著者
松浦 美由紀 池添 博彦
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.A11-A18, 1991-03-25

1.女子学生(帯広大谷短期大学栄養士科学生)を対象に、その食行動を分析した。 40名4日間、延べ456回の食事について調べた。2.欠食割合は0.5%である。食事は椅子に腰かけて、テーブルを使用する場合が最も多い。食事をする人では、一人で摂る場合、家族と共に、および友人と摂る場合が、それぞれ同じ割合である。昼食は友人と共に摂る場合が7割と多い。3.食事中に4割以上の人がテレビを見ている。食事中の会話は2/3の者がしている。4.食事を作る人は、朝は自分で作る割合が大きく、昼食は食堂で摂り、夕食は家族、寮、下宿の人が作ったものを摂る割合が大きい。5.用いる食器は、朝と夕は茶碗と汁椀が多く、ついで洋皿である。箸は、全体の2/3が使用するが、フォークの使用も大きく、時に昼食でフォークとスプーンの使用が大きい。6.調味・香辛料では、醤油が最も多く、マヨネーズは三食共にかなり用いられ、昼食ではコショウと砂糖の使用が大きい。7.食事の前後に"いただきます"、"ごちそうさま"を言う割合は50数%である。8. 1日に摂る食材料の平均値は、23.3品目である。
著者
太田 圭
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.95-98, 2002-06

この原稿が掲載される頃は、サッカーのワールドカップは大詰めを迎える。日本代表の戦いぶりはどうだろうか、決勝はどの国が、共催した日韓両国の相互理解は深まったか…など、いろいろと思いを巡らしている。執筆中の昨夜も、日本代表が前哨戦となる …

2 0 0 0 OA 日本船名録

著者
逓信省管船局 [編]
出版者
帝国海事協会
巻号頁・発行日
vol.明治39年, 1912

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1894年03月13日, 1894-03-13
著者
大和 裕幸 稗方 和夫 畑野 勇 新木 仁士
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.1, pp.1-7, 2010-01-22
被引用文献数
1

歴史に関する史料にメタデータを付与して管理する歴史研究支援システムを提案する。このシステムは平賀譲デジタルアーカイブを基盤としている。はじめに著者の 1 人が行ってきた従来の歴史研究手順を整理し、史料の管理という問題点を抽出した。その結果を踏まえ、web 技術を用いて史料の書誌情報、所在する URL と研究者のコメントをまとめて保存・管理することで史料同士を関連付ける基本機能を持つシステムを構築する。そして歴史文献や書籍など紙媒体史料もスキャニングによりデジタル化し、アップロードすることで他の史料と同等に取り扱う。また文章のみのテキスト史料だけでなく、テキストデータとして扱えない図面や写真などの様々な史料も画像ファイルとして同様に取り扱うことができるデータ構造とした。事例として巡洋艦コスト削減の歴史研究を行い、提案するシステムの有効性を立証した。A system of supporting historical research is proposed. The system which is based on Hiraga Yuzuru Digital archive attaches metadata to historical documents and manage them. Considering the traditional historical research process, the problem of historical material management is extracted. The function which makes historical materials related developed by web technology. The effectiveness of proposed system is evaluated by verifying the historical research hypothesis about the reduction of cruiser's construction cost.
著者
山田 洋子 岡本 祐子 斎藤 清二 筒井 真優美 戸田 有一 伊藤 哲司 戈木クレイグヒル 滋子 杉浦 淳吉 河原 紀子 藤野 友紀 松嶋 秀明 川島 大輔 家島 明彦 矢守 克也 北 啓一朗 江本 リナ 山田 千積 安田 裕子 三戸 由恵
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

