2017 (Released:2017-02-28)
参考文献数
34

〔目的〕椎体骨折後の安静臥床により身体機能やADLの獲得が遅延した症例の経過について報告する.〔対象と方法〕第2腰椎椎体骨折を受傷した70代後半の男性1名.約3週間の安静期間を経て離床が許可されたものの,廃用性の筋持久力および全身持久力の低下により歩行自立が困難となったため,運動耐用能の改善を意図した反復立ち上がり練習,下肢エルゴメーター,トレーニングマシンによる運動療法を実施した.〔結果〕筋持久力および全身持久力が改善し,歩行自立が可能となり,退院時には受傷前ADLを獲得した.〔結語〕安静臥床により生じる廃用性症候群は,椎体骨折後のADL改善に寄与する重要な予後不良因子となることが示された.今後は安静臥床期間における筋持久力および全身持久力に対する治療介入の有効性を検討する必要がある.