著者
大谷 毅 高寺 政行 森川 英明 乾 滋 徃住 彰文 柳田 佳子 宮武 恵子 矢野 海児 濱田 州博 池田 和子 鈴木 美和子 鈴木 明 正田 康博 上條 正義 松村 嘉之 菅原 正博 藤本 隆宏 肖 文陵 高橋 正人 韓 載香 金 キョンオク 李 宏偉 佐野 希美子 NAKANISHI-DERAT Emi 雑賀 静
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

日本のファッション衣料の国際プレゼンスが低い原因は、国境を超えた着用者への製品の提案力の欠如にあった。日本のmodelismeは良好だがstylisme(ことに一次設計)は脆弱だ。スタイルの代替案想起・期待・選択作業は、設計者に対し、グローバルな着用者の行動空間に関する知見を求める。これはまた事業者の決定の価値前提の問題に関係する。大規模なファッション事業者の官僚組織が生み出す「逆機能」とも密接に係る。単にブランドの問題だけではなく、事業規模・裁量・ルーチン・経営資源配分に関わることが判明した。製品展示を半年以上前倒しするテキスタイル設計過程は、衣服デザイナーの決定前提の一部を説明していた。
著者
Jung-Dong Park
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
IEICE Electronics Express (ISSN:13492543)
巻号頁・発行日
pp.11.20140806, (Released:2014-09-03)
参考文献数
6
被引用文献数
1

Switching mode CMOS frequency multipliers are studied in sub-Terahertz regime. Analysis on the multiplier architectures and optimal gate bias at CMOS switch are investigated to maximize output power at designated harmonics. Utilizing a differential pair, a 195GHz tripler having a hair-pin filter is designed to maximize 3rd harmonics with -14.8dB of conversion gain (CG) from Pin=+13dBm of the balanced input, while the 260GHz quadrupler utilizes quadruple-push pairs which achieves CG=-16dB from two +13dBm of the balanced I/Q driving signals in a 65nm digital CMOS process.
著者
佐々木 昭夫 CHEN X. ROUVIMOV S. LーWEBER Z. WEBER E.R. 若原 昭浩 LILIENTAL-WEBER Zuzanna CHEN Xiaoshung CHEN X ROUVIMOV S WEBER Z.L WEBER E.R CHEN Xiaoshu ROWVIMOV Ser LILIENTALーWE ゼット WEBER Eicke 鍋谷 暢一
出版者
大阪電気通信大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1996

超高真空対応走査型トンネル顕微鏡による、不規則構造半導体の断面観察には、現用装置の改造が必要であった。製作企業との数度に亘る討議により、現用の表面観察に支障無く、改造し得る方法を案出した。今後、改造装置により本来の研究を続行し得る。InAs/GaAs量子ドットの規則、不規則配列の形成条件を知るために、スペ-サ層に相当するGaAs層の厚さを順次変えた試料を作製した。高分解能電子顕微鏡による試料断面を観察することにより、(1)GaAs層の厚さが、InAs量子ドットの高さの寸法と同じ厚さと、2倍の厚さの間であると、量子ドットが結合し合って規則的に配列し得ること、(2)薄いと量子ドットが潰れること、(3)厚いと結合が弱まり、量子ドットが互いに関連無く不規則に形成されること、などが分かった。J.Electronic Materials学術雑誌に掲載。InAs/GaAsの積層により、量子ドット数が増し、励起光あるいは注入電流を増すことにより、光量子効果による発光が強められる。InGaN結晶薄膜の成長において、位相分離が生ずることを実験的に見出した。これはGaN中にInNの量子ドットを形成する新しい方法と成り得る。しかしInNの形状を小さくする必要がある。AlN層に関しては、プラズマ励起成長法が如何に光量子物性に寄与するか検討中である。Stranski-Krastanov成長姿態が量子ドット形成に利用されている。層状と量子ドット状の形成において、歪エネルギーと表面エネルギーの和が小さくなる方が安定に形成されると云う考えにより、解析式を導いた。この式による理論値が、InAs/GaAsの遷移厚の実験値と良い一致を示し、今後ドット積層の場合に非常に有効な式となる。Electronic Materials Symp.(July,1998)に発表。研究代表者らは、これまで数多くの不規則超格子を作製してきた。これらの試料で未だ評価しきれていない物性値がある。本共同研究により、今後、上海技術物理研究所と共同で光検出に必要な物性値を含め、それらを解明して行く計画が立てられた。
著者
Takaaki Kitajima Masashi Muroi Naomi Yamashita Ken-ichi Tanamoto
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.74-80, 2014-01-01 (Released:2014-01-01)
参考文献数
20
被引用文献数
2 8

