著者
田中 賢二 石綿 元
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.207-212, 2005

高等学校学習指導要領において,「素粒子」が登場したのは,平成元年(1989)改訂の要領である。科目<物理II>で,学習内容の最終テーマ(課題研究を除く)として導入されている。その後の平成11年(1989)改訂でも引き続き導入されており,高等学校物理における一つの学習内容として定着を見せている。「素粒子」の取り扱いに関する変遷を2回の指導要領改訂に対応した教科書でみると,新教科書は旧教科書に比べて言及されている「素粒子」が拡充し,未確認や研究中との言及が増加し,問題数が増えていることなどが判る。
著者
田中 賢一 下村 輝夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C-I, エレクトロニクス, I-光・波動 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers (ISSN:09151893)
巻号頁・発行日
vol.77, no.8, pp.437-445, 1994-08-25
参考文献数
9
被引用文献数
6

計算機ホログラムに対してラスタ走査を用いる誤差拡散法に関する報告は既にいくつかある.しかしながら,ペアノ曲線を適用した影響についてはほとんど知られていない.この理由は,ペアノ曲線が最近ようやく関連応用分野で有効であることがわかり始めたことによる.本論文では,ペアノ曲線を用いる誤差拡散法を計算機ホログラムでの再生像の改善に対して詳細に検討した.その結果,雑音領域と像の明るさの制限のもとで,本方法はラスタ走査を用いる誤差拡散法と比較して優れた再生像を与えることを示す.
著者
八藤後 猛 田中 賢
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.18, no.39, pp.663-666, 2012-06-20 (Released:2012-06-20)
参考文献数
5

This study shows when wheelchairs and baby carriages begin to move at a gentle slope in a certain angle of inclination. We used a swing road to experiment with wheelchairs and baby carriages for an angle of inclination to see when they begin to move.Results of Experiment:1. Wheelchairs and baby carriages will not move if the frame sat down cross position from incline.2. If the frame is moved in the direction of the incline, the angle of 1-2 degrees begins the wheelchair to move downward and 2-3 degrees for baby carriage.
著者
田中 賢治 森 千夏
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.398-401, 2015 (Released:2016-09-09)
参考文献数
6

静岡県駿東郡小山町は,300年前の富士山の噴火によってスコリア (岩滓) が厚く堆積している状況である。厚く堆積したスコリアは近年の豪雨により流出し,甚大な被害をもたらした。そこで,地域住民らが所有する山地での災害を未然に防ぐため,スコリア堆積地を植生回復させ,植物の根系緊縛力によるスコリア流出を抑制する試みを行った。本稿では,山地を所有している住民自らが行った,スコリア堆積地の防災対策事例について報告する。
著者
大橋 光男 田中 賢明 大井 美知男
出版者
生態工学会
雑誌
Eco-Engineering (ISSN:13470485)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.123-129, 2011-10-31 (Released:2011-12-15)
参考文献数
40
被引用文献数
1

The objective of our study is to clarify the optimum irradiation conditions for the efficient cultivation of Euglena, in order to increase the yields. First, we measured the blinking light response curve of photosynthesis and investigated the effect of the blinking cycle on the photosynthesis, using red light emitting diodes (LEDs). Second, we determined the photosynthetic photon flux density (PPFD) value at which the photosynthetic efficiency was maximum. Here, we measured the difference in the photosynthetic rate of Euglena using red LEDs under blinking and continuous light conditions. In cases where the blinking cycle was 1.0 x 10-3 s, there was no difference in the photosynthetic rate of Euglena between the two conditions. On the other hand, at a PPFD value of 35 μmol·m-2·s-1, the photosynthetic efficiency was the highest. In cases where the PPFD value ranged from 0 to 200 μmol·m-2·s-1, the photosynthetic rate increased rapidly. Then, it increased slightly and reached a saturation point at a PPFD value of 400 μmol·m-2·s-1.
著者
北原 武嗣 杉浦 邦征 山口 隆司 田中 賢太郎
出版者
関東学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

海溝型巨大地震のような長周期・長継続時間地震波を受ける鋼製橋梁の耐震性能の把握が重要である。そこで,都市高速に多用されている鋼製橋脚を対象とし,ハイブリッド実験,静的繰返し載荷実験およびFE非線形解析により,最大耐力履歴後の数十回に及ぶ繰返し変位による耐力低下を検討した。その結果,最大荷重履歴後,初等はり理論で弾性範囲と考えられる数十回に及ぶ変位載荷により,耐力は10%程度低下する可能性のあることが分かった。また繰返し振幅範囲が大きいほど,繰り返し数が多いほど耐力低下の割合が大きいことがわかった。
著者
田中 賢一 梶原 豊 下村 輝夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.2, 1997-03-06

