著者
赤津 裕康
出版者
医療法人さわらび会福祉村病院長寿医学研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

アンギオテンシン変換酵素(ACE)がAβ1-42を1-40に切断する事をヒト、マウスで明らかにした。ACEには遺伝子多型(Isoleucine; I/Aspartic acid; D)が存在しI typeが発症リスクとされている。神経病理診断を行った488例でACE I/D多型とAlzheimer病(AD)との関連を検討した。165例がADと診断されACE多型はAD群DD 25(15%)/ID 73(44%)/II 67(41%)に対しnon AD 群がDD 42(13%)/ID 141(44%)/II 140(43%)となりカイ二乗検定では統計的有意差はなかった。
著者
井川 佳子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.110-113, 1993-05-20
被引用文献数
1

市販わらび餅粉(サツマイモ澱粉)の品質と加熱方法の違いが,わらび餅としての性質にどのような影響があるのかについて,主にゲルの物性と糊化度などの点から検討し,次のような結果を得た。1)ゲルが透明になった後の継続加熱時間が増すと,概して破断応力や凝集性は大きくなった。2)粉末状のわらび鱗粉(P)のゲルは,粒状のもの(G1とG2)に比べ,かたく凝集性が高かった。3)PとG1やG2で調製したゲルの間には官能的た差が見られ,Pはかたくねばくないと評価されたが,感触的好ましさに統計上の差は見られなかった。4)糊化度と白濁程度の点から,G2が他の2試料に比べ老化しにくいことが示された。

1 0 0 0 OA 草城句集

著者
日野草城 著
出版者
素人社書屋
巻号頁・発行日
1934
著者
上野 大輔
出版者
東海大学
雑誌
東海大学紀要. 教養学部 (ISSN:03892018)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.97-113, 2007

A concept of Twelve-Tone Technique by A. Schoenberg (1874-1951) is one of his "musical ideas". It originated in the music after the loss of tonality, but it was characterized by the function of tonality : while the tonality gave the unifying and articulating character to musical form, so he thought that the musical work composed by Twelve-Tone Technique should have a "comprehensibility" with the unifying and articulating character. Consequently, Twelve-Tone Technique was a symbol of New Music, but is based on the traditional concept of tonal music. So, with this technique Schoenberg gave a direct expression to his musical works.
著者
谷口 滋次
出版者
公益社団法人 日本金属学会
雑誌
まてりあ (ISSN:13402625)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.287-292, 2011 (Released:2012-12-13)
参考文献数
60

1 0 0 0 法学の世界

著者
南野森編
出版者
日本評論社
巻号頁・発行日
2013
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1206, pp.80-82, 2003-09-01

高級ブランドの旗艦店がいくつも立ち並ぶ東京・銀座や青山の表通り。ここ数年、欧米のブランド品メーカーがこうした店舗づくりに力を注いでいるのは、日本が魅力的な市場だからという理由だけではない。偽造品が数多く出回っているため、直営店を通じた正規品の販売を強化しているのだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.937, pp.36-43, 2010-10-25

ユニクロは、国内初のグローバル旗艦店を大阪・心斎橋にオープンした。恒久的な建築の外装材としては初めて、ETFE(エチレン四フッ化エチレン共重合樹脂)フィルムを採用。夜はLED照明で様々に変化する。
著者
河野 嘉憲 長谷川 光司 阿山 みよし 春日 正男
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.64, pp.1-6, 2001-10-18
参考文献数
10

本稿では, 動的マルチメディア環境において, 動く映像と音声を同時に呈示した際の映像が音像の定位に与える影響について, 走るパトカーのCGムービーとそのサイレン音を様々に組み合わせた呈示実験により検討を行った.その結果, 音像は刺激の呈示開始時にもっとも強く映像の影響を受けることがわかった.また, 音源が映像と逆方向に移動する場合は, 実際に音源と映像が一致する位置においても, ほとんどの被験者は映像と音像が離れていると知覚した.
著者
神田 和幸 原 大介 木村 勉 片岡 由美子
出版者
中京大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2004

平成16年度:国内外の公的広報資料収集と統計資料整理、既成資料の調査、各種施設調査を実施。平成17年度:協力要請及び調査打ち合わせをした下記各機関の協力により調査を実施し、各資料を統合的に分析し、提言作成の基礎資料をえた。研究協力機関1. 特定非営利活動法人 手話技能検定協会本部、名古屋支部、大阪支部2. 名古屋身体障害者福祉連合会、名古屋身体障害者情報文化センター3. 名古屋聴覚言語障害者協会調査内容(主として面談調査)1. 現在の福祉・情報サービスへの不満2. 望まれる支援機器、支援システム、支援制度また実験調査遠隔通信による手話通訳サービスの実験を行った。平成18年度:前年度の聴覚障害者側のニード調査に対しサービス側はそれらをどのように受けとめているかを調査した。全国の上場非上場企業8,000社に郵便アンケートのよる企業側の意識を調査した結果、回収率は7%、578社から回答を得た。結果分析概要は(1)障害者雇用促進法の存在は90%が知っていた、実際に聴覚障害者を雇用している企業28%。今後の雇用予定もない企業がほとんどである。社員として雇用していないので、対策も何も採られていない。顧客としての聴覚障害者についても、ほとんど認識がない。客とのトラブルが何もないという回答が93%、聴覚障害者側のニードと大きな差があり、障害者側が一方的に我慢している実態がわかった。緊急時の対応も何もなされておらず、対策もとられていない。これは事故などにおける聴覚障害者の罹災率が高いことが世間に認識されておらず、緊急に改善を要する事柄である。聴覚障害者のニード調査で救急車やパトカーの音の区別ができる装置の希望が多かったが、こうした具体的な機器開発は当該研究グループ(聴覚班)内の会合で情報を交換しており、医療現場でのディスプレイの研究として発表され、また緊急音識別装置への研究へとつながった。
著者
沖津 進 高橋 啓二 池竹 則夫
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学園芸学部学術報告 (ISSN:00693227)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.149-155, 1985-12-25
被引用文献数
1

