著者
西中村,浩
出版者
日本ロシア文学会
雑誌
ロシア語ロシア文学研究
巻号頁・発行日
no.19, 1987-10-15

Стиль записей и рассуждения героя романа "Мы" напоминают стиль и мышление современников автора, как и пролеткультовских поэтов, так и художников авангардистского направления, в том числе таких живописцев, как Кандинский и Малевич. И в своих статьях Замятни упоминает, кроме самого себя, нескольких художников-живописцев, как представителей одного из новейших направлений в искусстве, которое он назвал "синтетизмом" или "неореализмом" Эти факты свидетельствуют о его активном интересе к современным ему явлениям не только литературы, но и искусства вобще, н дает нам повод исследовать его произведения в связи с твочеством авангардистских художников. И в самом деле, то что в романе "Мы" преобладают зрительные образы (зрительные лейтмотивы, как выражался сам автор), которые играют существенную роль наравне с четырьмя основными цветами, доказывает родство Замятина с живописцами-авангардистами и в России, и на Западе. У него мы находим и свойственный авангарду подход к конструкции: разложив мир на первоначальные элементы, снова конструировать из них единое целое строение (т. е. произведение как завершенный самостоятельный мир), не считаясь с их бытовым, повседневным порядком. Но принцип конструкции Замятина тесно связан с его осознанием свойств слова и прозы, что и отличает его, как художника слова, от других авангардистов, и, в частности, как прозаика, от футуристов-поэтов. Хотя он ценил футуристские языковые эксперименты до некоторой степеии, ему был чужд их заумный язык, и он требует иного подхода к слову, при котором не исключены такие свойства, как "смысл" и "логические связи" Тут выступает на первый план стилизация: он утверждает, что прозаику необходимо писать на "языке изображаемой среды и эпохи", и что с помощью "стилизованного языка среды" можно, пользуясь только языковыми средствами, обнажать характерное мышление описываемого в романе общества или личности. (Такое понимание свойств слов и романа сближает его с Бахтиным.) И он, угадав в высказываниях современников установку на монофоническое слово утопии, и проанализировав их, "синтезировал" их в язык среды Единого Государства, где господствует утопическое слово, предполагающее единственно-правильное,
著者
佐藤 成 中村 雅俊 清野 涼介 高橋 信重 吉田 委市 武内 孝祐
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.46 Suppl. No.1 (第53回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.I-52_2, 2019 (Released:2019-08-20)

【はじめに、目的】スタティックストレッチング(SS)は関節可動域(ROM)などの柔軟性改善効果が期待でき,臨床現場やスポーツ現場で多用されている.しかし近年では,特に45~90秒以上のSSにより筋力やパワーなどの運動パフォーマンスが低下することから,運動前のウォームアップにおいてSSを行うことは推奨されていない.しかし,実際のスポーツ現場では20秒以下のSSが用いられる場合が多いと報告されており,20秒以下のSSは運動パフォーマンス低下を生じさせない可能性がある.しかし20秒以下のSSの即時効果を検討した報告は非常に少なく,さらにその持続効果を検討した報告はない.そこで本研究では,柔軟性改善効果の指標としてROMと弾性率,運動パフォーマンスの指標として求心性収縮筋力(CON)と遠心性収縮筋力(ECC)を用いて20秒間のSSの即時効果と持続効果を明らかにすることを目的とした.【方法】対象は健常成人男性20名の利き足(ボールを蹴る)側の足関節底屈筋群とした.足関節底屈筋群に対する20秒間のSS介入前後に足関節背屈ROM(DF ROM),弾性率,CON,ECCの順に各々測定した.先行研究に従ってSS介入後の測定は,①介入直後に測定する条件,②介入5分後に測定する条件,③介入10分後に測定する条件の計3条件を設けた.対象者は,無作為に振り分けられた条件順にて3条件全ての実験を行った.DF ROM,CON,ECCの測定は多用途筋機能評価訓練装置(BIODEX system4.0)を用いて行った.なお,CONとECCの測定は足関節底屈20°から背屈10°の範囲で,角速度30°/secに設定して行った.弾性率の測定は超音波診断装置(Aplio500:東芝メディカルシステムズ株式会社)のせん断波エラストグラフィー機能を用い,腓腹筋内側頭(MG)に対して行った.統計学的検定は,SS介入前後および条件(直後条件,5分条件,10分条件)間の比較は繰り返しのある二元配置分散分析(時期×条件)を用いて検討した.さらに,事後検定として,SS介入前後における条件間の比較はBonfferoni法,各条件におけるSS介入前後の比較は対応のあるt検定を用いて検討した.【結果】DF ROMに有意な交互作用(p=0.004, F=6.517)と,時期に主効果を認めたが,MGの弾性率,CON,ECCには有意な交互作用及び主効果を認めなかった.事後検定の結果,DF ROMは全条件において介入前と比較して介入後に有意に増加した.またDF ROMは介入直後と比較して介入10分後に有意に低値を示した.【考察】本研究の結果より,20秒間のSSはDF ROMを即時的に増加させるために有効であり,その効果は10分後まで持続するが,5~10分の間で減弱することが明らかとなった.また,20秒間のSSは弾性率,CON及びECCに影響を及ぼさないことが明らかとなった.【結論】20秒間の短時間のSS介入は等速性筋力を低下させずにROMを増加させるが,弾性率を変化させることが出来ないことが明らかとなった.【倫理的配慮,説明と同意】本研究は本学の倫理審査委員会も承認を受けて実施された.また,本研究はヘルシンキ宣言に則っており,実験開始前に対象者に本研究内容を口頭と書面にて十分に説明し,同意を得た上で行われた.
著者
内藤 智義 山田 正己 中村 美詠子 尾島 俊之
出版者
一般財団法人 日本健康開発財団
雑誌
日本健康開発雑誌 (ISSN:2432602X)
巻号頁・発行日
pp.202243G01, (Released:2021-08-24)
参考文献数
18

