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多言語環境下の特別な教育ニーズ評価の試み:多言語併用と障害の相互作用の視点から
著者
権藤 桂子
松井 智子
大井 学
出版者
共立女子大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01
多文化多言語併用環境下(日英2言語)で育つ定型発達児および高機能発達障害児の言語コミュニケーション発達の特徴を、日英2言語の語彙、文法、言語環境について評価を行った。バイリンガル定型発達児もバイリンガル発達障害児も、文化差による知識や体験の偏りが語彙理解に影響を及ぼす傾向があった。文法理解については、バイリンガル定型発達児は比較的良好な発達パターンを示したが、発達障害児はモノリンガルもバイリンガルも不定形な発達パターンを示す傾向があった。また、バイリンガル発達障害児の支援には、家族支援が重要な役割を果たしていることが明確化された。
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ナノ粒子点眼による糖尿病網膜症に対する新規低侵襲治療法の確立
著者
長岡 泰司
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2022-04-01
網膜微小循環障害を治療標的として新しい糖尿病網膜症(DR)治療法の開発を目指す。網膜循環改善効果を確認しているフィブラート製剤を、全身への影響を最小限にした新しい網膜へのドラッグデリバリーシステムであるナノ粒子点眼として眼局所に投与し、2型糖尿病モデルマウスにおける低侵襲眼局所治療のDR予防の有効性を検証したい。さらに前臨床試験として、よりヒトに近い大型動物であり網膜症様血管病変を呈する糖尿病ブタを用いて、ナノ粒子点眼の有用性を網膜血流および血管構築に着目して評価し、臨床試験に繋げたいと考えている。
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貨物の汗濡れ確率を導入した次世代の海上コンテナ輸送における最適運航モデル
著者
笹 健児
川原 秀夫
箕浦 宗彦
出版者
神戸大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2018-06-29
当該年度は研究の4年目としてコンテナ船での実船実験について、1年目に設計した実験システムをアジア~欧州航路のコンテナ船(20,000TEU)に搭載、2019年5月 より実海域での実験を開始し現在も継続している。実船実験では船橋における気温、湿度、日射量をはじめ、本船位置、速力、海水温度、風向風速、 船体運動 等を時々刻々に観測、データを蓄積している。2019年12月にデータ回収し、分析を進めた。(1) 2019年5月~12月に至るアジア~欧州間の航海(3往復)における実海域データが計測できた。外気温、湿度、日射量についての変動特性を季節および航海ごとに 整理できた。また2018年度~2019年度に実施した大島商船高等専門学校で実施した陸上実験の結果についても同様に整理を進めた。(2) 陸上実験の結果をもとにコンテナ内外の関係を重回帰分析にて季節ごとにモデル化した。これを季節・海域ごとに組み合わせ、実船実験にて計測された3往 復の航海についてコンテナ内(日射の影響を直接的に受けるコンテナ)の温湿度、露点温度、汗濡れの状況を推定した。 (3)計測したパラメーター間の相関分析を行い、各パラメータ間の関係を明らかとした。この結果、コンテナ内の状態は単独のパラメータではなく、気温、水蒸 気圧、日射量の3変数からなる重回帰推定が最も高精度になることを明らかとした。 (4)この結果、季節および往航・復航による違いは見られるが、一航海にて30~50%の期間にて汗ぬれが生じうる結果となり、特に温度変化が著しく発生するスエ ズ運河~地中海を境界とした欧州前後で結露現象が顕著となりうるものと考えている。
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立位CTによる人体機能の解明~健康長寿の時代を見据えて~
著者
陣崎 雅弘
秋田 大宇
橋本 正弘
山田 稔
山田 祥岳
稲本 陽子
秋田 恵一
大竹 義人
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2021-04-01
これまでのCTは患者さんが仰向けに寝た臥位の静止撮影で、器質的疾患の定量・定性評価を担ってきた。それにより、生命予後の改善に貢献してきたが、動態である機能の定量・定性評価はほとんどできていなかった。現在は、超高齢化社会であり、生命予後と同時に健康長寿であることもとても重要である。我々は、立位や座位での4次元画像が可能なCT(立位/座位CT)を開発した。これを用いて、健康長寿に必須である嚥下機能・排尿機能・歩行機能を健常人および患者さんにおいて3次元・4次元的に解明し、機能障害の機序と重症度分類、機能改善の指標になる所見を明らかにしていきたい。
