著者
堀江 慎吾
雑誌
Language education : 江戸川大学江戸川短期大学語学教育研究所紀要
巻号頁・発行日
vol.14, 2016-03-16

2015年1月7日(水),語学教育研究所主催による第1回グローバルセミナー(協力:スポーツビジネス研究所,駒木学習センター)が,江戸川大学(会場:D棟351教室)において開催された。このセミナーは,グローバル社会で活躍する方を招き,リアルな仕事の現場や国際社会の現状,異文化におけるコミュニケーションのあり方を伝えていただくと同時に,特に学生を対象に,キャリアプランニング,将来必要となる学習ならびに国際社会のとらえ方などを含め,これからの指針の一助となるよう企図されたものである。さらには,グローバル社会を実感し,どのようにしたら国際的な視野を得られるか,今後求められるコミュニケーションのあり方を検討することも目的のひとつである。ニューヨーク・ヤンキース球団の田中将大投手の専属通訳である堀江慎吾氏に講師をお願いした。田中将大投手は,前年ニューヨーク・ヤンキースと契約が成立する直前に,本学に来校し講演されていたので,ニューヨークにおける田中投手の活躍ぶりも伺えるのではないかという期待もあり,第1回に相応しい講師をお迎えすることができた。以下は,セミナー内容を記録したものをまとめたものである。
著者
堀尾 佳以
出版者
北見工業大学
雑誌
人間科學研究
巻号頁・発行日
vol.6, pp.59-71, 2010-03

This study is an attempt to solve the problem of the distinction in usebetween the honorific prefixes O- and GO- which have not been studied verymuch before. It is normally said that the prefix GO- must be used with akanji word immediately before it、 but actually there are some kanji wordswith the prefix O-、 which have been thought of as exceptions. In thisstudy we will prove that the semantics of all the exceptional kanji wordswith the prefix O- is considered as a tool or an instrument.
著者
松木 良介 竹之下 康治 大山 順子 清木 祐介 佐々木 匡理 堀之内 康文 白砂 兼光
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.51, no.12, pp.590-595, 2005-12-20 (Released:2011-04-22)
参考文献数
10
被引用文献数
2 2

Removal of mandibular third molars is one of the most common operations in oral surgery. Hypoesthesia of the lower lip occurring after the extraction of third molars is a serious complication, requiring a prolonged time for recovery. In this study, we investigated factors potentially affecting the incidence of hypoesthesia.A total of 781 mandibular third molars extracted at our clinic in 2002 were examined. There were 17 cases (2.2%) of hypoesthesia of the lower lip. There was no relation of gender, difficulty of extraction, or the skill of the operator to the incidence of hypoesthesia. In contrast, the incidence of hypoesthesia strongly correlated with age and the root position of mandibular third molars with respect to the mandibular canal.Eleven of the 17 cases of hypoesthesia (64.7%) resolved within 1 month, and 16 of the 17 cases (94.1%) resolved within 6 months. The patients who had hypoesthesia for more than 1 monthwere significantly older than those who recovered from hypoesthesia within 1 month and were all female.These results might be useful when informing patients about potential complications of tooth extraction.
著者
堀 令司 岩松 鷹司
出版者
大垣女子短期大学
雑誌
大垣女子短期大学研究紀要 (ISSN:13420186)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.1-6, 1996-03-20

メダカ亜目,メダカ科,メダカ属に分類される魚類は,現在,北は朝鮮半島,日本列島から中国沿岸,フィリピン,タイ,マレイシア半島,インドネシア諸島,ミャンマー,インドならびにパキスタンに至るまで1属14種が広く分布している。これらメダカ属の魚類は小型の淡水魚であるが,汽水や海水に棲むものもある。この魚類が古第三紀,あるいはそれ以降に出現したとすれば,近接するオーストラリア大陸まで広がっていないことから考えると,広域の海洋で出現し各沿岸にたどり着いたと考えるよりは,どこか比較的塩類濃度の低い汽水域か,雨季に淡水で希釈された近海で出現し,大陸の沿岸を伝って広がったと考える方が理解しやすい。これらの種は,今日まで骨格構造を中心とした形態学的相違にもとずいて分類されている。(Iwamatsu and Hirata, 1980)。たとえば,インドメダカは,ニホンメダカよりも構造的にはジャワメダカには近く,ジャワメダカはニホンメダカよりもフィリピンメダカに似た構造を持っている。しかし,この魚の種分化は,必ずしも形態変化や地理的分布ばかりでなく,他の要因も考慮する必要があると思われる。本実験の目的は,インドメダカ,ジャワメダカ,ならびにニホンメダカの3種間において人工受精による異種間交雑を行い,それら雑種の発生から類縁関係を明らかにしようと試みた。インドメダカとジャワメダカの雑種は,正常に発生し,ほとんどの稚魚はふ化した。インドメダカとニホンメダカ,ジャワメダカとニホンメダカのコンビネーションでは,眼胞形成期まで発生するものがあったが,ふ化したものは一個体もなかった。遺伝子の発現が始まると思われるのう胚期以後は,波状形の胚体,小眼胞をもった異常胚が見られ,ふ化までにはすべて発生を停止した。この実験から,ニホンメダカはインドメダカ,ジャワメダカよりは,系統的にはかなり離れているように思われる。
著者
堀埜 一成
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.664, pp.4-6, 2010-01