背景・目的 地域在住高齢者における摂食・嚥下機能と生活習慣との関連は、ほとんど明らかにされていない。本研究は、地域在住高齢者の摂食・嚥下機能の特徴及び、摂食・嚥下機能と生活習慣との関連性を分析することを目的とする。方法 地域包括支援センターが運営する口腔機能向上事業に参加した高齢者419名を対象に自記式質問紙調査を行った。有効回答288名(男性58名、女性230名、平均年齢73.6歳)を分析対象とした。調査項目は、基本属性、健康状態、生活習慣、摂食・嚥下機能を調査し、嚥下障害リスクの有無に差があるかをχ2検定で比較した。結果 嚥下障害リスク評価尺度改訂版で、「嚥下障害リスクあり」は72名(25.0%)、「嚥下障害リスクなし」は216名(75.0%)と判定された。準備期・口腔期の嚥下障害の平均得点が最も高く、咽頭期の嚥下障害の平均得点が最も低かった。「嚥下障害リスクあり」は、「嚥下障害リスクなし」より有意に何でも噛める者は少なく、外出する機会がほとんどない者、夜間よく眠れていない者が有意に多かった。考察 嚥下障害リスクとの関連からは、咀嚼機能と外出する機会を維持・改善することの必要性は高く、咀嚼力向上や外出する機会づくりへの支援は嚥下障害を予防する可能性を示唆した。また、嚥下障害リスクは、夜間睡眠に影響する可能性があり、高齢者の嚥下機能改善が睡眠の質を向上させる支援になる可能性が示唆された。
著者
中村 貴子
出版者
筑波大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2010

【目的】ANKK1はSerine, threonine kinase domainを持ちDRD2遺伝子に作用し特にANKK1-rs4938012はアルコール他の依存症と関連する有力なSNPであるとの報告がある。日本においてもアルコールや薬物耐性および依存症(麻薬およびCaffeine)は大きな社会問題になっているがまだその研究は多くない。ANKK1周辺遺伝子は多くの塩基置換部位を持ち総合的ハプロタイプ解析を行う必要がある。今回は各疾患群とのCase control研究を行うとともに人種による遺伝子頻度の差異についてSSCP法とTaqMan法を用い分析を行った。【試料】日本、中国、モンゴル、ミャンマー、南米コロンビア、アメリカ、フランス、アイボリーコースト、カメルーンの一般集団DNAおよび国立久里浜アルコール研究所より提供のアルコール依存症患者DNA、筑波大学麻酔科より提供されたDNA(サンプルは筑波大学倫理委員会承認済み)【方法】ALFexpressを使用したSSCP法およびABI-7500 RT-PCR機を使用したSNP解析法【結果】1.ANKK1, Exon1, Exon2を中心とした領域:rs4938012,含む6箇所の塩基置換部位をSSCP法で分析しハプロタイプ解析を行ったこれらの領域においてそれぞれの人種に特徴的なハプロタイプを検出した。アメリカの論文にてアルコール依存症をはじめとする各種依存体質と強い相関を持つとされる塩基置換箇所はこの研究においてアフリカ黒人のサンプルに多くみられることがわかった。日本人コントロールとアルコール症患者との間には有意差は認められなかったことからアメリカにおける依存症患者の人種の問題を含んでいるかまたは別の領域による差異の可能性も示された。2.ANKK1, Exon5~Exon8 : rs1800497はこれまで多くの精神疾患との関連遺伝子と指摘されてきたがまた反証の見解も多い。今回は今までのSSCP解析とともに初めてABI社のTaqMan Probeを使ったSNP解析を行いその精度を比較検証した。両者はそのSNP領域近傍の別のSNPの有無により使い分ける必要がある。今回アルコール依存症群と一般群との間に5%以下の有意差が認められた。Exon6のrs4938016の一般とアルコール症群において遺伝子頻度では有意差は認められないがアルコール症はヘテロが多く遺伝子タイプでは1%以下の有意差があった。ANKK1の5'末端のPromoter領域にはCpGアイランドが存在する。このことと今までの結果からPromoter領域の発現抑制が関与することも考えられ、現在その領域のメチル化Primerをこの研究費により作製しDNAのバイサルファイト処理を行いメチル化解析を進めている。
著者
中村 陸哉 神田 佑亮
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.II_241-II_251, 2022 (Released:2022-04-20)
参考文献数
12

