著者
一柳 麻衣子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.8, no.5, pp.82-86, 2009-03-03

味わいに深みを出すためにダブルデコクション製法を採用し、しっかりとしたコクとうまみを実現した。2001年家庭向けに缶のラインアップを拡大。2003年から現在のデザインと名称になる。2005年から3年連続でモンドセレクションで最高金賞を受賞し、2008年は大瓶換算で1149万ケースを販売。サントリーのビール事業黒字化に大きく貢献した。
著者
田中 貢 井上 亮 飯田 恭敬 三星 昭宏 佐野 洋人 末績 和正 柳原 崇男
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.715-724, 2002-09-30 (Released:2010-06-04)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

本研究では, 歩行者ITSのバリアフリーシステム構築を目的としている. この社会実験は大阪梅田地下街を対象として行なわれた. そこで, 健常者, 身体障害者 (肢体不自由者, 視覚障害者, 聴覚障害者) の歩行者ITSにおけるニーズや必要な要件を把握した. そして, バリアフリーの視点から歩行者ITSの考察を行なった.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1404, pp.96-98, 2007-08-20

2007年5月28日、スペイン・バルセロナのユーロスターズグランドマリーナホテルでは、盛大なパーティーと授賞式が開かれていた。各国から授賞企業の関係者が多数出席する中、朝霧重治は1人で授賞式に臨んでいた。 食のノーベル賞と言われるほど権威が高い、世界の食品に関する品評会「モンドセレクション」の受賞式である。
著者
宮崎 義憲
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.401-408, 2007-08-01 (Released:2007-09-14)
参考文献数
17

The purpose of this study was to investigate the landing impacts of falls from short heights with body weight increment. Eight male college students participated as subjects. The body weight increments were gradually increased by 2, 4, 6, 8 and 10 kg by attaching 500 gram iron bars in the pocket of vests that students wore. The subjects performed the landing by falling from a height of 2.7 m above and they landed on the surface of a force plate as softly as possible. The landing impacts, muscular activities, and joint movements of lower limbs during landing were analyzed by a force plate using EMG and VTR programs.The results indicated that there were no significant increments found in maximal landing impact even though the body weight was increased from 2 to 10 kg. The flexion of ankle, knee and hip joints started immediately before landing and increased after landing with the body weight increments. The activity of plantar and dorsi flexor muscles after landing were increased intensively with the body weight increments. Although the body weight increased from 2 to 10 kg gradually, landing impact at fall did not increase. It may be controlled by fast and deep flexing movements of lower limb joints during landing.
著者
岡本 紘典 前中 久行
出版者
日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.804-807, 2010-03

緑化において重要となるのは植栽基盤となる土壌である。特に都市部においては、舗装面の土壌はコンクリート構造物などに取り囲まれているのが現状である。この場合、客土に使われた土壌が弱酸性であっても、コンクリートから溶脱する成分が植栽土壌をアルカリ性に変えることが懸念される。一般の成熟土壌の常識範囲を超えた異常な強酸性やアルカリ性土壌の出現、街路樹調査でアルカリ性の影響が見られた例、土壌アルカリ化の傾向が見られた報告もある。土地改良法の改正により、環境との調和と適切な維持・管理・更新に配慮した資材の検討が叫ばれるようになり、それに関連した資材として植栽ポッドや景観舗装コンクリートなどがある。コンクリートはセメントの水和反応により生じた水酸化カルシウムを含んでいるため、pH12.6程度の高いアルカリ性を示しており、土壌アルカリ化の要因としてコンクリートからのアルカリ分の溶出が考えられる。水酸化カルシウムは水溶性であるため、施工後の早い時期から溶出が起こると推測される。本研究では、コンクリートからのアルカリ分の溶出に着目し、初期状態における溶出状況の把握を目的とした。
著者
立部 紀夫
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.45, pp.260-261, 1998-10-30

