著者
長谷川 大 南須原 康行 真木 健裕 三浦 巧 別役 智子 檜澤 伸之 西村 正治 小野塚 久夫 筒井 裕之
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.95, no.7, pp.1362-1364, 2006-07-10 (Released:2009-03-27)
参考文献数
7
被引用文献数
2

症例は70歳男性. 発作性心房細動に対し, コハク酸シベンゾリン (シベノール®) の服用を開始したところ, 15日目ごろより労作時呼吸困難を自覚し, 25日目に胸部異常陰影を指摘された. 抗生剤投与にて改善がみられないため, 我々はコハク酸シベンゾリンによる薬剤性肺炎も疑い, 同剤を中止した上でステロイド治療を施行した. 肺炎の改善を認めたが発作性心房細動が再発したため, 慎重な観察の下同剤を再開したところ肺炎の再増悪を認めた. 以上よりコハク酸シベンゾリンによる薬剤性肺炎と診断した.
著者
森田 清三 菅原 康弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.85, no.11, pp.858-865, 2002-11-01

半導体デバイスの評価装置には加工寸法の100分の1の空間分解能が要求され,2014年ごろには原子分解能が要求される.2020年ごろには,加工寸法は原子サイズに到達して,原子や分子から新ナノ物質や新ナノデバイスを組み立てる微細組立の時代に突入する.ここでは,21世紀前半に到来するミクロ極限の原子・分子時代に要求される原子分解能評価装置として,また,原子や分子から新ナノ物質や新ナノデバイスを組み立てる微細組立装置として,非接触AFMの空間分解能や様々な機能など,何がどこまでできるようになりつつあるかを紹介した.
著者
篠原 康
巻号頁・発行日
2013

Thesis (Ph. D. in Science)--University of Tsukuba, (A), no. 6382, 2013.3.25
著者
花岡 俊仁 藤井 徹也 高橋 寛敏 石田 数逸 三原 康生 白川 敦子
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.2628-2631, 1999-10-25 (Released:2009-08-24)
参考文献数
6

症例1は72歳,女性,胸部異常陰影を主訴に受診した. CTにて右S8に径2cm大の不整形の結節影を認め,開胸下に肺部分切除術を施行した.病理組織学的に異物肉芽腫の中にPAS反応陽性の球状の菌体を多数認めた.症例2は38歳,女性.検診にて胸部異常陰影を指摘され当院を受診した. CTにて右S6に径1cm大の境界明瞭な結節影があり,娘結節を伴っていた.胸腔鏡下肺部分切除術を施行し,凝固壊死に陥った腫瘤の内部にPAS反応およびGrocott染色陽性の球状の菌体を多数認めた. 2症例とも基礎疾患はなく肺のみに病変を認め,原発性肺クリプトコッカス症と診断した.症例1は手術後4年,症例2は1年6カ月を経過し,再発を認めていない.本症は比較的稀な疾患で,臨床像と画像所見は特徴に乏しく,術前確定診断が困難な症例も多い.胸膜直下に病変をつくりやすく孤立結節影を呈することが多いため,侵襲の少ない胸腔鏡下手術の良い適応と考えられる.
著者
小林 明 栗原 摂 羽原 康裕 荒田 吉明
出版者
社団法人溶接学会
雑誌
溶接学会論文集 : quarterly journal of the Japan Welding Society (ISSN:02884771)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.21-27, 1990-11-05
被引用文献数
2

The deposit characteristics of ceramic powder sprayed onto a substrate by the gas tunnel type plasma spraying apparatus were studied, and it was found that the special spraying distance L^* can be determined by the deposit characteristics. The relation between the deposit characteristics and the coating quality such as the Vickers hardness and porosity was discussed and it was clarified that the special spraying distance L^* governing deposit characteristics corresponded to the critical spraying distance L_c which indicated the largest distance in order to obtain the good coating quality.
著者
滝 聖子 大崎 紘一 宗澤 良臣 梶原 康博
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会論文誌 (ISSN:13422618)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.302-311, 2005-10-15
被引用文献数
2

