1 0 0 0 OA 熱帯の焼畑

著者
久馬 一剛
出版者
Japanese Society for Tropical Agriculture
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.298-301, 1991-12-01 (Released:2010-03-19)
参考文献数
8
著者
奥冨 利幸
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.74, no.637, pp.675-680, 2009-03-30 (Released:2009-11-24)

In Meiji period, the placement relations of auditorium and Noh stage, was changing from contraposition style to surrounding style. But when the end of Meiji era, the Noh theater space was beginning changed to new style. That is the traditional Noh stage located at indoor of theater and still being an individual building. I called it as Ireko style. This paper picked up two cases, one is Kongo Noh Theater, another is the theater of Hosho Noh Society. Though these two case study, I clarify the construction process of new style. In addition, I inspected the outbreak of Ireko style Noh theater how related with the Noh improvement movement for the same period.
著者
土井 芳憲
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1983, no.57, pp.13-17, 1983-06-01 (Released:2009-07-31)
参考文献数
5
被引用文献数
3

12品種を用い,植物ホルモン条件を3水準設けて試験した結果,葯からのカルス誘導率および根の分化率は,10-5MNAA+10-5Mカイネチンの場合に最高であった。この植物ホルモン条件下で,カルス誘導率および根の分化率に顕著な品種間差異が認められた。中国種の猫耳はカルス誘導率および根の分化率ともに高かった。ゆたかみどりはカルス誘導率が最高であったが,根は分化しなかった。F1ACC1,C4,べにほまれは,カルス誘導率は高いが,根の分化率が低かった。べにかおりはカルスが形成されなかった。本報のとりまとめに当たり,種々の御指摘をいただいた農林水産省茶業試験場茶樹第1研究室長鳥屋尾忠之博士に感謝致します。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1913年12月04日, 1913-12-04
著者
S. Twomey T. Cocks
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.583-592, 1982 (Released:2007-10-19)
参考文献数
16
被引用文献数
59 67

近赤外領域では,水と氷は弱い吸収を示し,雲の波長別反射率は雲粒の平均粒径に依存する。したがって,もし雲の光学的厚さがわかれば,雲の反射率測定は雲の微物理的情報をもたらし,雲の微物理構造の遠隔測定法となりうると考えられる。この論文では,分光反射率と同時に,粒径と雲水量の直接測定がなされた雲に対し,反射スペクトルの実測値と計算値の比較を行なった。その結果は,未だ解決出来ない不一致を示し,遠隔測定を試みるに至つていない。
著者
金井 静香
出版者
史学研究会 (京都大学文学部内)
雑誌
史林 (ISSN:03869369)
巻号頁・発行日
vol.78, no.3, pp.p339-371, 1995-05

個人情報保護のため削除部分あり本稿では、中世における公家領安堵の実態を明らかにし、安堵が公家を編成する上で果たしてきた役割について分析を行った。鎌倉後期、本家や治天の君は、本主へ所領を返付するべく努めていたが、その実現には相当の困難を伴っていた。治天の君の安堵権能と本家のそれとが互いに拮抗する当時においては、安堵者間の相互交渉が、被安堵者を確定する上で重要な役割を果たしていた。また安堵にあたり、申請した公家と安堵者の間の主従制的関係は依然重視されたが、公家領相論が増加する中、安堵獲得のために申請者が満たすべき条件は一層厳しくなった。その結果、安堵が権門・諸家の間の相互関係を混乱させる事態も生じた。このような状況を大きく変化させたのが、建武新政期における後醍醐天皇の安堵政策である。この時期に、家門管領者の地位が安堵対象となり、家領の一括安堵が家門安堵と連動させて行われた。この家門・家領一括安堵の権能は、南北朝期には治天の君の行使するところとなり、それによって家門と家領の相関性が高められた。そして治天の君は、安堵によって公家を編成することが可能になった。
著者
前山 直美
出版者
日本健康医学会
雑誌
日本健康医学会雑誌 (ISSN:13430025)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.309-318, 2020

