著者
新井白石 編
出版者
吉川半七
巻号頁・発行日
vol.4(巻之17-20), 1903
著者
栗本 桂二 磯島 修 直良 有香 穴田 高 小林 芳友 小林 充治 新井 英雄 高柴 正悟 難波 秀樹 横山 雅之 光田 由可 水島 ゆみ 野村 慶雄 村山 洋二 上田 雅俊 寺西 義浩 藤原 一幸 橋爪 彰子 釜谷 晋平 細山 陽子 上羽 建二 大西 和久 白井 健雄 大橋 哲 東 浩介 木岡 慶文 南林 繁良 田中 真弓 北村 卓也 牧草 一人 山岡 昭 浦口 良治 萩原 さつき 福田 光男 小田 茂 林 成忠 竹蓋 弥 米良 豊常 峯岸 大造 梅田 誠 中元 弘 稲富 洋文 ラーシイシン ナロンサック 野口 俊英 石川 烈
出版者
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.191-205, 1988-03-28 (Released:2010-08-25)
参考文献数
17
被引用文献数
5 2

塩酸ミノサイクリン (MINO, 日本レダリー, 東京) を用いて歯周炎の局所治療法を確立するための研究を行なってきた。本研究は, MINOを2% (力価) に含有する軟膏製剤 (LS-007) を臨床的に用い, その有効性, 安全性ならびに有用性をもとに用法を検討したものである。4mm以上のポケットを有する辺縁性歯周炎患者45名の119歯を被験歯とし, LS-007とそのプラセボ, および市販のミノマイシン錠 (日本レダリー) を用い, 微生物学的および臨床的に用法を検討した。その結果, LS-007の局所投与は歯周病治療において, 臨床的有効性, 安全性および有用性があると結論した。
著者
新井 紀子
出版者
独立行政法人 科学技術振興機構 情報事業本部
雑誌
情報科学技術研究集会予稿集 第40回情報科学技術研究集会予稿集
巻号頁・発行日
pp.B61, 2003 (Released:2003-11-14)
参考文献数
3

「e-教室」プロジェクトは、新井らが開発を行った「NetCommons」という情報共有ポータルシステムを活用して、研究者·教員らが協力しながら、中高校生とともにインターネット上の学びのコミュニティを創出する試みである。「NetCommons」では、インターネット上で提供されているデジタルコンテンツを、ニーズに応じて、柔軟に活用しながら、テキストと画像を組み合わせて投稿できる掲示板システムを提供している。「e-教室」に参加している学習者は、学習支援者とともにコミュニティを形成しながら、インターネット上の学びの空間を体験する。ここでは、デジタル教材を利用しながらも、既存のシナリオにはとらわれない、自由度の高い総合的な学習を実現している。
著者
新井 冨生
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.317-320, 2021-03-25

定義・概念 髄様癌は2000年に出版されたWHO分類 第3版で初めて記載された比較的新しい概念の腫瘍であり1),それまでは低分化腺癌として取り扱われてきた.低分化腺癌は一般的に悪性度が高く予後不良とされているが,大腸癌では充実胞巣型,髄様型を示す低分化腺癌の一部に比較的予後良好な症例が存在することが指摘されてきた.その後,分子病理学的手法を用いた研究が進み,髄様癌の疾患概念が確立した.この研究が進む過程で髄様癌は種々の名称が用いられていたが,WHO分類 第3版1)が出版されてからはmedullary carcinomaに統一された.本邦では2013年8月に改訂された「大腸癌取扱い規約 第8版」2)で,髄様癌という名称で初めて記載された. 髄様癌は発癌機序の観点から散発性と遺伝性の2種類に大別される.散発性の髄様癌は高齢者,女性,右側結腸に好発し,リンパ節転移も低率で比較的予後良好という臨床病理学的特徴を示す3).分子病理学的には,BRAF遺伝子変異,ミスマッチ修復遺伝子の一つであるMLH1遺伝子のプロモーター領域のメチル化とそれに伴うMLH1蛋白質発現の減弱,マイクロサテライト不安定性(microsatellite instability;MSI)という特徴を有する.遺伝性の髄様癌は,ミスマッチ修復遺伝子(MLH1,MSH2,MSH6,PMS2など)の変異によるLynch症候群の一つの病型としての腫瘍である.
著者
新井 啓
出版者
立正大学経済学会
雑誌
経済学季報 (ISSN:02883457)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.109-148, 2011-02

