著者
森 千鶴
巻号頁・発行日
1998

筑波大学博士 (心身障害学) 学位論文・平成10年7月24日授与 (乙第1431号)
著者
今木 隆太 庭野 慎一 佐々木 紗栄 弓削 大 脇坂 裕子 平澤 正次 佐藤 大輔 佐々木 毅 森口 昌彦 和泉 徹
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.37, no.Supplement3, pp.142-146, 2005-07-30 (Released:2013-05-24)
参考文献数
10

【目的】心室細動(VF)自然発作既往のない無症候性ブルガダ型心電図症例において,VF誘発性と他の臨床データを有症候性症例と比較し,その臨床的意義を検討した.【方法】対象は心電図で特徴的なST上昇を認め,当科で電気生理学的検査(EPS)を施行した36症例.うち有症候例(VF自然発作群)5例,VF誘発例(VF誘発群)15例,VF非誘発例(VF非誘発群)16例.【結果】観察期間中4例でVF出現を認めた(VF自然発作群2例,VF誘発群2例).各群の失神歴(%)はVF自然発作群:VF誘発群:VF非誘発群=100:13:25(P<0.05),突然死家族歴(%)は40:13:19(NS)であった.ピルジカイニド負荷時のcoved型ST上昇頻度(%)は100:93:63(NS),冠動脈攣縮陽性率(%)は50:64:25(NS),MIBG分布異常(%)は75:40:20(NS)と,VF自然発作群,VF誘発群に多い傾向のみ認めた.【結語】無症候例の経過観察中,VF誘発群でVF自然発作を認めた.高リスク例の指標は明らかでなかったが,冠動脈攣縮誘発率やMIBG分布異常などの重要性が示唆された.
著者
森岡 悠
巻号頁・発行日
2013

Thesis (Ph. D. in Science)--University of Tsukuba, (A), no. 6378, 2013.3.25
著者
濱 森太郎
出版者
広島大学国語国文学会
雑誌
国文学攷 (ISSN:02873362)
巻号頁・発行日
no.217, pp.1-12, 2013-03
著者
大森 裕浩
出版者
東京大学経済学会
雑誌
経済学論集 (ISSN:00229768)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.21-68, 2006-10
著者
阿部 香澄 岩崎 安希子 中村 友昭 長井 隆行 横山 絢美 下斗米 貴之 岡田 浩之 大森 隆司
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.263-274, 2013 (Released:2013-05-15)
参考文献数
29
被引用文献数
4

There has been many problems in situations surrounding children such as child neglect, deterioration in the quality of play, etc. We believe that robotic playmates would greatly help to solve these problems. In this paper we propose a playmate robot system that can play with a child. Unlike many therapeutic service robots, our proposed playmate system is implemented as a functionality of the domestic service robot with a high degree-of-freedom. This means that the robot can play with children at a high level, i.e., beyond a therapeutic effect, using its physical features. To sustain the player's interest in the system, we also propose an action selection strategy based on a transition model of the child's mental state. The robot can estimate the child's state and select an appropriate action in the course of play. Part of the proposed algorithms was implemented on a real robot platform, and experiments were carried out to design and evaluate the proposed system.
著者
伊藤 俊之 芦崎 能広 木村 淳一 森垣 努
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.96, pp.85-90, 2006-09-15

ブロードバンドの普及により、ビデオ通話を用いて遠隔相談や遠隔手続きを実施する環境が整いつつある。我々は従来対面で実施していたこれ等の業務を遠隔で実現する、アイコンタクトを用いた高精彩映像による遠隔相談システムや、TV会議システムを用いた遠隔手続きシステムを開発した。遠隔相談システムでは、相談業務を円滑に実現するアイコンタクトを用いた高臨場感なビデオ通話機能等を、遠隔手続きシステムでは手続き業務を円滑に実現する高品質なビデオ通話機能などを実現した。開発したシステムをデモシステムや実システムとして運用し、遠隔相談業務や遠隔手続き業務が実際に運用可能なことを確認した。With the expansion of broadband networks, remote consultation and contract systems, using high quality video communication, have become increasingly possible. We develop "Faca-to-Face" Video Call Center System for remote consultation and contract system. It realizes high realistic video communication for consultation and contract. We also evaluate that these systems could be applied as remote consultation and contract services.
著者
笹子 佳孝 木下 勝治 森川 貴博 黒土 健三 半澤 悟 峰 利之 島 明生 藤崎 芳久 守谷 浩志 高浦 則克 鳥居 和功
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.222, pp.31-35, 2009-10-01
参考文献数
4