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日本産アザミ属植物の系統解析と分類学的再検討
著者
上原 浩一
伊藤 元己
渡辺 洋一
出版者
千葉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01
本研究はアザミ属植物について次世代型DNAシークエンサーを用いた遺伝解析と形態形質の計測をおこない、現在適用されている分類の妥当性を検討した。アザミ属の系統は、葉緑体ゲノムのシークエンス等を進めた結果、従来の節・亜節の区分とは一致せず、日本産のアザミ属は北海道の系統と、本州以南に分布する系統の2つに大別されることが示された。また、近縁種間で、形態形質を比較解析した結果、種の識別ができない例が見られたほか、カガノアザミ亜節の2倍体種についてRAD-seq法による解析では、集団内の遺伝的変異が大きく、種間変異には有意性が認められなかった。この結果からアザミ属全体の分類の再検討が必要と考えられた。
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第4次産業革命下における海事法の変容と革新:運航の自動化と船荷証券の電子化
著者
藤田 友敬
笹岡 愛美
後藤 元
増田 史子
南 健悟
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2022-04-01
本研究は、現在進行中の第4次産業革命のもとで生じつつある海事産業のデジタル化が海事法にもたらす革新のうち、①自動運航船を用いた運航により生じる責任と②分散台帳(ブロックチェーン)技術を用いた運送書類の電子化のもたらす法律問題について検討し、立法論・解釈論的な提言を行うことを目的とする。前者は、海上航行のリスクを関係者――船舶の遠隔操作者や自動運航プログラム供給者等を含む――の間でいかに分配することが望ましいか、後者は、準拠法選択ルールを含め有価証券という法技術に依拠して構築されてきた法体系を有価証券のない世界でいかにして実現するかという、高度に学問的な問題の探求という性格を有するものである。
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癌遺伝子による遺伝子の発現・複製制御の研究-ヒトパピローマウイルスを中心として
著者
伊藤 嘉明
石井 俊輔
角川 曜子
安本 茂
石橋 正英
藤永 薫
出版者
京都大学
雑誌
がん特別研究
巻号頁・発行日
1988
ヒトパピローマウイルス(HPV)による発がん機構をトランスアクチベーションの立場から解明する事を目的とし本年度は以下の結果を得た。HPV16及び18の転写産物のクローニングを行い、トランスフォーミング活性のあるcDNAクローンを同定しE6/E7遺伝子の重要性が認識された(角川・伊藤)。またヒト皮膚ケラチノサイトをHPV16で不死化して数種類の細胞株を得た(安本)。近畿在住患者の子宮頸癌細胞より新型のHPV52bが分離された(伊藤)。HPV16・E7と構造・機能のよく似たアデノウイルスE1Aについては、遺伝子上流の制御領域とそこに結合するトランス活性化因子の解析が行われ計21ヶ所の因子結合部位が同定された(藤永)。マウス未分化細胞株F9ではE1A様の遺伝子が発現していると考えられておりその細胞性遺伝子クローニングの準備としてアデノウイルスE3プロモーターの下流にメトトレキセート耐性遺伝子を接続したプラスミドを細胞に導入し1コピーのE1A遺伝子の導入で細胞がメトトレキセート耐性になる系が確立された(石橋)。アデノウイルスDNA上で、NFIが結合していない場合だけNFIII結合部に結合できる因子がマウス腎臓に検出されNFKと命名された(永田)。ポリオーマウイルス・エンハンサーに結合するトランス活性化因子PEBP1・2・3・4・5が同定され解析が進んでいる(佐竹・伊藤)。PEBP3は精製され、分子量30K〜35K(α)、と20K〜25K(β)の2種のサブユニットからなるヘテロダイマーである事が判明した(永井)。PEBP2を脱リン酸化するとPEBP3が出現するがHa-rasでトランスフォームした細胞で主としてPEBP3が存在するので、Cキナーゼがdown regulate されているものと考えられる(佐竹)。癌遺伝子c-skiと関連するsnoA、snoNがクローン化され、それらがDNA結合性の蛋白を作る事が示された(石井)。
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アコニチン系アルカロイドの生体内動態に関する研究
著者
大野 曜吉
仁平 信
出版者
日本医科大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1994
