著者
北 恭成 長壁 篤史 野本 弘平 萩原 康嗣 斉藤 功一
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.29, pp.107-107, 2013

現在,動画配信システムは人々の日々の生活に普及しており,多くの人が楽しんでいる.しかし,従来の閲覧動画選択システムでは自分の好みにあった動画を見つけることは簡単なことではない.また,一度それを見つけると同じカテゴリの動画を選択し続ける傾向がある.その結果,様々なカテゴリから好きな動画と出会うことは難しい. 非平面型タッチパッドは,最近開発された新しい入力デバイスである.これは,平面型タッチパッドと比べユーザの直感的な意図表現を可能とする. 本研究では,非平面型タッチパッドを用い,新しい動画との偶発的な出会いを支援するシステムの提案を行い,また従来のシステムとの比較を行う.実験の結果,提案システムを用いることによりユーザは,普段見るカテゴリだけでなく今までほとんど見たことのない新しいカテゴリ内からも好みに合った動画に出会えることが明らかになった.
著者
河原 康雄
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2003

この研究課題では4年間にわたりDedekind圏における情報意味論と関係型プログラミングおよびその基礎となる関係理論の研究を行った。その成果の概要としては、(1)関係の基数理論の端緒を開いた。(2)完備束における単調関数は最小・最大不動点をもつというTarskiの定理(1955年)を、関係理論を駆使してDedekind圏において証明した。(3)量子計算を表す3近傍局所遷移規則をもつ古典的な有限セルオートマトンを、固定境界条件、半固定境界条件、自由境界条件、巡回境界条件について、完全に決定した。(4)Hoareに始まるプログラムの意味としての関係のdemonic合成とdemonic順序についての概念を、Dedekind圏における関係理論から検証した。ことにまとめられる。この研究費補助金により九州大学において恒常的に実施した研究成果の発表、特に、国際的研究集会International Conference on Relational Methods in Computer Science/Applications of Kleene Algebrasでの研究発表に加え、プログラム委員としての役目を果たすことができた。ここに関係者のすべての皆様に謝意を表します。
著者
太田 裕子 野口 球子 松原 康美
出版者
公益社団法人 日本栄養士会
雑誌
日本栄養士会雑誌 (ISSN:00136492)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.436-442, 2008 (Released:2012-01-05)
参考文献数
12
被引用文献数
1

近年、病態などを考慮し特定の栄養素を強化した経腸栄養剤が数多く開発され、活用されるようになった。今回、われわれは高齢の難治性褥瘡患者に対し、アルギニン配合の高濃度液状栄養食を投与し、若干の知見を得たので報告する。 症例は、入院時に仙骨部と腸骨部左右に褥瘡あり。仙骨部は黒色壊死と内部にポケット、感染兆候を認めた。局所ケア、半消化態栄養剤による栄養補給を行うとともに、体圧分散を図ったが、褥瘡改善を認めないため、栄養剤をアイソカルR プラスEX に変更した。その結果、褥瘡、生化学データともに改善したが、投与開始後9 日目よりBUN が上昇し、36~53 mg/dl で推移した。 BUN 上昇は、栄養剤の投与量をエネルギーに主眼をおいて設定したため、アルギニンが増加し尿素産生に影響を与えることになったためと考える。高エネルギーを必要とする症例に対し、アルギニン配合の栄養剤を投与する場合には、単独投与を避け、他の栄養剤と組み合わせるなどの工夫が必要であると考える。
著者
鈴木 克幸 原 康之 本間 理 髙屋 快 白幡 康弘
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.307-310, 2015-03-31 (Released:2015-06-11)
参考文献数
16

症例は56歳,男性。心窩部痛・嘔吐を主訴に前医を受診し,胸腹部造影CT検査所見で最大径50mmの巨大脾動脈瘤と完全内臓逆位を指摘され,手術目的に当科紹介となった。完全内臓逆位という破格があり,動脈瘤が直径50mmと大きいため開腹手術を選択した。脾動脈瘤と膵臓との癒着が高度であり,脾動脈瘤の切除は膵損傷および術後膵液漏の危険性が極めて高いと判断し,脾動脈結紮+脾臓摘出術を施行し,術後合併症なく経過した。脾動脈瘤は比較的まれな疾患であり,最大径50mm以上の報告例は極めて少ない。また,完全内臓逆位を伴う脾動脈瘤の手術例の報告はない。今回われわれは完全内臓逆位を伴う最大径50mmの脾動脈瘤に対して手術を施行したので,文献的考察を加え報告する。
著者
海原 康孝 青木 梢 三宅 奈美 香西 克之
出版者
日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.92-96, 2007-03-25
被引用文献数
1