ほりの・いっせい 1957年富山県生まれ。1981年3月京都大学大学院農学研究科修了。同年4月に味の素入社。制がん剤の探索やアミノ酸の製法改良,グルタミン酸ナトリウムの製造,医薬用アミノ酸の製造/改良などに従事。2000年4月サイゼリヤ入社。同年11月取締役就任。神奈川工場や福島工場を立ち上げる。2009年4月代表取締役社長に就任,現在に至る。
著者
堀口 申作
出版者
The Oto-Rhino-Laryngological Society of Japan, Inc.
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.1-82, 1966 (Released:2008-03-19)
参考文献数
157
被引用文献数
4

The eipharyngeal cavity, which is situatedbehind the nasal cavity, is often affected by infla-mmation which is not always noticed even by thepatient himself. This inflammation is also diffi-cult to discover by routine observation methodssuch as posterior rhtnoscopy or epipharyngealendoscopy. The only method of ascertainingthis inflammation is the direct method ; touchingthe epipharynx wall, especially the backside ofthe soft palate, directly with a cotton applicator.If there exists inflammation in the epipharynx, the patient feels severe pain and sometimes evenbleeding is seen as a result of slight rubbing ofthe wall. The smear which is made from thisinserted cotton applicator shows the approximatedegree of inflammation.The exact diagnosis of epipharyngitis can bemade only by this direct procedure. Also by thisprocedure, many cases of epipharyngitis whichusually show no local symptoms are found.
著者
堀江 祐範 Supatjaree RUENGSOMWONG Bhusita WANNISSORN
出版者
Japan Society for Food Engineering
雑誌
日本食品工学会誌 (ISSN:13457942)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.125-137, 2020-09-15 (Released:2020-09-29)
参考文献数
16
被引用文献数
2

後発酵茶は,茶葉を微生物(乳酸菌や真菌)により発酵させた茶で,日本やタイなどで伝統的に製造されている.このうち,日本では,四国山地および富山県において伝統的に製造されている.一方の生産地であるタイでは,後発酵茶はミャンとよぶ.ミャンはタイ北部で生産され,消費地も大部分は北部である.筆者は,2019年12月に,タイ王国北部のナーン県,ランパーン県およびチェンマイ県において,ミャン製造の現場を見る機会を得た(Fig. 2).ミャンは発酵期間によって2種類に区別される.発酵期間が数週間のものは,Miang-Faat(Astringent Miang)とよぶ.これに対して,数ヶ月の乳酸発酵を行うものは,Ming-Som(Sour Miang)とよぶ.また,製造方法の面からは,乳酸発酵のみで製造するタイプと,乳酸発酵の前に真菌による発酵を行うタイプがある.ミャンは製造工程には乳酸発酵を含み,茶葉を乳酸発酵させることで製造する.この乳酸発酵には,Lactobacillus属乳酸菌が関与している.ミャンはタイ北部の広い地域で製造されており,各地域のミャンは基本的な発酵様式は類似するものの,相違点も多い.日本の後発酵茶が発酵後の茶葉を天日乾燥し,熱湯で淹れた「茶」を飲用するのに対し,ミャンは発酵後の茶葉をそのまま食する.日本の発酵茶では,原料となるチャは中国変種(Camellia sinensis var. sinensis)を用いる.これに対して,ミャンの原料として用いられるチャは,アッサム変種(Camellia sinensis var. assamica)である.初夏に硬化した葉を用いる日本の後発酵茶とは対照的に,ミャンには柔らかい若葉のみを用いる.また,日本の後発酵茶の製造時期は製造に適した茶葉を収穫することができる7月~8月に限られるが,ミャンの製造は年間を通して行われる.チャの若葉を素手あるいは指につけたフィンガーナイフを用いて刈り取る.このとき,茶葉をどのようにとるかは,生産者により異なる.筆者が見た中では,茶葉の3分の2程度をちぎるものが多かった.一方で,全葉をとって使用する生産者もおり,長年続けられてきた生産者ごとの習慣に基づく.ミャンの製造工程の概要をFig. 3に示す.刈り取られた葉は,竹のバンドである程度の大きさの束にまとめるか,網でできた袋に入れて,水を入れた鍋が設置されたかまどで蒸される.木で出来た桶に茶葉を詰めて蒸されるが,この樽は底に穴が空いており,竹を網状に編んで葉が抜け落ちないようにしてある.蒸す行程は茶葉を柔らかくし,酵素を失活させる.蒸し時間は,約1~2時間程度である.蒸した後の茶葉を冷ましたのち,新たに竹のバンドで茶葉をまとめ,隙間なく樽や竹かご,バケツに詰めてゆく.このとき,樽やかごの中にはプラスチックバックを入れておき,この中に茶葉の束を詰め,空気を抜いた後,口を堅く閉めることで,乳酸菌の生育に適した嫌気条件を作る.そのまま,樽を数週間から数ヶ月室温で置き,乳酸発酵させると完成である.ナーン県のミャンは葉を蒸したのち,乳酸発酵の前に真菌による発酵を行う2段階発酵によってつくられる.ナーン県では,乳酸発酵に際し,塩を添加した水に浸漬する.ランパーン県では,乳酸発酵の際に,茶葉を水に浸漬するが,塩は添加しない.チェンマイ県では,乳酸発酵に際しては,水を添加せずに発酵を行う.チェンマイ県のミャン工場では,よく管理された乳酸発酵によるミャンの製造が行われている.茶葉を蒸すための水は,フィルターと活性炭処理により浄化された脱イオン水を使用する.蒸す工程はボイラーを用い,茶葉を詰めた樽にホースで蒸気を送る.茶葉は冷却した後,ビニール袋を入れた樽で乳酸発酵される.発酵期間は2~3カ月から長いもので1年に及ぶ.発酵時に水は加えない.発酵後のミャンは,マスクと手袋を着用した職員により重さが量られ,竹のバンドで縛られる.別のパッキング工場で窒素ガスを封入し,パッキングされて製品となる.ミャンの製造方法の地域差は,発酵に関与する乳酸菌の選抜に影響し,風味の違いに直結すると考えられる.
著者
瀬古 弘 小司 禎教 堀田 大介 小泉 耕 幾田 泰酵
雑誌
JpGU-AGU Joint Meeting 2020
巻号頁・発行日
2020-03-13

