著者
Juncheng LI
出版者
The Japan Society of Mechanical Engineers
雑誌
Journal of Advanced Mechanical Design, Systems, and Manufacturing (ISSN:18813054)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.JAMDSM0029, 2018 (Released:2018-03-22)
参考文献数
16
被引用文献数
3 5

Since the two free parameters have significant effect on the shape of the T-Bézier curve, a natural idea arises to find the optimal values of the two free parameters for obtaining the fairest curves. In this paper, we use approximate curvature variation minimization to obtain the optimal values of the two free parameters. By minimizing an appropriate approximate function, the unique solution can be easily obtained. We outline some examples to illustrate the effectiveness of this method.
著者
大和 孝子 青峰 正裕
出版者
Japan Society of Health Evaluation and Promotion
雑誌
総合健診 (ISSN:13470086)
巻号頁・発行日
vol.30, no.6, pp.575-580, 2003-11-10 (Released:2010-09-09)
参考文献数
25
被引用文献数
1 1

本研究では女子大学生を対象にし, 冷え症の程度を弱, 強の2段階に区分けして, 冷え症の程度と身体状況および心電図との関連を調べた。身体計測値を正常者と冷え症者で比較した場合, 身長は両者間で有意差はなかったが, 体重, BMI, 皮下脂肪厚, 体脂肪率, 体脂肪量は有意に冷え症者で低かった。冷え症の3群間で較べてみると, 体重, BMI, 体表面積, 皮下脂肪厚, 体脂肪率, 体脂肪量は“冷え”の程度が増すほど値は低下する傾向があった。また, 心電図 (第II誘導) を比較した場合, R-R間隔とQT時間は“冷え”の度合いが強いほど, 有意に延長していた。冷え症者でみられたQT時間の有意な延長は, 先行するR-R間隔で補正したQTcを正常者と冷え症者2群間で比較すると有意差は消失した。これらのことより, 冷え症の程度と痩せ, 徐脈との間に正の相関があることが分かった。
著者
増田 開
出版者
日本中性子科学会
雑誌
波紋 (ISSN:1349046X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.113-116, 2017 (Released:2018-11-14)
参考文献数
24

This review reports an overview for DT/DD fusion based neutron sources, such as sealed portable neutron generators employing solid-targets, portable neutron generators based on inertial electrostatic confinement of plasmas, and relatively large stationary devices employing either solid- or gas-target with higher intensities. Though less intense than accelerator based neutron sources making use of other nuclear reactions, the DT/DD fusion based compact neutron sources with typically <1 m in length and <20cm in diameter are useful for some specific purposes with their distinct advantages such as portability, minimal gamma-ray byproducts, ability to provide mono-energetic neutrons, and tagged neutrons enabling three-dimensionally spatial resolved analyses. A next generation gas-target based volumetric neutron source has been proposed to extend its capability of neutron yield in excess of 1015 neutrons/sec in a compact configuration ~6 m in length for application to testing fusion reactor materials.
著者
川瀬 小百合 橘 一也
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.542-547, 2018-07-15 (Released:2018-08-29)
被引用文献数
1

妊娠すると母体には生理学的変化が生じるが,それは母体に投与した薬物の代謝にも変化をもたらす.また妊娠中,母体に投与した薬剤は胎盤を経由して胎児に届き,胎児奇形や児の出生後の呼吸抑制や神経障害などを生じる可能性を有する.しかし,妊娠中の薬物治療や非産科手術の麻酔,胎児治療,分娩時の麻酔などで母体に薬剤を投与する機会は少なくない.そのため母体の生理学的変化による薬物動態の変化や,胎盤通過性,麻酔関連薬物の母体・胎児への影響を理解する必要がある.
著者
中山 明峰
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.119, no.1, pp.14-21, 2016-01-20 (Released:2016-02-06)
参考文献数
36

近年睡眠医療が急激に発展した背景に, 閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (OSA) の出現がある. OSA が解明され始めた1980年代にはこれといった治療方法はなく, この時期に考案された口蓋垂軟口蓋咽頭形成術 (UPPP) は画期的な治療法であり, 耳鼻咽喉科医が OSA の治療をリードしていた. ところが20世紀の終わり頃, 経鼻的持続陽圧加圧装置 (CPAP) の普及により, 手術症例が激減した. CPAP が普及し始めて10年以上経過し, CPAP アドヒアランスのよくない OSA 患者や, 治療が長期になると CPAP から完全に脱落してしまう患者が多発するというような問題点が討論されるようになった. CPAP を脱落してしまったら無治療と同じである. CPAP 治療が普及し問題点も出てきた今だからこそ, 睡眠医療における手術治療のあり方が再度検討される時期であると考えている. OSA に対して手術を行う耳鼻咽喉科医は, 以下の項目に意識を配って手術に臨んでいただくことが, 過去と同様の過ちに陥ることなく, 外科的治療の有用性を睡眠医に提案でき, 睡眠医に必要とされる外科医になる近道ではないかと考えている. 1. 睡眠医療を熟知し, OSA 以外の睡眠疾患を鑑別することができ, OSA ではないほかの呼吸障 害についても対処できる知識を持つ. 2. リスクに対する認識と対策, 再発時の合併症などを周知して手術を行う. 3. どの科よりも積極的に小児を診断し, 治療をする. 4. OSA 改善目的の手術は, 上気道の粘膜の拡張のみならず顎顔面全体を考慮し, 顎延長術など 他科との連携も配慮する. 睡眠耳鼻咽喉科医はいまだ不足しており, 睡眠医療を熟知しかつ手術も可能な施設は多くない. 現在見直されつつある睡眠医療における外科的治療に, 多くの若手医師が興味を持ってもらえたら幸いに思う.
著者
齋藤 雪彦
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.23, no.55, pp.985-990, 2017 (Released:2017-10-20)
参考文献数
13