シミュレーティッドアニーリング (Simulated Annealing: SA) は, 組合せ最適化問題の一解法として, LSIの回路設計, キノフォームの位相最適化, 計算機ホログラムへの応用などに適用されてきた. SAは, 統計力学的概念を用い, 温度によって決まる確率をもって改悪を許すことにより, 局所解に陥ることを防ぐものである. ディジタルハーフトーン処理は濃淡画像をレーザプリンタに代表される2値出力装置に出力する際に不可欠な技術である. 本報告では, ディジタルハーフトーン処理にSAを適用し, その有効性について示す.
著者
北原 武嗣 田中 賢太郎 山口 隆司 岸 祐介 濵野 剛
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A1(構造・地震工学)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.I_499-I_508, 2012
被引用文献数
1

近年,構造物の地震応答に関して,海溝型巨大地震により励起される長周期かつ長継続時間の地震動の与える影響が注目されている.海溝型巨大地震では,数百秒程度の継続時間となることが予測されており,その際,構造物が最大荷重を履歴した後にも数十回~数百回オーダーでの繰り返し振幅を受けると考えられている.一方,鋼製橋脚の耐震設計として実施されてきた繰り返し載荷実験では,主に3回程度の繰り返しを行ってきた.そのため,海溝型巨大地震に対する鋼製橋脚の耐震設計に関しては,十分に解明されていないのが現状である.そこで本研究では,海溝型巨大地震のような継続時間の長い地震動を受ける既設高架橋の耐震性能を把握することを目的として,都市高架橋に多用されている単柱式鋼製橋脚を検討対象とし,数十回オーダーの繰り返し振幅が構造物の耐荷性能に与える影響について検討を行った.
著者
吉村 研治 大森 庸子 吉松 隆夫 田中 賢二 石崎 文彬
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.897-903, 1996-11-15
参考文献数
6
被引用文献数
7 7

In a high density culture of rotifer (beyond the levels of 10<sup>3</sup>ind./m<i>l</i>), the amount of aeration needed to maintain an optimum dissolved oxygen (DO) level increases. In order to investigate the effect of aeration on the population growth of rotifer, a series of experiments were carried out. The S-type rotifer <i>Brachionus rotundiformis</i> was cultured at high density using 10<i>l</i> vessels under different aeration conditions. Air or oxygen gas was introduced into the culture media through two types of sparger which formed different sizes of bubbles, at aeration rates from 0.1 to 2.0vvm. The bubble-size from the two kinds of sparger were estimated from the value of <i>KLa</i> (volumetric oxygen transfer coefficient). When the aeration rate was high or the ceramic sparger that formed smaller bubbles was used, DO in the culture system remained at a high level. However, under these conditions, the growth of the rotifer population was seriously inhibited due to very high aeration rates and small bubbles, possibly as a result of foaming separation. When oxygen gas was introduced into the culture system, the density of rotifer was higher than that when air was introduced. Therefore, it is recommended to introduce high-purity oxygen gas for a high density culture to avoid any growth inhibition and to maintain optimum DO.
著者
田中 賢治
出版者
日本沙漠学会
雑誌
沙漠研究 (ISSN:09176985)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.27-33, 2020-12-25 (Released:2020-12-25)
参考文献数
1

植物活性剤,化粧品原料等に利用されるフルボ酸は,日本の森林土壌中に含まれる有用な有機酸であるが土壌中に微量しか含まれておらず,これらの用途に利用するために海外から採掘された有限資源を輸入して国内で利用してきた経緯がある.こうした状況の中,日本の森林から間伐によって産出される木質資材と木炭等の生産過程で産出される有機酸を利用することによって有機物の縮合・重合を促すことに成功したことから,人工的にフルボ酸を高純度で量産化できるようになってきた.このように量産化されるようになってきたフルボ酸は,国内外での環境改善に利用されていることから,一般的なフルボ酸等の高分子化合物の解説と環境改善への利用について説明する.
著者
岡田 華子 田中 賢一 福本 辰巳 皆川 鉄雄 大越 悠数 浜根 大輔
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集 日本鉱物科学会 2012年年会
巻号頁・発行日
pp.51, 2012 (Released:2014-06-10)

