1 0 0 0 OA 歴史写真

出版者
歴史写真会
巻号頁・発行日
vol.大正8年6月號, 1921
著者
島 研介 酒井 哲弥 和田 朗 山内 良三
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.98, no.472, pp.13-18, 1998-12-15
被引用文献数
22

長周期ファイバグレーティングにおいて, グレーティング中の任意の位置に任意の位相シフトを導入した位相シフト型長周期ファイバグレーティングの損失波長依存性について理論的に検討を行なった.続いてグレーティング中の一箇所においてグレーティングの間隔を変化させる方法で位相シフト型長周期ファイバグレーティングを試作し, その損失波長依存性について実験的にも確認した.位相シフト型長周期ファイバグレーティングをエルビウムドープファイバ増幅器の利得等化器に応用し, 単一の部品で波長24nmの広帯域において利得平坦度0.2dB以下を実現した.
著者
金澤 祐子
巻号頁・発行日
2005-03

報告番号: ; 学位授与年月日: 2005-03- ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士() ; 学位記番号: ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科先端生命科学専攻
著者
稲場 圭信
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.86, no.2, pp.219-242, 2012-09-30

本稿は、東日本大震災における宗教者の救援・支援活動、および、宗教者のそのような活動への宗教研究者の関わりを論ずる。東日本を襲った巨大地震と大津波は多くの犠牲者を生んだ。この未曾有の大災害に、多くの人が救援活動に駆けつけたが、宗教者の救援活動も迅速で、その力を示した。そこには、宗教者と宗教研究者との共同実践もあった。災害時に、寺社・教会・宗教施設は、緊急避難所・活動拠点としての場の力を発揮した。そして、精神面で心の支えとなる力も示した。宗教研究者自身も支援活動と調査を行い、その中で、被災地の宗教には、「資源力」、「人的力」、そして、祈り、人々の心に安寧を与える「宗教力」があることが浮き彫りにされた。本稿は、宗教者と宗教研究者の被災地への関わり方と共同実践の重要性をアクション・リサーチの観点から指摘した。宗教者、そして、宗教研究者にも息の長い関わりが必要とされている。
著者
赤司 英一郎
出版者
東京学芸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

十九世紀末から二十世紀初めにかけてのハプスブルク帝国における「部屋」のトポスについて研究することで、この多民族国家において他者からの分離と孤立の度を深めていった人々および個人にとっての心理的避難所として機能した「部屋」のはたらきを明確にするとともに、そのような内部としての「部屋」と外部にいる他者との関係をあらたに見直し、その当時に表された作品と作者と社会とをむすぶ糸について新しい見解を提示した。
著者
福井淳 編
出版者
岡本仙助
巻号頁・発行日
1886
著者
濱田 彰
出版者
筑波大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究の目的は,学習意図の無い状況下で起こる英語語彙学習の認知プロセスを明らかにすることである。具体的には,日本人英語学習者の文脈内語彙学習に焦点を当て,推論による未知語処理を通して記憶される語彙情報が,どのようなプロセスを経て知識として体系化されるのかを明らかにする。本課題の最終年度となる平成27年度は,これまでの実験環境で得られた結果を教室環境で再現すること,および研究成果を博士論文としてまとめることを中心に研究を進めた。これまでの研究結果から,日本人英語学習者は単語と文脈の意味的類似度に基づいて未知語の意味を推論し,推論内容を心内に符号化していることが明らかになった。実験的な要因として使用した意味的類似度は,言語統計解析モデルの一つである潜在意味解析により規定されていた。そこで,英語リーディングのような言語活動に付随する語彙学習の効率を上げるための教材作成に向けて,潜在意味解析の応用可能性をさらに追及した。単語―文脈の意味的類似度が文脈内語彙学習の成果を予測する要因になるのかを検証したところ,意味的類似度が高くなるほど未知語の意味・用法の付随的学習が促進され,その効果は意図的学習の場合よりも大きくなることが分かった。以上の結果は,付随的語彙学習の認知プロセスは,潜在意味解析理論が前提とする,言語学習の用法基盤モデルに従うことを示している。また,付随的語彙学習はテキスト理解に伴う記憶表象構築のプロセスと密接に関連していることが分かった。博士論文では結論部分で,英文テキストからの付随的語彙学習の効果を向上させるための教育的介入として,潜在意味解析を利用した教材開発,タスクを用いた読解指導の在り方,語彙知識の多面的な評価方法を提案している。
著者
上野 田鶴子 山田 泉 八代 京子 箕口 雅博 田中 望 甲斐 睦朗
出版者
東京女子大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1992