本研究では、毒性の極めて強いアルカロイドであるアコニチンに注目し、体内での薬物動態を動物を用いて検討することを目的として課題申請した。従来このような報告が見られなかったのは、中毒レベルでの血液や体液からのアコニチンの定量が極めて困難であったためである。そこで、我々はGC-MSを用いたSelected lon Monitoring法によって微量定量分析を試みた。水柿らの報告した方法に則り、一連の抽出段階ごとに慎重に検討し、更にヒパコニチンを内部標準物質とすることでアコニチンの微量定量が可能となった。ICR雄性マウスの血液試料についてアコニチンの定量を行った結果、腹腔内0.30mg/kg投与群では、投与15分後で17.2ng/mlと最高血中濃度となり、以後ほぼ指数関数的に低下し、120分後で5.93ng/mlとなった。また、0.35mg/kg投与群では同様に投与15分後で32.1ng/mlと最高血中濃度となり、120分後で10.7ng/mlとなった。片対数グラフ上でほぼ直線となる投与後30分以降の血中濃度から薬物除去速度定数(K_<el>)を求めると、0.3mg/kg投与群で0.00718min、0.35mg/kg投与群で0.00835/minと計算され、半減期はそれぞれ、96.5min、83.0minと算出された。以上より、アコニチンの生体内における除去速度は、その血中濃度と比例することが明らかとなった。更に、同様投与量のアコニチンに対し、その非競合的拮抗物質であるテトロドトキシン0.01mg/kgを同時投与した動物実験を実施し、アコニチンの定量を行い、最終段階の検討を進めている。現在までの結果では、アコニチン0.3mg/kg群、0.35mg/kg群のいずれにおいても、死亡時間の延長効果はみられず、投与後15分前後で半数以上が死亡し、充分数の生存例から血中濃度曲線を得ることはできていない。アコニチンとテトロドトキシンとの混合投与では、予期しない効果が発現した可能性があり、それぞれの投与量を段階的に組合せた実験がなお必要であることが示唆された。
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効率的かつ衡平な社会厚生関数を用いた実践的評価方法に関する研究
著者
坂本 徳仁
後藤 玲子
宮城島 要
中田 里志
吉原 直毅
出版者
東京理科大学
雑誌
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
巻号頁・発行日
2020-10-27
本研究課題は、東京理科大学・一橋大学で定期的に開催してきた規範経済学研究会の日本側研究者チームと、英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのVoorhoeve教授らとの国際共同研究を推進し、①不確実性の文脈に応じた望ましい政策評価方法の構築、②異なる集団・自治体・国家間の福祉比較の方法の開発、③さまざまな評価の方法の理論整備と応用可能性の拡大、といった問題を分析する。本研究課題では、実務上恣意的に用いられてきた政策評価の方法を理論的に検証し改善を加えることで、「望ましい社会とは何か」という規範分析の最重要課題に科学的な回答を提供する点に特色と意義がある。
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樹状細胞を起点とした脂漏性皮膚炎発症機序の解明
著者
伊藤 亜矢子
出版者
鳥取大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2018-04-01
脂漏性皮膚炎は、全世界で2-3億人もの人々が罹患する慢性かつ難治性の皮膚疾患である。皮膚に常在するマラセチア属真菌が炎症を誘導し表皮肥厚をきたすと考えられているが、そのメカニズムは未解明である。そこで我々は、マラセチアの認識と表皮肥厚の両者を橋渡しする炎症のイニシエーターとして樹状細胞に着目し、世界で初めて脂漏性皮膚炎患者の毛包にCD1a+の樹状細胞が顕著に集積していることを見出した。今回、これらの樹状細胞が脂漏性皮膚炎発症にどのように関わっているかを明らかにするため、病変部皮膚に浸潤する炎症細胞について、免疫組織化学的手法を用いて正常皮膚と比較検討し、さらに電子顕微鏡観察を行い以下の成果を得た。1)脂漏性皮膚炎では、正常皮膚と比較して毛包上皮内と真皮にCD1a陽性樹状細胞が多数集積していた。特異マーカーの検討により集積している樹状細胞はランゲルハンス細胞と考えられた。毛包以外の上皮では差はなかった。2)脂漏性皮膚炎では、正常皮膚と比較して有意に真皮・表皮・毛包のマクロファージが浸潤していた。3)脂漏性皮膚炎の真皮でマクロファージは播種状に分布していたのに対し、ランゲルハンス細胞は毛包周囲に結節状に分布し細胞集団を形成していた。4)その細胞集団について電子顕微鏡観察を行うとランゲルハンス細胞とマクロファージ、リンパ球が接着していた。上記1)~4)は、脂漏性皮膚炎の病態において毛包が重要な役割を持ち、さらにランゲルハンス細胞が起点となり他の炎症細胞と情報交換を行っていることを示唆する重要な新知見である。
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日本による親ジェンダー外交の展開:安全保障、ガバナンス、植民地主義視点からの分析
