著者
菅野 純夫 中井 謙太 橋本 真一 山田 智之 土井 晃一郎
出版者
東京大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2005

われわれが開発したオリゴキャッピング法による完全長cDNAライブラリーを基盤に、特定領域研究「生命システム情報」及び特定領域研究「比較ゲノム」と連携し、多種類の生物の完全長cDNAリソースの整備とトランスクリプトーム解析を行った。同時に、次世代シークエンサーとオリゴキャップ法を組み合わせて、ゲノムワイドに転写開始点を同定し、その発現量を半定量的に測定する方法を確立した。

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著者
山田俊雄著
出版者
岩崎書店
巻号頁・発行日
1958
著者
山田 雅之 栗林 賢 諏訪 正樹
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

スポーツフィッシングにおいて,勝敗の行方を左右する大きな要因の一つにポイント移動が挙げられる.ポイント移動は「なぜ移動するのか?どこへ移動するのか?」といった問題に対し,状況を総合的に考慮し決断される.このような過程は暗黙的であり,その決断は極めて身体的な感覚によってなされている.本研究では,元プロの湖上での振る舞いを記録し,身体知獲得を支援するツールのデザインを実施した.
著者
村山 正治 山田 裕章 峰松 修 冷川 昭子 田中 克江 田村 隆一
出版者
九州大学
雑誌
健康科学 (ISSN:03877175)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.97-103, 1991-02-08

The authors revised Assertion Inventory (Murayama et al.,1989). The new version consists of Restriction Scale and Assertion-Aggression Scale. Restriction Scale, which has 30 items, measures the degree of restriction in assertive behaviors. Assertion-Aggression Scale has 35 items. It is for the measurement of the manner of assertive behaviors. Low Assertion?Aggression scores indicate the aggressive manner. The new inventory was administered to 498 people (ages 15-30 years). They were divided into 4 groups; normals, delinquents, neurotics, and psychotics. The mean Restriction scores of neurotics and psychotics were higher than those of normals and delinquents. The mean Assertion-Aggression scores of neurotics and psychotics were lower than those of normals and deliquents.
著者
早川 順子 野田 直希 山田 貞二 宇野 圭一
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.104, no.1, pp.57-61, 1984-01-25

Nux Vomica contains strychnine and brucine which showed a strong pharmacological activity. Therefore, an improved method of analyzing these compounds is of value. For determination of these compounds in Nux Vomica, titrimetry is employed on JPX. Then strychnine and brucine in Nux Vomica and commercial pharmaceutical preparations including Nux Vomica extracts were identified by thin layer chromatography (TLC) and determined using high performance liquid chromatography (HPLC). Samples were extracted with CHCl_3-MeOH (2 : 1). The extracts were passed through Sep Pak C_<18> cartridge and applied to TLC and HPLC. HPLCs of strychnine and brucine were carried out on Shodex ODS column and CH_3CN-H_2O (25 : 75) to which 1-heptanesulfonic acid was added as a counter ion for the solvent system. Recoveries from model preparations were more than 98%. This method was considered to be useful for the determination of strychnine and brucine in commercial preparations including Nux Vomica extracts.
著者
上村 佳嗣 小島 勝哉 山田 芳文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.85, no.5, pp.706-714, 2002-05-01
被引用文献数
9

日常,我々が使っている電気機器にはかなり大きな磁束密度を生じているものがある.特に,交流式の電気シェーバの場合,局所的に10mT(100ガウス)を超える.それらから発生する磁界による人体への誘導電流を評価するには,電気シェーバ内にある磁界の発生源を特定しなければならない.本研究では,交流式電気シェーバの内部にある磁流源の向きと位置の同定をSPM(Sampled Pattern Matching)法を用いて行った.その結果,磁流源は一つの磁気ダイポールで近似でき,それは電気シェーバの中心に位置し,使用時の向きは体表と平行に置かれることがわかった.また,人体頭部を平板モデル,均質球モデル,多層球モデルで模擬し,磁流源から発生する磁界による内部の誘導電流密度を解析的に計算した.更に,SPFD法,インピーダンス法の計算結果と比較し,相互の妥当性を検証した.その結果,通常の使用状態ではICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)ガイドラインの一般人に対する限界値である2mA/m^2を超えないが,ワーストケースでは職業人に対する限界値を超える可能性があることもわかった.
著者
山田 宏
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010-04-01

景気の行方を予測することは,広く国民全体の共通の関心事である。このニーズに応えるためには,より精度の高い景気先行指標の開発を目指した不断の努力が欠かせない。この研究では,よりよい景気先行指標の開発を助けるための幾つかの基礎的な研究を行った。具体的には,(i)景気循環成分を取り出すためのトレンド推定に関する研究,(ii)景気先行指数構成系列評価のための統計的手法の開発に関する研究,などを行った。