It was during the late Muromachi Era (1392-1573) that hairdresser's saloons first made their appearance on the streets of Kyoto. In the early hairdresser's saloons, hair on the upper front part of men's scalps (the area known as the "sakayaki") was plucked out with tweezers. Later during the Tensho eriod (1573-92), however, the new method of shaving the sakayaki with a razor was adopted. The tool that was used in hairdressing was shown on the signboard of hairdresser's saloons. Above change is remarkable with the fact that general objects illustrated on the signboards-tweezers in early times; replaced with razors at the next stage.
著者
大津 健史 西田 一樹
出版者
一般社団法人 日本トライボロジー学会
雑誌
トライボロジスト (ISSN:09151168)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.127-136, 2016-02-15 (Released:2016-05-23)
参考文献数
27

This paper describes that the behavior of growth of cavitation formed in the journal bearing and the effect of cavity growth on the bearing performance. The journal bearing test apparatus in which the bearing was made of transparent acrylic plastic was used, and cavitation in lubrication film was observed by the fluorescent method in this study. Results show that the cavity is formed by the bubble occurred at the edge of bearing, and the angle of start and end position of cavity depends on applied weight. The cavity grows with time at a constant load of 45 N because the cavity coalesces with small cavities occurred at the edge of bearing, and the eccentricity ratio and the attitude angle are also changed during the time of growth. It is also shown by a numerical analysis that the cavity growth is related with the oil flow generated by the negative pressure at the outlet of the cavity.
著者
萩原 文子 堀 七湖 中村 さち子 大槻 かおる 寺尾 詩子 大島 奈緒美 三枝 南十 上甲 博美 佐藤 幸子 小川 美緒
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.G3O1233-G3O1233, 2010

【目的】育児休業(以下、育休)が男性も取得可能な制度である中で実際の取得率は大変低くなっている(平成19年度育休取得率:女性89.7%、男性1.56%)。当部では育児経験のある男性理学療法士(以下、PT)に育児に関する意識や環境についてアンケート調査を行い、実際に育休の取得経験があるパパPT及び作業療法士(以下、OT)より経験談や意見を聴取した。今回はパパPTの実態を踏まえ、育休取得パパPT・OTの経験談と比較し問題点や改善点を見出すことを目的とした。<BR>【方法】2008年12月の1ヶ月間に20~40代のパパPT107名にアンケート用紙を使用し、家庭環境・職場環境や育児支援制度の認知度などの実態調査を行った。回答は無記名・多選択方式で得た。また、育休の取得経験があるパパPT3名・OT1名(平均年齢34歳)に調査票を使用し、家庭環境・職場環境・育休取得について面接又はメールにて調査をした。<BR>【説明と同意】調査依頼文にて目的や学会での公表を明記、もしくは口頭にて説明を行い、回答を得た時点で同意を得たものと判断した。<BR>【結果】家庭環境は共働き家庭が67%、育児援助者がいない家庭が72%と半数以上であった。子供と接する時間は平日で毎日30分以上が63%、また何らかの家事を行っている人が97%であった。職場は総合病院が最も多く43%、職場のPT数は1~56名、職場での育休の有無は「なし・わからない」が20%、育休取得環境の有無は「わからない」が43%であった。育休取得率は0.93%で、取得しなかった理由は「妻が取得した」という意見が多く、次いで「職場の環境」「仕事への影響」「必要なし」「制度不明」が挙げられた。パパになってからの変化としては経済的な責任や家庭を持つことで仕事以外にも役割が増え、休まざるを得ないことが増えたり、自分の時間が少なくなったと感じている人が多いが、同時に仕事のやりがいが向上し、PTとしての広がりや生活の充実を感じている人も多かった。パパPTの39%は出来れば育児支援制度を利用したいと思っていた。<BR>育休を取得したパパPT・OTの家庭環境は妻が出産を機に退職1名・共働き3名であり、育児援助者がいる1名、いない3名であった。職場は公的・準公的施設でPT・OT数は2名~28名、休業中の代替者の確保は「あり」2施設・「なし」2施設。職場での女性の育児休業取得は「取り易い」3施設・「退職圧力なし」1施設、リハビリテーション部門の対応は4施設とも協力的であり、そのうち3施設では代替者の募集が行われた。事務の対応・反応は「権利なので可能」「制度はあるが事務職員の認識がなく、自分で制度を調査し担当者の上司へ説明を求めるなどの対応を必要とした」「事情に詳しい他職種の上司が直属の上司や事務方への対応をしてくれた」が挙げられた。育休取得期間は2~12カ月で3名は妻の育休取得後、1名は妻の出産直後に取得した。困ったことは全員が「特になし」、良かったこととして「子供や家族との関係の向上」「人としてやリハビリテーションを担う職業人としての向上」を挙げており育休取得によるメリットが大きいことがわかった。<BR>【考察】両調査において共働き・育児援助者なしが多く、夫婦が助け合って仕事と育児を両立していく必要性が高い家庭が多かった。その中でも日本人男性が家事や育児に関与する時間は約1時間という報告がある中が、パパPTは家事や育児に協力している傾向が見られ、さらにパパが育児に関与することは仕事面・家庭面において親として・人として・職業人としての向上などのメリットが挙げられた。しかし、育児支援制度に関してはパパPTの39%が出来れば利用したいと思っているが、実際に育休を取得した人は0.93%であり、育児・介護休業法にて取得権利が認められているといっても制度の利用には課題があることがわかった。パパの育休取得に関してはまず、今回の結果からパパの育休に関する情報不足を感じ、さらに職場の環境としては代替え要員の雇用支援や人材バンクの整備、上司や事務職への制度に関する理解と啓発の必要性を感じた。また、公的・準公的施設や女性が取得しやすい職場などの環境も育休取得に影響していることがわかった。今後は会員のみならず職場への育児支援制度の情報提供・支援サービスの整備などを進めていく必要性を感じ、今後の活動へ生かしていきたい。<BR>【理学療法学研究としての意義】ライフワークの中で就業が継続できる働きやすい環境を支援することでPTの質の向上にもつながると思われる。
著者
服部 良信 水野 美穂子 野々垣 浩二 小鹿 幸生 西尾 昌之 藤中 憲二 小西 靖彦 村岡 亮
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.298-299, 2014