外国人技術研修者が生活の場でどのようにして日本人と関わり、コミュニケーション・ネットワークを形成していくのか,その際の問題は何か,それに対して日本語教育はどのような対応が可能であるかを明らかにすることを目的とし,インタビュー調査等を用いたエスノグラフィック調査により,長野県小諸市を中心に調査を行い以下の結果を得た.1)技術研修者を含む外国人のネットワーク形成にはボランティア的支援を行う日本人の側のネットワークの存在が前提となる 2)日本人のネットワークには,外国人の危機状況に応じて支援を行う危機対応ネットワークと日常的なコミュニティ・ネットワークとがある.3)小諸市においては危機対応ネットワークには病気,怪我に対応する医療関係の医師ネットワーク,法律の問題に対応する弁護士ネットワーク,タイ語,タガログ語などができる日本人ボランティアネットワーク等がある.4)コミュニティ・ネットワークとしては,まだ明確なものは形成されていないが子供たちをキ-として保育園に形成される母親たちのネットワーク,外国人と結婚した日本人を中心としたネットワーク等が萌芽的な形で存在している.これらの地元の支援グループと外国人グループとの共同の活動を通して行うアクション・リサーチを行い,調査を継続し,さらに具体的な内容と問題の検討を行った.日本語教育関係の活動としては,こもろ日本語教室が試験的に開かれたが,これは当面ボランティア教師の養成を中心に,市民の間に外国人日本語を教えることの意味を考える場を提供することを目的としている。本研究は今年度で科学研究費補助金による調査研究を終了したが,アクション・リサーチの中で提起された問題については今後も引き続き調査研究を行う予定である.
著者
復興局建築部 編
出版者
復興局建築部
巻号頁・発行日
vol.第3輯 壁體之部其三, 1927
著者
太田 貞明 渡辺 治人 松本 勗 堤 寿一
出版者
九州大学
雑誌
演習林集報 (ISSN:03760707)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.105-116, 1968-01
被引用文献数
2

This paper aims at gaining informations about the "mechanical properties of juvenile wood" on stem of SUGI-trees (Cryptomeria Japonica D. Don). The test specimens were taken from disks of 12-year-old fertilized SUGI, 30-year-old irrigated SUGI and 40-year-old non-fertilized SUGI stems cut at 2.0 m above the ground. Measurments were made of the specific gravity, the dynamic modulus of elasticity and the poisson's ratio. The fibril angle of the middle layer of the secondary wall of tracheid was measured from the same test samples. The following conclusions can be deduced from the experimental findings. (1) There are distinct differences between the juvenile wood and the mature wood. The former locates within 10-15 annual ring from the pith and the later locates the outer part at given height in each SUGI stem. (2) The relationship between specific gravity and dynamic modulus of elasticity in each stem can be found a very high degree of positive correlation at late wood. But at the early wood, the positive correlation can be seen only the mature wood. (3) High degree of correlation is able to found between the fibril angle of the middle layer of the secondary wall of tracheid and the specific dynamic modulus of elasticity, It may be considered that these factors influence on the mechanical properties of wood. (4) In addition to these factors, fibril angle and specific gravity, it is sugested that the quality of the microfibril may be improved significantly through successive growth rings from the pith to bark.
著者
宮崎 照雄 太田 早紀 ミヤザキ テルオ オオタ サキ MlYAZAKI Teruo OOTA Saki
出版者
三重大学
雑誌
三重大学生物資源学部紀要 (ISSN:09150471)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.21-30, 2002-11