‘Crofting’ is the traditional tenancy system including traditional culture, land use system in Scotland. Farmers are called ‘Crofter’ renting land from land owners. Crofting village has similarity with mountainous villages in Japan which have a traditional bond, collective work, traditional way of thinking. The paper aim to clarify the present situation of crofting village in viewpoint of sustainability and spatial construction principal. The principal is that keeping fertility and equality among crofters which made spatial character of crofting village, whether principals of Japanese village tend to protect lands from disaster and utility of water supply in general.

2 0 0 0 OA 5.バリズム

著者
加藤 丈夫
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.89, no.4, pp.650-654, 2000-04-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
5

バリズムは,肢の近位筋に強く起こる,急速で激しい,上下肢を投げ出すような粗大な不随意運動である.一側の上下肢に起こることが多く,これをヘミバリズムという.病巣は反対側の視床下核にあり,脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によることが多い.視床下核以外の部位の障害によりバリズムが生じることもある.治療薬としてハロペリドールなどのドーパミン受容体拮抗薬が用いられ,多くの症例で満足のいく結果が得られている.
著者
平 夏樹 岡田 留伊 寒川 萌香 Mitalo W. Oscar 矢野 親良 赤木 剛士 牛島 幸一郎 久保 康隆
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.359-366, 2022 (Released:2022-09-30)
参考文献数
34

スダチ果実の貯蔵・流通中の品質には緑色保持が重要な課題である.エディブルコーティングと1-MCPによる処理が10,15および20°C下でスダチ果実の品質保持にどのような影響を与えるのかを検討した.エディブルコーティングにはアニオン性材料とカチオン性材料を交互に積層したLBLコーティングとアニオン性材料とカチオン性材料を混合したイオンコンプレックス型(IC)コーティングを適用した.10°C貯蔵ではいずれの処理区でも15日までは緑色がよく保持された.15°Cおよび20°Cでは,LBLコーティング,ICコーティング(3層)処理は対照区よりエチレン生成と呼吸活性を抑制し,果皮の黄色化が進行したのはそれぞれ15,19日目以降でありICコーティング処理の方がより有効に寄与した.15°Cでは,1層ICコーティングでは7日目,2層では11日目から黄化が進行したが,3層コーティングはより効果的であった.一方,1-MCP処理はスダチ果実の黄化抑制にはほとんど効果がなくエチレン生成と呼吸活性を促進し,むしろ害作用を示す場合もあった.以上から,エディブルコーティングはガス透過性の制限によるエチレン生成と呼吸活性の抑制が密接に関与しスダチ果実の黄化を抑制すると考えられる.以上から,スダチの品質保持技術として,エディブルコーティングの実用化への可能性が示唆された.
著者
中埜 拓 村上 雄二 佐藤 則文 川上 浩 井戸田 正 中島 一郎
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.37-42, 1995-02-10 (Released:2010-02-22)
参考文献数
22

カゼイン組成がカード形成状態や消化性に及ぼす影響を調べた。ウシα-カゼインに酸を添加すると粗大なカードが形成されたが, ウシβ-カゼインならびに人乳カゼインではカードが微細であった。乳児の消化管内を想定したpH 4.0のペプシン分解およびそれに引き続くパンクレアチン分解を行うと, ウシβ-カゼインがウシα-カゼインに比べ速やかに消化された。ラットによる消化試験では, ウシβ-カゼインがウシ全カゼインに比べ分解されやすく, 胃内滞留時間が短かった。以上のことから, カードはβ-カゼインのように微細であるほど, 消化されやすいこと, また胃から速やかに小腸に移行することが示唆された。
著者
岡本 香 高橋 超
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.85-97, 2006 (Released:2006-12-28)
参考文献数
18
被引用文献数
3 1

本研究は,コミュニケーション相手との親密度が高い群と低い群におけるメディア・コミュニケーション観の差異を,3種類のコミュニケーション形態(対面,携帯電話,携帯メール)で比較検討した。実験は,大学生の男女301名を対象に,質問紙を用いて行った。その結果,対人緊張,親和感情,情報伝達という3つのメディア・コミュニケーション観因子が抽出された。また,2(親密度:高群,低群)×3(コミュニケーション形態)の分散分析の結果,親密度高群と低群とのメディア・コミュニケーション観の差は,コミュニケーション形態ごとに異なることが明らかになった。さらに,親密度の違いによって,メディア・コミュニケーション観因子の因果関係が異なることが明らかになった。この結果から,メディア・コミュニケーション評価を測定する際には,コミュニケーション相手を特定することが必要であるといえる。
著者
中原 勝儼
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
金属表面技術 (ISSN:00260614)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.150-157, 1978-03-01 (Released:2009-10-30)
参考文献数
9
著者
笹井 浩行 中田 由夫
出版者
日本運動疫学会
雑誌
運動疫学研究 (ISSN:13475827)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.104-112, 2015-09-30 (Released:2020-04-10)
参考文献数
16
被引用文献数
1