東京都西郊の多摩ニュータウン付近で,落葉広葉樹二次林中のコナラの種子生産を,16本を伐倒し,着果種子を直接数えることによって調査した.1.伐倒木のD. B. H.は8cmから37cmで調査地付近の林冠構成木のほぼ最小から最大までを含んでいた.これらの総健全果数はゼロから878個におよんだ.2.総健全果数は個体ごとに大きく異なり,また,D. B. H.,幹長,樹齢,樹冠投影面積とは明瞭な相関関係は認められなかった.樹冠投影面積1m^2当りの着果数はゼロから54.2個であったが,同じく個体間の差異は大きかった.3.個体ごとの総健全果数は年平均直径成長と大まかながら相関関係が認められ,直径成長の良い個体ほど着果数が多くなる傾向がある.4.枝ごとの着果も枝ごとに差異がみられたが,相対枝順位と枝直径との組み合わせである程度の傾向がみられた:同一順位の枝では太い枝のほうが着果が良かった;直径8cm以下の枝では同程度の直径の枝の場合上位の枝のほうが着果が良かった;直径8cm以上の大枝ではむしろ下位の枝のほうが着果が良くなる傾向にあった.5.枝方位別では南や西向きのものが,北や東向きのものに比べてやや着果が良かった.6.以上のようにコナラ種子生産は個体間や同一個体の枝間で大きく異なるため,小数の種子トラップからの種子生産量の推定は危険であると考えられる.
著者
DANSKY LV.
雑誌
Epilepsia
巻号頁・発行日
vol.21, pp.261-271, 1970
被引用文献数
26 164
著者
高樹 英明 青葉 高
出版者
山形大学
雑誌
山形大學紀要. 農學 (ISSN:05134676)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.565-572, 1985-01-21

【緒言】チューリップ'GoldenHarvest'は,Multiflowered系統のものを除く他の大多数の品種と同様に,通常1茎に1花しかつけないが,年によって大球では花茎が上部で2~5本に分枝して,それぞれの分校の頂端に花をつける個体がかなり生ずる.この分枝現象は枝咲きといわれ,オランダではみられないが,わが国では問題になっている.枝咲きの発生が夏の涼しいオランダでみられないこと,また,わが国でも発生率が年によりかなり変動することなどから,環境要因とくに夏の高温・多湿が枝咲き発生に大きな影響を及ぼしているのではないかと従来からいわれてきた.著者の1人青葉は,枝咲きの誘起には掘り上げ期までの地温・気温や掘り上げ直後の条件の影響が大きく,貯蔵初期の高温条件がこれらに相加されて枝咲きを誘起するらしいことを前報で示した.本報では,校咲き発生を助長する要因とされている球根の大きいことや球根の高温貯蔵に関して,それらの要因の影響がどのような場合にあらわれやすいのかについて検討した.また,植物生長調節物質と枝咲き発生との関係や球根生産栽培での施肥条件と生産球の枝咲き発生との関係などについても検討した.本報はこれらの検討により'GoldenHarvest'の枝咲き発生に影響を及ぼす要因の種類とそれらの作用様式とを明らかにしようとしたものである.
著者
谷口 忠大 岩橋 直人 新田 恒雄 岡田 浩之 長井 隆行
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

ロボティクス,音声言語,画像研究を含むマルチモーダルインタラクション研究の発展に伴い,自律ロボットが人間と共生することを目標としつつ,記号過程を内包した人間知能構成論的理解を進める研究が始まっている.ロボットが人間や環境との相互作用を通して,コミュニケーションに必要な知識を発見・理解・学習・運用する過程の研究を計算論的に統合することは重要である.本発表では当該研究領域について概説する.
著者
椿 恒城
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.123-126, 1964-09-01 (Released:2010-09-30)
参考文献数
4

水中での作業であるが身体を冷しても作業後の採暖を行うので月経及び妊娠にはあまり影響がない。又早流産が少くなつたのは保健知織と公衆衛生施策の普及による成果であると思われる。分娩については水泳と云う全身運動が産婦体操の役目をしているように思われる分娩時間も短くしかも大部分が軽産である。産褥期間は21日で他の職業となんら変りはない。出生時の新生児の体重も変りはないが舳倉島海女の平均7.4人の出生数は多産であるが育児に関する関心が薄いと思われるのは50才以上の海女の子供の死亡率が49.1%と半数が死亡している事でもわかることであるがそれも消化不良とか栄養不良症であると云う。海女の年令が若いほど子供の死亡率が減少していると云う事は保健知識と育児知識が行きわたりつつある為とも云える。以上の事から海女業は婦人の生理に対して影響は少ない様に思われる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.820, pp.24-29, 2006-04-10

飲食店からブランドショップまで93の店舗が入居する商業施設エリア。このうち初出店は22店、既存店の新業態は26店、旗艦店は74店に及ぶ。 森ビルがテナントを選ぶ際に重視したのは、表参道に対するこだわりだ。