養殖ヒラメに発生したリンホシスチス細胞(LCC)の微細構造を観察した。若いLCCは既に厚い硝子状被膜を持って肥大しており,細胞質にはウイルス合成の場(AS),粗面小胞体,リボゾーム,ミトコンドリアがよく発達し,細胞質の樹状の突起が被膜内に伸張していた。 ASは顆粒状のinclusion zoneと基質部から構成され,inclusion zone表面でウイルス粒子が合成されていた。大きく肥大したLCCの核周囲の細胞質内ではASが崩壊し,ウイルス粒子(250-300nm)は結晶配列を示していた。細胞辺縁部では,多数のウイルス粒子を含むASは明瞭であるが,微小器官の多くは変性していた。
著者
宮崎 照雄 太田 早紀
出版者
三重大学生物資源学部
雑誌
三重大学生物資源学部紀要 (ISSN:09150471)
巻号頁・発行日
no.29, pp.21-30, 2002-11

養殖ヒラメに発生したリンホシスチス細胞(LCC)の微細構造を観察した。若いLCCは既に厚い硝子状被膜を持って肥大しており、細胞質にはウイルス合成の場(AS)、粗面小胞体、リボゾーム、ミトコンドリアがよく発達し、細胞質の樹状の突起が被膜内に伸張していた。ASは顆粒状のinclusion zoneと基質部から構成され、inclusion zone表面でウイルス粒子が合成されていた。大きく肥大したLCCの核周囲の細胞質内ではASが崩壊し、ウイルス粒子(250-300nm)は結晶配列を示していた。細胞辺縁部では、多数のウイルス粒子を含むASは明瞭であるが、微小器官の多くは変性していた。
著者
バグム ナズニーン 横井川 久巳男 寺本 あい 磯部 由香 河合 弘康
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.729-733, 1999-07-15

塩化ナトリウムを含む数種の培地で増殖したパン酵母の発酵力を,数種のタイプの生地中で評価した.3種類の増殖培地を実験に用いた.すなわち,YPG培地(5%グルコース,1%ペプトン,0.5%酵母エキス,0.1%リン酸一カリウム,0.1%硫酸マグネシウム・7水塩,pH5.6),YPS倍地(2%スクロース,4%ペプトン,2%酵母エキス,0.2%リン酸一カリウム,0.1%硫酸マグネシウム・7水塩,pH5.6),MO培地(1%尿素,0.2%リン酸一カリウム,5%糖蜜由来糖分,pH5.6)である.これらの培地への3%塩化ナトリウムの添加は,増殖培地の種類にかかわらずパン酵母の増殖を明らかに抑制した(細胞収量は,定常期において15〜60%低下した).これらの塩ストレスにさらされた細胞の発酵力を調べたところ,増殖培地や生地のタイプにかかわらず,塩化ナトリウム非存在下で増殖した細胞より高い発酵力を示した.塩化ナトリウムの存在による発酵力の増加率は,3%塩化ナトリウムを含むYPSまたはYPG培地と5%グルコースを含む生地を用いた場合が最大であった(45%の増加率).しかしながら,発酵力の増加率は,増殖培地の種類にかかわらず,無糖生地では低いレベルに留まった(2〜7%の増加率).酵母の発酵力は,主に糖の取り込み速度によって制限されることから,塩化ナトリウム存在下で増殖したパン酵母の高い発酵力は,糖取り込み速度の増加によるものと推定される.また,増殖培地中の塩化ナトリウムの存在は,種々のサッカロミセス酵母の発酵力も高めた.