Body and excrement extracts from Dermatophagoides farinae were used to study stimulation of Toll-like receptors (TLRs). The excrement extract stimulated nuclear factor (NF)-κB-dependent reporter activity to an extent similar to lipopolysaccharide (LPS) in a mouse macrophage cell line, J774A.1, but the activity of the body extract was negligible. The excrement extract also activated NF-κB in HEK293 cells expressing TLR1/TLR2, TLR2/TLR6 and CD14/TLR4/MD-2, whereas no activation was observed in cells expressing TLR3, TLR5, TLR7, TLR8 or TLR9. Although the excrement extract required co-expression of CD14, TLR4 and MD-2 in HEK293 cells to activate NF-κB, efficient activation was still observed in I-13.35 cells, a bone-marrow macrophage cell line established from LPS-hypo-responsive C3H/HeJ mice. The excrement extract activated NF-κB in HEK293 cells expressing TLR2 alone, but the activation was significantly increased by co-expression of CD14. Polymyxin B inhibited CD14/TLR4/MD-2- and CD14/TLR2-mediated activation of NF-κB but not the activation in I-13.35 cells. These results indicate that CD14/TLR4/MD-2-dependent and CD14/TLR2-dependent mechanisms are involved in the activation of NF-κB by the excrement extract of D. farinae and suggest that the extract also contains substances that activate NF-κB through non-TLR-mediated mechanisms.
著者
井上 英治 BASABOSE Augustin K. KAMUNGU Sebulimbwa MURHABALE Bertin AKOMO-OKOUE Etienne-Francois 山極 寿一
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement 第30回日本霊長類学会大会
巻号頁・発行日
pp.41-42, 2014 (Released:2014-08-28)

集団内の個体数を把握することは保全や生態を考える上で重要であるが、十分に人慣れしていない集団では、個体数の把握が難しいことがある。とくに、チンパンジーは離合集散をするため、個体識別なしに群れ全体の個体数を把握するのは困難である。本研究では、長期にわたり生態学的な調査がなされているが、十分には人付けされていないカフジビエガ国立公園のチンパンジー集団を対象に、ネストサイトで糞試料を採取し、DNA再捕獲法に基づき、個体数の推定を行なった。糞からDNAを抽出後、マイクロサテライト7領域を解析し、個体識別を行なった。合計で54のネストサイトから糞を採取し、計152試料で遺伝子型を決定できた。今回使用した7領域の多様性を調べたところ、個体識別には十分であることがわかった。全部で32個体分の試料が含まれており、そのうち24個体については2サイト以上から糞を採取できた。同一個体からの糞の再捕数からCapwireというソフトを用いて、個体の試料採取率が一定ではない2タイプの個体が含まれるというモデルのもと、最尤法で推定したところ、個体数は35個体(95%信頼区間 32-40)であった。この推定値から、集団の約9割の個体の遺伝子型が決定できたと考えられる。この推定値は、識別された個体数の累積曲線から見ても、妥当な値だと考えられた。チンパンジーのように離合集散するため個体ごとにDNA試料を採取できる確率が一定でないと考えられる状況でも、十分な試料数とそれを考慮したモデルを適用することで、適切な個体数推定を行なえたと考えられる。糞などの非侵襲的試料を用いたDNA再捕獲法による個体数推定法は、野生霊長類においても有益な方法であり、今後も保全や生態調査など様々な場面で適用されるであろう。
著者
桂 幸司 寺田 一樹 力丸 裕 横川 隆一 渡辺 好章 Lin Liang-kong
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.655, pp.25-30, 2003-02-14
被引用文献数
2

2台の高速度ビデオカメラを用いて飛行中のコウモリの軌跡を3次元で解析し,テレメーターマイクを用いて観測した超音波パルスの変化とコウモリと標的までの距離との関係について検討した.その結果,エコーロケーションシステムについて,特にCF,FM,パルス間隔,CF_2周波数,ドップラーシフト補償について,多くの情報を得ることができた.
著者
Onaka Hiroyasu Taniguchi Shin-ichi Igarashi Yasuhiro FURUMAI Tamotsu
出版者
社団法人日本農芸化学会
雑誌
Bioscience, biotechnology, and biochemistry (ISSN:09168451)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.127-138, 2003-01-23
被引用文献数
10 101