人が1日に使える時間は有限であり,その内訳である各行動は相互依存的に配分される。最近,この相互依存性を考慮した解析手法「isotemporal substitution(IS)モデル」を用いた運動疫学論文が増え,その有益性が示されている。しかし,我が国でISモデルを適用した論文や解説は皆無である。本総説では,ISモデルについて解説し,文献レビューに基づき今後の研究課題を提案することを目的とした。ISモデルは,「ある行動を等量の別の行動に置き換えたときの目的変数への影響を推定する手法」と定義できる。データセットは,全体の総和を表す変数とその内訳となる説明変数で構成され,解析では,内訳を構成する1つの変数を除く,すべての変数を回帰モデルに投入する。総和を表す変数が回帰モデルに投入されていることから,総和が統計学上固定されることとなり,ある変数を他の変数に置き換えたときの目的変数に対する「置き換え」効果の推定を可能とする。ISモデルの最大の利点は解釈が容易で,公衆衛生勧奨や健康運動指導との親和性が高いことである。2015年7月29日現在で,ISモデルを用いた運動疫学研究が12編報告されている。文献レビューにより,活動様式や姿勢を曝露変数とした研究や,有疾患者を対象とした研究,コホート研究が少ないことが明らかとなった。これらは今後の重要な研究課題となる。本総説を契機に,我が国でISモデルが積極的に活用されることを期待したい。
著者
佐藤 彰宣
出版者
社会学研究会
雑誌
ソシオロジ (ISSN:05841380)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.43-61, 2016-06-01 (Released:2020-06-27)
参考文献数
20

本稿は、戦後初期における野球雑誌の変容とその社会背景について検討するものである。具体的には『ベースボール・マガジン』での啓蒙志向と娯楽志向をめぐる議論に着目し、編集者や読者がどのような雑誌のあり方を求めたのかについて分析する。その分析を通して、当時の雑誌を取り巻くメディア環境(テレビの登場)や、野球というスポーツに対する社会的な認識を明らかにする。 一九四六年に創刊された『ベースボール・マガジン』は、一流の論者によって読者を教化するという啓蒙志向を打ち出した。「精神修養」や「民主主義」のような社会的な理念をスポーツ批評によって読者に指導しようとするこの規範は、戦時での雑誌のあり方と形式的には連続していた。戦後社会において、こうした啓蒙志向が読者に対して訴求力を持った背景には、大衆レベルでの教養への憧れが存在した。 だが、同誌は一九五三年に「見る雑誌」化を掲げ、啓蒙志向から娯楽志向への転換を図った。出版界では大衆娯楽誌『平凡』が大きな注目を集め、また同時にプロ野球人気が叫ばれる中で、堅苦しい学生野球論などを「読む」ことの魅力は失われ、映画俳優のように人気選手のプライベートを「見る」ことが次第に求められるようになっていった。こうした啓蒙志向から娯楽志向への転換は、「繰り返し読まれる書籍的な月刊誌」から「その日限りで読み捨てられるフローな週刊誌」へのメディアの形式的な変化とも対応するものであった。以上のような野球雑誌のあり方をめぐる議論の変化からは、戦後社会における人々のスポーツに対する意識の変容も透けて見える。
著者
原 彰良 渡邉 理翔 古川 正紘 前田 太郎
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.210-217, 2022-09-30 (Released:2022-09-30)
参考文献数
19

In previous studies, GVS has achieved vestibular sensory presentation by applying a penetrating current to the vestibular organs in the direction in which vestibular sensation is desired to be presented. However, currents in the head have taken only limited current pathways due to impedance gradients, and as a result, the direction of vestibular sensation presentation has been limited. In this paper, we propose a new method of presenting vestibular sensory based on current pathways, which is time-division multiplexing of multiple basis vectors. The method extends the direction of vestibular sensory presentation, which has been limited by current pathways. By using the method, simultaneous energization of multiple current sources and current pathways can be avoided, and it is expected that mutual interference between them can be avoided. In addition, we succeeded in separating anisotropy of body sway and of vestibular sensitivity to GVS, which have not been discussed in vestibular sensory presentation display with GVS.
著者
東川 雅彦 竹中 洋
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.321-325, 2003-10-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
12

ささやき声における音声器官での有声・無声子音間の音響学的な差を作り出す調節を知る目的で, multi-sliced helical computed tomography (MSCT) を用いて口腔・咽喉頭の音声生成時の声道形態を観察した.舌尖を含む舌ならびに喉頭の移動が, CV音節の母音部分での聴覚的な手掛かりを作り出している可能性が示された.