11歳8か月女児の下顎右側第二大臼肉歯の異所萌出および11歳6か月男児の下顎左側第一小臼歯の位置異常の処置に対し, リンガルアーチ, セクショナルワイヤー(ニッケルチタン系.016"×.022")およびクリンパブルフックを用いて咬合誘導を行った。その結果, 有効性は以下のような点であった。1. リンガルアーチの装着後, 患歯にブッカルチューブもしくはブラケットを装着し, セクショナルワイヤーにクリンパブルフックを装着するだけの簡単な装置で行える。2. 手技が容易であるため, 短時間で施術が終了する。3. クリンパブルフックの装着によるワイヤーの活性化は, 下顎第一臼歯と第二大臼歯の間のような、歯列弓の後方の操作しにくい部位においても容易に行えた。4. 本装置の装着期間は1~3か月と比較的短かった。5. 本装置の装着期間中に患児が苦痛や違和感を訴えることはなかった。6. 同症例とも後戻りを認めなかった。以上より, この方法は技術的に容易で, 患者と術者双方において負担が少なく、予後が良い非常に有効な方法であることが示唆された。For treatment of two cases of ectopic eruption of the mandibular right second molar and malposition of the mandibular left first bicuspid, we conducted MTM using a lingual arch, sectional wire and crimpable hook. The results showed the effectiveness of this as described below.1. The treatment is as imple procedure involving the fitting of the lingual arch, then attaching a buccal tube or bracket to the tooth to be moved, and finally attaching the crimpable hook to the sectional wire.2. Because the technique is simple, the procedure can be completed in a short time.3. By attaching the crimpable hook, activation of the wire is easily done even at sites at the back of the dental arch where it is difficult to operate, such as between the mandibular first and second molars.4. The period of treatment is comparatively short at 1 to 3 months.5. The affected infants did not feel pain or discomfort during treatment.6. Retrogression was not observed in either case.This method is technically simple, places little burden on either the patient or the practirioner, and seems to be an extremely effective method with good outcome.
著者
川野 紀子 田代 充生 田口 雅史 木原 康之 芳川 一郎 宿輪 和孝 山崎 雅弘 久米 恵一郎 大槻 眞
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.105, no.11, pp.1627-1633, 2008 (Released:2008-11-05)
参考文献数
19

症例は73歳男性.排便時の肛門部痛を主訴に来院した.直腸Rb部に直径4cm大の一部黒色を呈する隆起性病変を認め,肝転移をともない,直腸肛門部悪性黒色腫(Stage IV)と診断された.dacarbazine,nimustine,cisplatin,tamoxifenによる多剤併用化学療法(DAC-Tam療法)に加えinterferon-βの局所投与を施行したところ,1コース終了時には疼痛の消失と原発巣の縮小,肝転移の消失を認めた.計6コース施行後に,直腸腫瘍からの出血コントロールに対する放射線治療を併用した.化学療法を合計8コース施行し,初回治療開始後24カ月経過した現在も生存中である.
著者
伊東 久徳 原 康 吉見 奈津子 原田 恭治 根津 欣典 余戸 拓也 越智 広樹 長谷川 大輔 織間 博光 多川 政弘
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.70, no.7, pp.701-706, 2008-07-25
参考文献数
28
被引用文献数
2 34

日本において椎間板ヘルニアに罹患した犬の297症例に対して,遡及的に疫学的特徴の検討を行った.診療記録から,犬種,性別,年齢,罹患椎間板,神経学的重症度の診療情報を記録した.罹患部位から132症例の頸部椎間板ヘルニア群と165症例の胸腰部椎間板ヘルニア群に分類した.日本では,頚部および胸腰部椎間板ヘルニアに罹患する主な犬種はダックスフント,ビーグルおよびシーズーであることが確認された.日本特有の犬種である柴犬に関しては,全体に対する割合は少ないながらも,両部位の椎間板ヘルニアに罹患することが確認された.また,日本において本疾患に罹患する犬の性別の分布は,欧米の報告と異なり,雄が雌に対しての2倍の割合であった.主要な3犬種であるダックスフント,ビーグルおよびシーズーにおける検討では,発症年齢は,ダックスフント,ビーグル,シーズーの順番で高い傾向が確認された.そして,シーズーは,3犬種の中で多発性の病変を伴う傾向が見られた.日本の椎間板ヘルニアの疫学的な特徴は,これまでの欧米における報告と類似していたが,日本独自の特徴もまた確認された.
著者
伊藤 詩乃 田中 佑岳 狩野 芳伸 榊原 康文
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.F-AI30Ge_1-10, 2017

