著者
石破 洋
出版者
島根県立大学短期大学部
雑誌
島根女子短期大学紀要 (ISSN:02889226)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.A1-A13, 1993-03-30
著者
衣笠 泰介 榎本 恭介 荒井 弘和 野口 順子
出版者
独立行政法人 日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
雑誌
Journal of High Performance Sport (ISSN:24347299)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.113-124, 2021 (Released:2022-02-09)
参考文献数
53

In general, well-being refers to living a more fulfilling life and the theoretical concept has been established in the field such as psychology, economics, and sociology. Several issues related to mental health such as depression and eating disorders are surfacing in elite athletes. However, the definition of athlete well-being was not clear and the concepts related to athlete well-being needed to be theoretically validated. Thus, the aim of the study was to conduct a narrative review of athlete well-being to achieve consensus among international and national experts on the relevant concepts of mental health, wellness, dual career, and athlete lifestyle. It was found that the concepts related to well-being and mental health in sport have not been clearly defined in the literature. The experts agreed on the definition of athlete well-being, the scope of dealing with mental health, and the holistic support required for elite athletes. Further studies are needed to fully understand the current status of athlete well-being in Japanese elite athletes and also to develop the diagnostic tools and other measurement scales which can be used in practice.
著者
山下 知久 小方 正文 長嶋 賢
出版者
The Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics
雑誌
日本AEM学会誌 (ISSN:09194452)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.293-298, 2016 (Released:2017-05-10)
参考文献数
11
被引用文献数
2

The flywheel energy storage systems (FESS) can be stabilized the fluctuation of the output of the solar photovoltaic power generation system. FESS has been developed as a joint project of five enterprises subsidized by the New Energy and Industrial Technology Development Organization (NEDO). Key technology of FESS is the high temperature superconducting magnetic bearing (SMB). It consists of high temperature superconducting coils for its stator and high temperature superconducting bulks for its rotor. The FESS demonstration machine was reinstalled in the power plant, and the examination of the charge/discharge with solar photovoltaic power by the FESS demonstration machine was operated.
著者
青嶋 ひろの
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.4-6, 2011-03-01

安藤美姫は、強いスケーターだ。しかし、安藤美姫ほど弱いスケーターも、またいない。 彼女の強さ──女子選手として史上初めて4回転ジャンプを成功させた実力は言わずもがな。銀盤に立てば「カルメン」のような強い女が良く似合い、トリノ五輪で15位と沈んでも、翌2007年には世界チャンピオンの座に就くなど、逆境をバネにもできる。
著者
鈴木 許恵
出版者
関西大学
雑誌
千里山文学論集 (ISSN:02861852)
巻号頁・発行日
vol.63, pp.415-440, 2000-03

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1928年08月24日, 1928-08-24

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1926年07月06日, 1926-07-06

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1916年02月18日, 1916-02-18
著者
中村 浩二
出版者
The Society of Exploration Geophysicists of Japan
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.367-374, 2007

緊急地震速報は,震源の近くの観測点のデータを用いて,震源とマグニチュードを高速で決定し,強震動の分布を推定し,その情報を利用者へ即座に伝える。震源からある程度はなれたところにいる人には,強い揺れが来る前にある程度の時間的余裕(数秒から数十秒)をもって警報することが可能である。震源の即時決定のためには,利用できる観測点の数によってB-Δ法,テリトリー法(1~2点),グリッドサーチ法(3~5点)などの方法を使う一方で,防災科学研究所が開発した着未着法も活用している。地震のマグニチュードは,P波段階でマグニチュードが推定できるようにP波マグニチュードの式を使い,時間とともに全ての波を使ったマグニチュードの式に切り替える方式になっている。各地の最大震度の推定には,震源とマグニチュードから基準基盤の最大速度振幅を求める経験式を使い,それから,地表面の最大速度振幅と最大震度を推定する経験式を使用する。<br> 緊急地震速報の一部の地域で試験的な運用が始まった平成16年2月25日から平成19年4月30日までに,1449例の緊急地震速報が提供された。このうち,雷や人工ノイズなどによる誤報は29例あったが,2観測点以上を使った緊急地震速報では誤報はなかった。緊急地震速報で最大予測震度5弱以上を報じた地震(28例)について,最大震度5弱以上を観測したものが15例,その他の9例については最大震度4 ,4例については最大震度3を観測している。<br>
著者
面川 怜花 松浦 執
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.41-47, 2018-12-01 (Released:2019-06-01)

小学校2年生の4ヶ月にわたる道徳の授業で,教室にコミュニケーション・ロボットを交え,命とは何か,ロボットに命はあるのかについて児童が話し合い学習を重ねた。本研究の第1の目的は,道徳教育として,自他の命を認識し命のかけがえなさを理解することである。第2の目的は,知能機械との共生の観点で,自らの命のかけがえなさに立脚してロボットに生命性を見出し共感できるかを明らかにすることである。授業実践では次のような児童の変容が見られた。児童はロボットのコミュニケーション機能に着目するようになり,会話プログラミングの体験などを通じ,人の自律的な意識に着目できた。ロボットに命はあるのかという討論を通じて,生命の自己認知性と自己決定性への気づきが生まれた。さらに本実践を通じて,児童は,自らの生活感情に共感するロボットのあり方を描き出した。
著者
平田 昌弘
出版者
光琳
雑誌
食の科学 (ISSN:02871734)
巻号頁・発行日
vol.310, pp.24-32, 2003