質的研究とナラティヴ(語り・物語)アプローチによって、ウィーン、ロンドン、ハノイ、シカゴ、海外4都市の大学において、多文化横断ナラティヴ・フィールドワークを行った。心理学、医学、看護学による国際的・学際的コラボレーション・プロジェクトを組織し、多文化横断ナラティヴ理論および多声教育法と臨床支援法を開発した。成果をウェッブサイトHPで公開するとともに、著書『多文化横断ナラティヴ:臨床支援と多声教育』(やまだようこ編、280頁、編集工房レィヴン)を刊行した。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1888年12月06日, 1888-12-06
著者
金田 一広 畠 俊郎
出版者
株式会社竹中工務店 技術研究所
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は自然堆積粘性土地盤の補強、補修に関するものである。自然堆積粘土地盤上に建設された盛土構造物の中で長期沈下が発生しているものがある。一度沈下が発生すると対策費用は莫大となり、現在大きな問題となっている。遅れ沈下は先行圧密応力を超えた荷重載荷に対する骨格構造の劣化を伴った軟化が原因である。現在まで、軽量盛土にするオーバーレイによる補修・ドレーン設置による圧密促進などの対策が実施されているが、効果不十分である。本研究の目的は、粘性土地盤内にウレアーゼなどの素および尿素、カルシウムを投入することにより炭酸カルシウムを析出させ粘性土地盤の骨格構造を復活・強化し遅れ沈下を抑止することである。
著者
木本 洋祐
出版者
日本アーカイブズ学会
雑誌
アーカイブズ学研究 (ISSN:1349578X)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.23-50, 2012

<p>東日本大震災で被災・水損した陸前高田市の行政文書(公文書)の救済を支援するべく、神奈川県立公文書館は2011年10月から1年間、被災公文書レスキュー事業を展開した。緊急雇用基金からの予算を得てスタッフの雇用や資材の調達を行い、被災現地で初期対応が進む、永年保存文書を中心とした簿冊約1,200冊を神奈川県内の公文書館に移送して修復処置を施し、同市へ返却するものである。作業は、津波等で受けたダメージの状況確認や保存ニーズの把握から開始し、修復の目標を"行政実務の現場で「使える」文書としての機能回復"と設定した。重点的に実施すべき処置内容として①内容情報の保全、②長期保存を阻害する要因の除去・抑制、③利便性(利用・保管)の確保の3点を挙げて仕上がりのイメージを共有した。他機関等との連携を通して資料の保存修復を完成に近づける、一つの環を担う自覚を持って、限りあるリソース(人員、技術、時間等)の範囲で可能な段階的保存の実施を目指した。活動を通して出た課題についても触れる。</p>
著者
泊 真児 吉田 富二雄
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.77-89, 1999
被引用文献数
1

The purpose of the present study was to investigate the seven functions of private space (Tomari & Yoshida, 1998a) with respect to affect and use of place. Five hundred and eighty-six under-graduates completed a questionnaire concerning affect, use of place and the functions of private space. The major findings were as follows: (1) Depressive feelings and irritation were positively related to both the need for space for changing one's mood and introspection. (2) Outdoor spaces can function as places allowing introspection and self-change; spaces to be alone, allowing tension reduction and change in mood. These results suggest that place can be actively used to achieve the functions of private space according to one's emotional state.

2 0 0 0 OA 日本船名録

著者
逓信省管船局 [編]
出版者
帝国海事協会
巻号頁・発行日
vol.明治37年, 1912
著者
金山 博
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.117, pp.61-66, 2005-11-21

日本語の統計的構文解析において、自立語の語彙の違いが統計モデル上で充分に反映されず、語彙運択を必要とする係り受けの解析誤りの原因となっている。本稿では、「既存の統計的構文解析器は、読点に過剰に依存している」という仮定に基づき、読点を無視して学習を行う統計モデルを構築して、用言に係る助詞句の係り受けの改良を図る。提案手法により、語彙を区別する素性の効用が増すとともに、不自然な読点が打たれている文に対しての頑健性が高まった。In Japanese statistical syntactic parsing, the selection of content words does not have much effect on dependency decision between bunsetsus mainly because of the data sparseness. To overcome parsing errors caused by this lack of lexical information, this paper proposes a statistical learning method that ignores commas in sentences, drawing on the observation that the existing statistical parsers rely too much on such punctuation. This method increases the effect of features that distinguish among content words, and the model is robust for sentences where commas are not used properly.
著者
山根 拓 中西 僚太郎 岡島 建 河野 敬一 川崎 俊郎 天野 宏司 品田 光春
出版者
富山大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

明治期から戦前期までの近代期のわが国における公権力が, どのように国土空間を認識していたのかという問題について, 研究代表者・分担者が各々の視角・アプローチから考察した。「公権力」の範疇には, 大久保利通や黒田清隆のような公権力者個人, 帝国議会や官僚集団のような権力的集合体, 地方権力者等, 多様なものが含まれる。それぞれが国土空間の各場所をいかに把捉し, 現実の政策にいかに関与したかが, 各時代に関して解明された。