著者
本山 央子
出版者
お茶の水女子大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2023-04-01
本研究は、日本が国内ジェンダー秩序との矛盾をいかに統制しながら、国際ジェンダー規範との交渉を通して「先進国」としてのアイデンティティを構築し特権的地位を主張してきたのか明らかにすることを目的とする。明治期以降の外交を通じた国際ジェンダー規範との交渉を包括的に把握したうえ、特に2010年代以降の外交におけるジェンダーの位置づけの変化を詳細に分析する。歴史的植民地主義、安全保障の再定義、新自由主義的ガバナンスの台頭という3つの要因に注目して外交・安全保障の政策形成・実践におけるジェンダー化された権力関係を明らかにし、変革の可能性を検討する。
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高度経済成長期における青春をめぐるイメージとその受容に関する歴史社会学的研究
著者
石岡 学
藤村 達也
佐川 宏迪
日高 利泰
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2023-04-01
青春が大衆化しそのあり方が変容していった高度経済成長期において、青春はどのように表象されたのか。そしてそのイメージは、現実にその時期に青年期を送った者たちの青春のありようにどのような影響を与えたのか。本研究では、この問題を総合的に明らかにすることを目的とする。イメージ構築については、ポピュラーカルチャー(映画・TVドラマ・流行歌・マンガなど)において青春がどのように描かれたのかを分析する。実態的側面については、受験雑誌・人生雑誌・学校文集・手記などの分析を通して、多様な立場に身を置く若者たちの残した語りから、彼ら・彼女らが自身の青春をどう認識し意味づけたのかを明らかにする。
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うつ病リスクの低減を目的とした脳疲労の発生・回復メカニズムの解明
著者
近藤 一博
出版者
東京慈恵会医科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01
疲労、特に脳の疲労は、うつ病や自殺などの重要な社会問題に直結するため、早急に解決すべき課題である。しかし、これまでの国内外の疲労研究は、がん患者や脳神経疾患患者の疲労を対象に行われており、労働によって生じる生理的疲労のメカニズムは不明な点が多かった。我々は最近の研究で、労働や運動による身体の生理的疲労の発生と回復のメカニズムを見いだした。本研究では、この身体疲労のメカニズム研究をもとに、脳疲労の原因を探るとともに、脳疲労の回復やうつ病の予防法を検討する。本研究により、栄養、生活習慣、環境などの改善による、うつ病リスク低減法の開発が容易になると考えられる。
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メタボリックシンドロームと地球温暖化の連関を基軸とした省CO2モデル保健事業
著者
金内 雅夫
出版者
畿央大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007
メタボリックシンドロームは糖尿病や心血管病など生活習慣病の根幹をなす重要な病態である。過度の肥満者では食事由来の燃焼CO2排出増加と1回換気量の増大が見込まれることから、メタボリックシンドロームが身近なところでCO2排出や地球温暖化と連関している可能性が窺われる。しかし、メタボリックシンドローム者のCO2排出とエネルギー代謝について論及した研究は少ない。本研究では、職域健診受診者を対象にメタボリックアナライザーを用いて酸素摂取量・基礎代謝量を測定し、推定CO2排出量を算出した。日常活動量を加算して年間CO2排泄量を推定すると、非メタボ群に対しメタボ群では有意に過剰であり、身近な温暖化対策としてのガソリン約12lの節減に相当することが判った。推定CO2排泄量を加味したエネルギー代謝の評価は、肥満対策を目指した保健指導に役立つと考えられる。
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メチル水銀による中枢神経障害の発現機構の解明に向けた,細胞外環境分子の解析
著者
周尾 卓也
出版者
北陸大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008
本研究では,メチル水銀による中枢神経障害の発現機構の解明に向け,タンパク質分解酵素と細胞外基質分子の動態を解析した.研究期間内において,メチル水銀により活性化されたタンパク質分解酵素MMP-2が細胞外基質分子ニューロカンを分解すること,メチル水銀は神経細胞の形態変化を引き起こすことを見出した.また脳組織には細胞内領域を欠いた膜貫通型分子ニューログリカンCが存在することを明らかにした.