次世代の不揮発性メモリとして最も有望な相変化メモリを安価なポリシリコンダイオードと組合せたメモリセルの試作・電気特性評価を行った。低接触抵抗で駆動電流が8MA/cm^2以上と大きく、逆バイアスオフ電流が100A/cm^2以下と小さいポリシリコンダイオードを開発し、クロスポイント型相変化メモリのセル面積を4F^2(F:デザインルール)に縮小する見通しを得た。本技術により、相変化メモリチップの低コスト化が可能となる。
著者
石森延男 編
出版者
修文館
巻号頁・発行日
vol.尋常 4・5・6学年用 続(写真篇) (カメラの満洲), 1939
著者
丸山 俊朗 半沢 昌彦 森 隆 吉田 多摩夫
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.457-463, 1984
被引用文献数
1

Removal of Cells of <i>Olisthodiscus</i> sp. using alumining sulfate was studied by determining the solubility of Al in seawater under various pH conditions, and examining the direct application of aluminium sulfate to the cell suspension in a jar tester.<br> The solubility of the Al desreased from pH 4.5. The minimum and maximum solubility was at pH 6.3 and pH 8.5 respectively. Above pH 8.5, solubility decreased. A pH buffer. action appeared when pH was 4.5-5.0, 8.5 and 10.<br> The aluminium sulfate requirement and pH conditions for a 100% removal of 2×10<sup>4</sup> cells/ml were 50mg/l (4mg of A1/l) at the most and pH < 5.8 and pH > 9.5, respectively. These pH conditions were dependent on aluminium sulgate content. When 6.5 < pH < 8.5, only 10-30% rate of removal was obtained.<br> From these results, it was suggested that the cell removal mechanism was mainiy due to disruption of cells followed by effective coagulation due to highly positive charged aluminium hydroxide when pH < 5.8, and positive charged magnesium hydroxide when pH < 9.5. The pH change alone or coprecipotation with aluminium hydroxide may not play any important role in the removal mechanism of the cells.
著者
堀井 俊宏 ARMAH George KRUNGKRAI Je BZIK David INSELBURG Jo 田井 久美子 三田村 俊秀 森松 克実 GEORGE Armah JERAPAN Krungkrai DAVID Bzik JOSEPH Inselburg 杉山 智彦 JERAPAN Krun BZIK David J ARMAH Geroge INSELBURG J
出版者
大阪大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1993

ハマダラカによって媒介されるマラリアは年間2億7000万人が感染し200万人が死亡するという最も大きな被害を人類に及ぼしている原虫感染症である。クロロキン、DDTなどの特効薬や殺虫剤により一時は撲滅が可能かに見えたマラリアは、薬剤耐性マラリア原虫株や殺虫剤に耐性の媒介蚊の出現によりその治療と制圧は現在困難な状況に陥っている。一方、マラリア原虫の細胞より十分な量の蛋白質を精製する事が極めて難しいため、マラリア原虫に関する生化学的な解析にも乏しい。さらに、マラリア原虫のcDNAは大腸菌において一般にうまく発現せず、レコンビナント蛋白質として調製することも容易ではないことも解析を遅らせている。マラリアワクチンの開発は人類の夢の一つであるが、マラリア感染に対する宿主(ヒト)の免疫応答が理解されていないことに加えて、マラリア原虫はその主要抗原のアミノ酸配列を高頻度で変換するための機構を複数有していると考えられる。マラリアワクチンの開発をめざす本研究課題においては、まず、ワクチン候補抗原蛋白質を安定して供給できるシステムの構築を行なった。抗原遺伝子は以下で述べるSERAであるが、本抗原遺伝子はマラリヤ原虫株のなかでもよく保存されていると考えられているが、このSERA遺伝子の抗原変異の頻度について解析をすすめた。(1)熱帯熱マラリア原虫の培養細胞に対して増殖阻害的に働くマウスのモノクローナル抗体を用いて単離したSERA(Serine Repeat Antigen,113kD)は、赤血球期マラリアのトロフォゾイト、シャイゾント期に大量に発現される蛋白質であり、感染赤血球が壊裂する直前に、47kD、50kD、18kDの三つの断片となる。このSERA抗原はマラリアワクチンの候補抗原として重要と考えられているが、一方、SERA遺伝子のcDNAを大腸菌の発現ベクターに組み込んでも、レコンビナント蛋白質の発現は容易ではなかった。我々は、極端にAT含量の高いマラリア遺伝子とGC含量が高い大腸菌の間におけるコドン使用頻度の違いがレコンビナント蛋白質の発現量を低下させていると考え、熱帯熱マラリアのコドン使用頻度を大腸菌型に変えた、これら三つの断片をコードする人工合成遺伝子を構築し、大腸菌において3種類のSERA蛋白質を大量に発現させた。精製した後、マウス及びラットを免疫し、得られた抗血清を用いてマ
著者
佐藤 達雄 塩原 由紀江 大森 明文 芳野 未央子 久芳 慶子 高田 圭太 池田 由紀 元木 悟 小倉 秀一 工藤 光夫
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.303-307, 2009-07-15
参考文献数
13