本稿では,一般的なロボットシステムに料理を行わせるために,料理作業をロボット料理レシピとして定式化する手法を提案する.まず,人間の料理レシピの内容と料理知識からロボット化するために,ロボット料理レシピとしてまとめるために,料理作業の内容を5項目(料理作業名,食材,料理内容,料理用具等及び生じる中間食材)で示し,その内容及び条件を示した料理作業詳細表(レベル1,2,3)を作成する.レベル1では料理レシピの人間の行う料理作業を目的によって準備料理作業,主要料理作業及び完成料理作業に区分(以下,料理区分作業という)に分類する.レベル2では料理区分作業をロボットが単一の食材,料理用具・食事用具・厨房器具に対して行う作業,及び,ロボットを使用せず厨房器具・料理容器によって単一の食材を変化させる作業(ロボット料理作業)に,レベル3ではロボット料理作業をセンサで状態を見ながらロボットに行わせる動作(ロボット料理動作),さらにロボットの行うロボット動作とセンサの行う感覚動作に展開して料理作業詳細表を作成することにより,ロボット料理レシピを作成する.そして,著者らの開発した料理ロボットシステムで,提案したロボット料理レシピを用いて実際に料理を作ることでその妥当性を示した.
著者
小笠原 康悦 佐々木 啓一 中山 勝文
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

近年、医療用生体材料の多くが開発され、広く用いられている。金属は加工が容易であり、金属は剛性、弾性、及び延性を有するため、金属は、歯科治療における生体材料の構成成分として用いられる。歯科において、金属はしばしば義歯、インプラントと歯冠修復物の一部として使用される。また、それは、血管ステントおよび医学分野にいて人工関節の材料としても利用される。しかし、金属は、口腔疾患、炎症及びアレルギー性皮膚炎を引き起こすために、その危険性は、以前から指摘されてきた。近年、医療や歯科技術の向上により、金属材料の使用頻度が高くなっており、また、ネックレス、イヤリングなどの装飾品をつける人が増加しているために、金属によって引き起こされるアレルギー性皮膚炎または炎症の患者が増加している。しかしながら、金属によって引き起こされる疾患の病因はよく理解されていない。本研究では、実験動物モデルを用いて、金属により引き起こされる遅延型過敏症や炎症に対する新しい診断法を開発することを目指した。また、我々は、金属アレルギーや炎症の開発のための分子機構を探った。金属アレルギーの診断のためのリンパ球刺激試験において、我々は、CTLA-4を阻害することにより、患者の末梢血を使用することによって感度が向上することを見出した。この方法では、金属アレルギーの診断のためのリンパ球刺激試験の新しい方法を開発することができると考えられた。金属アレルギーマウスモデルでは、ヒト病理に近い金属アレルギーの新たな動物モデルを開発することができた。
著者
松原 康介
出版者
筑波大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究の成果は、(1)番匠谷尭二氏を初めとする国際的に活動した都市計画家の業績解明を通じた中東都市計画史の研究、および、(2)歴史から学びえた都市計画論上の教訓の、現在のわが国による都市保全プロジェクト(JICA)への還元、の二点から報告される。審査付き論文として、(1)について国内誌1/海外誌1、(2)について国内誌1/海外誌1、の成果を上げた。また、学術的知見をJICAプロジェクト「ダマスカス首都圏都市計画・管理能力向上プロジェクト」に反映し、歴史的街道のファサード改善への提言を実施した。
著者
笠原 康代 島崎 敢 石田 敏郎 平山 裕記 酒井 美絵子 川村 佐和子
出版者
一般社団法人 日本人間工学会
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.62-70, 2013-04-15 (Released:2013-06-19)
参考文献数
31

本研究の目的は,内服与薬を遂行する看護師の確認行動と誤薬について検討することであった.63名の看護師に対して,ベッド16床を配置した看護実習室で実験を行い,ビデオカメラで行動を記録した.看護師は処方箋どおりの薬剤を模擬患者6名のベッドに配るよう教示された. 結果,32名(50.8%)が誤薬し,与薬量間違いがもっとも多かった.確認方法は,声出し確認と指差し確認の2つのタイプがある.これらを両方実施した群といずれかを実施した群,両方実施しなかった群の3群間で誤薬件数を比較するために分散分析を実施した.準備段階で主効果がみられ,声出し確認と指差し確認のいずれかまたは両方実施した群は,両方実施しなかった群よりも誤薬件数が有意に少なかった.また,与薬段階においても主効果がみられ,両方実施した群は,いずれかもしくは両方実施しなかった群よりも誤薬件数が有意に少なかった.
著者
松村 和則 柳沢 和雄 前田 和司 甲斐 健人 西原 康行 矢崎 弥
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