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膵臓における異所性脂肪の臨床的意義の解明:脂肪膵は糖尿病や膵臓癌の危険因子か?
著者
山崎 大
出版者
京都大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01
膵臓への異所性脂肪の蓄積である脂肪膵は、膵β細胞機能障害によって糖尿病、炎症性アディポカインによって膵臓癌を惹起すると推察されている。しかし先行研究では一致した見解が得られていない。脂肪膵が糖尿病や膵臓癌の危険因子であるかを明らかにすることを目的とする。健診施設のCT検診受診者において、CT画像を用いて測定した膵脂肪量のデータと、10年間の一般健診データを突合し、脂肪膵と糖尿病発症の関連を縦断的に解析する。また健診施設の関連病院で、10年間に診療した膵臓癌患者の膵脂肪量をCT画像から測定する。CT検診受診者と膵臓癌患者の膵脂肪量を比較し、脂肪膵と膵臓癌の関連を検討する。
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新しい関節内癒着防止剤としての架橋ヒアルロン酸ゲルに関する研究
著者
蔡 詩岳
佐藤 吏
田中 孝昭
出版者
東京慈恵会医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1999
関節内に手術操作を施すと術後に何らかの癒着が生じてくることは避けられない。この関節内癒着は、関節可動域を減少し疼痛の原因となるが、現時点では術後の理学療法により、関節内癒着を少しずつ剥離してゆくしかない。近年、ヒアルロン酸溶液が腱縫合などの腱手術後の癒着を防止する効果を有することが報告されてきているが、溶液状のヒアルロン酸では組織に滞留している時間が極めて短く、安定した癒着防止効果を得ることは困難である。そこで、本研究では、ヒアルロン酸に架橋結合を導入してゼリー状のゲルを作製、関節内における癒着防止効果を検討し、その作用機序を細胞レベルで検索した。家兎の膝関節を切開し、大腿骨顆部に5×10mmの軟骨下骨にいたる骨軟骨欠損部を作製する。術後は膝関節を3週間固定して、関節内癒着モデルを作製し、手術操作後に、膝関節内にヒアルロン酸ゲルを塗布し、術後3週での癒着防止効果を組織学的に検索した。その結果、架橋HAゲルを手術時に関節内に投与すると、術後、関節滑膜と連続する肉芽組織の発生が有意に防止され、関節内の癒着は明らかに抑制されることが判明した。架橋HAゲルでチェンバースライドの全面あるいはZ状に一部分をコーティングした後、ヒト皮膚由来の線維芽細胞を各チェンバースライドに播種し7日間培養後に細胞の接着状態や増殖に伴う細胞の移動を経時的に観察した。全面をコーティングした場合、細胞はHAゲル上には全く接着しなかったが、辺縁部のHAゲルでコーティングされなかった部分には接着し、伸展して紡錘形を呈していた。また、HAゲルでZ伏に部分的にコーティングしたものでは、HAゲルの部分には細胞は接着しなかったが、培養を継続するとHAゲルのない部分のみがHAゲルに接触することが観察された。ゼリー状に作製した架橋ヒアルロン酸ゲルは、細胞の基質への接着を阻害し、手術後に発生する癒着を防止するのに有用と考える。したがって、腱の手術後のみならず関節手術後にも生じる関節内の癒着の防止材としても臨床応用が可能であると思われる。
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ライフコース疫学による主体価値の思春期形成過程と人生への影響の解明
著者
西田 淳志
山崎 修道
川上 憲人
長谷川 眞理子
出版者
公益財団法人東京都医学総合研究所
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2016-06-30