黒色の液状マルチ資材が地温ならびにコマツナの生育,収量に及ぼす影響を明らかにするため,処理量を1,0.5,0.25 L・m<sup>−2</sup>区および無処理区の4水準3反復,播種日を2007年9月21日,10月5日,10月20日および2008年1月22日の4水準として組み合わせ,栽培試験を行った.その結果,液状マルチ資材は,散布量に関わらず無処理に比較して増収することが明らかになった.地下5 cmの温度を解析したところ,液状マルチ散布により最高地温は上昇するが,9月21日播種を除き最低地温は低下した.この現象はコマツナの生育初期に顕著であったが,生育に伴って,その差は小さくなった.播種後10日間の毎正時積算地温に有意な差は認められなかった.地温の日較差の増大はコマツナの増収に寄与した可能性が考えられた.<br>
著者
森本 貴之 淺川 直輝 後藤 智範 藤原 譲
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.80-87, 2002
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

近年の計算機の高速化、大容量化と低価格化、さらにはインターネットの普及によって情報化が加速度的に進んでいる。今後も増加しつづけるであろう膨大な情報や知識を適切に利用するためには情報の内容に関する、より高度な処理機能が要求される。このような機能を実現するためには、情報や知識の意味を理解しなければならない。そして、そのためには意味関係が表現できる構造化およびその利用のためのアプリケーションあるいはシステムが必要である。このような要求に対して、専門用語を最小単位とした概念構造の生成とその利用のためのシステムの開発を進めている。本研究では、概念構造を生成するのためのシステムの一部である階層関係の自動抽出法における問題点の調査について報告する。
著者
衛藤 夏葉 西森 裕夫 藤岡 唯志 東 卓弥
出版者
近畿中国四国農業研究協議会
雑誌
近畿中国四国農業研究 (ISSN:13476238)
巻号頁・発行日
no.14, pp.68-72, 2009-03

和歌山ダイコンの生育に伴うす入りの発生経過および播種時期がす入り発生に及ぼす影響について検討した。1.9月22日播種では、す入りは播種後約60日、根重約200gの時期に急激に発生した。その後、す入り株率の増加は緩慢であったが、す入り程度は根の肥大とともに高まった。2.9月12日、9月22日、10月3日播種におけるす入り発生株率はそれぞれ42.5%、22.5%、10%であり、播種時期が早いほど発生株率は高く、発生程度も高かった。また、9月12日播種と22日播種では、す入りは根重が大きく、葉重/根重が小さい株で発生しやすい傾向があった。3.10月3日播種では、す入りの発生は少なかったものの十分な生育量が確保できなかった。4.以上より、和歌山市周辺における和歌山ダイコンの播種時期は、す入りの発生が少なく、十分な根身肥大が確保できる9月20日前後が適当と考えられた。
著者
東森秀年
出版者
広島大学歯学会
雑誌
広島大学歯学雑誌 (ISSN:00467472)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.125-129, 2003-06-01
被引用文献数
1
著者
友田 努 堀田 和夫 森岡 泰三
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.72, no.6, pp.1039-1045, 2006 (Released:2006-12-01)
参考文献数
26
被引用文献数
3 2

ハタハタ人工種苗の生態を把握するため,2000 年 4 月に計 2 群 6,966 尾(平均全長 10.4 cm)を七尾湾と富山湾で標識放流した。2005 年 1 月までに計 123 尾(1.8%)が再捕され,再捕の 9 割強が産卵群と考えられる 2 歳以上の親魚であった。両放流群とも,過半数が富山湾内で再捕され,その他の多くが新潟,山形および秋田県沖で再捕された。本結果は,七尾湾,富山湾に放流した人工種苗が主に富山湾内に滞留し成育,産卵するものの,一部は北上し日本海北部系群や新潟周辺の地域群と交流していることを示すものである。