<p>31 巻6 号AI30-G(2016 年)の論文において、本文引用箇所がすべて[?]として公開されているため、正しい情報を次ページより掲載します.</p>
著者
田中 俊 小野 健太 小原 康裕 八馬 智 蘆澤 雄亮 渡邉 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.168-168, 2011

昨今、日本において、男性化粧品業界で清涼感がひとつのキーワードとして、重用しされている。例えば、CMにおいて男性用化粧水はよく清涼感を強く押し出して宣伝されている。また、現在販売されている男性用化粧水を見てみると、ほとんどの男性用化粧水にメントールが配合されており、使ったときに清涼感を感じさせる使い心地になっている。 そこで、現状の「清涼感」を売りにした男性用化粧水を調査してみたところ、近年の男性化粧品の充実化により、多種の男性用化粧水が販売されているが、それらは、ブルーを基調にしたカラーやグラフィックに「清涼感」のアピールを頼っており、造形も似通っているため、似たような印象をうけてしまう事がわかった。そのためそれぞれの製品の特徴を打ち出していく為にはブルーを基調にしたカラーやグラフィックだけではない「清涼感」を表現する事で差別化を行う事が必要になってくると思われる。本研究において、ブルーを基調としたカラーやグラフィックではなく、造形により「清涼感」をアピールできる化粧水ボトルを提案することを目的とする。
著者
高増 広大 田原 康之 清 雄一 大須賀 昭彦
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:21888825)
巻号頁・発行日
vol.2016-SE-191, no.2, pp.1-8, 2016-03-07

近年,スマートフォンの普及率が世界的に増加しているのに付随してスマートフォンアプリケーションの需要が高まっており,開発が進められてきている.そのため同じ課題を解決できるアプリケーション,すなわち類似したアプリケーションが多数出現している.そこでユーザはアプリケーションを利用して目的を満たす事は最低限の条件として,アプリケーションのコンテンツや使い易さ等,自分がこだわる観点でのアプリケーションの選定を行いたくなると考えられるが,多数の中からの選定は困難である.本研究では,ユーザが目的を達成する為にアプリケーションを導入するという前提で,ユーザのこだわりを考慮した推薦システムを提案する.そのために,通常アプリケーションの入手先となるアプリストアに投稿された他のユーザのレビューコメントに自然言語処理手法を適用する.具体的には,コメントから類似アプリケーションの特徴を表すと考えられる単語を抽出し,ユーザはそこから興味を持った単語を選ぶ.アプリケーションのレビューコメントにおいて単語の評価がネガティブかポジティブかを判定することにより,アプリケーションのその単語に関する評価値を算出し,ランク付けして推薦する.算出した評価値を,実際にアプリを使用した被験者による評価と比較し,またレビュー内に出現する単語に対するネガティブ・ポジティブの判定を,人手で作成した正解データと照らし合わせる事でシステムの評価を行った.
著者
藤原 康雄 竹園 哲也 京野 三郎 阪柳 定男 山里 一英 飯塚 広
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.17, no.7, pp.396-399, 1968-07-20 (Released:2010-02-12)
参考文献数
5
被引用文献数
1 2

Degree of alkyl chain branching of various commercially available detergent alkylates, including straight chain type, branched chain type and mixture thereof, was studied by means of high-resolution nuclear maenetic resonance. and an explicit correlation between alkyl chain branching ofdetergent alkylates and biodegradability of their sulf onates was obtained.The degree of alkyl chain branching in detergent alkylates is expressed by a parameter HCH3-6 ΣH-5, which is obtained by a combination of NMR and gaschromatography, where HCH3 and Σ H - 5 denote the number of methyl hydrogens and the total number of hydrogens in the alkyl chain, respectively. A plot of this parameter for the alkyl chain branching of detergent alkylates against biodegradability of their sulfonates was found to be almost linear as in Fig.-3. Use of Hω, which denotes the number of total methyl hydrogens in the alkyl chain, instead of HCH3 in the parameter leads to a lack of the linearlity of the plot of the alkyl chain branching against the biodegradability of sulf onates as in Fig.-4. Whereas, biodegradability of alkylbenzene sulfonates can be more rapidly predicted, since Hω, can be derived only from NMR spectra of hydrogens in the alkyl chain in detergent alkylates.
著者
今西 大輔 西名 慶晃 栗原 康行
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.850, pp.16-00554-16-00554, 2017 (Released:2017-06-25)
参考文献数
8
被引用文献数
1