COVID-19の感染拡大による外出自粛に伴い,移動需要が急激に低下している.我が国の公共交通業界は収入が大きく落ち込み,公共交通サービスの提供の継続が困難な状況に直面している.公共交通の受けた影響の規模を把握するために,経営状況への影響度を多面的に把握する必要がある.本研究では,全国の上場交通事業者が開示する決算資料を集計し,営業収益や営業利益・損失の推移,雇用調整助成金の受取状況を分析した.その結果,交通事業者の危機的状況は加速しており,赤字・減収に対する支援も不十分であることが示された.
著者
赤石健一 中村嘉隆 高橋修
雑誌
マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.1780-1787, 2013-07-03

IEEE802.11eEDCAでは,4つの優先度でパケットを区別し,アクセスカテゴリに分け,パケットを優先的に送信することによりQoS制御を実現する.しかし,高優先度内でトラフィックが増大すると通信品質が劣化するという問題がある.これは,トラフィックが増大することによりネットワークが輻輳し,パケットロスが発生しやすくなるためである.本研究では,トラフィックの負荷が高い場合においてQoS保証を実現する方式について検討する.トラフィックが増大し,負荷が高くなった時にアクセスカテゴリの送信キューの使用率に応じた資源の割り当てによってキューの大きさを動的に変更することによって実現する.シミュレーション評価により提案するQoS制御方式の有効性を示す.
著者
深瀬 徹 中村 有加里
出版者
動物臨床医学会
雑誌
動物臨床医学 (ISSN:13446991)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.10-14, 2021-03-25 (Released:2022-03-25)
参考文献数
10

2017年6月に東京都内の住宅地の民家において大型の昆虫の生息を認めた。3個体を捕獲して外部形態を観察した結果,本来はマダガスカルに生息するGromphadorhina属ゴキブリの雌1個体と雄2個体であった。これらの3個体を1年にわたって飼育し,2世代を得た。また,同年7月から本家屋の内部と外部に粘着シートを用いたゴキブリ駆除器を設置したところ,9月までに家屋内と屋外でそれぞれ4個体,計8個体を捕獲したが,それ以降は2019年12月に至るまで本種は認められなくなり,完全に駆除されたか,あるいは2017-2018年の冬期に低温のために死滅したことが示された。Gromphadorhina属ゴキブリは,日本においてペット用,または爬虫類等のペットの餌用として広く飼育および繁殖が行われており,そうした飼育場からの逸出あるいは意図的な遺棄があり,それがこの民家に侵入したものと推察した。熱帯に生息するゴキブリ類が日本に定着しうるかは明らかではないが,保温性の高い住環境にあっては,それらの食性を満たす餌が存在する場合には定着の可能性もあると考えるべきであり,外国産ゴキブリの逸走や遺棄を防止するための啓発が必要である。
著者
中村 泰彦
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.427-433, 1991-05-15 (Released:2010-03-10)
参考文献数
9

普通の大豆とエイジング処理した大豆に対する塩の軟化効果を試験し, 以下の結果を得た.(1) 試験した陰イオンにはいずれにも軟化作用が認められ, その効果は概して陽イオンよりも大きかった.陰イオンの中では, 炭酸水素イオンが群を抜いて軟化作用が強く, つづいて多価カルボン酸, 1価カルボン酸の順であった.(2) 陽イオンでは, アルカリ金属はいずれも軟化作用を示したが, アルカリ土類金属は組織を硬くするように作用した.2価の鉄は普通の大豆に対しては軟化促進的に働くが, エイジング大豆では逆に組織を硬くした.(3) 食塩や第一鉄塩は単独では軟化作用はそれほど強くなかったが, 両者を組み合わせると軟化の強い相乗効果が認められた.(4) 塩溶液浸漬による豆からのCa2+の溶出の程度と煮豆の軟らかさとは比例関係にあったが, 炭酸水素塩や第一鉄塩は特異であった.
著者
渡辺 はま 川口 潤 中井 雄介 塚田 哲也 彦野 賢 中村 肇
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.237-243, 2005-08-15 (Released:2010-03-15)
参考文献数
14
被引用文献数
6 4