大雨に供給される下層インフローの水蒸気分布を改善することにより,降水予報の精度を向上させることが期待できる.ここでは船舶GNSSで得られた東シナ海の水蒸気量をデータ同化に用い,九州北部で発生した大雨へのインパクトを調べた.船舶GNSSのデータ同化により,東シナ海の水蒸気分布が修正し,九州北部の大雨の降水予報が改善する場合もあることが確認できた.さらにバイアス補正と正時に加えて15分前,30分前の観測値を加えた実験の結果から,より正しい可降水量をより多くの点で与えることが重要であることがわかった.本研究は,「ビッグデータ同化とAI によるリア ルタイム気象予測の新展開」(JST AIP JPMJCR19U2), ポスト「京」プロジェクト重点課題4「観測ビッグデー タを活用した気象と地球環境の予測の高度化」(課題 ID: hp190156)の 支援を受けたものです.

2 0 0 0 OA 老化を考える

著者
今堀 和友
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.1-7, 1984-01-30 (Released:2009-11-24)
参考文献数
7

老化の成因に関しては古来数多くの説が出されているが, これらのうちどれ1つとして否定されたものも, 証明されたものもなく, 成因は今尚不明というのが実体であろう. 老化とは加齢に伴なう生理的機能の減退と定義できるが, 加齢に関してはこれを刻む生体内時計の概念が必要となる. 次に生体内時計の時間軸はエントロピーの増大方向で決定されることを示し, さらには生体内時計ではこのエントロピー増大が制御されているという考え方を述べる. 老化を単なる加齢と区別するのは, この制御が外れるか否かの点である. したがって外れた制御を元に戻すことが老化制御と定義できる.一方不可逆過程の熱力学により, エントロピーの増大を極小にするための条件は, 変化を定常状態におくことが分っている. したがって老化とは定常状態から外れることと考えられる.定常状態から外れる原因としては, 定常状態の崩壊と, これを元に戻す作用の消失の2つが考えられる. 前者に関しては代謝産物の蓄積, 合成と分解との脱共役を, 後者に関してはホルモン制御や免疫等ホメオスタシスの不全を考えて, 老化との関係を論じた. 老化の一因はホメオスタシスのプールサイズが減少することにあると考えられる.
著者
堀田 龍也
出版者
日本教育情報学会
雑誌
教育情報研究 (ISSN:09126732)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.3-14, 2020 (Released:2020-05-31)
参考文献数
26