本稿は新井[2004],[2007],[2009a],[2009b],[2010a],[2010b],[2010c]における一連の研究の続きとして日経平均先物2008年9月限の証券会社別の超過需要開数のパラメータを推定している.本稿において超過需要関数の測定を行った期間はリーマンショック直前の期間であり,証券会社の行動も観測期間の半ばから一方的に日経先物のポジションを解消していく証券会社が見られるなど他の期間に比べると特徴のある期間であるといえる.そのため日経平均が比較的安定している期間に比べると推定は困難であった.また推定できる証券会社の数が他の観測期間と比較すると小さく,この期間に日経平均先物の取引を手控えていた証券会社が存在していた.このことが本稿における観測期間における特徴的なことである.本稿の推定結果からゴールドマンサックス証券が観測期間の半ばから戦略を変えていることが明らかになった.またドイツ証券が本稿の観測期間において最大の売りポジションを取っているが,超過需要曲線の傾きを示すパラメータの値は非常に大きく,積極的に先物を売る戦略を取っていたことが明らかとなった.
著者
新井 美佐子 Misako Arai
雑誌
研究紀要 = Bulletin of Okazaki Women's Junior College (ISSN:09168400)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.67-77, 2003-03-25

新井(2002)における資料的検証をはじめ、多くのデータによれば、わが国とは対照的に、フランスの性別労働条性格差は小さい。そこで、性別労働条件格差の要因に関する既存の諸学説から導き出した仮説を下に、福祉国家政策の面からフランスにおける女性の好労働条件について考察。フランスの福祉政策は、性別労働条件格差縮小だけでなく、ライフ・コースあるいは家族状況の相違から生じる女性間の経済的格差縮小にも配慮したものと評価しうる。
著者
新井 久爾夫
出版者
尚美学園大学
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.35-51, 2001-03-31

2000年6月25日に投票が行われた第42回衆議院議員総選挙は、自民、公明、保守の与党3党が揃って大きく議席を減らしながらも、衆議院での絶対安定多数を維持するという微妙な結果に終わった。自民党は東京、名古屋などの大都市圈の選挙区で有力議員を含む多くの候補者が落選したばかりか、「1区現象」といわれたように県庁所在地の選挙区の1区でも苦戦をした。その一方で、農村部の選挙区ではこれまでどおり多くの議席を確保した。また、比例でも前回に比べてかなり議席を減らした。都市住民の批判が自民党を敗北させた、都市では有権者の政党離れが進み、いわゆる「無党派層」が増えており、その「無党派層」の自民党への反乱がこのような選挙の結果をもたらしたというのが選挙後のマスメディアなどの論調である。
著者
松本 佑美 鈴木 亮利 千葉 雄大 新井 剛
出版者
The Mining and Materials Processing Institute of Japan
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.131, no.8, pp.481-486, 2015
被引用文献数
3

Palladium will be most increased demand in rare metals because the use of electrical and electronic fields in the future. Therefore, it is nesessary to construct the stable supply of resource in our country. Currently, the separation and recovery of palladium from urban mines have trying to carry out the solvent extraction method using the dihexylsulfide (DHS) extractant as the mainstream. However, DHS have some problems which the extraction process is lengthening because DHSs extraction rapid is so slowly. In this study, it was focused that triphenylphosphine (TPP) as an alternative DHS extractant. TPP shows the extraction rapid is about 5-6 times higher than DHS extractant. Therefore, we have been investgating to establish the Palladium separation and recovery process using TPP extractant. In our previous work, it was found that the multistep extraction is possible to separate Pd(II), Au(III)and Ni(II) from the coated electronic parts waste which use Cu as base material using TPP extractant. In this work, we investigated that the separation and extraction behavior of Pd(II), Au(III), Ni(II) and Cu(II) using TPP extractant. Furthermore, we considered that the separation and recovery process from the coated electronic parts waste by the extraction method with TPP extractant.
著者
宗 健 新井 優太
出版者
公益社団法人 都市住宅学会
雑誌
都市住宅学 (ISSN:13418157)
巻号頁・発行日
vol.2018, no.103, pp.126-131, 2018 (Released:2019-11-01)
参考文献数
9

In Japan, income disparity is expanding, and the population is continuing to age. Therefore, it is an important policy challenge to secure housing for low-income elderly people whose population is likely to increase in the future. We analyzed the influence of the accumulation of wealthy residents and public housing estates clusters on rent as foundational information when considering the supply and arrangement of housing for low-income people. Analysis results indicate that there are many cases in which the accumulation of wealthy residents has an upward influence on rents, while the accumulation of public housing estates clusters has a downward influence on rents.