<p>本研究では,周産期看護職が行う妊婦口腔保健指導の実態を探り,実施の有無に関連する要因を明らかにすることを目的に,神奈川県内5施設の産科病棟および産科外来に所属する臨床経験年数を問わない周産期看護職対象に,妊婦口腔保健指導推進への関連要因に関する自記式質問紙調査を行った。質問紙150部配布,有効回答数121名の結果,周産期看護職が行う妊婦口腔保健指導の実施率は約4割であり,指導場面は妊婦健診や集団指導においてで,指導内容は妊娠に伴う口腔内変化や口腔衛生指導が主であり,妊婦口腔保健指導が十分でないことが明らかになった。</p><p>妊婦口腔保健指導実施有無の関連要因としては,「口腔健康の必要性の認識」,「口腔健康に貢献する意思」,「連携・協働の自信」,「周産期看護職の責任感」および「未来展望」の5因子19項目が特定された。さらに臨床経験年数と口腔保健指導経験の有無の間に,また年齢と口腔保健指導経験の有無の間に有意な関連がみられるという周産期看護職の特性が明らかになった。</p>
著者
中村 剛也 渡邊 琴文 石川 可奈子 熊谷 道夫 宮原 裕一 犬塚 良平 横田 憲治 小熊 惠二 朴 虎東
出版者
日本鳥学会
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.153-165, 2013 (Released:2013-11-21)
参考文献数
46
被引用文献数
1

2007年の8月から9月に琵琶湖北湖に位置する磯漁港で飼育していたアイガモ30羽のうち22羽が斃死亡した.鳥類斃死の要因として鳥ボツリヌス症も検討したが,ボツリヌス毒素の急性毒性は確認できなかった.磯漁港の水試料からMC-RR,LRが確認され,アイガモ肝臓組織から560 ng g-1 DW(178 ng g-1 FW)という高濃度のMC-LRが検出された.MC-LRは藍藻毒素の中でも特に毒性が高く,肝臓組織含有量は先行研究と比較して高いことから,アイガモの斃死に藍藻毒素MC-LRの高濃度の蓄積が関わっていたことが推察された.本研究は日本において斃死した水鳥遺骸から藍藻毒素MCの蓄積量を示した最初の研究である.
著者
皆川 達夫
出版者
日本音楽学会
雑誌
音楽学 (ISSN:00302597)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.p126-139, 1990
著者
山中 芳 降旗 建治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.255, pp.61-66, 2008-10-16
参考文献数
11

金管楽器は発振部(演奏者の唇),マウスピース及び共鳴部(ホーン)からなる.トランペットのマウスピースは,体積が1.2ml,スロートの直径が4.2mm,及び長さが11.0mmであり,それ自身の共振周波数をもっており,およそ800Hzに共鳴(F1)が現れる.この周波数はポッピング周波数として知られている.トランペット音の音色は,このポッピング周波数が重要な物理的要因であると考えられる.本論文では,プロを含む経験年数が異なる演奏者によってこのポッピング周波数がどのように変化しているかを実験的に検討した.具体的なポッピング周波数解析法は,線形予測(LPC)分析によりポッピング周波数(F1,F2,F3)を推定し,各周波数に中心周波数をチューニングした臨界帯域幅バンドパスフィルタ(CBPF)出力のゼロ交差信号から「周波数と振幅」を抽出した。ここでは,その抽出結果から心理的な「音の高さ(mel尺度)と音の大きさ(sone尺度)」に変換し,新たなロジスティック聴覚モデル(mel尺度に対するloudness尺度値の累積確率分布)を構築し,上記比較検討を行った.
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.855, pp.42-45, 2007-08-27

運河に面する広々とした芝生の公園。一角にある遊具広場は、子どもを遊ばせる若い母親たちでにぎわっている。背後に建つ真新しい超高層マンションの住民だろうか。ここは東京・豊洲。2002年3月に閉鎖された造船所跡地だ。公園の向こうに見えるのは昨年10月に開業したばかりの大型商業施設・アーバンドックららぽーと豊洲。周辺には大きな空き地と建設作業中のタワークレーンが目に付く。