我が国の政府は,Society5.0(超スマート社会の実現)を目指し,少子高齢化を始めとする諸課題の解決にIoTやAIなどのテクノロジーの積極的な活用を位置づけている.このような社会に対応できる人材の育成が初等中等教育に期待され,学習指導要領においても情報活用能力の重点化を始めとする改善が進んでいる.しかしながらこれまでは,学校現場では情報化そのものが十分に進んでおらず,学習におけるICTの活用において国際的な遅れが指摘されている.本稿では,学校のICT環境整備の2020年前半現在の動向として,①GIGAスクール構想の推進,②PISA2018に見る読解力の低下,③小学校プログラミング教育の全面実施を取り上げ,学校現場における課題を共有し,実践的な解決に向かうための教育情報研究について本学会への期待を含めて議論する.
著者
泰山 裕 堀田 龍也
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
pp.44070, (Released:2020-12-21)
参考文献数
22

平成29・30年改訂学習指導要領において,情報活用能力は学習の基盤となる資質・能力と位置付けられ,教科等横断的な育成が求められている.しかし,各教科等の学習活動を通して指導可能な情報活用能力やその各教科等相互の関連は十分に整理されていない.本研究では,文部科学省による情報活用能力のIE-School体系表をもとに小学校,中学校,高等学校の各教科等の学習指導要領本文を分析した.分析の結果,各教科等にはIE-School体系表で整理された情報活用能力の項目のうち「問題解決・探究における情報活用の方法の理解」が多く求められているのに対して,操作技能や情報メディアの特徴,情報モラル等の知識及び技能,態度などは,各教科等の学習と対応づく数が少ないことが明らかになった.また,各教科等の学習活動を通して指導可能な情報活用能力とそれらの各教科等相互の関連が明らかになった.
著者
平木 昭光 窪田 泰孝 堀之内 康文 竹之下 康治 山城 崇裕 白砂 兼光
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.551-555, 2006-10-20 (Released:2011-04-22)
参考文献数
15

We describe three patients (1 man and 2 women; age, 28 to 83 years) with herpes zoster of the trigeminal nerve that developed after dental treatment. The patients presented with toothache or periodontal disease as initial symptoms. Ten cases of herpes zoster occurring after dental treatment, have been reported previously. The initial symptom was toothache or periodontal tissue discomfort in most cases, and the age of the patients ranged from 7 to 73 years. Symptoms of herpes zoster appeared within 2 days after dental treatment in half of the patients. Although the relation between dental treatment and the occurrence of herpes zoster is unclear, we should include herpes zoster in the differential diagnosis when a patient presents with toothache or periodontal tissue discomfort.
著者
堀部 文子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.101, pp.75-82, 2014-12-26 (Released:2017-10-31)

文部科学省の審議会等の答申等により,大学における高等教育の質的転換が求められる中,大学図書館にも教育への人的支援が期待されている。現状で人的支援の一例として挙がるのは図書館講習会である。そこで,より最適な図書館講習会実施のため,インストラクショナルデザインを導入したデータベース講習会の設計と実施を行った。その事例を報告する。
著者
堀内 ゆかり
雑誌
言語 文化 社会 (ISSN:13479105)
巻号頁・発行日
no.15, pp.71-90, 2017-03-01

Un livre dont le titre japonais vous paraitra sans doute bizarre『 フランス人は10 着しか服を持たない』(Les Français n'ont que dix pièces de vêtements) a eu un grand succès au Japon. Ce livre dans lequel l'auteur américaine Jennifer L.Scott raconte son expérience vécue dans une famille parisienne(le titre original est Lessons from Madame Chic) s'est placé au deuxième rang des livres les plus vendus au Japon en 2015. Une des raisons de la réussite de ce livre s'explique par l'adoration que, depuis l'ère de Meiji, les Japonais ont epreuvé pour la France au cours de leur processus d'occidentalisation. Cet amour fervent pour la France s'est étendu au grand public dans les années 70. J'ai analysé dans cet article l'influence des revues féminines ou des livres écrits par des Japonaises ayant vécu en France. Aujourd'hui, avec la mondialisation, les jeunes Japonais(mes étudiants qui apprennent le français, par exemple), me semble-t-il, n'ont plus cette adoration apparente pour l'Europe. La France conserve le prestige de ses grandes marques de luxe, aux publicités attirantes par la grâce d'actrices célèbres, mais certains préjugés font du tort à son image. Les Français sont jugés impolis vis-à-vis des touristes et les évenements récents ont entrainé une partie des Japonais à considerer que le pays pouvait être dangereux. Il importe de développer l'information. Tout voyage se prépare : la connaîssance des autres civilisations est un utile moyen de vaincre les idées toutes faites et de mieux profiter de son séjour à l'étranger.