2003年12月号
著者
中村 俊之 岩本 武範 宇野 伸宏
出版者
一般社団法人 グローバルビジネス学会
雑誌
グローバルビジネスジャーナル
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.32-36, 2017

2017年(平成29年)2月24日より実施されたプレミアムフライデーは,毎月末の金曜日に普段よりもプレミアムな生活を推奨する個人消費喚起キャンペーンである.本研究では,プラミアムフライデー実施により,公共交通の利用に影響を与えているのかについて,その可能性を分析する.静岡市を対象に交通系ICカードデータを利用して公共交通のマクロな利用割合を静岡市全域のバス停留所,ならびにプラミアムフライデーの大々的にイベントが実施され,職員にもその働き方を推奨していた行政のバス停留所を対象として分析を行った. 分析の結果,全域,イベント実施したバス停において,プレミアムフライデー実施による積極的な公共交通利用を現状では影響を与える結果は確認できなかった.この結果は,現状でのプレミアムフライデー参加者数を考慮した場合に,概ね妥当な結果であり,今後の定着にむけて,PRの方法や実施内容・方法の再検討が求められる.
著者
松森 靖夫 一瀬 絢子
出版者
一般社団法人 日本理科教育学会
雑誌
理科教育学研究 (ISSN:13452614)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.271-277, 2015
被引用文献数
1

本研究では, 計121人の小学校教員志望学生を対象に, 月の見かけの位置と観測時刻に関する認識調査を行った。具体的には, 計7種類の月の見かけの形(三日月, 上弦の月, 十二日月, 満月, 十八日月, 下弦の月, 及び二十六日月)を取り上げ, 夜間の肉眼観測によって見えはじめる位置と時刻, 及び見えなくなる位置と時刻について問うものであり, 質問紙法を用いて実施した。<BR>調査の結果, 科学的に認識できていた小学校教員志望学生は, 満月において約5%であり, 他の6種類の形においては皆無であった。また, 月の見かけの位置と観測時刻に対する小学校教員志望学生のプリコンセプションも認められた。
著者
宮永 孝
出版者
法政大学
雑誌
社會勞働研究 (ISSN:02874210)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.199-220, 1998-03
著者
藤田 朝彦 横山 良太 加藤 康充 井上 修 原田 守啓
出版者
応用生態工学会
雑誌
応用生態工学 (ISSN:13443755)
巻号頁・発行日
pp.21-00021, (Released:2022-03-23)
参考文献数
53
被引用文献数
4

アユ Plecoglossus altivelis は日本の淡水魚として,も っとも重要な水産魚種の 1 つである.河川におけるアユの資源量は,漁業協同組合等の放流による寄与も大きいが,多くの河川では,自然な再生産による資源量維持が主体となっている場合が多い.また,アユは河川内において,河床の付着藻類を摂餌することから,藍藻類やカゲロウ類など特定の生物を増加させる等,河川内の藻類相,底生動物相に強く関わるため,河川生態系において重要な位置を占める種である.アユ産卵場環境や産卵生態についての過去の調査研究の歴史は長く,主に水産試験場や大学等で行われてきた報告が多数存在するが,アユの生態・生活史との関係性も含めた総括的な整理はなされておらず,産卵環境の保全のための指針となる基本的な物理環境条件についての知見の総合化はいまだ不十分であると考える.よって,本研究では,これまでに報告されているアユの産卵環境についての文献を広く収集し,産卵環境の物理環境条件に関するデータを抽出した上で,それらの情報を総括し,豊富な研究事例とアユの生態・生活史の理解に基づく "アユの産卵場" 適地の条件を明らかにすることを目的としたレビューを行った.文献は,アユの産卵に関する記載のある研究についての文献を網羅的に収集し,1895 年~2019 年までに出版された計 339 件の論文から,その産卵環境の物理的条件を整理した.これらの文献は 9 割近くが自然河川の産卵場で得られたデータを使用しているが,人工河川での実験事例や,人工造成箇所のデータも含まれる.物理的条件については,産卵場の流速,水深,河床材,貫入深(河床軟度),卵の埋没深の 5 つの物理的条件を抽出・整理した.今回整理された情報は,過去に一般的な知見として認識されているアユ産卵環境の条件と大きな差異は無かったが,アユの産卵に関わる生理生態情報や土砂水理学的考察を踏まえ,5 つの物理的条件は独立した変数ではなく,浮き石状態の小礫で構成された河床環境を有する早瀬が,アユの産卵場として選好されていることが描き出された.アユの産卵場は,出水による土砂移動によってもたらされた早瀬への土砂の堆積・侵食の過程によって形成され,有限の寿命がある一時的産卵場(temporary spawning habitat) とでもいうべきハビタットであると考えられる.