In recent study, active thermography has reached a high status as an easy and speedy defects inspection method in a NDT field. This paper newly proposes a remote and non-contact NDT method using a sonic-IR for detecting and evaluating of fatigue cracks at runway girder of the overhead crane in the steel making plant. In this method, fatigue cracks are detected as localized high temperature areas caused by friction and collision at crack surfaces with an infrared camera, applying a high-amplitude ultrasonic vibration. In this paper, sonic-IR method is applied to remote and high-efficient crack inspection of the runway girder in the overhead traveling crane. Target crack located in high place can be detected using this method without setting up scaffolding for inspection. And the threshold of vibration amplitude to generate the sufficient heat for crack detection is clarified. Therefore the system to prevent missing the crack by unsuccessful vibration transmission from vibrator is developed applying monitoring the vibration.Time and cost saving inspection method in runway girder of the overhead traveling crane is carried out using this NDT technique.
著者
原 康之 川岸 直樹 中西 史 武田 郁央 宮城 重人 佐藤 和重 関口 悟 佐藤 成 大内 憲明
出版者
一般社団法人 日本移植学会
雑誌
移植 (ISSN:05787947)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.048-052, 2013-03-10 (Released:2014-10-03)
参考文献数
12

An indocyanine green (ICG) test is a reliable and convenient examination that has been generally used for evaluating the liver function for hepatectomy, especially in patients with hepatic cirrhosis. We routinely perform an ICG test a preoperative examination for the donor of the living donor liver transplantation (LDLT). Here we report a rare case of living donor with Gilbert's syndrome and a constitutional ICG excretory defect.A 32-year-old woman became a donor candidate of LDLT for her 7-month-old nephew with fulminant hepatic failure. Preoperative examination tests showed no abnormal values except a marked delay of ICG retention rate at 15 minutes (69.2%) and hyperbilirubinemia; total bilirubin was 2.5 mg/dl, and indirect bilirubin was 2.3 mg/dl. The patient was diagnosed as Gilbert's syndrome with constitutional ICG excretory defect but was still entitled as an appropriate living donor. Left lateral segmentectomy was performed for the donor, and there were neither perioperative nor postoperative complications. Laboratory tests of the donor showed no remarkable change during a two-year course after surgery. The recipient was discharged 87 days after the transplantation without severe complications.This case report showed that left lateral segmentectomy could safely be performed on the living donor with Gilbert's syndrome and constitutional ICG excretory defect. However, more data collections and deliberations are required to decide whether a volume extraction of grafts, i.e., right or left lobe, is applicable to this donor.
著者
河原 康太 松田 直樹 北條 正樹 西川 雅章
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.849, pp.16-00582-16-00582, 2017 (Released:2017-05-25)
参考文献数
15

Formulation based on the eigenfunction expansion is shown for second-harmonic generation simulations at a cylindrical interface. The displacement potentials of fundamental wave fields and second-harmonic fields are expressed as sums of eigenfunctions. The cylinder-matrix interface is assumed to be imperfect and modeled as a nonlinear spring interface for the purpose of considering roughness of the interface. Nonlinear equations in this model are dealt with the perturbation theory. The relational expression on the expansion coefficients of the fundamental waves and the second harmonics is shown. The results for the P wave incidence are demonstrated; although arbitrary incident wave field is available in the present method. As a result, both P and SV second harmonics are generated at the cylindrical interface. The numerical results for the directivity patterns of second harmonics are also given. The results show that the directivity patterns depend on the interfacial stiffness. Moreover the relationships between the interfacial stiffness and the ratio of stress in forward direction to backward direction are investigated in order to discuss the interfacial stiffness dependence in detail. The ratio significantly varies with the interfacial stiffness and the relationships are different by the frequency of the incident wave. Due to these characteristics, the ratio of stress in forward direction to backward direction can be useful for the evaluation of the interfacial stiffness. The influence of the ratio of the transverse stiffness to normal stiffness on the ratio of stress is also demonstrated. It is shown that the ratio of the interfacial stiffness has little effect on the ratio of stress.