本研究では, プラントにおける作業を模擬した二つの実験を通して, 行為意図の遂行における事前動作の効果を検討した. 各実験にはそれぞれ40名, 20名の学部学生が参加した. 両方の実験で, 被験者は指示 (例えば“112A 開”) を与えられ, それらを覚えるよう教示された. 干渉課題に続いて, 被験者はキーボードキーを押すことで指示を遂行することが求められた. 六つの指差呼称条件 (統制条件・動作付き指差呼称条件・動作付き指差条件・呼称条件・指差呼称条件・位置確認条件) を比較した結果, 動作付き指差呼称もしくは指差呼称を伴って指示書を確認した被験者において, 優れた遂行成績が示された. これらの結果は, 作業前に作業遂行時と同様の動作を行うことが, 通常の指差呼称と同程度に, 意図した行為の優れた遂行を導くことを示唆している.
著者
中村 照也 山縣 ゆり子 YANG Wei
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.254-257, 2013 (Released:2013-09-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

A number of structural and kinetic studies of DNA polymerases have proposed the catalytic mechanism of the nucleotidyl-transfer reaction. However, the actual process has never been visualized. Here we show the nucleotidyl-transfer reaction process catalyzed by human DNA polymerase η using time-resolved protein crystallography. In sequence, the nucleophile 3′-OH is deprotonated, the deoxyribose at the primer end converts from C2′-endo to C3′-endo, and the nucleophile and the α-phosphate of dATP approach each other to form the new bond. A third Mg2+ ion, which arrives with the new bond and stabilizes the intermediate state, may be an unappreciated feature of the two-metal-ion mechanism.
著者
藤本 憲正 中村 光 福永 真哉 京林 由季子
出版者
日本音声言語医学会
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.201-207, 2016 (Released:2016-05-20)
参考文献数
18

比喩文の理解課題を作成し,健常高齢者(統制群),コミュニケーション障害を認めない右半球損傷者(右なし群),それを認める右半球損傷者(右あり群),左半球損傷の失語症者(失語群),それぞれ15名に実施した.比喩文は一般的になじみの低い直喩文30題とし(例:道は,血管のようだ),検者がそれを読み上げた後,その意味に最も合う文を4つの選択肢から選ぶよう求めた.さらに同じ比喩の口頭説明課題とトークンテスト(TT)を実施した.結果は,統制群と比較し,右なし群では比喩理解課題,TTともに同等の得点であり,右あり群では特に比喩理解課題で有意な低下を示し,失語群では比喩理解課題,TTともに有意な低下を示した.比喩理解課題と比喩説明課題の得点には有意な相関関係が認められた.右半球損傷における比喩理解障害を議論する際は,コミュニケーション障害の有無を考慮する必要があると考えた.
著者
松村 宏 桝本 和義 吉田 剛 豊田 晃弘 中村 一 三浦 太一
出版者
日本加速器学会
雑誌
加速器 (ISSN:13493833)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.63-71, 2021-07-31 (Released:2021-08-04)
参考文献数
16

Measurement of activated materials and evaluation of activated areas of several types of accelerator facilities were studied for decommissioning planning from FY2017 to FY2020 under the contract of the Nuclear Regulation Authority. The research results were summarized in “Manual of Measurement and Evaluation of Activation for Decommissioning of Accelerator Facilities.” This manual consists of the classification of the activation area of accelerator facilities and the measurement and evaluation of the activation of concrete structures and metallic accelerator components in the decommissioning of accelerator facilities. This manual will be used for the decommissioning of accelerator facilities in Japan.
著者
沢田 雅 中村 雅英 鎌田 信
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.51, no.471, pp.3743-3747, 1985-11-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
3
被引用文献数
2 2

For the purpose of clarifying the mechanism of rotation of Savonius rotors, ones which have two semicylindrical blades are studied experimentally. The force acting on a blade is measured in a water two tank for both cases where a rotor is at rest and rotated. The flow around a rotor is observed by using aluminum powder floating on the water surface. Although the Savonius rotor is classified into a resistance type, the lift produces the torque in a pretty wide range of angle relative to the flow.