ブラウン鉱を主要鉱石鉱物とする変成マンガン鉱床から産するアルカリ角閃石の化学的検討を行った。秩父帯南帯下払鉱床からはKに富むrichterite - arfvedsoniteのMn3+置換体を見出した。三波川帯の古宮鉱床からもKに富むrichterite-winchite系列に属する角閃石と、BサイトにおけるNa+Caの値がほぼ1 - 1.5の範囲を示す角閃石はottoliniiteあるいは ferri-ottoliniiteのMn3+置換体と推定される。田野畑鉱山産の黄褐色角閃石はkozulite – arfvedsonite - Na3(Mn2+, Mn3+)5Si8O22(OH)2 の3種の端成分組成からなる。
著者
立川 康人 宝 馨 田中 賢治 水主 崇之 市川 温 椎葉 充晴
出版者
THE JAPAN SOCIETY OF HYDROLOGY AND WATER RESOURCES
雑誌
水文・水資源学会誌 (ISSN:09151389)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.139-151, 2002-03-05 (Released:2009-10-22)
参考文献数
26
被引用文献数
2 2

筆者らがこれまでに開発してきたマクログリッド型流出モデルを淮河流域に適用し,GAME強化観測期間(1998年5月1日~8月31日)の流量シミュレーションを行った.モデルへの入力データには田中らによって作成された毎時5分グリッドの水文データセットを用いた.このデータセットは,1998年の強化観測期間に取得された気象・水文観測データと鉛直一次元の陸面過程モデルSiBUCとを用いて作成されたものである.実測流量と計算流量とを比較したところ,下流域ほど計算流量は観測流量よりも小さく算定されることがわかった.この原因として,用いたデータセットの蒸発散量が過大評価されていること,ダムなどによる人為的な流水制御をモデルで考慮していないことなどが考えられるが,今後の検討を要する.また,河川流量の再現シミュレーションの過程で,河道流追跡モデルが大河川流域の河川流量を予測する上で果たす効果を示した.
著者
戸田 淳治 田中 賢治 浜口 俊雄
出版者
水文・水資源学会
雑誌
水文・水資源学会研究発表会要旨集
巻号頁・発行日
vol.26, 2013

[研究の目的]自然災害による犠牲者を一人でも減らすため、洪水災害や土砂災害の予測から避難警報に至るまでのプロセスをシステム化し、防災情報を必要とする人々が避難に対する意思決定を行う上での指針を示すことが最終目標であるが、今回は洪水氾濫シミュレーション部分を中心に述べる。  [システムの概要]近年頻発するようになった大雨などによる洪水災害に備えるため、我々は流出予測及び氾濫予測を行うための流出氾濫統合システムを構築した。流出モデル及び氾濫モデルを統合し一元的に扱うため、両モデルの空間解像度、計算時間間隔は同一とする(前者は1km、後者は10分毎)。流出モデルから出力されるメッシュ毎の水位データ等が氾濫モデル入力データとなる。また地盤高データは10mDEMを使用し、下記の佐用川流域での大雨イベントにおける再現計算で使用した降雨データは1kmメッシュの解析雨量である。  [これまでの研究]構築された洪水氾濫統合解析システムを実流域にあてはめ、再現性を評価する研究を行った。我々が取り上げたのは2009年8月に兵庫県佐用町で発生した水害である。出力結果(メッシュ毎の浸水深)の評価手法であるが、浸水深実績データとの比較に加えて平面二次元不定流モデルの出力結果と比較することで行った。平面二次元不定流モデルの空間解像度(50m)を基準にして、内・外水氾濫マクロモデルの空間解像度を50m、100m、1kmと変化させて計算精度を比較した。1kmメッシュの浸水深データは50mメッシュにダウンスケーリングした。 [今後の予定]上記システムを用いて2011年8月下旬に発生した台風12号がもたらした紀伊半島豪雨の再現計算を行う。計算対象は十津川流域、降雨データは空間解像度2kmのメソアンサンブルデータを使用する予定である。この事例では洪水災害に加えて土砂災害の影響が大きかったため、洪水氾濫モデルから出力されるメッシュ毎の浸水深データに土砂災害の発生危険度分布を加味したデータ(複合災害に対する危険度を示すデータ)を作成し、避難モデルの入力データとする。
著者
田中 賢介
出版者
The Society of Cosmetic Chemists of Japan
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.245-253, 1997-09-20 (Released:2010-08-06)
参考文献数
16