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著者
九州公法判例研究会 山田 洋
出版者
九州大学法政学会
雑誌
法政研究 (ISSN:03872882)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.45-60, 1986-01-20
著者
森脇 和郎 早川 純一郎 山内 一也 藤原 公策 山田 淳三 西塚 泰章
出版者
国立遺伝学研究所
雑誌
がん特別研究
巻号頁・発行日
1986

癌研究者に株分与を行うため19系統のマウス基準系統を指定維持し、40施設に26系統合計371匹のマウスを分譲した。これらの基準系統については定期的に遺伝的モニタリングを行い、基準系統としての維持体制を確立した。また7施設から延46系統のマウスについて遺伝的モニタリングの依頼を受けた。近交系ラットについては委員の確立した近交系ラットを4機関で18系統維持している。これらのラット系統については10施設から8系統315匹の分譲依頼があった。この他にも無アルブミンラットを11施設に875匹供給した。また詳細なラットの遺伝的モニタリングについては生化学的マーカーを中心にパネルを完成し11施設の依頼により11系統について検討を行った。近交系モルモットについては予研の14系統の内13系統177匹を15施設に分与した。これらの違伝的モニタリングのための標識遺伝子の検索を進めほぼ完成に近づき系統別に生物学的特性を明らかにした。癌研究にしばしば用いられるコンジェニック系マウスとしてB10系9系統、A系6系統、C3H系5系統、BALB1C系2系統その他細胞表面抗原に関するもの7系統を定めて維持担当者を決め育成維持を行っている。これらのコンジェニック系統については37施設に53系統595匹の分譲を行った。ヌードマウス系統は遺伝的背景の異る3系を25機関に1707匹を供給した。また、新しく育成した遺伝的背景に特色のあるヌードマウス8系統については20件126匹の株の分与を行った。ヌードラットは遺伝的背景の異る3系を育成中であり6件83匹の試験的な分与も行った。受精卵凍結保存については技術的な改良を続けており、系統差による難易の差異の問題を解決しなければならない。微生物モニタリングについては4種の動物について11種の感染因子の検査を行い、10施設から46件2578検体の依頼を受けた。本委員会の活動を癌特ニュースに掲載し、また実験動物のリストを作成し配布した。
著者
山田拓人 鈴木一徳 和良品友大 林隆史
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.635-637, 2011-03-02

近年、Hadoopなどの大規模のデータを分散処理するフレームワークが<br />普及したことにより、蓄積された大量のデータを分析する<br />データマイニングが盛んに行われている。<br /><br />しかしながら、複数の異なる種類のデータを組み合わせた分析では、<br />各々のデータフォーマットが異なるため、分析処理が複雑になってしまう。<br /><br />そこで我々は異なる種類のデータを組み合わせた分析を容易にするために、<br />様々なデータをある一定の形式に変換可能な情報基盤を構築した。<br />具体的には、すべてのデータを分析処理が容易なXML<br />または構造を持ったテキスト形式に変換する。<br /><br />構築した基盤を用いて、<br />各種センサー・医療用データ・天候データ<br />を組み合わせたデータマイニングの結果も含めて報告する。
著者
藤野(隠岐) 知美 鈴木 真由美 山田 静雄
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.41-50, 2007
被引用文献数
2

ノコギリヤシ果実抽出液 (SPE) は,ヨーロッパでは前立腺肥大症 (BPH) に対する治療薬として用いられ本邦でも健康食品として汎用されている.SPE の薬理作用には抗アンドロゲン作用などがある.臨床的には,SPE (320 mg/day) の 6 ヶ月投与により BPH やそれに伴う頻尿に有効との報告がある.排尿機能及び下部尿路受容体に対する SPE の作用を調べたところ,酢酸誘発頻尿ラットシストメトリーにおいて,SPE は排尿間隔及び一回排尿量を有意に増加させ,頻尿改善作用を示した.さらに SPE は前立腺 α<sub>1</sub> 受容体,膀胱ムスカリン性及び 1,4-ジヒドロピリジン系 Ca 拮抗薬受容体に対し結合活性を示した.SPE は反復経口投与により,テストステロン誘発肥大前立腺における α<sub>1</sub> 受容体数の増加を抑制した.また,SPE の反復投与はラットの血液臨床検査値,肝機能及び肝薬物代謝酵素活性に影響しなかった.以上,SPE は下部尿路受容体への直接作用による BPH の機能的閉塞の解除や頻尿の抑制などの薬理作用を示すことが示唆された.<br>
著者
山田 豊通
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.49, no.7, pp.428-430, 2000-07-01

IT技術は情報化社会をもたらすが,その革新性ゆえに既存の秩序を崩壊させる.情報化社会を豊かなコミュニケーション社会とするには,新たな秩序の構築が不可欠である,情報化社会の特質を踏まえ,まずアクセシビリティの問題に触れ,安全の確保,人権の尊重,権利の保護の点からみた新たな秩序構築のポイントと留意すべき心構えについて述べる.