著者
大久保 友幸 山丸 航平 越水 重臣
出版者
Japan Society of Kansei Engineering
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18840833)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.285-291, 2017 (Released:2018-04-27)
参考文献数
11
被引用文献数
2

International tourists in Japan are increasing year by year, and the Japanese government keeps promoting the tourism industry. In order to make Japan more attractive for tourists, the analysis of tourists' impressions is very important. One of the conventional approaches is to provide tourists with a questionnaire about sightseeing spots. However, the questionnaire has a problem, the memory of the interviewees fades and fine information cannot be obtained. In this paper, we describe a novel approach to detect the impression using information from electroencephalogram (EEG). Since the developed system makes use of a portable EEG device, it enables impression detection even if the subject is walking. In order to confirm the validity of the proposed system, we carried out both video-based and real-world experience of the typical sightseeing spots.
著者
久保 博道
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第53回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.328, 2010 (Released:2011-02-03)

今年は、大河ドラマ「龍馬伝」の影響もあって、こじゃんと県外からお客様に土佐の高知に来て貰いゆう。龍馬伝の効果を県下全域に広げたいと思うて、「土佐龍馬であい博」を開催しゆう。高知駅前に観光情報のコンシェルジュ機能を持った情報発信館の「とさてらす」と龍馬伝をテーマにしたパビリオンを設置すると同時に、県下の東部・西部・北部に3つのサテライト会場を設けたがよ。この3つのサテライトは、地域の観光情報の発信機能を合わせ持っちょって、周辺の観光地等にお客様が周遊できるような仕組みになっちゅう。お陰様で今年は対前年比で、約7割も観光客が増えたがやき。 来年もこの勢いを落としとうないき、「志国高知龍馬ふるさと博」を開催したいと思いゆう。その博覧会の目玉として、大河ドラマ「龍馬伝」で使われた坂本龍馬の生家セットを移築することにしちゅう。坂本家の皆なぁが座ってご飯を食べるシーンがあったろう、あれよ。そして、龍馬だけではなくて、ほかの土佐の歴史上の偉人、例えば都会でも若い女の人にこじゃんと人気のある長宗我部元親とか、また旅行雑誌のアンケートでいっつも1位に輝きゆう、鰹のタタキ(僕らぁはもう食べ飽きちゅうけんど、やっぱり旨いちや)を始めとした美味しい食べ物、それから世界的な牧野富太郎博士の植物園や、まち歩きの「土佐っ歩(とさっぽ)」とか、こじゃんと面白いもんがいっぱい有るがやき。全部は書ききれんき、やっぱり実際に土佐の高知に来てみんと分からんと思うでぇ。けんど、なんじゃかんじゃ言うても、一番面白い観光資源は、「土佐人」やと思うき。早う、土佐の高知へ来てみいや!
著者
久保 義光
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.20, no.6, pp.161-165, 1958 (Released:2009-09-04)
被引用文献数
1

Mechanical properties of ice are tested about the natural ice of the River Sungari, Manchuria. Considering the relation between the loading direction and the crystal axis of ice, the strength and the elastic modulus of ice for tension, compression, bending and shear are obtained varying the temperature of ice from 0°C to-30°C.
著者
行田 弘一 久保田 文人 鈴木 龍太郎 三好 勝巳 濱田 元 中辻 実 片桐 俊幸
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.69, pp.13-17, 1996-12-12 (Released:2017-10-13)

京都府相楽郡精華町の通信総合研究所(CRL)精華実験センタに設置したディジタルビデオ・オン・デマンド(Video On Demand, VOD)システムは、動画像圧縮にMPEG2を用いている。今回、本システムについて、その基本性能を評価するため、DSCQS法による画質品質の主観評価実験を行ったので、その概要及び結果について報告する。
著者
久保田 貴之 張 羽 漁田 俊子 漁田 武雄
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.42-42, 2015

聴覚情報に関するこれまでの環境的文脈依存効果研究において,日常場面で発生する環境音文脈は,その対象として扱われていなかった。そこで,本研究は,環境音文脈依存効果の特性を明らかにすることを目的とし,手がかり負荷(負荷1,負荷12)を操作し,文脈依存効果の生起を調べた。実験では,まず,24項目の単語を1つずつ5秒間の環境音とともに提示し,偶発学習させた。その後,学習時に用いた環境音の半数を用いて再生テストを行った。環境音は,負荷1条件においてランダム提示,負荷12条件においてブロック提示とした。実験の結果,負荷12条件のみ,文脈依存効果が生じた。この結果は,手がかり負荷が大きい場合に環境音が文脈手がかりとなり,小さい場合に手がかりとならないことを意味する。このような結果が生じた理由としては,(a)環境音文脈の手がかりとしての弱さ,(b)グローバル文脈としての機能の喪失の2つの可能性がある。
著者
藤原 茂樹 立原 敬一 川久保 芳文 森 聡史 豊口 泉 横山 武志
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.406-413, 2015-05-15 (Released:2015-08-19)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1

