著者
高橋 景一
出版者
日本比較生理生化学会
雑誌
比較生理生化学 (ISSN:09163786)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.185-193, 1997-09-30 (Released:2011-03-14)
参考文献数
27
著者
金子 杏弓 高橋 史
出版者
信州大学大学院教育学研究科心理教育相談室
雑誌
信州心理臨床紀要
巻号頁・発行日
vol.17, pp.19-28, 2018-06-01

本研究では,援助要請行動を悩みの相談行動と定義し,相談行動に対する被援助志向性,心理的負債感,抑うつの影響性を検討した。大学生297名を対象に質問紙調査を行った結果,相談行動に影響するのは悩みの経験および被援助志向性であることが示された。悩みの経験が多いほど,また,被援助志向性が高いほど相談行動を多く行っていた。心理的負債感および抑うつは相談行動に影響を及ぼさないことが示された。今後は,相談行動以外の援助要請行動や,援助要請をする相手による違いについても検討する必要がある。

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著者
高橋要亮 著
出版者
経済雑誌社
巻号頁・発行日
vol.一編, 1886
著者
高橋 健一郎 堀 武司 波 通隆 本間 稔規 小高 仁重 口田 圭吾
出版者
日本畜産学会
雑誌
日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.77, no.2, pp.237-244, 2006-05-25
参考文献数
8
被引用文献数
1

高精細牛枝肉横断面撮影装置(以下,新型撮影装置)により得られた牛枝肉画像を複数の画像形式に変換し,BCSナンバーの推定に最適な方法を検討した.材料には新型撮影装置を用いて撮影された黒毛和種肥育牛46頭の第6-7肋骨間の鮮明な画像を用いた.画像はロース芯をその輪郭で抽出したJPEG形式とTIFF形式の画像,ロース芯の一部を矩形で切り取ったJPEG形式とTIFF形式の画像および輝度ムラを補正し,上記と同様の処理をしたJPEG画像(ロース芯,矩形)の計6種類の画像を用意した.その6種類の画像よりロース芯全体,ロース芯の筋肉および脂肪交雑部分のR(赤),G(緑),B(青)各階調値および輝度の平均値など,計108変数を算出した.格付員によるBCSナンバーを従属変数,画像解析で得られた形質を説明変数候補とする重回帰分析を行ったところ,輝度ムラ補正を行い,ロース芯をその輪郭で抽出した画像において決定係数がもっとも高かった(R<SUP>2</SUP>=0.793).推定されたBCSナンバーと格付員によるそれとの差が&plusmn;0であったサンプルの割合は95.7%となった.以上のことから高精細撮影装置による圧縮画像からでも非常に高い精度でBCSナンバーを判定可能であることが示された.
著者
口田 圭吾 高橋 健一郎 長谷川 未央 堀 武司 本間 稔規 波 通隆 小高 仁重
出版者
肉用牛研究会
雑誌
肉用牛研究会報 (ISSN:03868419)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.56-62, 2005-12-20
参考文献数
13
被引用文献数
9

高解像度デジタルカメラを利用した新たな牛枝肉横断面撮影装置を開発すること,ならびに開発された新型撮影装置と従来型の撮影装置の双方を用い,黒毛和種の枝肉横断面を撮影し,両装置から得られた脂肪交雑の評価値の比較を実施することを目的とした。330mmの装置の高さから,広範囲の画像を撮像するために, 35mm版のCCD素子を有するデジタルカメラを選定した。また,正像が確保できるレンズとして,画角114度の超広角レンズを採用した。さらに,遮光された僅体内部には,高輝度LEDが密に並んで実装されているl次元CCDカメラ用のライン方式照明を2燈取り付けた。新型撮影装置ならびに従来型撮影装置から得られる画像を比較するために,黒毛和種去勢牛20頭の枝肉横断面を,双方の撮影装置で撮影し,画像解析により,脂肪交雑の特徴量を算出し,両者の比較を実施した。超広角レンズを使用したことにより,撮像範囲は384mmX318mmと,従来型に比較し,約2倍の面積を1回で撮影することが可能となった。ロース芯面積ならびに脂肪面積比について,両撮影装置の聞での相違は,大きいものでそれぞれ2c㎡,3%程度であった。また,新型撮影装置で明確に確認できる脂肪交雑粒子の最小面積は0.004㎡程度であった。
著者
北村 歳治 佐藤 次高 店田 廣文 近藤 二郎 桜井 啓子 高橋 謙三 長谷川 奏 吉村 作治 山崎 芳男 及川 靖広 岡野 智彦 鴨川 明子 北村 歳治 保坂 修司 加納 貞彦 深見 奈緒子 鈴木 孝典
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010-04-01