シャンプーは基剤となるアニオン界面活性剤がグラム陰性菌に対する抗菌活性が弱いため, 微生物汚染を受けやすい製剤であり, 市販品の微生物汚染調査でもPseudomonasなどのグラム陰性菌が検出される例がある。リンスは基剤となるカチオン界面活性剤の抗菌活性が比較的強いため, 発育できる菌はより限定される。またボディソープは脂肪酸塩の抗菌性により一般に防腐性が高い。これらの製品は入浴時に使用するものであり, 使用環境からの二次汚染に留意する必要がある。製剤の防腐設計を行うためには, 製剤自身の持つ自己防腐性を考慮した上で, 必要に応じて最適な防腐剤を用いる。この際, それぞれの防腐剤の特性を充分把握し, 有効に配合する事が重要である。さらに, 製品の製造時における微生物汚染防止には生産面での衛生管理が不可欠である。原料対策, 製造衛生管理, 適切な製造設備設計など, 微生物汚染防止を前提とした考え方で対応する事により, 効果的な品質管理が可能になる。
著者
山本 貞明 田中 賢 角南 寛 新井 景子 高山 あい子 山下 慈京子 森田 有香 下村 政嗣
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.27, no.9, pp.502-510, 2006-09-10 (Released:2007-06-15)
参考文献数
59
被引用文献数
1 1

Patterned surface topographies play vital roles in cellular response such as adhesion, proliferation, and differentiation. Here, we characterized adsorption of fibronectin (Fn) as a typical cell adhesion protein onto honeycomb-patterned porous films (“honeycomb film”) of poly (ε-caprolactone) (PCL) incubated in a Fn phosphate-buffered saline (PBS) solution by using atomic force microscopy (AFM) and confocal laser scanning microscopy (CLSM). In order to determine how cells respond to a honeycomb film, focal adhesion of porcine aortic endothelial cells (PAECs) cultured on the Fn coated honeycomb films in a serum free medium were characterized by using immunofluorescencet labeling of vinculin and focal adhesion kinase autophosphorylated at the tyrosine residue 397 (pY 397 FAK). Fn adsorbed around the pore periphery of a honeycomb film to form fibriller aggregates in a ring-shape structure. The sites of pY 397 FAK and vinculin were overlapped and agreed well with the adsorption site of Fn fibrils. This demonstrated that PAECs adhered onto the honeycomb films at focal contact points localized around pore periphery. The expression of pY397FAK determined by an immunoprecipitation method was 3 times higher than that on a PCL flat film as a reference. These results imply that the signaling mediated by a integrin receptor-Fn binding were activated on honeycomb films and this type of signaling was activated effectively on a honeycomb film compared with on a flat film. The cell response to honeycomb films (adhesion pattern and phosphorilation of FAK) was supposed to originate from the regularly arraigned adsorption pattern of Fn determined by the pore structure of the film.
著者
田中 賢二
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
雑誌
研究集録 (ISSN:18832423)
巻号頁・発行日
no.143, pp.1-11, 2010
被引用文献数
1

スイス―ドイツ語圏ベルン邦―の前期中等教育段階における科学教育の現状を,いわば学校教育法,同施行規則,学習指導要領などから,初等教育段階との対比に注目し,明らかにした。科学教育はともに筆頭教科である自然―人間―共同社会の中の科目理科で行われている。初等教育段階とは違って,前期中等教育段階では教科内に総合をも設定し,テーマと科目や総合との対応,また,科目毎の授業時間数,総合と裁量の為に使われるべき授業時間の割合を示している。前期中等教育段階の科学教育における目標は,初等科学教育と比べると,認識と知識の習得が重要になってきており,広がりと深化を示している。内容の関連性への配慮要請,拘束性は,前期中等教育段階の科学教育の方が大きく,弱い。また,内容の連続性は,両段階で共通の唯一のテーマでさえ,考慮されているとはいい難く,教員に託されていることは大きいといえる。
著者
田中 賢二
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.176-179, 1992

東ドイツの西ドイツへの編入,バルト三国の独立,ソ連邦の消滅などによって,社会主義国は大きく変わってきた。いわゆる東欧コメコン7ヶ国のこれまでの物理教育を,東西ドイツの文献を手がかりに,総括した。社会主義の理念が学習目標や方法に出ていること,そしてなによりも,必修科目として開始学年が早く授業時間が多いことに,更に,能力ある者に対して特別の学級や大学附属の学級が設けられていることに,注目できる。