The biosynthetic gene cluster for rebeccamycin, an indolocarbazole antibiotic, from Lechevalieria aerocolonigenes ATCC 39243 has 11 ORFs. To clarify their functions, mutants with rebG, rebD, rebC, rebP, rebM, rebR, rebH, rebT, or orfD2 disrupted were constructed, and the gene products were examined. rebP disruptants produced 11,11'-dichlorochromopyrrolic acid, found to be a biosynthetic intermediate by a bioconversion experiment. Other genes encoded N-glycosyltransferase (rebG), monooxygenase (rebC), methyltransferase (rebM), a transcriptional activator (rebR), and halogenase (rebH). rebT disruptants produced rebeccamycin as much as the wild strain, so rebT was probably not involved in rebeccamycin production. Biosynthetic genes of staurosporine, an another indolocarbazole antibiotic, were cloned from Streptomyces sp. TP-A0274. staO, staD, and staP were similar to rebO, rebD, and rebP, respectively, all of which are responsible for indolocarbazole biosynthesis, But a rebC homolog, encoding a putative enzyme oxidizing the C-7 site of pyrrole rings, was not found in the staurosporine biosynthetic gene cluster. These results suggest that indolocarbazole is constructed by oxidative decarboxylation of chromopyrrolic acid (11,11'-dichlorochromopyrrolic acid in rebeccamycin) generated from two molecules of tryptophan by coupling and that the oxidation state at the C-7 position depends on the additional enzyme(s) encoded by the biosynthetic genes.
著者
Wei-Ping Huang Chun-Hung Chen Yong-Chih Chou Dong-Yih Lin Sheng-Min Yang
出版者
(公社)日本金属学会/(一社)軽金属学会,(一社)資源・素材学会,ナノ学会,(公社)日本金属学会,(一社)日本塑性加工学会,(公社)日本鋳造工学会,日本銅学会,(一社)日本熱処理技術協会,(一社)日本熱電学会,(一社)日本非破壊検査協会,(一社)日本溶射学会,(一社)粉体粉末冶金協会,(公社)腐食防食学会
雑誌
MATERIALS TRANSACTIONS (ISSN:13459678)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.553-560, 2013-04-01 (Released:2013-03-25)
参考文献数
16
被引用文献数
1

Silver-containing 2205 duplex stainless steel was developed to study its phase transformation, precipitating behavior, as well as corrosion resistance. The result reveals that the doping of silver in 2205 duplex stainless steel decreased the γ2 phase volume fraction. In addition, the solubility of silver in iron was extremely low, and silver particles were distributed randomly both in the matrix and on the boundaries of the material. Silver particles were observed on the material surface and the number of particles on the surface increased with the silver content.The pitting corrosion resistance of the test materials decreased with increasing silver content. The pits on the material surface became more abundant when the silver content was increased. The protective function of continuous Cr2O3 film on the surface of the steel was destroyed by the silver particles that weakened the pitting resistance. In addition, the initiation of pitting corrosion usually occurred around the γ2 phase, which had low concentrations of chromium and molybdenum.
著者
Shinya Yuta Kawai Masahiko Niwa Fusako Myowa-Yamakoshi Masako
出版者
The Royal Society
雑誌
Biology letters (ISSN:17449561)
巻号頁・発行日
vol.10, no.8, 2014-08
被引用文献数
18

早産児の泣きが伝えること -早期からの発達評価・支援に向けた取り組み-. 京都大学プレスリリース. 2014-08-21.
著者
栃内 文彦 札野 順 西村 秀雄 岡部 幸徳 金光 秀和 夏目 賢一 金 永鍾 デイビス マイケル プール イボー・ファン・ダ ピーターソン マーティン ニッケル フィリップ バーグ ポール・ファン・デン ワグナー-ツカモト シグモンド
出版者
金沢工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

社会のグローバル化を十分に踏まえた技術者倫理教育のための教材開発に資するべく、日・米・蘭の三カ国で技術者の価値観についての実証的比較研究を行ない、以下の成果を挙げた:1)「ソーラーブラインド(英語吹替版)」を用いたケースメソッド型の事例教材パッケージの開発、2)「技術者が重視すべき価値がモノづくりの現場においてどの程度重視されているか」に関する、日・米・蘭の工科系大学で学ぶ学生間における認識の違いの明確化、3)技術者倫理教育・研究ネットワークの拡大、4)現在行なっている技術者倫理教育のための教材開発への貢献、5)モノづくりにおけるアジア・イスラム的価値観に関する調査・研究の基盤構築。
著者
Wu Meng-Ling Hung Ting-Hsuan Su Hong-Ji
出版者
日本植物病理学会
雑誌
日本植物病理學會報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.176-178, 1997-06-25