本調査研究は、歴史的系譜と地域的特性を念頭に置き、科学技術と東南アジア・中東等に焦点を当て今日的な視点で取り組んできた。具体的には、イスラーム諸地域の研究者等と直接的に連携し、天文・陶器・医薬・建築等の分野で斬新な調査活動を進め、非イスラームとの相互交流から生まれ出た歴史的なイスラーム文化の保存・育成の研究に成果をもたらした。他方、ICT利用・医療サービス・金融等の今日的な課題に取り組むイスラーム諸地域の動きに関する調査分析も行なった。これらの成果は、早稲田大学、インドネシア国立イスラーム大学等で行われた計6回のシンポジウム等で今日のイスラーム問題の躍動する建設的な側面を明らかにできた。
著者
高橋 由季子
雑誌
学習院大学人文科学論集 (ISSN:09190791)
巻号頁・発行日
no.21, pp.185-235, 2012-10-01

Dans les années 1830, un nouveau ballet s’est créé et a reçu un accueil\chaleureux. On l’appelle le ballet romantique. Bien que sa valeur artistique soit\appréciée, les danseuses étaient l’objet du désir sexuel et avaient la faveur du\public masculin.\Ainsi donc, il lui était facile de sortir avec elles ? Ça dépend d’elles. En\général, il était facile de sortir avec les danseuses pour les danses de groupe,\mais il était difficile avec les premières danseuses.\Selon Théophile Gautier, les premières danseuses n’étaient qu’un beau rêve\et elles sont littéralement devenues une étoile. Des portraits des vedettes se sont\vendus comme des petits pains. A cette époque-là, comme la photographie ne\s’était pas encore généralisée, ces portraits se sont diffusés en lithographie.\Pour vérifier que les danseuses étaient l’objet du désir sexuel, nous avons\éclairci la situation exacte les danseuses pour les danses de groupe à travers les\peintures de Pierre-Auguste Renoir et Edgar Degas.\Enfin, d’après Gautier, c’était possible de diviser les premières danseuses en\deux groupes : les danseuses incarnées de l’angélisme et celles de paganisme.\En plus, c’était possible de diviser toutes les danseuses entre l’image d’épouse\vertueuse symbolique et l’image de prostituée. Ces classifications des\danseuses étaient toutes pareilles auxquelles la société patriarcale avait créé les\images de la sainte et de la prostituée.\L’Opéra de Paris a préparé les images variées féminines idéales pour le public\masculin au profit du redressement des finances.
著者
佐藤 暢 谷口 英嗣 高橋 直樹 MOHIUDDIN Mia Mohammad 平野 直人 小川 勇二郎
出版者
公益社団法人 東京地学協会
雑誌
地學雜誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.108, no.3, pp.203-215, 1999-06-25
参考文献数
63
被引用文献数
1 10

Geological, petrological, and biostratigraphical studies of Mineoka ophiolite and related rocks, Hayama and Mineoka Belts, central Japan, were reviewed, and the origin of ophiolite is summarized as follows. 1) Pelagic to hemipelagic sedimentary rocks occur from late Paleocene to middle Miocene. 2) Basaltic rocks in the Hayama Belt are mostly alkali basalts of hotspot origin, whereas those in the Mineoka Belt are mostly tholeiite of mid-ocean ridge origin. 3) Chemical compositions of gabbros and diorites indicate island arc origin. 4) Peridotites are residues after a medium degree of partial melting. These facts arenot consistent with previous ideas that the ophiolite is island arc or back arc originonly. &ldquo;It is concluded that ophiolite is part of the Mineoka plate&rdquo; in the Pacific Ocean side, not in the Philippine Sea as previously proposed. Reconstruction of plate motions of the Mineoka plate is proposed, as it was formed at mid-ocean ridge, was subducted by the Pacific plate, and obducted to the Honshu arc during Miocene age after the eastward motion of the triple junction.
著者
森 幹男 槇本 由希 荻原 慎洋 谷口 秀次 高橋 謙三
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.448, pp.71-75, 2004-11-12
参考文献数
11
被引用文献数
2

骨導音声を電気信号に変換する骨伝導マイクロホンはハンズフリーで,ヘッドセット型マイクロホンと比較して周囲騒音の影響も受けにくい.このため,ウェアラブルコンピュータの入力装置としての利用が期待できる.本研究では,日本語5母音発声時の気導音声と骨導音声の対数パワースペクトルの差を特徴量として用いて話者識別実験を行い,雑音耐性を含めた詳細な検討を行った.その結果,気導音声のみを用いた場合と比べ雑音耐性が高いことが明らかとなった.また,骨導音声の歪み率を特徴量として用い,歌声に対して裏声判別を行った結果,表声-裏声換声点の検出が可能であり,この歪み率を話者識別の特徴量として用いることによって話者識別率の向上が期待できることが明らかとなった.
著者
高橋昌明著
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
1987
著者
中井 隆司 高橋 功太郎 松本 雅宏
出版者
奈良教育大学大学院教育学研究科専門職課程教職開発専攻
雑誌
奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」 (ISSN:18836585)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.49-58, 2009-03-31