優れた臨床研修指導医の養成が必要で,指導医は臨床研修指導医講習会(講習会)の受講が必須である.平成25年6月の臨床研修運営委員会(委員会)で開催提案し,7月の委員会で否定された.理事長・病院長の指示で,9月の委員会で指導医のレベルの向上等を目的とした大同病院のスタッフ単独での開催を決定した.タスクホースは,チーフと院外講師を除き院内から選出し,予行会を3回,総合リハーサルを1回施行した.他の事務の協力を得て,平成26年2月に大同病院の第1回講習会を実施した. 単独開催により,臨床研修に対する意識改革ができ,受講者・タスク・事務方のレベルアップおよび良い人間関係の構築ができ,一体感が得られた.
著者
武居正次郎著
出版者
發光堂
巻号頁・発行日
1914
著者
熊井 英水 安原 ゆかり
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.349, pp.106-108, 2011-12

回転すし店で小学生がトロをためらいなくほおばる。マグロはすっかり庶民の手に届く食べ物になった。一方で、マグロの最高級品であるクロマグロは、乱獲で世界的な希少資源。全面禁輸を求める声が上がり、漁獲制限が厳しくなっている。 数が減っているマグロの値段がなぜ昔より安い? その答えのひとつが養殖技術の進歩だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.863, pp.116-121, 2003-12-22

JR上野駅にほど近い雑居ビル。そこに大手デジタル・カメラ・メーカーをして「なぜそこまで安くできるのか」と驚かせた企業,エヌエイチジェイ(NHJ)がある。同社は2003年11月に大手流通業のイオンが1万4800円で発売したデジタル・カメラの供給元である注1)。この価格で有効画素数は300万クラス。大手メーカーの300万画素機のほぼ半額に相当する安さで話題を集めた1)。