台湾のバナナには5つのタイプのモザイク病が発生しており,それらから分離されたCMVはカウピーとNicotiana glutinosaにおける病徴およびモノクローナル抗体の反応から,3系統(B-CMV-1〜3)に分けられた。B-CMV-2は強毒系統であった。B-CMV-3は病原性が弱く,強毒のB-CMV-2と重複感染した場合にも病徴を軽くすることから,自然界において弱毒ウイルスとして干渉効果を示している可能性が示唆された。
著者
大橋 文人 小谷 猛夫 大西 堂文 片本 宏 仲田 恵利香 Fritz-Zieroth Bernhant
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.875-876, 1993-10-15
被引用文献数
7

斜頸および運動失調を主症状とした10歳のマルチーズ種犬に対し, 神経学的検査, X線検査, 血液・生化学的検査, および脳波検査とともに, MRI検査を実施した. MRI検査では, Gd-DTPAによるコントラスト増強T1強調像に, 後頭領域に信号強度の増加した腫瘤を認めた. 後頭下開頭術および小脳虫部正中切開術による生検診断では腫瘤組織は乳頭状増殖を示す悪性脈絡叢乳頭腫であった.
著者
塩澤 信良 目加田 優子 秋山 嘉子 林 かほり 森 佳子 和田 智史 上岡 洋晴 川野 因 Nobuyoshi SHIOZAWA MEKATA Yuko AKIYAMA Yoshiko HAYASHI Kaori MORI Keiko WADA Satoshi KAMIOKA Hiroharu KAWANO Yukari 東京農業大学大学院農学研究科食品栄養学 東京農業大学大学院農学研究科食品栄養学 東京農業大学大学院農学研究科食品栄養学 東京農業大学大学院農学研究科食品栄養学 東京農業大学大学院農学研究科食品栄養学 東京農業大学大学院農学研究科食品栄養学 東京農業大学地域環境科学部教養分野 東京農業大学応用生物科学部栄養科学科 Department of Food and Nutritional Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Food and Nutritional Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Food and Nutritional Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Food and Nutritional Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Food and Nutritional Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Food and Nutritional Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture Fundamental Arts and Sciences Faculty of Regional Environment Science Tokyo University of Agriculture Department of Nutritional Sciences Faculty of Applied Bio-Science Tokyo University of Agriculture
出版者
東京農業大学
雑誌
東京農業大学農学集報 (ISSN:03759202)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.185-192,

本研究は人工芒硝泉による足浴が自律神経活動に及ぼす影響について検討することを目的とした。健康な若年男女計6名(男性3名 : 20.7±0.6歳,女性3名 : 21.3±0.6歳)を対象に,人工芒硝泉浴,淡水浴,湯なし条件(対照座位)の足浴条件を1日1条件,ランダムな順序で施行した。対象者には20分間座位安静をとってもらい,引き続き足浴前値の測定を行った。足浴は座位にて41℃(33L)の温湯に両足膝下約10cmまで15分間浸漬して行った。足浴終了後は対象者自身が水分を拭き取り,両足を毛布で覆い,60分間座位安静を保った。その間,心拍数,心拍変動周波数に基づく自律神経活動,鼓膜温を測定するとともに,体感温度,眠気,疲労感などの主観的評価をVisual Analogue Scale(VAS)を用いて記録した。その結果,人工芒硝泉浴及び淡水浴により体感温度は有意に上昇したが,鼓膜温及び心拍数に有意な変動は見られなかった。また淡水浴後は交感神経活動の有意な亢進が認められたが,人工芒硝泉浴後はそれが見られなかった。本結果から人工芒硝泉による足浴は足浴後の交感神経活動の亢進を抑え,疲労感の低減に寄与する可能性が示唆された。This study was conducted to estimate the effect of a footbath with sodium sulfate (Na2SO4) on autonomic nervous system (ANS) activity. Each of three young healthy males (age, 20.7±0.6 years) and females (age, 21.3±0.6 years) participated in 3 conditions in random order, footbaths with or without Na2SO4, and a sitting position without water as a control. Each subject sat on a chair and kept quiet for 20min with heart rate (HR) stabilized, and subsequently basal measurements were conducted. In a sitting position, they dipped their calves 10cm under their knee joints into hot water (41℃, 33L) for 15min. Immediately after the bathing, they removed moisture, covered their knees with a blanket and sat for 60min thereafter. Counts of HR, ANS activity based on frequency of HR variability, and a core temperature using an eardrum thermometer were measured. The degree of thermal comfort such as relatively hot or relatively cool, sleepiness and fatigue were also estimated using visual analogue scales (VAS). As a result, both footbaths with and without Na2SO4 significantly increased the subjective thermal comfort, while the core temperature and HR counts were unaffected. Sympathetic nervous system (SNS) activity was significantly increased by the footbath without Na2SO4, but not with Na2SO4. These observations suggested that in the footbath, Na2SO4 might have an inhibitory effect on increased SNS activity, and induce some depressive effects on feeling of fatigue.
著者
Jing Yang Jing Zhong Ling-Zhi Zhou Tao Hong Xin-Hua Xiao Ge-Bo Wen
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
Internal Medicine (ISSN:09182918)
巻号頁・発行日
vol.51, no.16, pp.2189-2192, 2012 (Released:2012-08-15)
参考文献数
25
被引用文献数
10 24