西田らは、主体価値測定アプリを開発し、思春期大規模コホート研究に導入した。その結果、思春期のロールモデルの獲得・更新と自己制御性の発達が、自律性の成熟の基盤となり、さらにその自律性が基盤となって主体価値が形成されていくことを解明した。山崎らは、全英出生コホートデータを用い、思春期の主体価値と自己制御の発達の相互作用が高齢期のウェルビーイングを予測することを解明した。川上らは、国内外のコホートデータを用いた一連の研究から、思春期主体価値の2要因モデルを提唱した。
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低糖質食による耐糖能の悪化は糖尿病発症のマーカーとなるか
著者
王 培玉
金子 誉
出版者
山梨医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000
最近数十年、食生活の欧米化によって、糖質の摂取量が減らしつづけている。このことが日本における糖尿病増加の原因の一つと考えられる。申請者の実験によると、健康な若者でも、糖質の少ない食事によって耐糖能が悪化し、糖尿病と判定されかねないケースが約30%あった。このような低糖質による耐糖能の悪化が将来糖尿病に進展するのか否かを検証することは糖尿病の予防という実際的観点からも興味深い。ヒトでこれを確認することは不可能である(20-40年かかる)から、ラットをもちいて検証したいと考えている。実験方法は、9週令の雄性Wistarラット40尾を1週間馴化した後、ランダムに2群に分けた。実験群は低糖質/高脂肪食(糖質10%、蛋白質25%、脂肪65%)で、対照群は普通食(糖質60%、蛋白質25%、脂肪15%)で飼育した。2ヶ月ごとに腹腔内糖負荷試験(IPGTT)を行った。血漿インスリン濃度も測定した。飼育開始14ヶ月後、実験群の空腹時血糖値が対照群に比べて有意に高くなった。負荷後2時間値は、飼育2ヶ月後から実験群の方が対照群より高く、その後両群間に差が次第に大きくなり、実験終了時には実験群が256±44mg/dl、対照群が196±25mg/dlであった。血糖曲線下面積(AUC)においても、実験群の方が対照群より高かった(292±48vs183±34mg/dl・hr)。空腹時血漿インスリン濃度は、12ヶ月までは実験群の方が対照群(C-F)より高かったが、負荷後30分の血漿インスリン濃度は、実験群が対照群に比べて有意に低かった。体重は、飼育開始3ヶ月後から実験群の方が大きくなったが、14ヶ月後から急激に減少した。また、Woleverらのラット糖尿病型の判定基準(負荷後の最大血糖値>300mg/dlまたは負荷後2時間値>200mg/dl)によって分類すると、実験終了時には対照群ラット17尾中4尾が糖尿病型であったが、実験群では18尾中16尾が糖尿病型で、著しい差が認められた。結論を言うと、低糖質/高脂肪食でラットを長期間飼育すると、耐糖能が悪化し、インスリン分泌が低下して糖尿病型となる。
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iPS細胞からの新規甲状腺、副甲状腺モデル細胞の樹立
著者
鈴木 悟
横内 裕二
中村 泉
大河内 千代
出版者
福島県立医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01
本研究は、先天的、あるいは切除後を含めた後天的原因により、甲状腺、副甲状腺機能低下症を来した疾患に対し、iPS細胞を含めた細胞を用いた再生医療により、完治させることをグランドデザインとする。その過程で、甲状腺結節、癌のモデル細胞、動物を構築し、臨床上問題となっている甲状腺結節、癌の自然経過を明らかにする。甲状腺癌が発症し、細胞集団として増殖する過程でその大きさと増殖のスピードには、従来の株化細胞には認められない制御が存在する。iPS細胞を利用し、細胞レベルでより自然に近いモデルを確立し、検証し、癌の自然経過解明を目指す。
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