本研究の目的は、動きを上手に行ったり、その動きを他者に示すことができる「動きのリズム化能力」を学ぶ小学校体育実践を開発し、抽出グループを対象に動きや動きのリズムのポイントと基準の習得過程及び児童間の評価点のズレを分析することで、開発した実践の学習成果と可能性を検証しようとした。得られた結果は以下の通りである。①児童が採点した評価点及びその評価点のズレの変容から、単技・組み合わせ技ともに、学習が進むに伴って評価点が向上し、評価点のズレも少なくなったことから、綺麗な技及び動きのリズムのポイントと評価基準を児童間で共有することができたと考えられる。②抽出グループの児童の映像分析から、前転については技術的ポイントを、開脚前転・前転+V字バランスでは動きのリズムのポイントをそれぞれ頭と身体で理解することが可能であったが、後転については十分理解するには時間数がやや足りなかった。
著者
志土地 由香 井手 一郎 高橋 友和 村瀬 洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.94, no.7, pp.532-535, 2011-07-01
参考文献数
4
被引用文献数
2

類似した料理レシピ群における特徴的な調理手順の類似度に基づいて,代替可能な素材を発見する方法を提案する.これにより,利用者の要求に応じて料理レシピ中の素材を柔軟に置き換えられるようになることが期待される.
著者
照井 佳乃 岩倉 正浩 川越 厚良 大倉 和貴 菅原 慶勇 高橋 仁美 上村 佐知子 佐竹 將宏 塩谷 隆信
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.59-64, 2017-09-01 (Released:2017-11-10)
参考文献数
28

【目的】体幹加速度から求めたLissajous Index(LI)を用いCOPD患者の歩行時体幹運動の左右対称性を評価しLIの有用性を検討した.【方法】対象はCOPD患者16名,健常者21名とした.3軸加速度計を腰部に装着し 10 mを2回歩行した.左右・上下加速度からLIを求め,COPD患者の呼吸機能,下肢筋力,片脚立位保持時間を測定した.COPD患者のLIの検者内信頼性と絶対的信頼性,LIと身体機能評価との関連を検討した.【結果】平均LIはCOPD患者34.2±19.2%,健常者21.1±14.1%で,健常者よりもCOPD患者において有意にLIが大きかった.COPD患者におけるLIの検者内信頼性が認められ,系統誤差はみられなかった.COPD患者のLIは片脚立位保持時間と有意な相関を認めた.【結論】COPD患者における歩行のバランス能力評価として体幹加速度波形を用いたLIの有用性が示唆された.
著者
北本 康則 菅井 久子 門間 弘道 石崎 允 高橋 寿 関野 宏 藪下 安紀 岩渕 国人
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.767-769, 1987

ウロキナーゼ固定化フェモラールカテーテル(UKFC)をblood accessとして56例に61回留置した。留置期間は平均14日間で、4例で1ケ月以上(30日、36日、93日、113日)であった。留置中のカテーテル閉塞が1例、カテーテル熱が4例であった。UKFC抜去時の残存UK活性は使用前の平均2.1%であった。<br>UKFC使用時の透析前後でplasminogen、α<sub>2</sub>-plasmin inhibitorの血中濃度は余り変化せず、出血傾向の助長も認めなかった。<br>4頭の山羊頸静脈にポリウレタンフェモラールカテーテル(FC)、UKFC、APMSF-UKFC (plasminogcn activator活性なし)を2日間留置した。抜去後の走査電子顕微鏡による観察では、FC表面には血小板の粘着を認めたが、UKFC、APMSF-UKFCには血小板の粘着を認めなかった。以上より、固定化UKはplasminogcn activator活性に依存しない血小板粘着阻止作用も有すると結論された。
著者
北本 康則 鈴木 一之 二木 源 田熊 淑男 上田 仁 門間 弘道 石崎 允 高橋 寿 関野 宏 中道 五郎 薮下 安紀
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.1234-1237, 1986

ウロキナーゼ固定化フェモラールカテーテル(UKFC)の臨床評価を行なった。UKFCはポリウレタン製で太さ8Fr, 長さ22cmのシングルルーメンとし側孔2個を有した。男11例, 女8例の19例に対し22回にわたり2~30日間UKFCを留置し, 1~13回の体外循環を施行した。非使用時はUK固定化内栓を充填し, 持続点滴は行わなかった。患者には短時間の歩行が許可された。体外循環時の血流量は充分であり, カテーテル留置が原因と考えられる発熱は2回のみであった。12回でカテーテル抜去時に側孔部から先端部にかけてフィブリン血栓を認めたが, 血栓は吸引により容易に除去された。カテーテルのUK残存活性は約1%であったが, かなりのフィブリン溶解能が温存されていた。UKFCの優れた抗血栓性は, この残存UK活性と内栓による血液流入阻止効果によるものと考えられた。
著者
高橋 一郎
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.87-101, 2007-03-31

映画「フランドン農学校の尾崎さん」を自主製作した。大阪府豊野郡能勢町で有機農業をする尾崎零さんの一年を取材したドキュメンタリーである。尾崎さんは1978年にサラリーマンをやめ、家族と共に能勢町へ移り有機農業を始めた。現在は年間70種類を超える作物を作り消費者と直接取引きをする。尾崎さんは有機農業の世界では先駆者的な存在であり、エコロジーを基調としながら、生命を大切にする社会を作りたいと考えている。映画は尾崎さんの畑を中心としながら、社会的にも活発に活動する姿を捉えた。

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著者
高橋 克彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.12, pp.1725-1728, 2007
被引用文献数
1