研究は、以下のような構成でまとめられた。序:松村和則「白いスタジアムのある風景-「開発とスポーツ研究」序説-」I 鹿島の開発とW杯柳沢和雄「鹿島開発とワールドカップ-外発的発展の必然としてのワールドカップ-」橋本政晴「『地域』へとコンテクスト化されるメディアイベント-鹿嶋市S地区におけるT氏のサポーター活動を事例として-」石岡丈昇「農業退出者の軌道とサッカー開発-地元旅館業者からみたワールドカップと鹿島-」II 「在日」とW杯鈴木文明「2002FIFAワールドカップと在日朝鮮人-大阪生野区・コリアタウンにおけるワールドカップ観戦会を通して-」III 札幌の開発とW杯大沼義彦「五輪開催都市からW杯開催都市ヘ-札幌市におけるメガスポーツイベント誘致と都市開発-」前田和司「2002FIFAワールドカップと都市開発-札幌ドーム建設をめぐって-」IV 招致問題とW杯甲斐健人「ワールドカップキャンプ招致のシナリオと国際交流-三重県鈴鹿市の事例-」矢崎弥「キャンプ誘致と地域づくり・地域活性化-新潟県十日町市クロアチア共和国代表チームキャンプの事例-」西原康行「ワールドカップ新潟開催の遺産-あるボランティアの活動から見えるもの-」調査資料Richard Light"The 2002 FIFA World Cup on Youth sport and Identity石岡丈昇・松村和則「中津江村住民意識調査」
著者
藤原 康宏 村山 優子
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.77-89, 2011-01-15

ネットワークサービスを利用する際には,外部からもたらされる危険や情報発信時のヒューマンエラーに対する気づきが重要である.本研究では,危険に対する気づきを支援するために,可視化した危険を,利用者に不快感をもたらすことで伝えるユーザインタフェースの開発を行った.まず,不快なインタフェースを設計するために,コンピュータ利用時の不快感の要素を収集し,質問紙調査および探索的因子分析によって不快感を構成する7因子を明らかにした.次に,不快感の7因子を用いて,警告インタフェースのプロトタイプとして,危険なwebサイトおよび電子メールの誤送信に対して警告を行うインタフェースを実装した.評価の結果,不快なインタフェースにより,注意を引き付けられることが示唆されたが,警告内容や推奨される行為を伝える機能も必要があることが分かった.
著者
香西 克之 鈴木 淳司 内川 喜盛 木本 茂成 田村 康夫 中島 一郎 小野 俊朗 有田 憲司 新谷 誠康 福本 敏 海原 康孝 林 文子 土屋 友幸
出版者
日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.46, no.5, pp.517-523, 2008-12-25
被引用文献数
3

本邦における小児歯科学教育の現状を調査するために,全国29歯科大学・大学歯学部の小児歯科学担当講座(分野)に対してアンケート調査を行った.アンケートは小児歯科学授業(講義),基礎実習,臨床実習の3項目について行った.アンケートの結果から以下の実態が確認された.授業では,ほとんどの大学で小児歯科,あるいは成長,発達などの小児歯科学と関連のあるシラバスの科目名称を有していたが,小児歯科学単独のシラバスを持たない大学もあった.授業時問は平均55時間程度であったが,最も少ない大学と多い大学では6倍の差があった.基礎実習は平均35時間行われていたが,国公立大学の平均に比べ私立大学は有意に多かった.臨床実習実施期間は平均11.9か月で大学間の差は少なかったが,実施時期は国公立大学に比べ私立大学が約6か月程度早期に行われていた.また,臨床実習での学生の参加形態や評価方法などは大学問で大きな差があった.<BR>以上のことから,小児歯科学の教育は各歯科大学・大学歯学部で大きな差があることが確認された.特に授業時間や実習時間は私立大学が多い傾向にあった.また臨床実習の実習期問は大学問で大きな差はないが,開始時期は私立大学が国公立大学に比べ有意に早いことが示された.
著者
松原 康介
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:若手研究(B)2010-2011
著者
藤原 康宏 村山 優子
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.77-89, 2011-01-15
被引用文献数
1