Agranulocytosis is a rare adverse effect of methimazole. The usual duration of treatment prior to the onset of agranulocytosis is approximately 1 to 4 months, and can be as long as 1 year. Agranulocytosis together with hepatotoxicity is an extremely rare idiosyncratic side effect of methimazole treatment. We present an unprecedented case of a Grave's disease patient who showed a strong reaction to methimazole with obvious agranulocytosis and hepatotoxicity which developed only six days after administration. This case, along with a literature review, is offered with the aim to increase the awareness of physicians of sudden onset agranulocytosis and hepatotoxicity from methimazole.
著者
Takeshi Yatabe Takahiro Kikunaga Takahiro Matsumoto Hidetaka Nakai Ki-Seok Yoon Seiji Ogo
出版者
(社)日本化学会
雑誌
Chemistry Letters (ISSN:03667022)
巻号頁・発行日
vol.43, no.8, pp.1380-1382, 2014-08-05 (Released:2014-08-05)
参考文献数
22
被引用文献数
2

We report the synthesis of mononuclear nonheme manganese(V)–oxo complexes in aqueous acetonitrile solution from the reaction of manganese(III) complexes using hydrogen peroxide as an oxidant for the first time. A crystal structure of chloro derivative of manganese(V)–oxo complex and its reactivity toward 3,5-di-tert-butyl-catechol are also reported.
著者
ATTA-UR-RAHMAN Muhammad Iqbal CHOUDHARY Safdar HAYAT Abdul Majeed KHAN Aftab AHMED
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.105-107, 2001 (Released:2002-03-29)
参考文献数
9
被引用文献数
41 55

Two new aurones, 4'-chloro-2-hydroxyaurone (1) and 4'-chloroaurone (2) were isolated from Spatoglossum variabile. The structures of these compounds were elucidated by modern spectroscopic techniques.
著者
Shuhei Yamamoto Atsuhiko Matsunaga Guoqin Wang Keika Hoshi Kentaro Kamiya Chiharu Noda Masahiko Kimura Minako Yamaoka-Tojo Takashi Masuda
出版者
一般社団法人 インターナショナル・ハート・ジャーナル刊行会
雑誌
International Heart Journal (ISSN:13492365)
巻号頁・発行日
pp.14-017, (Released:2014-08-04)
被引用文献数
3 14

The purpose of this study was to clarify the effect of standing balance training on walking speed (short-term outcome) and cardiac events (long-term outcome) in elderly ischemic heart disease (IHD) patients. This was a retrospective cohort study. Ninety-two elderly (≥ 65 years) IHD patients who underwent an inpatient cardiac rehabilitation program were assigned to two groups: a balance group that received standing balance training in addition to conventional (aerobic and resistance) training and a conventional group. Standing balance was assessed by one-leg standing time and a postural stability index reflecting dynamic balance, and normal walking speed was measured at baseline and hospital discharge. Patients were followed for up to 3 years or until a cardiac event occurred. There were no significant differences in clinical characteristics between the groups. Both groups showed a significant change in normal walking speed from baseline to hospital discharge (P < 0.001, respectively), and normal walking speed was significantly higher in the balance group compared to the conventional group (P = 0.001). The postural stability index improved significantly only in the balance group (P = 0.005). Multivariable analyses using Cox proportional hazards model confirmed that standing balance training (hazard ratio [HR]: 0.408; 95% confidence interval [CI]: 0.162-1.029; P = 0.058) and fast walking speed (HR: 0.362; 95% CI: 0.137-0.957; P = 0.041) were associated with cardiac events. These findings show that standing balance training improves walking speed and reduces cardiac events, and suggests that such training can be an effective intervention for elderly IHD patients.