圧モニタリングキットはそれぞれ固有の周波数特性(固有振動数および制動係数)を有している.この周波数特性はさまざまな因子によって影響を受ける.採血用のPlanectaTM(JMS,広島)も圧モニタリングキットの周波数特性に大きく影響を与える因子の一つである.また,動脈血圧モニタリングキットの共振現象を抑えるデバイス(制動素子)にROSETM(Argon Medical Devices, TX, USA)がある.本稿ではPlanectaTMならびにROSETMの圧モニタリングキットへの挿入が周波数特性に与える影響について概説する.
著者
中嶋 幸生 小板橋 禎美 白川 美穂 大久保 文葉
出版者
Japan Veterinary Cancer Society
雑誌
日本獣医がん学会雑誌 (ISSN:18843344)
巻号頁・発行日
pp.2017-017, (Released:2018-04-17)
参考文献数
24

長期的なIgM型単クローン性高ガンマグロブリン血症を呈するラブラドール・レトリーバーが来院した。発見時から臨床症状は認められなかったものの、骨髄生検にて顕著に増加したリンパ形質細胞が確認された。包括的なスクリーニングによって高グロブリン血症を伴う可能性のある疾患を除外し、無症候性マクログロブリン血症と診断した。人医学と同様に、高グロブリン血症が確認された際には類症鑑別に含める必要があることが示唆された。
著者
松岡 博美 松原 保仁 大西 茂彦 久保 和子 浅井 貴子 山下 泰生
出版者
香川県産業技術センター
雑誌
研究報告 (ISSN:13465236)
巻号頁・発行日
no.13, pp.90-94, 2013-06

県産キウイフルーツ10品種の健康機能性評価を行った。その結果,抗酸化活性はさぬきゴールドが最も高く,次いでさぬきエンジェルスイートが高かった。総ポリフェノール量および還元型アスコルビン酸量も同様の結果となった。また,ORAC値と総ポリフェノール量および還元型アスコルビン酸量の間には正の相関が認められた。さぬきゴールドについては収穫直後(未熟),収穫後追熟,保存後追熟のいずれにおいても高い抗酸化活性を維持しており,保存による影響は認められなかった。
著者
大久保 篤 柴田 のり子 根口 光太郎 辻本 嘉大 橘田 重延 大石 喜仁 武井 康郎 水野 康隆 宮原 寿夫 仲居 史志
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.363-369, 2004-05-31
参考文献数
4
被引用文献数
5

2003年10月13日に千葉県成田市と茨城県神栖町で発生した突風について,現地調査をもとに原因を推定した.突風は,強い雨の中である程度の広がりを持って一方向に向かって吹いた可能性が高かった.そして,日中にもかかわらず竜巻の目撃証言がなかった.これらから,突風の原因をダウンバーストと推定した.成田市の突風発生時の気象状況について,主にドップラーレーダーを用いて解析を行った.突風発生時はスパイラル状に組織化したエコーを伴った低気圧が,成田市付近に位置していた.そして,成田市宗吾で発生したダウンバーストは,スパイラル状エコーの通過時に発生した可能性が高かった.また,成田市赤荻で発生したダウンバーストの原因は,現地調査結果とあわせて考えることにより,低気圧の中心付近西側で発生したミソサイクロンを伴うストームによりもたらされた可能性が高いこともわかった.
著者
深澤 圭太 三島 啓雄 熊田 那央 竹中 明夫 吉岡 明良 勝又 聖乃 羽賀 淳 久保 雄広 玉置 雅紀
出版者
特定非営利活動法人バードリサーチ
雑誌
Bird Research
巻号頁・発行日
vol.13, pp.A15-A28, 2017

<p> 筆者らは福島第一原発事故による避難指示区域内外を対象とした録音による鳥類のモニタリング調査を2014年より実施している.研究者と地域住民との対話・得られたデータの透明性確保に資することを目的に,モニタリングで得られた音声データを聞き,鳥類組成のデータを作成する参加型イベント「バードデータチャレンジin福島」を2015年に実施した.イベントに際しては,WEBベースの音声再生・種名入力支援ツール「SONO-TORI」,即座に出現種や種判別の進捗状況の可視化を行なうためのシステム「SONO-TORI VIS」を新たに開発し,それらを活用して参加者が楽しみながら録音音声による種判別を進められるよう努めた.当日は定員である30名の参加者が集まり,5つの班に分かれて聞き取り作業を実施した.その結果,計63分の音声データに対して種判別を実施し,23種の鳥類が確認された.作業後のアンケートの結果,参加者の満足度および再訪意欲は高く,これらと参加者間の親睦や鳥類種判別技能の向上とのあいだに高い相関がみられた.今回の取り組みは結果に関する情報共有のありかたや,班ごとに分担する音声データの決め方などについて課題があったものの,録音音声による種判別がイベント形式の市民参加型調査として成立しうる可能性を示したと考えられる.</p>
著者
片瀬 雅彦 柴田 忠裕 Gaspard Jerome T. 水久保 隆之
出版者
日本線虫学会
雑誌
Nematological research (ISSN:09196765)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.45-47, 2009-06