ネットワークサービスを利用する際には,外部からもたらされる危険や情報発信時のヒューマンエラーに対する気づきが重要である.本研究では,危険に対する気づきを支援するために,可視化した危険を,利用者に不快感をもたらすことで伝えるユーザインタフェースの開発を行った.まず,不快なインタフェースを設計するために,コンピュータ利用時の不快感の要素を収集し,質問紙調査および探索的因子分析によって不快感を構成する7因子を明らかにした.次に,不快感の7因子を用いて,警告インタフェースのプロトタイプとして,危険なwebサイトおよび電子メールの誤送信に対して警告を行うインタフェースを実装した.評価の結果,不快なインタフェースにより,注意を引き付けられることが示唆されたが,警告内容や推奨される行為を伝える機能も必要があることが分かった.It is necessary for users of network services to be aware of security threats and human errors. Our research is to implement user interfaces with which one would feel discomfort so that s/he would be aware of security risks and human errors. This paper reports our user survey and implementation of user interfaces casing discomfort. We collected the possible elements of discomfort with several pretests to produce a questionnaire and conducted a user survey. As a result of the exploratory factor analysis, we present seven factors which contribute to discomfort feeling. We assumed these seven discomfort factors and implemented warning interfaces on a web browser and an e-mail client. Finally, we suggested directions for design of warning interfaces causing discomfort.
著者
高橋 滋 本多 正喜 宇部 弘子 椎原 康史
出版者
群馬大学
雑誌
群馬大学医療技術短期大学部紀要 (ISSN:03897540)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.91-97, 1995-03-31

We investigated emotional effects of music in 227 normal female subjects, which were classified into 123 younger-aged group (10-24 yr.) and 104 middle-aged group (30-64 yr.). We presented three different types of classical music: Sonata No.2 (Rachmaninoff), Peer Gynt Suite Nr.1 (Grieg) and Brandenburg concerto No.2 (Bach). The emotional responses aroused by music were assessed by the questionnaire, which were consisted of the 12 emotional responses. The four factors extracted by factor analysis were interpreted as follows: the anti-depressive effect, the anxiety effect, the elated effect and the sedative effect. Compared with the factor scores of younger-aged group, the middle-aged group had higher scores of the anti-depressive effect in Grieg and Bach, higher scores of the anxiety effect in every three music and higher scores of the sedative effect only in Grieg. As to the effect of different types of music, Grieg had the anxiety effect but Bach had the anti-depressive effect. Thus this questionnaire proved to be useful to assess the emotional effect aroused by music.
著者
宗澤 良臣 大崎 紘一 梶原 康博 巽 雅彦
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会論文誌 (ISSN:13422618)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.36-45, 2003-04-15

本研究では, 廃家電品の回収方法として, 家庭において分解, 分別を行い部品, ユニット毎に排出する分散分解を提案する.分散分解により, 集積場所には鉄, 銅, アルミニウムを多く含むグループに分別された部品等が集積されるため, 以降のリサイクルセンタで行われる分解, 分別の作業量の低減が可能となる.このことを説明するために, 廃家電品の排出以降の流れについて, 現在の回収方法と分散分解についてモデル化を行う.さらに, 家庭における分解, 分別を効率的に行うため, 部品に分解グループ, 分解箇所の表示を行うなどする分解ガイドラインを提案する.適用例では, 岡山市が平成13年4月から10月に戸別回収により回収した廃棄物一覧を基に従来の回収方法と分散分解を行った場合の作業量の比較を行った.その結果, 我々の試算では, 従来の回収ではリサイクルセンタにおいて9,238作業発生するのに対して, 提案法では廃家電品を排出する298家庭が30作業を分担すればリサイクルセンタでの分解, 分別はなくなった.また, 分解ガイドラインの情報の違いによる作業量の変化, 分別の誤りを実験により調べた.
著者
川崎 裕美 海原 康孝 小坂 忍 出路 愛 片野 隆司
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.63, no.6, pp.667-673, 2004-11-30
被引用文献数
4

育児不安軽減のための具体的方法を検討するために,協力の得られた3つの自治体において,母親の育児不安および主観的な健康感,家族機能の感じ方の調査を行った。育児不安感スコアを目的変数とし,母子の背景,健康感および家族機能を説明変数とした重回帰分析を実施した結果,育児不安感スコアと情緒支援感,健康・教育機能感,成育歴の感じ方について有意な関連が認められた。情緒支援感等は,母親が周囲の人々から感じる,また自分自身に対して感じる「大丈夫という感じ」と考えられ,育児不安軽減における「大丈夫という感じ」を育成する重要性が示唆された。具体的支援として,家族,および友人が母親を孤立させない関わり,また,「大丈夫という感じ」の育成を意識した健康教育や相談活動の実施が考えられた。