著者
迫井 正深
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.105, no.12, pp.2320-2329, 2016-12-10 (Released:2017-12-10)
被引用文献数
2 3

診療報酬は日本の医療費や診療内容に大きく影響する医療保険制度の根幹をなす仕組みであり,診療サービスの価格表にとどまらず,保険給付の範囲・内容を定めた「品目表」であり,また,医療現場のサービスや体制から国家財政に至るまで様々なレベルで強い影響力をもっている.診療報酬の設定は中央社会保険医療協議会(中医協)が中心的な役割を果たすとともに,医療政策の基本方針や政府予算編成と整合をとりながら実施される.
著者
芦部 洋子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.410, pp.92-95, 2009-04

1957年岐阜県生まれ。高校卒業後、海上自衛隊に入隊。3年後、飲食業を目指して除隊し、名古屋の居酒屋で修業。81年24歳で「串かつ・やきとり やまちゃん」オープン。「幻の手羽先」を看板に店舗を増やし、2009年3月現在、58店を展開。

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著者
島崎藤村 著
出版者
上田屋
巻号頁・発行日
1908
著者
海老原 充
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.428-431, 1998-07-20 (Released:2017-07-11)
参考文献数
4

クラーク数はアメリカの偉大な地球化学者, F.W. Clarkeの名前を冠した数値で, クラークの死後, ソ連(当時)の地球化学者フェルスマンによって提唱されたものである。本来の定義である「地下10マイルまでの岩石圏, 水圏, 気圏を含めた元素の重量%」という考えは, その後の地球化学の発展に伴って, 科学的意義を失ってきた。本稿ではクラーク数という概念や数値そのものが中学・高校の教科書ではほとんど取り上げられなくなった背景を説明し, それに変わる概念として地殻の元素存在度について解説する。

4 0 0 0 OA 思ひ出るまゝ

著者
徳田秋声 著
出版者
文学社
巻号頁・発行日
1936
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1120, pp.6-8, 2001-12-10

特殊法人改革で改めて問題となった公共事業のムダや非効率。道路やダムと違って国民の目に直接触れないため実情が分かりにくいものの、見逃してはならない官のムダがほかにもある。政府による物品やサービスの購入、いわゆる政府調達である。
著者
丸山 久美子
出版者
聖学院大学
雑誌
聖学院大学論叢 (ISSN:09152539)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.189-218, 2004-03-25
著者
高木 浩一 齋藤 達也 日下 智博 坂本 裕一 高橋 久祐 成松 眞樹 長根 健一 山口 諒
出版者
農業食料工学会
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.74, no.6, pp.483-489, 2012-11-01 (Released:2014-02-20)
参考文献数
11

食用きのこの増収を目的に,電気刺激用パルス電源の開発と,それを用いて増収効果を検証した。木材腐朽菌のシイタケ,ナメコ,クリタケ,ハタケシメジの4種類を実験に用いた。パルス電源は,軽量コンパクト化が可能な誘導性エネルギー蓄積方式で構成した。電源出力は100kV以上,パルス幅は約100nsである。この電源でホダ木や菌床に高電圧を印加し,収量を調べた。電圧印加により,収量は1.3∼2.0倍に増加した。シイタケの4シーズンの累積収量は,電圧50または100kVの1回印加で,160から320gへ増加した。しかし電圧130kVでは240gに減少した。他のきのこも,50∼100kVで増収となった。
著者
鈴木 俊明
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.180-186, 2006-06-20 (Released:2018-08-25)
参考文献数
5
被引用文献数
2
著者
相場 恵
出版者
東北福祉大学
雑誌
東北福祉大学研究紀要 = Bulletin of Tohoku Fukushi University (ISSN:13405012)
巻号頁・発行日
no.45, pp.111-114, 2021-03-18

障害のある人たちの多くが経済的に厳しい状況に置かれている現在,障害基礎年金の必要性は増している。しかしその申請手続きは,非常に煩雑である。手続きは,本人や家族による「本人請求」が可能ではあるが,とても一般の人が自力で行えるようなものではない。 本研究では、年金の手続きの専門家でもある社会保険労務士のアンケート調査から,障害基礎年金の申請にあたっては「本人・家族と専門職協働での申請手続きの必要性」「医療機関との継続的なつながりの必要性」「障害基礎年金システムの啓発の必要性」「今後必要とする制度・システムの改善」の4つの課題が明らかになった。 年金手続きの専門家への相談にたどり着くまでの仕組み,行政機関,病院などと連携するシステムの開発が必要である。さらに,20歳前傷病での障害基礎年金の手続きを要する場合を考えると,子どものころからの受診記録,特に初診日の認定がわかる書類の保管などが必要になってくる。このような情報の周知や,医療や福祉のサービスに関わる情報の共有とそれを一元的に管理することのできる仕組みが必要であると結論した。
著者
永田 俊彦 石田 浩 若野 洋一 上田 雅俊 今井 久夫 山岡 昭
出版者
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.465-471, 1992-06-28 (Released:2010-08-25)
参考文献数
13
被引用文献数
2

本邦における5%硝酸カリウム配合歯磨剤の象牙質知覚過敏に対する臨床効果を調べるために, 74名の被験者を対象に37名を試験群, 37名を対照群として, 擦過刺激試験, 冷気刺激試験, 自覚評価の3種類の診査項目について二重盲検法を行なった。試験群すなわち硝酸カリウム配合歯磨剤使用群では, すべての診査項目において反応や症状の改善または消失が著明に認められた。その診査数値の減少率は使用後4週, 8週, 12週において, すべて対照群よりも有意に高かった。試験群で症状が改善した被験者数は, 2週目で44%, 4週目以降では80%を越え, 症状が消失した被験者は, 8週目で42%, 12週目で56%に達した。また, とくに問題となるような副作用は認められなかった。これらの結果から, 5%硝酸カリウム配合歯磨剤が, 象牙質知覚過敏の症状緩和に適した歯磨剤であることが明らかとなった。
著者
宇佐美 慧
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.385-401, 2011 (Released:2012-03-27)
参考文献数
41
被引用文献数
3 5

社会科学の分野においては, サンプリングされた個人(e.g., 生徒, 患者, 市民)の測定データが, 上位の抽出単位である集団(e.g., 学校, 病院, 地域)にネストされた構造を持つことが多い。このような階層データにおいては, 一般に階層線形モデル(Hierarchical Linear Model : HLM)のような, 同一集団内に所属する個人間の相関情報を考慮した解析手法が有用である。本研究では, 階層データにおいて, 2群間の平均値差に関心がある場合に着目し, 検定力および効果量の信頼区間幅の観点から必要なサンプルサイズを決定するための決定方法を, 群の割り当てが個人単位で決定される場合(Multisite Randomized Trials : MRT)と集団単位で決定される場合(Cluster Randomized Trials : CRT)のそれぞれについて, ランダム切片モデルを用いて解析した状況を想定して統一的に導出する。さらに, 実用上の観点から, 一定の検定力および信頼区間幅を得るために必要なサンプルサイズをまとめた数表の作成も試みた。 MRT型の収集デザインのための数表は, 個人内の反復測定デザインや, ランダムブロックデザインなどの, いわゆる対応のあるデザインから得られるデータにおいても利用可能である。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1921年06月25日, 1921-06-25