千葉県の植木産地では、伝統的な樹芸技術によって多数の造形樹が生産されている。近年、EU諸国における日本庭園ブームや中国における造形樹の需要拡大により、植木の輸出量は拡大傾向にある。ところが、出国時の植物検疫において植木の土壌から規制の対象となる植物寄生性線虫が検出されると、その植木を輸出することができない。さらに、輸出相手国の植物検疫において規制の対象となる植物寄生性線虫が検出されると検疫措置を課せられ、植木の廃棄または返送処分を被る場合もあることから、輸出上の大きな障害になっている。日本の樹木類に寄生する土壌線虫に関して、これまで林業苗畑、森林樹木、花木類を対象とした調査報告があり、庭木樹種ではイヌマキ、イヌツゲにおいて線虫検出記録があるものの、造形樹となる植木を対象とした組織的な調査は行われていない。そこで、植木に寄生する土壌線虫の種類を明らかにするために、千葉県下の植木生産圃場において線虫調査を行った。
著者
浦久保 知也 大場 徹也 岡村 元義 金田 伸一 川俣 治 塩見 哲次 重松 弘樹 菅谷 真二 菅原 敬信 曲田 純二 丸山 裕一 元木 政道
出版者
一般社団法人日本PDA製薬学会
雑誌
日本PDA学術誌 GMPとバリデーション (ISSN:13444891)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.23-36, 2008 (Released:2009-12-04)
参考文献数
6

The Bio-Virus Safety Committee (BV-Committee), one of the committees of the Parental Drug Association Japan (PDA Japan), has discussed various concerns on biopharmaceuticals from scientific, technical and regulatory perspective. One of the most significant concerns is the risk of contamination of infectious agents into manufacturing process and products. This risk should be addressed, as required per the international regulations, by minimizing to use raw materials sourced from animal origin and by performing viral clearance studies in order to evaluate capability of purification process to reduce and/or inactivate known and/or adventitious viruses. BV-Committee reported the conclusions of discussion how to prepare and qualify cell bank system as one of raw materials and how much Log Reduction Value (LRV) should be targeted in virus clearance studies in the 13th annual conference of the PDA Japan in 2005 and published in the PDA Journal1). Since 2007, BV-Committee discussed the practical experimental procedures for viral clearance studies and reported the conclusions in the 14th annual conference of the PDA Japan in 2007 and reported in the PDA journal2). In the report, standardized and practical experimental procedures for viral clearance studies were proposed, considering not only requirements for submission to the regulatory agencies but also experimental technique. In addition, trouble shooting based upon the actual experience of the members, information regarding Contract Research Organizations (CROs), references of international guidelines, and worksheets for viral clearance study are provided.   Since 2008, BV-Committee has discussed how the Quality Risk Management (QRM) approach can be applied to manufacturing and quality control of biopharmaceuticals through a case study of a recombinant monoclonal antibody. The conclusion was presented in the 15th annual conference of the PDA Japan in 2008. In the case study, we supposed that viral contamination and residual process related impurities could be the source of quality risk. Risk assessment practice was performed, focusing on the following five categories, “Cell Banking”, “Cell Culture”, “Purification”, “Medium/Buffer Preparation” and “Viral Inactivation and Filtration”. In certain items, where the assessment showed higher risk, preventative measures to control the risk were discussed.
著者
遠海 友紀 岸 磨貴子 久保田 賢一
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.209-212, 2012
参考文献数
4

本研究の目的は,初年次教育の学習活動において学生自身が到達目標を設定することが,学生の自律的な学習態度へどのような影響を与えるのかを明らかにすることである.初年次教育の授業において学生がルーブリックを作成し評価に用いる実践を行った.質問紙調査の結果,ルーブリックを自分達で作成することにより,多くの学生が目標と省察を意識しながら学習活動を行ったことが分かった.また,学生の自由記述を分析した結果,ルーブリックを自分達で作成することは「目標への意識」「課題に対する動機づけ/責任感」「課題の成果に対する省察」「評価に対する公平感」「多様な評価の観点の気付き」と関連していたことが分かった.

1 0 0 0 OA 商牌雜集

著者
大久保葩雪 編
巻号頁・発行日
vol.[7], 1800